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向かえ「怨敵アベル」編
第155話 チートダガー de 二刀流
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第三の門『暁天門 』壊滅。
第二の門『東明門』壊滅。
この二つの事実は天界を揺るがした。
といっても実際に揺れたのは守護役の権天使のみ。
悠久の時を生きる一般の天使や神にとっては位の低い、見下した、汚れ役の権天使たちがどうなろうと知ったこっちゃない。
仮に何かしらの脅威が天界にやってきたとして、(いや、やってくるはずもないのだが)自分に危害が及ぶとも思えない。
自分たちは絶対なるこの世界の支配者。
魔物やサタンなんぞ、大きな目で見れば自分たちの親戚のようなもの。
たとえ連中が襲ってきたとして、そんなに慌てる必要もない。
そもそも神と魔。
互いに相反する存在。
神の影響は魔に及び難く。
魔の影響は神に及び難い。
たったいくつかの例外(たとえば魔に対する『聖闘気』だったり)を除いては。
ってなわけで今日も天界は通常営業。
そんな中を最弱の悪魔、最弱の魔物、アホとクズの天使、そして我等がダークヒーロー……にもなりきれない鑑定士アベルから生まれた冷徹な人格フィード・オファリングは突き進む。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「しっかしハンパないな、あの朝暘門ってやつは」
第一の門『朝暘門』。
目に入る雲の端から端まで見渡す限りズラァ~と連なる巨大な防壁。
その壁っぷりを偵察するために、俺たちはVIPしか入れないという神タワー『ブリリア・天』なる建物の最上階「ラウンジガーデン」とかいうフロアから壁を見上げていた。
「あの……クモノス様? 私めのお陰でこうして『ブリ天』のVIPエリアに入れたわけですし、そろそろなにか補償的なものを……」
クズ天使スネファスがもみ手しながらにじり寄ってくる。
「あ?(ギロリ)」
「あわわ……いえっ! 別に今すぐってわけじゃございません! ね、クモノス様もまだまだ脱出までのハードルがいくつか残ってますしね! でもほら、こんな見晴らしのいい場所、我々天使ですら通常なら足を踏み入れられないわけでして……」
そろそろこいつも切り時か。
「あぁ……そうだな。助かってるぞ、スネファス」
「ハハッ! ありがとうございます!」
とはいえ、まだまだこいつには使い道はある。
せめてこの壁を越してから……。
いや、それは卑怯者のこいつも察してるだろうから、その前にやっちまったほうがいいか。
スキル『狡猾』でスネファスの切り時を決めようと思った時、穴掘り馬鹿のザリエルが腕に抱きついてきて集中が乱れる。
「わぁ~! クモノス様、いい眺めですねぇ~! 私、クモノス様とこんなところに観光に来られて嬉しいです!」
「離れろ豚! 俺は観光に来てるんじゃねぇ!」
「あ~ん、クモノス様ぁ~! 顔は、顔だけは蹴らないでください~!」
「うるせぇ! ゲシゲシ!」
「蹴られて喜んでるなんてほんと卑しい豚ですこと」
ゴブリンプリンセスのグローバ。
泥で薄汚れていたピンクのドレスもいつの間にかキレイに洗濯して綺麗にしてやがる。
相変わらずこいつのスキル『宙躍』は役に立つ。
天使に対しての上空からの攻撃は非常に強力で有用。
しかも馬鹿ザリエルの持ってきた神刀『結界斬』とグローバの持ってきた秘宝『悪鬼滅刃』の二刀流。
どちらもなかなかの業物。
腑抜けた天使どもなぞ相手にもならなかった。
そういった天使との戦いを経て、俺には確信があった。
絶対に殺れる。
アベルのやつを。
問題は奴のスキルだけだ。
スキルさえ奪い取れば必ず俺が本物のフィードに成り代われる。
そんな確信がある。
魔と神のレア短刀二本持ちというのも気分がいい。
どちらに対しても効果絶大。
サイズの小さなこの肉体には短刀がしっくり来る。
魔界では黒板消しを盾として使ってた。
あれも悪くはないが、そういったものが必要だったのも俺が弱かったからだ。
強敵の攻撃を受けなくてはいけなかったから。
だが、今の俺は多くのスキルを持ち、これからもスキルを奪うことが出来、そしてこれまでたくさんの経験も積んできた。
二刀流で十分。
もうこの世界に俺様が攻撃を防がなきゃいけない相手なんてほとんど存在しないはず。
それに。
パァン──!
奴隷二人のケツを思いっきりひっぱたく。
「今の俺にはこいつらがいるからな」
肉盾。
なんてコスパがいいんだろう。
悦ぶザリエルと怒るグローバを放って、天界&魔界の姑息コンビに声を掛ける。
「さぁ、最後の壁だ。全体像も把握した。あとは──」
やるぞ、この奴隷二人と小物二人。
そして俺様の五人で。
「ぶち壊すぞ天界最堅、第一の門とやらを」
第二の門『東明門』壊滅。
この二つの事実は天界を揺るがした。
といっても実際に揺れたのは守護役の権天使のみ。
悠久の時を生きる一般の天使や神にとっては位の低い、見下した、汚れ役の権天使たちがどうなろうと知ったこっちゃない。
仮に何かしらの脅威が天界にやってきたとして、(いや、やってくるはずもないのだが)自分に危害が及ぶとも思えない。
自分たちは絶対なるこの世界の支配者。
魔物やサタンなんぞ、大きな目で見れば自分たちの親戚のようなもの。
たとえ連中が襲ってきたとして、そんなに慌てる必要もない。
そもそも神と魔。
互いに相反する存在。
神の影響は魔に及び難く。
魔の影響は神に及び難い。
たったいくつかの例外(たとえば魔に対する『聖闘気』だったり)を除いては。
ってなわけで今日も天界は通常営業。
そんな中を最弱の悪魔、最弱の魔物、アホとクズの天使、そして我等がダークヒーロー……にもなりきれない鑑定士アベルから生まれた冷徹な人格フィード・オファリングは突き進む。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「しっかしハンパないな、あの朝暘門ってやつは」
第一の門『朝暘門』。
目に入る雲の端から端まで見渡す限りズラァ~と連なる巨大な防壁。
その壁っぷりを偵察するために、俺たちはVIPしか入れないという神タワー『ブリリア・天』なる建物の最上階「ラウンジガーデン」とかいうフロアから壁を見上げていた。
「あの……クモノス様? 私めのお陰でこうして『ブリ天』のVIPエリアに入れたわけですし、そろそろなにか補償的なものを……」
クズ天使スネファスがもみ手しながらにじり寄ってくる。
「あ?(ギロリ)」
「あわわ……いえっ! 別に今すぐってわけじゃございません! ね、クモノス様もまだまだ脱出までのハードルがいくつか残ってますしね! でもほら、こんな見晴らしのいい場所、我々天使ですら通常なら足を踏み入れられないわけでして……」
そろそろこいつも切り時か。
「あぁ……そうだな。助かってるぞ、スネファス」
「ハハッ! ありがとうございます!」
とはいえ、まだまだこいつには使い道はある。
せめてこの壁を越してから……。
いや、それは卑怯者のこいつも察してるだろうから、その前にやっちまったほうがいいか。
スキル『狡猾』でスネファスの切り時を決めようと思った時、穴掘り馬鹿のザリエルが腕に抱きついてきて集中が乱れる。
「わぁ~! クモノス様、いい眺めですねぇ~! 私、クモノス様とこんなところに観光に来られて嬉しいです!」
「離れろ豚! 俺は観光に来てるんじゃねぇ!」
「あ~ん、クモノス様ぁ~! 顔は、顔だけは蹴らないでください~!」
「うるせぇ! ゲシゲシ!」
「蹴られて喜んでるなんてほんと卑しい豚ですこと」
ゴブリンプリンセスのグローバ。
泥で薄汚れていたピンクのドレスもいつの間にかキレイに洗濯して綺麗にしてやがる。
相変わらずこいつのスキル『宙躍』は役に立つ。
天使に対しての上空からの攻撃は非常に強力で有用。
しかも馬鹿ザリエルの持ってきた神刀『結界斬』とグローバの持ってきた秘宝『悪鬼滅刃』の二刀流。
どちらもなかなかの業物。
腑抜けた天使どもなぞ相手にもならなかった。
そういった天使との戦いを経て、俺には確信があった。
絶対に殺れる。
アベルのやつを。
問題は奴のスキルだけだ。
スキルさえ奪い取れば必ず俺が本物のフィードに成り代われる。
そんな確信がある。
魔と神のレア短刀二本持ちというのも気分がいい。
どちらに対しても効果絶大。
サイズの小さなこの肉体には短刀がしっくり来る。
魔界では黒板消しを盾として使ってた。
あれも悪くはないが、そういったものが必要だったのも俺が弱かったからだ。
強敵の攻撃を受けなくてはいけなかったから。
だが、今の俺は多くのスキルを持ち、これからもスキルを奪うことが出来、そしてこれまでたくさんの経験も積んできた。
二刀流で十分。
もうこの世界に俺様が攻撃を防がなきゃいけない相手なんてほとんど存在しないはず。
それに。
パァン──!
奴隷二人のケツを思いっきりひっぱたく。
「今の俺にはこいつらがいるからな」
肉盾。
なんてコスパがいいんだろう。
悦ぶザリエルと怒るグローバを放って、天界&魔界の姑息コンビに声を掛ける。
「さぁ、最後の壁だ。全体像も把握した。あとは──」
やるぞ、この奴隷二人と小物二人。
そして俺様の五人で。
「ぶち壊すぞ天界最堅、第一の門とやらを」
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