38 / 68
同化型⑩
しおりを挟む
薄暗い店内に光が射す。そこに立っていたのは──参宮くんだった。なんで、ここに。
「何してんだ、お前」
温度の無い表情で、俺たちを見下ろしている。つかつかと床を鳴らし、近くに来たかと思うと俺のことを引っ張り椅子から下ろした。うお、と間抜けな声を漏らしてよろけ、彼の腕に支えられる。
「俺の恋人に手ぇ出してんじゃねーよ」
「違うけどね!?」
否定するため反射的に声を張り上げていた。そのおかげか、凍ったように動かなかった指先に力が込められるようになった。
「ああ、今はな。わかってるっての」
本当にわかってるのか。……絶対にわかっていない。恋人になれるという謎の確信──いや、絶対に恋人になるという強い意志がその瞳には浮かんでいる。俺みたいな冴えない奴じゃなくて、他にもっといい人がいるだろうに。モテるのにもったいない。
「返してよ」
ゆらりと立ち上がり、据わった目を俺たちへ向けた。弧を描いた口もとが場にそぐわなくて、狂気を感じさせる。
「腹減ってんの。直くんを喰いたくて、たまんねーからさ」
「へえ、俺と同じじゃん」
仲間意識を持たないでくれ。
「ぶん殴って目覚まさせるか」
「暴力はやめて貰えると助かるな!」
必死に言えば、ふうんとつまらなそうに参宮くんは
返す。俺が止めなければ本気で手を出していただろう。彼も彼で恐ろしい。
「おねだりしてくれれば考えっけど」
「土下座しようか」
「そういうのじゃねーよ、バカ」
俺にはプライドなんざ無い。多分。思いつく精一杯のおねだりなんてそれくらいしか思いつかないのだ。じっと見下ろされたが、他に何もアイデアは浮かばず。「後でなんかご褒美寄越せよ」
呆れた声色でそれだけ言うと、彼は何かを取りだして。
思いっきり、四方田くんの顔面へと叩きつけようと大きく振りかぶっていた。それを認識して止めようと思ったところで、既に遅く。
「っちょ、だから暴力は──!!」
「んぶっ!?」
動揺が浮かんだ、くぐもった声。何事かと思って見てみれば──口に、饅頭を突っ込まれていたのだ。
なんで?
「大体お前の犯行だろうと思って、あの前髪なげーやつからかっぱらってきた。おら、腹減ってんならこっち食え」
「ちょ、ま、……んぐ、ギブギブギブ!! 死ぬ!」
前髪の長い子──恐らくは、文月くんだ。手に持ったそれも和菓子だし、彼はよく学校に持ってきていた。どこからか取り出した菓子の数々を口に無理やり突っ込んでいる。
すっかり調子の戻った四方田くんは悲鳴を上げていて。我に返った俺は、慌てて止めに入るのだった。このままでは喉に詰まって本当に死んでしまう。
「ご丁寧に表の看板クローズドにしやがって」
「っげほ、もともと開ける日じゃねーの! 定休日だし! 表にも定休日書いてあんじゃん!」
「知らね」
「どんだけ俺様!?」
それはわかる。
「詰めがあめーんだよ。普通鍵くらい閉めんだろ」
「……そこまで頭回んなかったの。オレバカだし」
「ふーん。まあバカの方がありがてーけど」
「嬉しくない!」
なんとか参宮くんを引き剥がし、ふたりの応酬を聞きながら息を整えていると──また、からんとベルが来客を告げた。
「っ失礼します! ああもう、やっぱりいた! 勝手にひとりで進まないでください!!」
「二階堂くん……に、文月くん?」
「……なんか、すごい状況、だね」
現れたふたりの表情は、それぞれ怒りと困惑に染まっていた。
***
ほんの少し、時間が経って。適当な席に座った彼らへ、どうしてここに来たのか問いを投げた。
文月くんが、おずおずと口を開く。
「……参宮くんに、一緒に帰れないって伝えたら、探すって言って。どうせなら満足するまで探した方がいいかと思って……」
「だって一緒に帰りてーし」
「……すごいな」
自由人にも程がある。……そんなに俺と一緒に帰りたかったのか。好意は嬉しいけれど、その行動力に目を白黒させることしかできない。
「それで、二階堂くんなら何か知ってるかなって、聞きに行ったんだけど……」
「生憎僕も知らなかったので。思い当たる節と言えば──ルポスくらいですから。最近は足繁く通っていたでしょう」
その読みは当たっていた。洞察力に嘆息する。さすが二階堂くんと言わざるを得ない。
「話を聞く内に、バイトをしていた四方田先輩も、今日は部活があるのに早く帰ったことがわかりましたし……なにか関係があるのでは、と言ったときにはもうこの人がここに向かってました」
……なるほど。大体だが、話は見えてきた。二階堂くんがじとりとした視線を参宮くんに向けて、薄い唇を開いた。
「……この人に頼るのは嫌でしたけど、行くって言って聞かなかったんです」
心底呆れたようにため息をつく。そういえば、不良と呼んでどうも苦手そうにしていたっけ。でこぼこだけれど、案外いいコンビ──になれると、いいな。文月くんと二階堂くんは波長が合いそうな気がするけれど。
直くん、と真面目な声色で呼ばれる。そちらへ顔を向ければ、四方田くんが深く頭を下げていた。
「……マジでごめんね。なんか、頭ん中が喰うことでいっぱいになっちゃって……怖かったっしょ?」
「まあ、ビビりはしたけど……大丈夫。いつも通りの四方田くんに戻ってくれたし。ね、頭上げて!」
躊躇いがちに、頭を上げて。
「……これからも、普通に付き合ってくれる?」
「もちろん。お菓子も食べよ」
そう言えば、ぱあっと花が咲いたように顔は明るくなった。食べられそうになったときのような、狂気を孕んだそれではない。いつも通りの笑顔に、ああ良かったと安堵の息をついた。
──それと。
付け加えられた四方田くんのひとことに、耳を傾ける。なんだろう。
「……たまーに齧るくらいはいい?」
「お前あんま調子乗んなよ」
「は……? 齧る……?」
「……さっきからうっすら思ってたけど、食べようと、してたってこと?」
「わー!! ごめんごめんごめん!! やっぱナシ!」
騒がしくなった店内の騒ぎをぼんやり聞いて、ふと思う。
吸血鬼、とかではないだろうけれど。余りにお腹がすいて倒れそうでどうしようもないときくらいなら。ちょっと齧らせるくらいはいいかな、なんて。
……現実離れした出来事が起きすぎたゲーム脳の俺は、麻痺した頭でそんなことをぼんやり考えていた。
***
「ええ、と……とりあえず、お饅頭、食べる?」
「うえーん……ありがとー文月くん……」
「田山くんにあげたのとは違って、お、おれの血とか入れてないから……美味しいとは、思う……」
「ん、え、なに!? さらっと爆弾発言すんのコワ!!」
「何してんだ、お前」
温度の無い表情で、俺たちを見下ろしている。つかつかと床を鳴らし、近くに来たかと思うと俺のことを引っ張り椅子から下ろした。うお、と間抜けな声を漏らしてよろけ、彼の腕に支えられる。
「俺の恋人に手ぇ出してんじゃねーよ」
「違うけどね!?」
否定するため反射的に声を張り上げていた。そのおかげか、凍ったように動かなかった指先に力が込められるようになった。
「ああ、今はな。わかってるっての」
本当にわかってるのか。……絶対にわかっていない。恋人になれるという謎の確信──いや、絶対に恋人になるという強い意志がその瞳には浮かんでいる。俺みたいな冴えない奴じゃなくて、他にもっといい人がいるだろうに。モテるのにもったいない。
「返してよ」
ゆらりと立ち上がり、据わった目を俺たちへ向けた。弧を描いた口もとが場にそぐわなくて、狂気を感じさせる。
「腹減ってんの。直くんを喰いたくて、たまんねーからさ」
「へえ、俺と同じじゃん」
仲間意識を持たないでくれ。
「ぶん殴って目覚まさせるか」
「暴力はやめて貰えると助かるな!」
必死に言えば、ふうんとつまらなそうに参宮くんは
返す。俺が止めなければ本気で手を出していただろう。彼も彼で恐ろしい。
「おねだりしてくれれば考えっけど」
「土下座しようか」
「そういうのじゃねーよ、バカ」
俺にはプライドなんざ無い。多分。思いつく精一杯のおねだりなんてそれくらいしか思いつかないのだ。じっと見下ろされたが、他に何もアイデアは浮かばず。「後でなんかご褒美寄越せよ」
呆れた声色でそれだけ言うと、彼は何かを取りだして。
思いっきり、四方田くんの顔面へと叩きつけようと大きく振りかぶっていた。それを認識して止めようと思ったところで、既に遅く。
「っちょ、だから暴力は──!!」
「んぶっ!?」
動揺が浮かんだ、くぐもった声。何事かと思って見てみれば──口に、饅頭を突っ込まれていたのだ。
なんで?
「大体お前の犯行だろうと思って、あの前髪なげーやつからかっぱらってきた。おら、腹減ってんならこっち食え」
「ちょ、ま、……んぐ、ギブギブギブ!! 死ぬ!」
前髪の長い子──恐らくは、文月くんだ。手に持ったそれも和菓子だし、彼はよく学校に持ってきていた。どこからか取り出した菓子の数々を口に無理やり突っ込んでいる。
すっかり調子の戻った四方田くんは悲鳴を上げていて。我に返った俺は、慌てて止めに入るのだった。このままでは喉に詰まって本当に死んでしまう。
「ご丁寧に表の看板クローズドにしやがって」
「っげほ、もともと開ける日じゃねーの! 定休日だし! 表にも定休日書いてあんじゃん!」
「知らね」
「どんだけ俺様!?」
それはわかる。
「詰めがあめーんだよ。普通鍵くらい閉めんだろ」
「……そこまで頭回んなかったの。オレバカだし」
「ふーん。まあバカの方がありがてーけど」
「嬉しくない!」
なんとか参宮くんを引き剥がし、ふたりの応酬を聞きながら息を整えていると──また、からんとベルが来客を告げた。
「っ失礼します! ああもう、やっぱりいた! 勝手にひとりで進まないでください!!」
「二階堂くん……に、文月くん?」
「……なんか、すごい状況、だね」
現れたふたりの表情は、それぞれ怒りと困惑に染まっていた。
***
ほんの少し、時間が経って。適当な席に座った彼らへ、どうしてここに来たのか問いを投げた。
文月くんが、おずおずと口を開く。
「……参宮くんに、一緒に帰れないって伝えたら、探すって言って。どうせなら満足するまで探した方がいいかと思って……」
「だって一緒に帰りてーし」
「……すごいな」
自由人にも程がある。……そんなに俺と一緒に帰りたかったのか。好意は嬉しいけれど、その行動力に目を白黒させることしかできない。
「それで、二階堂くんなら何か知ってるかなって、聞きに行ったんだけど……」
「生憎僕も知らなかったので。思い当たる節と言えば──ルポスくらいですから。最近は足繁く通っていたでしょう」
その読みは当たっていた。洞察力に嘆息する。さすが二階堂くんと言わざるを得ない。
「話を聞く内に、バイトをしていた四方田先輩も、今日は部活があるのに早く帰ったことがわかりましたし……なにか関係があるのでは、と言ったときにはもうこの人がここに向かってました」
……なるほど。大体だが、話は見えてきた。二階堂くんがじとりとした視線を参宮くんに向けて、薄い唇を開いた。
「……この人に頼るのは嫌でしたけど、行くって言って聞かなかったんです」
心底呆れたようにため息をつく。そういえば、不良と呼んでどうも苦手そうにしていたっけ。でこぼこだけれど、案外いいコンビ──になれると、いいな。文月くんと二階堂くんは波長が合いそうな気がするけれど。
直くん、と真面目な声色で呼ばれる。そちらへ顔を向ければ、四方田くんが深く頭を下げていた。
「……マジでごめんね。なんか、頭ん中が喰うことでいっぱいになっちゃって……怖かったっしょ?」
「まあ、ビビりはしたけど……大丈夫。いつも通りの四方田くんに戻ってくれたし。ね、頭上げて!」
躊躇いがちに、頭を上げて。
「……これからも、普通に付き合ってくれる?」
「もちろん。お菓子も食べよ」
そう言えば、ぱあっと花が咲いたように顔は明るくなった。食べられそうになったときのような、狂気を孕んだそれではない。いつも通りの笑顔に、ああ良かったと安堵の息をついた。
──それと。
付け加えられた四方田くんのひとことに、耳を傾ける。なんだろう。
「……たまーに齧るくらいはいい?」
「お前あんま調子乗んなよ」
「は……? 齧る……?」
「……さっきからうっすら思ってたけど、食べようと、してたってこと?」
「わー!! ごめんごめんごめん!! やっぱナシ!」
騒がしくなった店内の騒ぎをぼんやり聞いて、ふと思う。
吸血鬼、とかではないだろうけれど。余りにお腹がすいて倒れそうでどうしようもないときくらいなら。ちょっと齧らせるくらいはいいかな、なんて。
……現実離れした出来事が起きすぎたゲーム脳の俺は、麻痺した頭でそんなことをぼんやり考えていた。
***
「ええ、と……とりあえず、お饅頭、食べる?」
「うえーん……ありがとー文月くん……」
「田山くんにあげたのとは違って、お、おれの血とか入れてないから……美味しいとは、思う……」
「ん、え、なに!? さらっと爆弾発言すんのコワ!!」
176
お気に入りに追加
466
あなたにおすすめの小説

小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

隠れヤンデレは自制しながら、鈍感幼なじみを溺愛する
知世
BL
大輝は悩んでいた。
完璧な幼なじみ―聖にとって、自分の存在は負担なんじゃないか。
自分に優しい…むしろ甘い聖は、俺のせいで、色んなことを我慢しているのでは?
自分は聖の邪魔なのでは?
ネガティブな思考に陥った大輝は、ある日、決断する。
幼なじみ離れをしよう、と。
一方で、聖もまた、悩んでいた。
彼は狂おしいまでの愛情を抑え込み、大輝の隣にいる。
自制しがたい恋情を、暴走してしまいそうな心身を、理性でひたすら耐えていた。
心から愛する人を、大切にしたい、慈しみたい、その一心で。
大輝が望むなら、ずっと親友でいるよ。頼りになって、甘えられる、そんな幼なじみのままでいい。
だから、せめて、隣にいたい。一生。死ぬまで共にいよう、大輝。
それが叶わないなら、俺は…。俺は、大輝の望む、幼なじみで親友の聖、ではいられなくなるかもしれない。
小説未満、小ネタ以上、な短編です(スランプの時、思い付いたので書きました)
受けと攻め、交互に視点が変わります。
受けは現在、攻めは過去から現在の話です。
拙い文章ですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。

周りが幼馴染をヤンデレという(どこが?)
ヨミ
BL
幼馴染 隙杉 天利 (すきすぎ あまり)はヤンデレだが主人公 花畑 水華(はなばた すいか)は全く気づかない所か溺愛されていることにも気付かずに
ただ友達だとしか思われていないと思い込んで悩んでいる超天然鈍感男子
天利に恋愛として好きになって欲しいと頑張るが全然効いていないと思っている。
可愛い(綺麗?)系男子でモテるが天利が男女問わず牽制してるためモテない所か自分が普通以下の顔だと思っている
天利は時折アピールする水華に対して好きすぎて理性の糸が切れそうになるが、なんとか保ち普段から好きすぎで悶え苦しんでいる。
水華はアピールしてるつもりでも普段の天然の部分でそれ以上のことをしているので何しても天然故の行動だと思われてる。
イケメンで物凄くモテるが水華に初めては全て捧げると内心勝手に誓っているが水華としかやりたいと思わないので、どんなに迫られようと見向きもしない、少し女嫌いで女子や興味、どうでもいい人物に対してはすごく冷たい、水華命の水華LOVEで水華のお願いなら何でも叶えようとする
好きになって貰えるよう努力すると同時に好き好きアピールしているが気づかれず何年も続けている内に気づくとヤンデレとかしていた
自分でもヤンデレだと気づいているが治すつもりは微塵も無い
そんな2人の両片思い、もう付き合ってんじゃないのと思うような、じれ焦れイチャラブな恋物語

なんでも諦めてきた俺だけどヤンデレな彼が貴族の男娼になるなんて黙っていられない
迷路を跳ぶ狐
BL
自己中な無表情と言われて、恋人と別れたクレッジは冒険者としてぼんやりした毎日を送っていた。
恋愛なんて辛いこと、もうしたくなかった。大体のことはなんでも諦めてのんびりした毎日を送っていたのに、また好きな人ができてしまう。
しかし、告白しようと思っていた大事な日に、知り合いの貴族から、その人が男娼になることを聞いたクレッジは、そんなの黙って見ていられないと止めに急ぐが、好きな人はなんだか様子がおかしくて……。

【完結】試練の塔最上階で待ち構えるの飽きたので下階に降りたら騎士見習いに惚れちゃいました
むらびっと
BL
塔のラスボスであるイミルは毎日自堕落な生活を送ることに飽き飽きしていた。暇つぶしに下階に降りてみるとそこには騎士見習いがいた。騎士見習いのナーシンに取り入るために奮闘するバトルコメディ。

前世から俺の事好きだという犬系イケメンに迫られた結果
はかまる
BL
突然好きですと告白してきた年下の美形の後輩。話を聞くと前世から好きだったと話され「????」状態の平凡男子高校生がなんだかんだと丸め込まれていく話。

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる