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小話──懺悔会
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「…………じゃあ、一人ずつ自分のしたことを告白してもらうか」
「は?」
なんで?
田山が数学の補講を受けていた放課後。他には誰もいない教室の中、集められたヤンデレ一同の顔を見渡したかと思うと──そう言い放った翔へ、誰もが同じ疑問を抱いた。
「最近、直也がやたらヤベー奴に好かれてることくらい察してるんだよ。なにしたかそれぞれ懺悔しろ」
「懺悔って……」
メンバーのひとりである四方田は困惑したように声を上げるが、翔はそれを気にすることもなくびしりと文月を指さした。指をさされた当事者はというと、突然の指名に大袈裟に肩を跳ねさせた。
「文月。お前からしろ」
懺悔、というと──間違いなく、自分がクラスメイトである田山にした蛮行だろう。
頬を掻きながら、重たげな前髪の奥、視線をうろつかせて。
「えと……おれは、その。自分の血をお菓子に入れて、食べさせちゃった……」
「は? ヤバすぎだろ」
参宮が引いたような声をあげる。日頃、前髪と呼んでいた地味な生徒からされた突然の暴露に、自分の耳を疑わざるを得なかったのだ。もちろんそれは、周りの生徒たちも同様で。
「ヤバいのはわかるけどお前が言えたことじゃねーからな」
冷めた目を向けられる。しかし参宮は何処吹く風で全く意に介さない。
文月の隣に座っていた二階堂が、小さく手を挙げて。視線が一斉に集まった。真面目な後輩は、自分が何をしたかずっと考え込んでいたようだ。
「……僕は、先輩に尽くしたこと、でしょうか。そこまでしなくていい、とは言われてしまいましたけど……」
「……まあ、マシだな」
文月と比べればずっと可愛らしいものだ。どの程度まで尽くしていたのかは気になるところだが、幾分か落ち込んだ様子の後輩を、他のメンバーはどこか微笑ましい気持ちで眺めていた。
……無言で退室しようとしていた、参宮を除いて。
「何帰ろうとしてんだ問題児!!」
目ざとく見つけた翔が、腕を掴んで叫ぶ。心底うっとおしそうな表情を浮かべた参宮は、振り返って薄い唇を開いた。
「意味わかんねーし。それにオレなんもしてねーし」
「してんだろが!! 異様に直也と距離詰めやがって!!」
言われた参宮は──心底不思議そうな瞳のまま。何を当然のことを、と言わんばかりに笑顔で。
「卒業のときには恋人になるし。普通だろ?」
「こわ……」
文月がぼそりと呟いた。お前が言うな、という視線は誰のものだったのだろう。
強制的に引っ張られ、元の位置に参宮が戻された頃。
「四方田も、何かしたのか?」
疑問の色を浮かべて口を開いたのは、先輩である伍代。ここに集められたということは、そういうことなのだろう。しかし可愛い後輩である四方田が何をしたというのか。
ぎくりと音がつきそうなほど、言われた張本人である四方田は肩を跳ねさせて。気まずそうに笑顔を作り、言い淀んでから──
「えと……直くんのこと、その……食おうとしました、へへ……」
「は……? 四方田、それは……」
「物理的にな!!」
翔が焦ったように注釈を入れる。あらぬ誤解を招きかねない。しかし──それはそれでどうなんだ。
なんと言葉をかけるべきか悩む先輩に、翔は訝しげに視線を向ける。
「アンタもなんかしてんでしょ。わかってんですよ」
何かをした、という話を聞いたことはない。だが、田山と関わるようになり、親密になっていたことは知っている。そして、恐らくはではあるが良からぬ考えに手を染めたであろうことも。
「あー……まあ、そう、だな……少し、閉じ込めようとはした、な……」
「ゆう兄マジ!?」
「……犯罪じゃないか」
二階堂が眉根を寄せた。反論のしようはないだろう。バツが悪そうに頭を掻き、後輩たちの信じられないと言った視線をただ受けることしかできない。
「……んで、そいつは?」
不躾にも後輩から指をさされたが、怒ることはなく。
静観していた陸奥は、へらりと軽薄な笑いを浮かべた。
「酷いなあ。一応先輩なんだけど」
「ふーん」
興味なさげな参宮に、愉快そうな声で笑う。調子の掴めない人物に、集めた張本人である翔もどこかペースを乱されるような感覚を覚えた。
集めた理由は伍代と同じだ。大方まともな人間ではないと察したのだ。
「えーと……陸奥先輩ですっけ? なにしたんです」
「監視カメラ付けたね。もう外したけど」
「は?」
「監視……カメラ……?」
周りがざわつく。なおもへらへらと笑う陸奥には反省の色が見られず、翔は卒倒しそうな気分になった。
……ここの生徒はどうなっているんだ。いや、そもそも──田山もなぜこういう人間に好かれるのだ。そう思ったのは、きっとひとりだけではない。ほぼ全員と言って間違いないだろう。
「何人か通報した方がいい人いませんか?」
「そこの監視カメラのやつだけは突き出した方がいいだろ」
「……通報するか、もう……」
「ええ!? ちょっとやめてよ!!」
スマホを取りだした翔に、慌てたような声をあげる。
──そもそもさ。
不意に。陸奥が、妙に落ち着いた声を発した。
「わざわざオレらだけ的確に集めるあたり──キミもわかったんでしょ? オレらが同族だって」
「……はっ。何言ってんだ、アンタ」
同族? 誰が。
鼻で笑う翔と陸奥の間に、静かな火花が散っているようだ。陸奥は飄々とした余裕を浮かべているが、翔は僅かな動揺が滲んでいるようだった。
誰も口を挟めず、どうしたものかと考えていると──
つーかさあ。
部屋に落ちたのは、間延びした参宮の声。注目が集まる。
「どーせ告白したんだろ。直也が若干ぎこちなくなってた辺りでわかるわ」
「……は?」
時が止まったようだった。固く上擦った翔の声は、その一音だけで肯定を示していて。
同じ欲求を持つもの同士、通ずるものがあったのだろうか。参宮はなにか見通すような目で、また言葉を続けていく。
「で、付き合ってないところ見るに、冗談っつって逃げた。当たってんだろ」
「……逃げてねえ」
「ヘタレじゃん」
「あ!? 誰がヘタレだ!!」
図星だったのだろうか。翔が胸ぐらを掴んだ。
「わわわわ、ちょ、ふたりとも! さすがにマジ喧嘩はやべーって!!」
「……どうしよう」
「……野蛮だ」
「こら、そろそろいい加減にしないと誰かが──」
がらり。
教室の扉が、開いた。
「ただいま……」
現れたのは、田山だった。補講でみっちり絞られたのだろう、幾分かやつれているようにすら見える。
翔は、というと──目にも見えぬ速さで、胸ぐらを掴んでいた手をいつの間にか離していた。
「なんか盛り上がってたね。どしたの?」
皆、目を見合せて。何事も無かったかのように、笑いを作った。
「……ううん、なんでも……」
「先輩、今度また数学、教えましょうか?」
「え、いーな! オレも教えて!!」
「はは、また勉強会でもするか。補講にならないためにな」
「勉強の話とかいーわ。早く帰ろーぜ」
「オレも帰る! 一人で寂しく帰りたくないし、ね!」
もみくちゃにされる中──田山は、どこかいつもと違う様子の幼馴染に目を向けた。
「……翔、なんかあった?」
「……別に。帰ろ」
翔は、ふと考える。
……いつか、このどこか欠けた生徒たちと、醜い争いをすることになるのだろうか。それとも──互いに手を組んで、目の前の幼馴染を陥落させるのだろうか?
……それは、限りなく低い可能性だろうが。
わからない。ただ、言えるのは──大切な幼馴染の隣に居るのは、間違いなく自分だと言うことだ。
友人と話す、幼馴染の横顔を見て。薄暗い決意をした。
「は?」
なんで?
田山が数学の補講を受けていた放課後。他には誰もいない教室の中、集められたヤンデレ一同の顔を見渡したかと思うと──そう言い放った翔へ、誰もが同じ疑問を抱いた。
「最近、直也がやたらヤベー奴に好かれてることくらい察してるんだよ。なにしたかそれぞれ懺悔しろ」
「懺悔って……」
メンバーのひとりである四方田は困惑したように声を上げるが、翔はそれを気にすることもなくびしりと文月を指さした。指をさされた当事者はというと、突然の指名に大袈裟に肩を跳ねさせた。
「文月。お前からしろ」
懺悔、というと──間違いなく、自分がクラスメイトである田山にした蛮行だろう。
頬を掻きながら、重たげな前髪の奥、視線をうろつかせて。
「えと……おれは、その。自分の血をお菓子に入れて、食べさせちゃった……」
「は? ヤバすぎだろ」
参宮が引いたような声をあげる。日頃、前髪と呼んでいた地味な生徒からされた突然の暴露に、自分の耳を疑わざるを得なかったのだ。もちろんそれは、周りの生徒たちも同様で。
「ヤバいのはわかるけどお前が言えたことじゃねーからな」
冷めた目を向けられる。しかし参宮は何処吹く風で全く意に介さない。
文月の隣に座っていた二階堂が、小さく手を挙げて。視線が一斉に集まった。真面目な後輩は、自分が何をしたかずっと考え込んでいたようだ。
「……僕は、先輩に尽くしたこと、でしょうか。そこまでしなくていい、とは言われてしまいましたけど……」
「……まあ、マシだな」
文月と比べればずっと可愛らしいものだ。どの程度まで尽くしていたのかは気になるところだが、幾分か落ち込んだ様子の後輩を、他のメンバーはどこか微笑ましい気持ちで眺めていた。
……無言で退室しようとしていた、参宮を除いて。
「何帰ろうとしてんだ問題児!!」
目ざとく見つけた翔が、腕を掴んで叫ぶ。心底うっとおしそうな表情を浮かべた参宮は、振り返って薄い唇を開いた。
「意味わかんねーし。それにオレなんもしてねーし」
「してんだろが!! 異様に直也と距離詰めやがって!!」
言われた参宮は──心底不思議そうな瞳のまま。何を当然のことを、と言わんばかりに笑顔で。
「卒業のときには恋人になるし。普通だろ?」
「こわ……」
文月がぼそりと呟いた。お前が言うな、という視線は誰のものだったのだろう。
強制的に引っ張られ、元の位置に参宮が戻された頃。
「四方田も、何かしたのか?」
疑問の色を浮かべて口を開いたのは、先輩である伍代。ここに集められたということは、そういうことなのだろう。しかし可愛い後輩である四方田が何をしたというのか。
ぎくりと音がつきそうなほど、言われた張本人である四方田は肩を跳ねさせて。気まずそうに笑顔を作り、言い淀んでから──
「えと……直くんのこと、その……食おうとしました、へへ……」
「は……? 四方田、それは……」
「物理的にな!!」
翔が焦ったように注釈を入れる。あらぬ誤解を招きかねない。しかし──それはそれでどうなんだ。
なんと言葉をかけるべきか悩む先輩に、翔は訝しげに視線を向ける。
「アンタもなんかしてんでしょ。わかってんですよ」
何かをした、という話を聞いたことはない。だが、田山と関わるようになり、親密になっていたことは知っている。そして、恐らくはではあるが良からぬ考えに手を染めたであろうことも。
「あー……まあ、そう、だな……少し、閉じ込めようとはした、な……」
「ゆう兄マジ!?」
「……犯罪じゃないか」
二階堂が眉根を寄せた。反論のしようはないだろう。バツが悪そうに頭を掻き、後輩たちの信じられないと言った視線をただ受けることしかできない。
「……んで、そいつは?」
不躾にも後輩から指をさされたが、怒ることはなく。
静観していた陸奥は、へらりと軽薄な笑いを浮かべた。
「酷いなあ。一応先輩なんだけど」
「ふーん」
興味なさげな参宮に、愉快そうな声で笑う。調子の掴めない人物に、集めた張本人である翔もどこかペースを乱されるような感覚を覚えた。
集めた理由は伍代と同じだ。大方まともな人間ではないと察したのだ。
「えーと……陸奥先輩ですっけ? なにしたんです」
「監視カメラ付けたね。もう外したけど」
「は?」
「監視……カメラ……?」
周りがざわつく。なおもへらへらと笑う陸奥には反省の色が見られず、翔は卒倒しそうな気分になった。
……ここの生徒はどうなっているんだ。いや、そもそも──田山もなぜこういう人間に好かれるのだ。そう思ったのは、きっとひとりだけではない。ほぼ全員と言って間違いないだろう。
「何人か通報した方がいい人いませんか?」
「そこの監視カメラのやつだけは突き出した方がいいだろ」
「……通報するか、もう……」
「ええ!? ちょっとやめてよ!!」
スマホを取りだした翔に、慌てたような声をあげる。
──そもそもさ。
不意に。陸奥が、妙に落ち着いた声を発した。
「わざわざオレらだけ的確に集めるあたり──キミもわかったんでしょ? オレらが同族だって」
「……はっ。何言ってんだ、アンタ」
同族? 誰が。
鼻で笑う翔と陸奥の間に、静かな火花が散っているようだ。陸奥は飄々とした余裕を浮かべているが、翔は僅かな動揺が滲んでいるようだった。
誰も口を挟めず、どうしたものかと考えていると──
つーかさあ。
部屋に落ちたのは、間延びした参宮の声。注目が集まる。
「どーせ告白したんだろ。直也が若干ぎこちなくなってた辺りでわかるわ」
「……は?」
時が止まったようだった。固く上擦った翔の声は、その一音だけで肯定を示していて。
同じ欲求を持つもの同士、通ずるものがあったのだろうか。参宮はなにか見通すような目で、また言葉を続けていく。
「で、付き合ってないところ見るに、冗談っつって逃げた。当たってんだろ」
「……逃げてねえ」
「ヘタレじゃん」
「あ!? 誰がヘタレだ!!」
図星だったのだろうか。翔が胸ぐらを掴んだ。
「わわわわ、ちょ、ふたりとも! さすがにマジ喧嘩はやべーって!!」
「……どうしよう」
「……野蛮だ」
「こら、そろそろいい加減にしないと誰かが──」
がらり。
教室の扉が、開いた。
「ただいま……」
現れたのは、田山だった。補講でみっちり絞られたのだろう、幾分かやつれているようにすら見える。
翔は、というと──目にも見えぬ速さで、胸ぐらを掴んでいた手をいつの間にか離していた。
「なんか盛り上がってたね。どしたの?」
皆、目を見合せて。何事も無かったかのように、笑いを作った。
「……ううん、なんでも……」
「先輩、今度また数学、教えましょうか?」
「え、いーな! オレも教えて!!」
「はは、また勉強会でもするか。補講にならないためにな」
「勉強の話とかいーわ。早く帰ろーぜ」
「オレも帰る! 一人で寂しく帰りたくないし、ね!」
もみくちゃにされる中──田山は、どこかいつもと違う様子の幼馴染に目を向けた。
「……翔、なんかあった?」
「……別に。帰ろ」
翔は、ふと考える。
……いつか、このどこか欠けた生徒たちと、醜い争いをすることになるのだろうか。それとも──互いに手を組んで、目の前の幼馴染を陥落させるのだろうか?
……それは、限りなく低い可能性だろうが。
わからない。ただ、言えるのは──大切な幼馴染の隣に居るのは、間違いなく自分だと言うことだ。
友人と話す、幼馴染の横顔を見て。薄暗い決意をした。
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閲覧ありがとうございます。
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2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
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2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
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2022.05.28
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いろんなヤンデレに愛される直也の鈍感さと相手へのまっすぐした対応のバランスが最高でした!卒業後にみんながどうなるのか楽しみです。
伝えたかったもの全部伝わっててめちゃくちゃ嬉しいです;;;;卒業後のお話、ゆっくりでも書いていきたいです;;感想ありがとうございます;
翔も良いけど他のヤンデレも見てみたい…
小話ありがとうございます!
うおーーーー嬉しいご意見ありがとうございます!!!!!他のヤンデレの子にもフォーカス当てた話、書いていきたいと思います!!こちらこそコメントありがとうございます、救われてます;;;
翔良すぎるー
このあとどう囲い込むのか、直哉と共依存になっていくのか大学進学後の彼らを見たいです!
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うわーーーーそう言っていただけてほんま嬉しいです!!!!!;;;
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