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第六章
第七十八話・リュウジールへの旅⑥ウナスの森のイリーメルとマイヨール族のイグナッシュ
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イリーメルは久しぶりに”水鏡”に来ていた。相変わらず、臭いも酷く濁っていた。昔、一度だけ鏡のように光り輝いていたのを見た事があった。その時の事を昨日、夢に見たのだ。
「もしかしたら、助けに来て下さるかもしれない。早く来てください。早く来て、皆を助けてください」と、祈り目を開いたが、湖は濁ったままだった。
この湖は”水鏡”と言う名前の通り、ずっと昔には光輝いていた事から、付けられた名前だった。だが、オープンワーカー達が去ってから湖は濁り、力を失った。彼等はこの湖やトロデイナ山の頂上付近にある扉を使って行き来していた。もう、二千年以上前の話になる。
「イリーメル様、そろそろ村に戻りましょう」
「そうね、イグナッシュ」二人は村に戻りながら、色々な話をした。若いイグナッシュは好奇心旺盛な少年で、美しいイリーメルを姉のように慕っている。
「今日はどうして、あんな場所にわざわざ足を運ばれたのですか?」今や”水鏡”は忘れられた場所、死に絶えた場所として、近在の者達に鼻もかけられていない。
「昨日、”あの方”の夢を見たのよ」
「イリーメル様に”水の呼び声”を開眼してくださった方ですか?」
「そうよ。だから、きっといい予兆の筈よ」
「その方が”銀の助け手様”ですか?」
「それは、分からない。託宣では銀色に眩しく輝いて、お姿をはっきり見る事はできなかったわ。でも、そうであれば嬉しいわ」
「早く会えるといいですね。いえ、きっと会えますとも」イグナッシュも、何度も話しをイリーメルから聞いて”紫の瞳の君”に憧憬の念を持っていた。
イリーメルは夢を見る。意味の無い日常的なものもあれば、これからの未来に起こる事や、時には、古い時代の夢を見る。ここ最近は、夢を見る事が少なくなって来ている。だから、”銀の助け手”の夢を見た時には、自分の願望を見ただけではないのかと、自信が持てなくなっていたが、繰り返し見る事に寄ってやっと口にする事ができた。
だが、その為に皆を死地に追いやった。
何度も見る悪夢。でも、口にする事はできなかった。
それでも、それを察して自ら名乗りを上げた交流団を見送る事しかできない自分の歯痒さに、一時はとても痩せて幽鬼のようだった。
それを側で支え励まし続けてくれたのがイグナッシュだった。
まるで、姉弟のようだと周りのに言われたように、二人にはよく似ている点が多々あった。
イグナッシュも又、水色の髪を持ち、美しい容姿をしている。ほっそりとした柳のようだ。異なる点は耳の形状で、彼の耳は先が尖っていた。人間達は彼等を妖精族だと呼称している。
彼はマイヨール族の一人で、イリーメルの託宣を一族の者に伝える為に、イリーメルの元で許されて暮らしていた。彼は一族の者と、心話で話す事ができるのだ。
村に着くと、兎族のルナが直ぐにやって来て、エブライッシュ族長が待っていると告げてくれたので急いで家に向かった。
村には、今やあらゆる種類の生き残った亜人達が種族を越えて集まって暮らしている。エブライッシュはマイヨールの長で、彼等一族はウナスよりも北の原生林の深い森に暮らしていた。別名、森の人だ。木と共に暮らし、生きている。肌の色は若い程、白く、年を経るに従って、緑色に変容し最後には木と同化して茶色になってゆく長寿の種だ。故に、イグナッシュの肌は白く、エブラライッシュの肌は緑色になっていた。
家に入るとエブライッシュが座って待っていた。世話人のトククがお茶を入れて持て成してくれている。
「お待たせいたしました。心話で知らせて頂ければ、急ぎ帰って来ましたのに」イリーメルは対面に座ると、直ぐに謝った。
「いやいや、こちらが突然、尋ねて参ったのです。あなたを煩わせたくなかったので心話を敢えて使いませんでした」にこやかに答えた。
「もう、決めてしまわれたのですね」イリーメルが大きな瞳を悲しそう潤ませ呟く。
「はい」エブライッシュは短く答える。
「長!”助け手様”を信じてないのですか!」イグナッシュが叫ぶように、詰め寄った。
「控えよ、イグナッシュ!」付きのデナンシュが咎めた。
「構わぬ、デナンシュ」
「しかし・・・」
エブライッシュは、デナンシュを手でいなしイグナッシュの方へ顔を向ける。
「済まぬな、イグナッシュ。昨日、結論が出たのだ。一昨日、若いユグリナナやククリーシュ、イトメナシュが塵になった。トーデルの立林も立ち枯れた」その言葉に、イグナッシュは息を呑んだ。皆、イグナッシュより若い者ばかりだ。
最後の番人の火竜が狂い、トロデイナ山の扉が開き魔力の命脈が繋がり、均衡がおかしくなり始めた。ある所では魔力が増大し、大型獣が魔物化し、次々に犠牲者が出た。又、その影響で、獣化した亜人が増え、同族を次々に襲っている。その反対に、命脈に寄って、魔力のある者は命を奪われ弱って行く。マイヨールの民は魔力があるばかりに奪われると、弱り、最後に塵になって消えていく。
亜人達も獣化できない者達が増え、人間化していくか、獣化していく道を辿っている。
最後の火竜、アルゲートは、子供の卵が石化した。何とか、向こう側に渡ろうと魔法陣を作動させて、命脈を繋げてしまった。あちこちで均衡が崩れて、元から疲弊していた太古の原生林が魔力を吸い上げられ、どんどん立ち枯れ森が死んでいるのが現状だ。
原生林にある大きな青の湖も赤く変わり生物が死に絶え、リザードマン達はグランハイルド大陸の北東へと故郷を捨て去って行った。
今、又、マイヨールの民も古郷を捨て北東へと去る決意をしたのだった。
「我等は太古の森を離れては暮らしてはいけません」イグナッシュが叫ぶように訴える。
「しかし、このままでは、何れ死に絶える。北東の奥地は、厳しい気候だが、まだ少なからず原生林が残っている。”助け手”が現れるまで、そこで凌ごうと思っている」
「そんな・・・」
「イグナッシュ、そなたは残りたければここに残るがいい。時期を見て合流するもよし、そのまま”助け手”を待つもよし。そなたに任せる」
「・・・・」
イグナッシュの両親は高齢になってから、やっと子宝に恵まれたが彼が成人するのを待つ事無く、マイヨールの大木となったが、立ち枯に巻き込まれ唯の古木となり、意思の疎通は無理となった。
イリーメルは慰めるように、イグナッシュの手を握る。
(そうだ、僕も”銀の助け手”様に会いたい。お手伝いして彼のお役にに立ちたい。そして、今では姉弟のような、イリーメルを一人、ここに残してはいけない)
「私は、ここに残ります。そして、必ず”助け手様”にお会いして、マイヨールの民を再び、この故郷に呼び戻します」
「もしかしたら、助けに来て下さるかもしれない。早く来てください。早く来て、皆を助けてください」と、祈り目を開いたが、湖は濁ったままだった。
この湖は”水鏡”と言う名前の通り、ずっと昔には光輝いていた事から、付けられた名前だった。だが、オープンワーカー達が去ってから湖は濁り、力を失った。彼等はこの湖やトロデイナ山の頂上付近にある扉を使って行き来していた。もう、二千年以上前の話になる。
「イリーメル様、そろそろ村に戻りましょう」
「そうね、イグナッシュ」二人は村に戻りながら、色々な話をした。若いイグナッシュは好奇心旺盛な少年で、美しいイリーメルを姉のように慕っている。
「今日はどうして、あんな場所にわざわざ足を運ばれたのですか?」今や”水鏡”は忘れられた場所、死に絶えた場所として、近在の者達に鼻もかけられていない。
「昨日、”あの方”の夢を見たのよ」
「イリーメル様に”水の呼び声”を開眼してくださった方ですか?」
「そうよ。だから、きっといい予兆の筈よ」
「その方が”銀の助け手様”ですか?」
「それは、分からない。託宣では銀色に眩しく輝いて、お姿をはっきり見る事はできなかったわ。でも、そうであれば嬉しいわ」
「早く会えるといいですね。いえ、きっと会えますとも」イグナッシュも、何度も話しをイリーメルから聞いて”紫の瞳の君”に憧憬の念を持っていた。
イリーメルは夢を見る。意味の無い日常的なものもあれば、これからの未来に起こる事や、時には、古い時代の夢を見る。ここ最近は、夢を見る事が少なくなって来ている。だから、”銀の助け手”の夢を見た時には、自分の願望を見ただけではないのかと、自信が持てなくなっていたが、繰り返し見る事に寄ってやっと口にする事ができた。
だが、その為に皆を死地に追いやった。
何度も見る悪夢。でも、口にする事はできなかった。
それでも、それを察して自ら名乗りを上げた交流団を見送る事しかできない自分の歯痒さに、一時はとても痩せて幽鬼のようだった。
それを側で支え励まし続けてくれたのがイグナッシュだった。
まるで、姉弟のようだと周りのに言われたように、二人にはよく似ている点が多々あった。
イグナッシュも又、水色の髪を持ち、美しい容姿をしている。ほっそりとした柳のようだ。異なる点は耳の形状で、彼の耳は先が尖っていた。人間達は彼等を妖精族だと呼称している。
彼はマイヨール族の一人で、イリーメルの託宣を一族の者に伝える為に、イリーメルの元で許されて暮らしていた。彼は一族の者と、心話で話す事ができるのだ。
村に着くと、兎族のルナが直ぐにやって来て、エブライッシュ族長が待っていると告げてくれたので急いで家に向かった。
村には、今やあらゆる種類の生き残った亜人達が種族を越えて集まって暮らしている。エブライッシュはマイヨールの長で、彼等一族はウナスよりも北の原生林の深い森に暮らしていた。別名、森の人だ。木と共に暮らし、生きている。肌の色は若い程、白く、年を経るに従って、緑色に変容し最後には木と同化して茶色になってゆく長寿の種だ。故に、イグナッシュの肌は白く、エブラライッシュの肌は緑色になっていた。
家に入るとエブライッシュが座って待っていた。世話人のトククがお茶を入れて持て成してくれている。
「お待たせいたしました。心話で知らせて頂ければ、急ぎ帰って来ましたのに」イリーメルは対面に座ると、直ぐに謝った。
「いやいや、こちらが突然、尋ねて参ったのです。あなたを煩わせたくなかったので心話を敢えて使いませんでした」にこやかに答えた。
「もう、決めてしまわれたのですね」イリーメルが大きな瞳を悲しそう潤ませ呟く。
「はい」エブライッシュは短く答える。
「長!”助け手様”を信じてないのですか!」イグナッシュが叫ぶように、詰め寄った。
「控えよ、イグナッシュ!」付きのデナンシュが咎めた。
「構わぬ、デナンシュ」
「しかし・・・」
エブライッシュは、デナンシュを手でいなしイグナッシュの方へ顔を向ける。
「済まぬな、イグナッシュ。昨日、結論が出たのだ。一昨日、若いユグリナナやククリーシュ、イトメナシュが塵になった。トーデルの立林も立ち枯れた」その言葉に、イグナッシュは息を呑んだ。皆、イグナッシュより若い者ばかりだ。
最後の番人の火竜が狂い、トロデイナ山の扉が開き魔力の命脈が繋がり、均衡がおかしくなり始めた。ある所では魔力が増大し、大型獣が魔物化し、次々に犠牲者が出た。又、その影響で、獣化した亜人が増え、同族を次々に襲っている。その反対に、命脈に寄って、魔力のある者は命を奪われ弱って行く。マイヨールの民は魔力があるばかりに奪われると、弱り、最後に塵になって消えていく。
亜人達も獣化できない者達が増え、人間化していくか、獣化していく道を辿っている。
最後の火竜、アルゲートは、子供の卵が石化した。何とか、向こう側に渡ろうと魔法陣を作動させて、命脈を繋げてしまった。あちこちで均衡が崩れて、元から疲弊していた太古の原生林が魔力を吸い上げられ、どんどん立ち枯れ森が死んでいるのが現状だ。
原生林にある大きな青の湖も赤く変わり生物が死に絶え、リザードマン達はグランハイルド大陸の北東へと故郷を捨て去って行った。
今、又、マイヨールの民も古郷を捨て北東へと去る決意をしたのだった。
「我等は太古の森を離れては暮らしてはいけません」イグナッシュが叫ぶように訴える。
「しかし、このままでは、何れ死に絶える。北東の奥地は、厳しい気候だが、まだ少なからず原生林が残っている。”助け手”が現れるまで、そこで凌ごうと思っている」
「そんな・・・」
「イグナッシュ、そなたは残りたければここに残るがいい。時期を見て合流するもよし、そのまま”助け手”を待つもよし。そなたに任せる」
「・・・・」
イグナッシュの両親は高齢になってから、やっと子宝に恵まれたが彼が成人するのを待つ事無く、マイヨールの大木となったが、立ち枯に巻き込まれ唯の古木となり、意思の疎通は無理となった。
イリーメルは慰めるように、イグナッシュの手を握る。
(そうだ、僕も”銀の助け手”様に会いたい。お手伝いして彼のお役にに立ちたい。そして、今では姉弟のような、イリーメルを一人、ここに残してはいけない)
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