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第66話 パル

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 ”女王さま死んじゃった”
 ”声、きこえなくなった”
 ”かなしい”
 ”さみしい”
 ”素晴らしい御方でした”
 ”偉大なる女王に心よりご冥福を”
 ”しぬ? しぬってなぁに?”
 ”女王さまもういないの?”
 ”やさしかった”
 ”なんでも教えてくれた”
 ”人? ってのの姿をしてたよ?”
 ”それは、女王様は特別だからだよ”
 ”そうなの? 次の女王様も特別?”
 ”次の女王様って、パルちゃん?”
 ”パルちゃん、人間の男のことばっかり考えてるよ?”
 ”パルちゃんが女王様で大丈夫なの?”
 ”パルちゃんもポラリス様みたいになんでも知ってるの?”
 ”女王様のスキルは人によって違うらしいよ”
 ”じゃあパルちゃんはどんなスキルなの?”
 ”パルちゃん、人間の男にスキルを奪われちゃったって”
 ”パルちゃん、スキルないの?”
 ”パルちゃんが女王様で大丈夫?”
 ”心配なのはわかるが、一番傷ついてるのはパル様だぞ”
 ”そうだね、パルちゃん可哀想”
 ”でも”
 ”ほんとにパルちゃんが次の女王様で、私たち大丈夫なの?”


 私の頭に流れ込んでくるみんなの声、声、声。
 みんな不安なんだ、私が次の女王で。
 そうだよね、スキルもなくて最近は国にもいなくて。
 そのくせ電波だけは強いから、みんなに私がフィードを好きなことはバレてるし。

 みんなの気持ちも、わかってるよ。
 なんで、よりにもよってスキルを奪った人間なんかを好きになるんだ、って。
 そうだよね、普通に考えたら、うん。

 でもね、私、学校に行ってびっくりしたんだ。
 みんな何考えてるかわからないの。
 意地悪な人もいれば、優しい人もいて、なんでそんなことするんだろうって一生懸命考えなきゃ、その人のことが分からないの。
 ローパーなら、み~んな心が繋がってるのにね。

 でね、ある日、学校に人間がやってきたんだ。
 裸でブルブル震えてて可哀想だった。
 だからね、私、観察することにしたの。
 授業中も、昼休みも、ずぅ~っと。
 そしたらね、この人間、なんか変なの。
 みんなが見てる時はブルブル怯えてるくせに、授業中はヘラヘラ笑ってるの。
 ほら、私たちローパーは三百六十度全方位の気配を探知できるじゃない?
 だから見られてないと思ってたんだろうね、人間は。

 でね、人間が来て四日目。
 オチューのチューゴが食中毒で死んだ次の日。
 学校に行くと────。


 人間が笑ってたんだ。

 
 まぁ、たしかにオチューのくせに食中毒で死ぬなんて可笑おかしいよね。
 だから人間も笑ったんじゃないかな。
 それくらいに思ってた。

 でも、それからすぐ。
 今後はレッドキャップのレキが死んだ。
 殺しの仕事の最中に返り討ちにあったんだって。
 珍しいよね、暗殺稼業のレッドキャップが暗殺を失敗するだなんて。
 そして、やっぱり人間は笑ってた。

 それからインビジブル・ストーカーのジビルが行方不明になって。
 ホブゴブリンのホープがミノルたちに殺されて。
 ミノタウロスのミノルと、オーガのオガラが停学になったの。
 三十人いたクラスが二十四人に減っちゃった。

 それでも、人間は笑ってた。

 人間──フィード。
 その頃からかな、特にフィードのことが気になり始めたのは。
 最初は「何考えてるのかな~」って思って見てただけだったんだけど、雰囲気? オーラ? なにかが明確に変わり始めてきたんだよね。
 体格とかも最初はガリガリだったのに、しっかりしてきてたような気がする。

 セイレーンのセレアナが、チアガールを結成してフィードを応援するって言い出した。
 応援!
 楽しそう!
 実際、楽しかった。
 みんなでチアの衣装を作って、一緒に振り付けを練習するの。
 うふふ、心が通じ合えるローパーのみんなと遊ぶのも楽しいけど、何を考えてるのかわからない他種族と遊ぶのも楽しいんだよ。

 でね、応援してるうちに、本当に見てみたくなったんだ。
 このブルブル震えてた人間が、本当にミノタウロスやオーガに勝っちゃうところを。
 他のみんなは、可哀想な弱いフィードを応援して満足してたみたいだけど、私は知ってたよ。
 ず~っと見てたから。
 フィードが、少しずつ強くなっていくところを。
 実は、最初から私達の裏をかいてやろうとたくらんでたことを。

 だから、世界中の誰も信じてなくても、私だけは信じてフィードを応援してたんだ。本気で。
 次第に、興味は好意へと変わってた。

 決闘前日に私が作ったお洋服着てくれた時は嬉しかったなぁ。
 一日中ニヤニヤしてた。

 そして、フィードが来てから三十日目の決闘当日。
 ドキドキしてたよ。
 みんなにも伝わってたんじゃないかな? 私のドキドキ。

 オーガのオガラ撃破。
 ミノタウロスのミノル撃破。

 このあたりで、もう「あ、好き」ってなってたよね。「かっこいい」って。

 フィードの生存を決める◯✕ゲームで、みんなが◯に入れた時は気持ちが一つになった気がしてポワポワした。

 そして、フィードがワイバーンのウインドシアとメザリア先生を倒した時。

 私の中の「好き」は、「憧れ」へと変わった。

 みんな、私のことおかしいと思うでしょ?
 フィードにスキルを奪われたくせに、なんで好きになるの? って。

 だってさ。
 すごくない?
 触手もない、気配も察知できない、共感能力テレパスもない。
 そんな人間が、スキルを奪ってまで生き延びようとしてるんだよ?
 たった一人ぼっちで。
 三十日後に食べられるって中で。
 気づかれないようにスキルを盗んでいって。
 そして、実際に、死の運命に打ち勝ったの。


 私は、心が打ち震えるっていう体験を初めてしたの。


 メザリア先生が死んで地面が割れた時、気がついたら私はフィードの元へ走り出していた。
 一緒に地下に落ちてからのほぼ丸一日の間。
 ず~っと一緒に行動できて楽しかったなぁ。
 心も体もどんどん強くなっていくフィード。
 でも、おごったりせずに優しんだ。
 触手を私の中に挿れてくれて……あっ、ここ、子供はダメだからね、聞いちゃ。
 で、フィードが私のことを「価値の総量が高い」って言ってくれた時は、嬉しくて嬉しくて、国のみんなやお母様には悪いけど、今まで生きてきた中で一番心がはずんだの。

 フィードが来てからのこの一ヶ月。
 本当に楽しかったなぁ……。

 でも、その楽しい時も、もう終わり。

 お母様。
 昨日話してくれましたよね。
 お母様も、かつて人間の男に恋をしたことがあるって。
 その時の子が、私なんだって。

 一緒にフィードの寝顔を見ながら、「あなたなら大丈夫」って。「思うようにしなさい」って。
 言ってくれましたよね。

 大丈夫ですよ。
 うん。
 大丈夫。
 国のみんなも、心配かけてごめん。
 私がフィードのことばっかり考えてるから、不安だったよね?
 みんな心配してくれたもんね。
 声、ちゃんと聞こえてたよ。
 なかでもプロテムが一番心配してたよね。
 ごめんね、心配かけて。

 でも大丈夫。
 私、外の世界でちゃんと学んできたから。

 強さとは何か。
 信念とは何か。
 そして、大事なのは、決して諦めないこと。
 夢は思い描かなければ、叶えられないこと。
 そのために、慢心せずに、毎日少しずつでいい、前進し続けることの大事さを。


 お母様、私、思うようにしますね。


 私の、楽しかった外でのふわふわしたスクールライフは、もう終わり。
 私、これから、女王になって、みんなのこと、守るね。
 

 ”パルちゃん、女王になるの?”
 ”ぼくたちのこと守ってくれるの?”
 ”もう、お外に行かないの?”
 ”人間のことはいいの?”
 ”パルちゃ……いえ、パル様、成長されたんですね……”
 ”パル様、学校で色々学んできたんですね”
 ”パル様、覚醒するの?”
 ”パル様、私達のこと見捨ててなかった”
 ”パル様、しっかりしてる”
 ”パル様、どんな女王様になるかな?”
 ”パル様”
 ”パル様、パル様”
 ”パル様パル様パル様パル様!”


 これからも、みんなを守ることのできる──。
 偉大なる女王ポラリスの後を継ぐに相応ふさわしい存在に──。
 どうか、お母様。
 私を、導いてください────。


 ◆


 パルが祈るように触手を合わせると、その体が光に包まれて──。


 人型になった。


「パルっ──! お前──!」

 
 肩下まで伸びた紫色の艷やかな髪。
 ふっくらとしとした頬はピンク色に染まっている。
 一糸まとわぬその小柄な肢体は、ローパーだった時の面影を残すような柔らかそうな印象を帯びている。

 女中ローパーが、ツツツ……と肩にピンクのローブをかける。

 手を組み、閉じられていたパルの瞳がそっと開かれる。
 生命力に満ちた紫色の瞳。
 女王の死によって重く沈んでいた周囲の空気が、ふわっと暖かくなった気がした。


「フィー……ド…………?」


 おずおずとパルがオレの名を呼ぶ。

「パル? パルなんだよな?」

 パルはグズっ……と溢れそうになった涙をこらえると「うん、私だよ、フィード。やっと名前、呼べた。ずっと、呼びたかった。フィード。フィード」と、たどたどしく答えた。

「あらぁ。ほんとうにローパーが人化なんてするんですのねぇ」

「これって、パルがスキルを覚醒させて女王になったってこと?」

 セレアナたちの声にパルが反応する。

「スキル……覚醒……。フィード、見てみて……私の、ステータス」

 信頼のこもった眼差し。
 オレは鑑定眼アプレイザル・アイズでパルを視る。


 名前:パル
 種族:クイーンローパー
 職業:女王
 レベル:89
 体力:21948
 魔力:8716
 職業特性:【超総電震フォースド・リプリゼント
 スキル:【一日一念ワールド・トーク


「種族がクイーンローパーになってる。本当に……進化、したんだな、パル……。いや、パル女王と呼ばなきゃいけないかな、もう」

 パルは、オレの言葉を否定も肯定もせず、少し寂しそうに微笑んでいた。

「前に聞いたときよりもレベルも体力も魔力も桁違いね……」

「職業も得てるみたいですし、職業特性も前のポラリス女王と同じものですね」

「ああ、職業特性ってのは大体同職で同じもののはずだからな」

 それよりも気になるのは。
 一度失ったスキル──前女王は『スキル覚醒』と言っていたが、オレにスキルを奪われても、もう一度スキルを習得することが出来た、ということだ。
 もう一度スキルを得られるのなら……オレがスキルを奪った結果死んでしまったオチュー、レッドキャップ、ホブゴブリン、インビジブル・ストーカーたちも、助かる道があった……ということなのだろうか。
 今さら悔やんでも遅いが、オレはどうしてもそこが気になってしまう。

「私のスキル、一日一念ワールド・トーク……。一日に一度、知り合い一人だけに三十秒間限定で念を送ることができる能力。ただし、念は相手がどれだけ離れた場所にいても、たとえ違う次元にいたとしても必ず届く……」

「え、それでオルクに『本当の出口』を見つける方法を教えれば……!」

「今からでも間に合う可能性が、ぐっと上がりますね!」

「もう、伝えた」

 パルが少し得意げな顔でリサとルゥを見つめる。

「さすがパル! 向こうの様子は!?」

「それはわからない。私のスキルは言葉を伝えるだけ」

「そうなのね! でもオルクなら命がかかってるからきっと必死にダミー扉のトラップを発動させていくはずよ!」

「二手に分かれてたことが幸いしましたね」

「向こうの様子ならオレがわかると思う。ポラリス女王から託されたスキルで」

「ああ、一日に一回だけなんでも分かるっていう!」

「うん、今知りたいのは、ダンジョンのどこに誰が居るか。それと逃げた大悪魔の行方なんだけど……」

「今、私達に必要なのは、誰がどこに居るかの方ね!」

「うん、そうだね。じゃあ、さっそく調べてみるよ」


 全五十階層のダンジョン。
 一体、誰がどこにいるのか。
 それさえわかれば、残り九十八のトラップを効率よく起動させられるはずだ。


一日一全智アムニシャンス・ア・デイ


 頭に、何階層に誰が居るのかが、次々に浮かんでくる。
 それを忘れないように、浮かんだ先から声に出す。

「三階層にワンゴ、バルグ、ニル、キャンチ、アオラ、ギャズ、ハヨト、ギガム、ゾルべ、テス・メザリア。二十三階層にオルク、ガイル、ライマ、ルベラ、ヘイトス、サバム、キュアラン、ロンゾ、エモ、ゲルガ、マイク、ミック、デュド、スラト、ウェルリン、ホラム、グララ。以上だ」

「ちょっ! ゾルべ!? うちの執事じゃない……! ああ、きっと私を追いかけててきたのね……。三階層の他の名前は多分ツヴァ組だと思うわ。ワンゴってのは向こうの若頭。あとは、一緒に決闘を見てた組員たちでしょね。ああ、しかもよりによってツヴァ組と一緒にいるだなんて……!」

「大悪魔も同じ階にいるんだな」

「ウェルリンさんは、オルクさんたちと同じ階ってことは、一緒にいたりするんでしょうか? ホラム、グララって名前は聞き覚えがないんですが、ツヴァ組の方ですかね?」

「ミノルとオガラの親族の誰かって可能性もあるぞ」

「外部からの侵入者……ってこともありえますよね。実際守護ローパーさんは外から来られたわけですし」

「キュアランが無事なようでホッとしましたわぁ。道はたがえたといえども、私のファン第一号ですからね」

 セレアナの言葉にラミアのカミラがハッとした顔を見せる。

「いや、ちょっと待て……。トリスとヌハンの名前、あったか……?」

 トリスはコカトリス、ヌハンはデュアラハンだ。
 言われてみればなかった気も……。

「なかった、と思います……」

「私もなかったと思う」

「ヒヒーン……」

 そんな……つい半日前までは誰も欠けずにいたのに……!

「まだ死んだと決まったわけじゃない。もしかしたらオレたちみたいにダンジョンの外に出てるのかもしれない。急いで戻ろう」

「うん」

「そうね」

 にわかに浮足立ったオレたちを、パルが静止する。

「ちょっと待って」

 そう言うと、パルはローパーの時のようにツツツ……というような歩き方で、宮殿の外へと向かっていった。


「うわっ、これ……!」


 いつの間にか、宮殿の外は一面のローパーで埋め尽くされていた。

「こんなにいっぱいいたんだ……!」

 視界の限り、様々な色のローパーが地平線の奥までびっちりと集合している。

「みんな……今日は、二つのことをお伝えしなければなりません」

 ローブを前で留めたパルが、キッと前を見つめて話し始めた。
 声は小さいが、おそらくローパー特有の意識の共有──とかいうもので、みんなには声が聞こえてるのだろう。

「私の母、女王ポラリスが先ほど天寿をまっとうしました。その全智の力によって、我らが都ララリウムを一度も危機に陥れることなく、発展させてきた偉大な女王へ敬意を表し、黙祷を願います」

 何千、何万といるであろうローパー達が一斉に胸に触手を当てて追悼している。
 そのあまりに一糸乱れぬ光景に一瞬圧倒される。
 オレも彼らに続いて黙祷を捧げた。

「もうひとつお伝えすること。それは、私の授かったスキルについてです。私のスキル一日一念ワールド・トークは『一日に一回、知り合い一人だけに三十秒間限定で念を送ることができる』というものです。私は、この力を使って『外交』で、この国を守っていきたいと思います」

 ローパー達もオレたちも、みんながパルの声に聞き入っている。
 外交。
 たしかにパルのスキルにはぴったしな方針だ。
 パルの柔和な人柄にも合ってると思う。

  しかし……色々がことがいっぺんに起こりすぎていて混乱していたけど、パルが人型に……。
 今までは、パルの感情や意志を身振り手振りから想像するしかなかったが、これからはちゃんと言葉でやり取りが得きるんだ。
 女王になっちゃって、もう以前みたいに気軽には触れ合えないかもしれないけど、それでもオレはパルに伝えたい感謝の気持がいっぱいある。

「そして、ここから約八時間離れた場所。そこに、私の友が、次の大悪魔を生む『かてのダンジョン』に囚われています。そう、私が今後、この一日一念ワールド・トークにて外交を行っていく際の相手となる、大事な友人たちです」

 え? そこに話を繋げていくの?
 パル……母親を亡くしたばかりで、自身も女王としてのせきを負わされ、人化し、新たなスキルや職業特性まで得て戸惑ってるだろうに……。
 パルは、前々から気遣いが出来て、責任感も強く、一歩引いた位置から物事を俯瞰ふかん出来てるとは思ってたけど、まさかここまでの心の強さと政治力を兼ね備えていたとは……。

「みんな、彼らを助けるために手を貸してくれますか?」

 パルの羽織ったローブの下から、神々しく光る触手が威厳を伴って天高く舞い上がる。
 それに呼応するかのように、ローパーたちの触手がわさわさと一面に波打ち、賛成の意を表す。

「ありがとう。それから────」

 パルは、そこで言葉を切る。
 ローパーたちの視線が一斉にオレに向けられる。

「え、な、なに……!?」

 パルは、うふふと破顔はがんした。

「なんでもありません。ローパーたちだけの秘密です」

「え、なにそれ!? 気になるんだけど!?」

「フィード……あんた、やっぱりローパー国の王様になるんじゃ……」

「そんな……フィードさん……本当に……」

 リサとルゥが引き気味に茶化すも、一日前に言われた時と比べてリアリティーが増しすぎてて冗談になってない。

 まぁ、なんにしろ。

 オレたちは、このローパーの都ララリウムで『本当の出口』を出現させるための方法と、多数のローパーの援軍を手に入れたのだった。


 【パル、カミラ離脱】
 【タイムリミット 一日十五時間五十四分】
 【残りのダミー扉 九十六個】
 【現在の生存人数 三十一人】
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