上 下
50 / 174
生き残れ「地下迷宮」編

第49話 魔神サタンのゲーム解説

しおりを挟む
「ほぅほぅ、ダンジョンの作り直しねぇ。なるほど、なるほど? 今回の鑑定士コマは、なかなか面白いことを考えるじゃない」

 大悪魔によって地中に生成されたダンジョン。
 その場所よりも遥か底の底。
 地獄と呼ばれる上級鬼と悪魔の棲まう場所。
 さらにその最下層に位置する魔法的超次元空間。
 魔結晶クリスタル魔純水エリクサーで満たされたそこに、ぷかぷかと浮かんだ魔神サタンは、数千年ぶりの笑みを浮かべていた。


 神と悪魔。
 直接戦うことに飽き果てた両者は、一つのコマを使って勝敗を決めることにした。
 何千年前か何万年か忘れた、はるか昔に始めたゲーム。


『百年に一度、ランダムに誕生する鑑定士を見つけ出し、上手く活用した方の勝ち』


 活用の仕方は、お互いの裁量の中で決められる。
 魔神サタンは過去の記憶に思いを馳せる。

 あぁ……鑑定士コマを洗脳して天界に攻め込ませた時は痛快だったなぁ……。
 ま、と言っても、しょせんは人間の体。
 憎たらしい天使共にあっさりと切り刻まれて死んだけど。

 逆に、スキルがん積みで特攻された時はヤバかったなぁ……。
 閻魔のところまでたどり着かれたからなぁ。
 あぁ……でも楽しかったなぁ……。
 スリルがあって……。

 たしか、この千年は魔界こっちの十戦十勝だったはずだ。
 それ以前の戦績は覚えてない。
 トータルだと何百戦? いや、何千戦だったかも──とにかく気の遠くなるほど繰り返されてきたゲーム。

 魔界と人間界が完全に壁で区切られるようになって、はや数万年。
 神と悪魔の戦いは、めっきり膠着状態に陥り、もはや互いに何のために争っているのかも忘れてしまっていた。
 そして、それに伴ってサタンの感情も、現世に対する興味も薄れていった。
 そんなサタンの興味を久々に引き付けたのが、今回の鑑定士コマだ。

 ふむふむ……アベル……フィード・オファリング?
 めんどくさいから、名前一個にまとめちゃっていいよね。
 プレイヤーは直接的は介入は出来ないルールなんだけど、これくらいならセーフでしょ。
 あっちもあっちで「啓示リヴェレーション」なんていう反則スレスレの技を使ってるわけだし。

 それに「大悪魔を殺してダンジョンに巻き込まれる」ってのは、初めての展開だな。
 実に興味深い。
 ここで鑑定士コマが死んで、最強の大悪魔が生まれても面白いし。
 脱出するならするで、鑑定士コマがどうやってこの難関を打ち破るのかも興味深い。
 どっちにしろ面白い。
 しかも「ゲームをしよう」だなんて。
 まるで、かつての自分と神を見てるようじゃないか。
 ゲーム。
 いいね、暇な時はゲームを見るに限る。
 もう自分でゲームをやるのは飽きた。
 だって自分の思ったことしか起きないから。
 その点、見るのはいい。
 こうやって思いもかけないことが次々起こる。

 魔物たちを巻き込んだデスゲーム。
 三日後までに出口を見つけて脱出しろ。
 様々な感情が渦巻くクラスメイト達。
 そこにマフィアや野次馬まで巻き込んで……。

 あ  面
  あ、 白
      い。

 はたして、三日後まで生き残ってるのは一体何人いることやら。
 このゲームを存分に満喫するために、ちょっとダンジョン全体を見てみるとしようかね……。


 魔神サタン。
 全ての存在、概念、性別や年齢を超越した悪意の象徴。
 その悪意の根源たる超常の存在が、第二形態ピエロ大悪魔──テス・メザリアの作り出したダンジョンと、その近辺をスキャンする。



 【三階層】

 ふむ、一番浅い階層にいるのは、ツヴァ組の組員たちか。
 若頭カシラのワンゴを中心にまとまっている。
 集団としての戦闘力は間違いなく一番高いだろうな。
 だが、シンプルに脱出を目指すならともかく……。
 もし、ここから見失った組長の一人息子を探しに行くとでもなると……いくらプロの任侠集団とはいえ、一筋縄ではいかないだろう。
 全滅もありうる。


 【十二階層】

 次に浅い階層にいるのは、ミノタウロスとオーガの集団二十人……?
 ああ……こりゃ決闘した二人の親族か。
 先に死んだ十人も吸収されたし、こいつらには集団としての結束力もない。
 こりゃ、ダンジョンに飲み込まれるのも時間の問題だな。


 【二十五階層】

 ちょうど中間の階層にいるのは鑑定士コマと魔物たち。
 さてさて、二手に分かれたのが吉と出るか凶と出るか……。
 どのみち出口は一箇所だ。
 どちらかの集団は死ぬことになるだろうな。


 【四十階層】

 さらに下の階層にぐぐぐと潜って……っと。
 あ~……そういや、いたなぁ、このインプ。
 壁が苦し紛れで生み出したみたいだけど、もう大悪魔も成長しちゃったしなぁ。
 正直、用済みだよね、これ。
 どうすんだろ、この用済みのインプ。
 普通に考えたら、エネルギーを取り戻すためにダンジョンが再吸収しようとするんだろうけど……。
 ま、どうでもいいか、こんなの。
 ……って、おやおや。

 どうやらインプは、ツヴァ組の跡継ぎ、ウェルリン・ツヴァを見つけたようだ。
 この狼男の中に入ってダンジョンからの再吸収を逃れるつもりかな?
 ハハッ、なかなか奇妙な巡り合わせだ。

 スキルを奪われた復讐者リベンジャーの狼男。
 ダンジョンに使い捨てられた小鬼ディアブリートのインプ。

 はぐれもん同士の勝負か。
 いいじゃない、ちょっとおもしろくなってきた。
 はたして、どっちが勝つかね。
 ここも要チェックだな。


 【ダンジョン近くの地中】

 あ、近くに、もぐら悪魔のグララが来てるじゃねぇか。
 こいつ嫌いなんだよな。頭悪いから。
 なんたって、笑い方が「グララララ」だからな。
 いや、それ、狙いすぎだろっていう。
 自分の名前がグララだからって、それに笑い声まで寄せてんじゃねーよっていう。
 必死に地面ホリホリして進んできてるけど、多分どっかでダンジョンにぶつかるな、これ。
 でも……馬鹿のくせに、そこそこ戦闘力高いんだよな、こいつ。
 ま、出会った奴らはご愁傷さまってことで。


 【ダンジョン挟んで反対側の地中】

 あ~……反対方向からはローパーも来てんじゃん……。
 まぁ、ローパーは岩場や土の中が棲家だから、来ても不思議ではないけどさ……。
 っていうか、ここ、あれか。
 ローパー王国が近くの地中にあるとこか。
 従者がローパーのお姫様でも助け出そうと向かってきてるのかね。

 ……こいつら……あれなんだよな……。
 テレパシーで種族間の思考や感覚を共有出来てるんだよな……。

 いや、もちろん、こいつらもオレが生み出した魔物なんだけどさ。
 でも一体、なんでこんな進化を遂げたのかマジでわからん。
 ほら、オレは魔物を生み出しはするけど、基本そっから先はノータッチだから。
 だから中には、こういう、わけのわからん進化を遂げる種もいるわけで。

 こいつが鑑定士コマ達と合流したら、また一波乱ありそうだなぁ……。
 ああ……それも楽しそうだなぁ……。
 今回は本当に何から何まで予想外だなぁ……。


 【地上】

 お、地上にローデンベルグファミリーの執事、ゾルべが来てるな。
 バンパイアの。
 夜になったから、組長ボスの一人娘を探しに来たのか。
 お~、大穴に驚いてる、驚いてる。
 中に入ってくるか?
 入ってきたら、ツヴァ組と揉めそうだなぁ……。
 いいなぁ……揉めて欲しいなぁ……。

 うん、せっかくだから、ツヴァ組のとこまでの直通通路でも作ってやるか。

 ズズズズッ……!

 よし、出来たぞ。
 直通スロープ。
 ほれ、それを滑ってレッツゴー、ツヴァ組のど真ん中。

 おっ、行った、行った!
 お~、滑ってる!
 ピシッとしたスーツに七三メガネの気取ったマフィアが間抜けにスロープ滑ってるぞ!

 よしよし、面白い。
 ここも後でチェックだな……。


 【地底】

 ここには、閻魔……。
 こいつは、どうでもいいか。
 辛気臭いし。
 今更なんの興味もない。
 オレに不満を抱いて反逆を企ててるのは知ってるが、たかだか鬼ごときが、神をどうこう出来るわけないだろっていう。

 むか~し、鑑定士コマが、なんかの間違いで地獄まで辿り着いた時は、無間地獄リミット・インフェルノ送りにしてたっけ?
 あれはあれでウケたけど、さてさて今回はどうなるかね……。
 一応、このダンジョンは地獄まで続いてるみたいだが……。


 【魔法的超次元空間】

 地の底の底。
 地獄の最下層。
 魔結晶クリスタル魔純水エリクサーで満たされた場所で、魔神サタンは宙に浮かんだまま足を組み、満足そうにあごを触っている。

 ふむ……まぁ、こんなところか。
 しかも今回特に面白いのは、鑑定士コマが魔物たちを引き連れてるとこだな。
 人間って脆いからなぁ~。
 生まれ持っての無スキル者だし。
 こいつらにランダムにスキルを与えるためのジョブシステムもまどろっこしいもんなぁ。
 それよりも生まれつきスキルを持ってて、それが進化していく魔物の方がスマートでハイブリッドだ。
 体も強いし魔力も高い。
 ってことで、魔物が盾になってくれたら、前みたいに天界に攻め込ませても簡単には細切れにされないかもしれない。
 おお、久々にワクワクしてきたぞ。

 よしよし、じゃあここで一旦ちょっとダンジョンを振り返ってみるか。
 浅い階層から順に……。


 ローデンベルグファミリーの執事、ゾルべ。
 ツヴァ組若頭カシラのワンゴと組員たち計八人。
 ミノタウロスとオーガの集団二十人。
 鑑定士コマと生徒たち二十四人と大悪魔。
 インプとウェルリン・ツヴァ。
 しょうもない陰気な鬼の閻魔。
 んで、近くに、もぐら悪魔のグララと、ローパーの従者っぽいの。


 こんな感じか。
 んで、ルールは……っと。


 ■ 全五十階層
 ■ 糧の人数は五十三人
 ■ タイムリミットは三日
 ■ 出口の位置、形状は不明
 ■ 出口を見つけたらフィードたちの勝利
 ■ 三日以内に出口を見つけられなければ大悪魔の勝利
 ■ 報酬は互いの身の解放


 こんな感じだな。

 数千年ぶりの楽しいゲーム鑑賞だ。
 なるべく三日間フルに楽しみたいなぁ……。
 …………。
 やっちゃうか……。

 超次元空間を満たす魔純水エリクサー
 それが、もぞもぞもぞとうごめくと、己の姿を模した分体を形作る。

 もし、なんかあった時のために……ね。
 一応、保険として。
 このままあっさり全滅とかってなっても面白くないし。
 厳密に言えばルール違反なんだけど……直接介入するわけじゃないからいいだろ。
 どうせ魔界こっちで何が起ころうと、むこうにゃ見えないんだ。

 魔神サタンの分体。
 六枚の黒翼を持ち、全次元のすべての憎悪を、悪意を一身に集めて形状化したかのような純然たる『悪』の造形。

(ん~、今回は鑑定士コマが男だから、女体の方がいいか? ないとは思うが、万が一、億が一……ニアミスする可能性も、まぁ、なきにしもあらずだからな。なるべく警戒されない形のほうがいいだろ)

 ぱちんっ。

 指を鳴らすと分体はバシャンと水に還り、再び形を作り直す。

(そうだな……なるべく鑑定士コマにぴったり、おそろいのつがいになるような形に整えとくか。背は鑑定士コマより低くて……元気があって、正義感が強く、目はタレ目で、体は強くて……髪はピンク色のお団子結びとかでいいか……?)

 出来上がった分体を見て、魔神サタンは悦に入る。
 本能的に求め合うつがいというのは、計算で作ることが出来る。
 幾多いくたの魔物を作り出してきた魔神にとって、完璧に遺伝子を補い合う異性を作り出すことなど、いとも簡単なことだった。

(ふむ……可能性は低いだろうが、もし鑑定士コマに干渉せざるを得ない時が来たら、この分体を使おう)

 しかし、だがだがしかし、だがしかし。
 神が魔界の出来事を観測出来ぬように。
 魔神も神の領域、人間界のことを観測することは出来なかった。

 ゆえに魔神は気づかない。

 己の作った分体が──。

 アベルの幼馴染。

 モモと全く同じ姿をしているということに。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

スキルスティール〜悪い奴から根こそぎ奪って何が悪い!能無しと追放されるも実はチート持ちだった!

KeyBow
ファンタジー
 日常のありふれた生活が一変!古本屋で何気に手に取り開けた本のタイトルは【猿でも分かるスキルスティール取得法】  変な本だと感じつい見てしまう。そこにはこう有った。  【アホが見ーる馬のけーつ♪  スキルスティールをやるから魔王を倒してこい!まお頑張れや 】  はっ!?と思うとお城の中に。城の誰かに召喚されたが、無能者として暗殺者をけしかけられたりする。  出会った猫耳ツインズがぺったんこだけど可愛すぎるんですが!エルフの美女が恋人に?何故かヒューマンの恋人ができません!  行き当たりばったりで異世界ライフを満喫していく。自重って何?という物語。  悪人からは遠慮なくスキルをいただきまーーーす!ざまぁっす!  一癖も二癖もある仲間と歩む珍道中!

異世界の約束:追放者の再興〜外れギフト【光】を授り侯爵家を追い出されたけど本当はチート持ちなので幸せに生きて見返してやります!〜

KeyBow
ファンタジー
 主人公の井野口 孝志は交通事故により死亡し、異世界へ転生した。  そこは剣と魔法の王道的なファンタジー世界。  転生した先は侯爵家の子息。  妾の子として家督相続とは無縁のはずだったが、兄の全てが事故により死亡し嫡男に。  女神により魔王討伐を受ける者は記憶を持ったまま転生させる事が出来ると言われ、主人公はゲームで遊んだ世界に転生した。  ゲームと言ってもその世界を模したゲームで、手を打たなければこうなる【if】の世界だった。  理不尽な死を迎えるモブ以下のヒロインを救いたく、転生した先で14歳の時にギフトを得られる信託の儀の後に追放されるが、その時に備えストーリーを変えてしまう。  メイヤと言うゲームでは犯され、絶望から自殺した少女をそのルートから外す事を幼少期より決めていた。  しかしそう簡単な話ではない。  女神の意図とは違う生き様と、ゲームで救えなかった少女を救う。  2人で逃げて何処かで畑でも耕しながら生きようとしていたが、計画が狂い何故か闘技場でハッスルする未来が待ち受けているとは物語がスタートした時はまだ知らない・・・  多くの者と出会い、誤解されたり頼られたり、理不尽な目に遭ったりと、平穏な生活を求める主人公の思いとは裏腹に波乱万丈な未来が待ち受けている。  しかし、主人公補正からかメインストリートから逃げられない予感。  信託の儀の後に侯爵家から追放されるところから物語はスタートする。  いつしか追放した侯爵家にザマアをし、経済的にも見返し謝罪させる事を当面の目標とする事へと、物語の早々に変化していく。  孤児達と出会い自活と脱却を手伝ったりお人好しだ。  また、貴族ではあるが、多くの貴族が好んでするが自分は奴隷を性的に抱かないとのポリシーが行動に規制を掛ける。  果たして幸せを掴む事が出来るのか?魔王討伐から逃げられるのか?・・・

追放?俺にとっては解放だ!~自惚れ勇者パーティに付き合いきれなくなった俺、捨てられた女神を助けてジョブ【楽園創造者】を授かり人生を謳歌する~

和成ソウイチ
ファンタジー
(全77話完結)【あなたの楽園、タダで創ります! 追放先はこちらへ】 「スカウトはダサい。男はつまらん。つーことでラクター、お前はクビな」 ――その言葉を待ってたよ勇者スカル。じゃあな。 勇者のパワハラに愛想を尽かしていたスカウトのラクターは、クビ宣告を幸いに勇者パーティを出て行く。 かつては憧れていた勇者。だからこそここまで我慢してきたが、今はむしろ、追放されて心が晴れやかだった。 彼はスカルに仕える前から――いや、生まれた瞬間から決めていたことがあった。 一生懸命に生きる奴をリスペクトしよう。 実はラクターは転生者だった。生前、同じようにボロ布のようにこき使われていた幼馴染の同僚を失って以来、一生懸命に生きていても報われない奴の力になりたいと考え続けていた彼。だが、転生者であるにも関わらずラクターにはまだ、特別な力はなかった。 ところが、追放された直後にとある女神を救ったことでラクターの人生は一変する。 どうやら勇者パーティのせいで女神でありながら奴隷として売り飛ばされたらしい。 解放した女神が憑依したことにより、ラクターはジョブ【楽園創造者】に目覚める。 その能力は、文字通り理想とする空間を自由に創造できるチートなものだった。 しばらくひとりで暮らしたかったラクターは、ふと気付く。 ――一生懸命生きてるのは、何も人間だけじゃないよな? こうして人里離れた森の中で動植物たちのために【楽園創造者】の力を使い、彼らと共存生活を始めたラクター。 そこで彼は、神獣の忘れ形見の人狼少女や御神木の大精霊たちと出逢い、楽園を大きくしていく。 さらには、とある事件をきっかけに理不尽に追放された人々のために無料で楽園を創る活動を開始する。 やがてラクターは彼を慕う大勢の仲間たちとともに、自分たちだけの楽園で人生を謳歌するのだった。 一方、ラクターを追放し、さらには彼と敵対したことをきっかけに、スカルを始めとした勇者パーティは急速に衰退していく。 (他サイトでも投稿中)

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

クラスごと異世界に召喚されたんだけど別ルートで転移した俺は気の合う女子たちととある目的のために冒険者生活 勇者が困っていようが助けてやらない

枕崎 削節
ファンタジー
安西タクミ18歳、事情があって他の生徒よりも2年遅れで某高校の1学年に学期の途中で編入することになった。ところが編入初日に一歩教室に足を踏み入れた途端に部屋全体が白い光に包まれる。 「おい、このクソ神! 日本に戻ってきて2週間しか経ってないのにまた召喚かよ! いくらんでも人使いが荒すぎるぞ!」 とまあ文句を言ってみたものの、彼は否応なく異世界に飛ばされる。だがその途中でタクミだけが見慣れた神様のいる場所に途中下車して今回の召喚の目的を知る。実は過去2回の異世界召喚はあくまでもタクミを鍛えるための修行の一環であって、実は3度目の今回こそが本来彼が果たすべき使命だった。 単なる召喚と思いきや、その裏には宇宙規模の侵略が潜んでおり、タクミは地球の未来を守るために3度目の異世界行きを余儀なくされる。 自己紹介もしないうちに召喚された彼と行動を共にしてくれるクラスメートはいるのだろうか? そして本当に地球の運命なんて大そうなモノが彼の肩に懸かっているという重圧を撥ね退けて使命を果たせるのか? 剣と魔法が何よりも物を言う世界で地球と銀河の運命を賭けた一大叙事詩がここからスタートする。

【オンボロ剣】も全て【神剣】に変える最強術者

月風レイ
ファンタジー
 神の手違いにより死んでしまった佐藤聡太は神の計らいで異世界転移を果たすことになった。  そして、その際に神には特別に特典を与えられることになった。  そして聡太が望んだ力は『どんなものでも俺が装備すると最強になってしまう能力』というものであった。  聡太はその能力は服であれば最高の服へと変わり、防具であれば伝説級の防具の能力を持つようになり、剣に至っては神剣のような力を持つ。  そんな能力を持って、聡太は剣と魔法のファンタジー世界を謳歌していく。  ストレスフリーファンタジー。

【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する

雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。 その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。 代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。 それを見た柊茜は 「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」 【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。 追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん….... 主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

処理中です...