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7話・プレゼントからの…
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少ししてカリーナさんは、見つかった。手分けして探したのに、結局見つけた時には、僕たち3人は合流していたので、手分けした意味はさほどなかった。
「ん、セウンたちじゃないか? 冒険者登録はもう終ったのかい?」
「登録は終わったよ。冒険者の説明は、ユーベルが代表して聞いてくれるって事で、カリーナさんの手伝いに来ました」
僕は、そう答える。
「そうかのかい… なら、これを持ってくれるかい?」
手に持っていた、荷物を受けとる。
その後も、まだ買っていない物があるとの事でついてまわった。買い物が終った頃に、ユーベルも合流し、孤児院へ戻った。ロンたちも、一緒に昼御飯を食べるからだ。
僕たちは先に、部屋に戻る。ロンとベンも一緒だ。
「僕は、カリーナさんの手伝いをしてくるね」
「あぁ、俺は先にロンたちに冒険者の説明でもしてる。お前には、後で話すよ…」
「分かった。それじゃあ、行ってくるね」
3人を部屋に残して、僕はカリーナさんの手伝いにむかう。
その後は、カリーナさんと昼御飯の準備を済ませから、昼御飯を食べた。ロンとベンは、ご飯を食べた後、すぐに帰っていった。カリーナさんも、用があるとの事で、もう一度出掛けていった。
僕は、その間にユーベルから、冒険者についての説明を受けた。説明を聞き終えた頃に、カリーナさんは、帰ってきた。
「2人とも、こっちにおいで!!」
カリーナさんに呼ばれ、ユーベルとカリーナさんの所にむかう。
「来たね、2人とも。そこに座って」
言われた通り、席につく。
「2人は、確か前衛をするのよね?」
「はい」 「あぁ…」
カリーナさんに、聞かれた事を答える。
すると、机の上に2本の剣と皮鎧を置いた。
「か… カリーナさんこれは?」
「私から、2人への餞別よ。ちょっと、着て見せてくれるかい?」
「はい!!」 「分かった…」
僕たちは、言われた通り、皮鎧を着て、剣を装備する。皮鎧は、しっかりと体のサイズにあっていた。
「サイズは大丈夫そうね」
「はい!!」 「あぁ…」
「なら、そのまま私についてきて頂戴!!」
「? 分かりました」 「あぁ…」
カリーナさんは、外へ出ようとする。
「外に行くんですか?」
「そうよ」
そのままカリーナさんの後ろに続きユーベルと外に出る。
「今から、それを着たまま剣の稽古をするよ!!」
「分かりました…」 「分かった…」
ユーベルと僕は、いつも使う木剣に変えようとすると、
「2人とも今あげた、剣を使いな!!」
「…分かりました」 「分かった…」
僕たちは、貰った剣を抜いて、構える。
カリーナさんは、いつも稽古で使う木剣を構える。
「2人とも、私を殺す気で来るんだよ!!」
「そ… そんな事出来ません!!」 「・・・」
僕は、そう答える。
「安心しなセウン!! 今のあなたたちの剣じゃあ、私にふれる事もできないよ。それに…」
いつもの優しいカリーナさんから想像もつかない程の凄まじいプレッシャーが放たれ、僕たちを襲う。
「最初は、動けないと思うしね!!」
「「・・・」」
カリーナさんが言うように、動くことが出来なかった。
その日から、カリーナさんの本格的なしごきが始まった…
犠牲者は、僕とユーベルだけでなくパーティーメンバーのロンとベンにまで及んだ。
「ん、セウンたちじゃないか? 冒険者登録はもう終ったのかい?」
「登録は終わったよ。冒険者の説明は、ユーベルが代表して聞いてくれるって事で、カリーナさんの手伝いに来ました」
僕は、そう答える。
「そうかのかい… なら、これを持ってくれるかい?」
手に持っていた、荷物を受けとる。
その後も、まだ買っていない物があるとの事でついてまわった。買い物が終った頃に、ユーベルも合流し、孤児院へ戻った。ロンたちも、一緒に昼御飯を食べるからだ。
僕たちは先に、部屋に戻る。ロンとベンも一緒だ。
「僕は、カリーナさんの手伝いをしてくるね」
「あぁ、俺は先にロンたちに冒険者の説明でもしてる。お前には、後で話すよ…」
「分かった。それじゃあ、行ってくるね」
3人を部屋に残して、僕はカリーナさんの手伝いにむかう。
その後は、カリーナさんと昼御飯の準備を済ませから、昼御飯を食べた。ロンとベンは、ご飯を食べた後、すぐに帰っていった。カリーナさんも、用があるとの事で、もう一度出掛けていった。
僕は、その間にユーベルから、冒険者についての説明を受けた。説明を聞き終えた頃に、カリーナさんは、帰ってきた。
「2人とも、こっちにおいで!!」
カリーナさんに呼ばれ、ユーベルとカリーナさんの所にむかう。
「来たね、2人とも。そこに座って」
言われた通り、席につく。
「2人は、確か前衛をするのよね?」
「はい」 「あぁ…」
カリーナさんに、聞かれた事を答える。
すると、机の上に2本の剣と皮鎧を置いた。
「か… カリーナさんこれは?」
「私から、2人への餞別よ。ちょっと、着て見せてくれるかい?」
「はい!!」 「分かった…」
僕たちは、言われた通り、皮鎧を着て、剣を装備する。皮鎧は、しっかりと体のサイズにあっていた。
「サイズは大丈夫そうね」
「はい!!」 「あぁ…」
「なら、そのまま私についてきて頂戴!!」
「? 分かりました」 「あぁ…」
カリーナさんは、外へ出ようとする。
「外に行くんですか?」
「そうよ」
そのままカリーナさんの後ろに続きユーベルと外に出る。
「今から、それを着たまま剣の稽古をするよ!!」
「分かりました…」 「分かった…」
ユーベルと僕は、いつも使う木剣に変えようとすると、
「2人とも今あげた、剣を使いな!!」
「…分かりました」 「分かった…」
僕たちは、貰った剣を抜いて、構える。
カリーナさんは、いつも稽古で使う木剣を構える。
「2人とも、私を殺す気で来るんだよ!!」
「そ… そんな事出来ません!!」 「・・・」
僕は、そう答える。
「安心しなセウン!! 今のあなたたちの剣じゃあ、私にふれる事もできないよ。それに…」
いつもの優しいカリーナさんから想像もつかない程の凄まじいプレッシャーが放たれ、僕たちを襲う。
「最初は、動けないと思うしね!!」
「「・・・」」
カリーナさんが言うように、動くことが出来なかった。
その日から、カリーナさんの本格的なしごきが始まった…
犠牲者は、僕とユーベルだけでなくパーティーメンバーのロンとベンにまで及んだ。
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