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閑話(おじさん周りの方々)
第32話 ジャンヌ、気づく
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元気が一番!
元気があれば何でも出来る!
がモットーな私なんですが……。
はぁ……。
とうとうやってしまいました……。
私……。
なんと……。
ワイバーンを王都に連れ帰っちゃったんですぅぅぅぅぅ!
あぁぁぁぁぁぁ……。
やってしまいました。
やってしまいましたよ、これは。
運よく通りがかりの師範さんが退治してくれたからよかったものの。
一步間違えば王都壊滅の大戦犯ですよ。
まったく、はぁ……。
本当に運が良かったです。
運。
そう、私。
運がいいんです。
だって私の持ってるスキル──。
『幸運』
ですから。
スキルってあんまり持ってる人いないんですよね?
私もこれまで見かけたことほぼないですし。
だから私もなんというか。
自分がスキルを持ってるってことをこれまで誰にも明かさずに来ちゃいました。
いやいや、だってそんな人に言うようなスキルじゃないですからね?
だって、カッコいいスキルならともかく……。
「私のスキル、『幸運』なんです!」
なんて言ったところで、せいぜい「へ~」って返されて終わりじゃないですか?
それに私、馬鹿なので。
なんか騙されてスキルを悪用とかされそうじゃないですか?
しかもなんか命がけの二択を延々選ばされ続ける感じのタイプのに。
え、やだ、なにそれこわっ、ぶる……。
とにかく。
私はこの『幸運』のおかげで家を放逐され……いえいえ、ちょっとした留学で騎士団へと入団したにも関わらず、無事『清らかな白鳩女騎士団』の副団長という分不相応すぎる地位へと就いてしまったのです。
まぁそのせいで魔物大量暴走とやらの調査に駆り出されて、ワイバーンを連れてきちゃったわけですけど……。
でも、まぁ、よしです!
あの師範!
ケント先生のおかげで万事オッケーですから!
というか!
ケント先生がたまたまそこに居合わせたこと自体が私の『幸運』のおかげだと思いませんか!?
しかも!
しかもぉ~!?
かっこいい!
んっ! ですっ!
ケント先生!
あんなスゴいことをやってのけたのに自慢しないし!
私だったら日に百回は自慢してますよ!
あぁ~、ケント先生~!
かっこよすぎます~!
あのザンバラのロン毛も色気があっていいですよね~。
常に一步引いた感じもアンニュイで渋くてたまらんっ! ですっ!
あ~……でも。
うちの団長。
セオリアさんが完全にぞっこんなんですよね、先生に……。
なんていうか、もう威嚇? してきますもん。
先生は私のもの! とばかりに。
いや、女同士にしかわからないアレですけどね。
ってことで、私は先生と結ばれるのは諦めて。
「先生ぇ~~~~~!」
と、先生と生徒の関係で甘えまくることにします!
「ぬわぁ~! またジャンヌ! なんでこんなによく出くわすんだ!?」
ふふふ……先生、それは私が『幸運』の持ち主だからですよ……。
っと、そんなことを思ってるうちにまた先生に逃げられてしまいました。
まったく照れ屋さんなんですからぁ~。
でも、そういうところも可愛い!
はい、またどうせすぐ会えますし、ふふふ……。
だって私は……。
『幸運』を持っているのですから~!
ってことで、今日も元気に副団長の仕事(そもそもお飾りの女騎士団に仕事なんてほぼないに等しいですけど)に励むぞ~。
……ん?
誰でしょう?
あそこでケント様の去っていった方を見つめている不審人物は。
うむむ……怪しいですね……。
お飾りの騎士団ですが、一応私達には王都の治安を守るという立派な建前があります。
なので、建前分くらいはお仕事するとしましょう!
「もしも~し?」
声を掛けると、不審人物はギョッとした顔で振り向きました。
むむ……なんですか、その反応は。
怪しい、とても怪しいです。
「どうかされましたか?」
「……俺の存在に気付けるのか?」
「あはは~! 何言ってるんですか! 気づくに決まってるじゃないですか!」
あらら。
この不審人物さん。
なかなかの……。
ジロジロ。
イケメンさんじゃないですか~!
真っ白な髪の毛。
澄んだ青い瞳。
真一文字の細眉。
針のように細い鼻筋。
それでいてたくましい首筋。
あらあら。
まぁまぁ。
どこのどなた? この美青年様は?
というか。
なぜ今までこんな目立つ美青年の存在に気づかなかったのでしょう?
こんな人が居たなら、絶対に団で話題になってるはずなのに。
「……スキル持ちか?」
イケメンさんが私に向かって手のひらを向けます。
回避。
あ、なにか回避したような気配。
私、『幸運』持ちだから状態異常系の魔法だったりに強いんですよね。
このイケメンさん、私になにか魔法をかけようとしました?
いけませんね~、王都を守る正義の騎士団様に魔法を行使するとは。
これは取調室でたっぷりと話を聞く必要がありますね……ぐふふ……このジャンヌさんがじっくりと取り調べてあげますよ~……って。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
ちょ……あっ……あぁ……ダメです……ダメですってば……! いくら『幸運』持ちの私とはいえ、そんなに連続で魔法をかけられたら……対処する速度がぁ……あわわわわぁ……。
……はて?
私は今、なにをしてたんでしたっけ?
ああ、そうです!
先生に弟子として甘えようとして逃げられたところでした!
まったくもう、次こそは逃がしませんよ~。
今度こそは絶対に取調室でたっぷりと話を聞く必要が……って、あれ?
取調室?
なんで?
ん? ん?
ん~~~~~~……?
……うん!
まぁ、いいです!
考えたところでお腹が空くだけですし!
ということで、今日も元気にそのへんをぶらついて仕事したふりをして兵舎に帰宅です!
あ~、今日の晩ごはんなにかな~!
ご飯食べた後はお風呂入って~。
ストレッチしてぐっすり寝るんだ~。
夜はイケメンの夢でも見たいな~!
白髪碧眼の首の太いイケメンとかだといいな~!
……?
頭に浮かんだ例が妙に具体的ですね……?
……うん!
まぁ、いいです!
元気が一番!
元気があれば何でも出来る!
それが私のモットーなんですから!
元気があれば何でも出来る!
がモットーな私なんですが……。
はぁ……。
とうとうやってしまいました……。
私……。
なんと……。
ワイバーンを王都に連れ帰っちゃったんですぅぅぅぅぅ!
あぁぁぁぁぁぁ……。
やってしまいました。
やってしまいましたよ、これは。
運よく通りがかりの師範さんが退治してくれたからよかったものの。
一步間違えば王都壊滅の大戦犯ですよ。
まったく、はぁ……。
本当に運が良かったです。
運。
そう、私。
運がいいんです。
だって私の持ってるスキル──。
『幸運』
ですから。
スキルってあんまり持ってる人いないんですよね?
私もこれまで見かけたことほぼないですし。
だから私もなんというか。
自分がスキルを持ってるってことをこれまで誰にも明かさずに来ちゃいました。
いやいや、だってそんな人に言うようなスキルじゃないですからね?
だって、カッコいいスキルならともかく……。
「私のスキル、『幸運』なんです!」
なんて言ったところで、せいぜい「へ~」って返されて終わりじゃないですか?
それに私、馬鹿なので。
なんか騙されてスキルを悪用とかされそうじゃないですか?
しかもなんか命がけの二択を延々選ばされ続ける感じのタイプのに。
え、やだ、なにそれこわっ、ぶる……。
とにかく。
私はこの『幸運』のおかげで家を放逐され……いえいえ、ちょっとした留学で騎士団へと入団したにも関わらず、無事『清らかな白鳩女騎士団』の副団長という分不相応すぎる地位へと就いてしまったのです。
まぁそのせいで魔物大量暴走とやらの調査に駆り出されて、ワイバーンを連れてきちゃったわけですけど……。
でも、まぁ、よしです!
あの師範!
ケント先生のおかげで万事オッケーですから!
というか!
ケント先生がたまたまそこに居合わせたこと自体が私の『幸運』のおかげだと思いませんか!?
しかも!
しかもぉ~!?
かっこいい!
んっ! ですっ!
ケント先生!
あんなスゴいことをやってのけたのに自慢しないし!
私だったら日に百回は自慢してますよ!
あぁ~、ケント先生~!
かっこよすぎます~!
あのザンバラのロン毛も色気があっていいですよね~。
常に一步引いた感じもアンニュイで渋くてたまらんっ! ですっ!
あ~……でも。
うちの団長。
セオリアさんが完全にぞっこんなんですよね、先生に……。
なんていうか、もう威嚇? してきますもん。
先生は私のもの! とばかりに。
いや、女同士にしかわからないアレですけどね。
ってことで、私は先生と結ばれるのは諦めて。
「先生ぇ~~~~~!」
と、先生と生徒の関係で甘えまくることにします!
「ぬわぁ~! またジャンヌ! なんでこんなによく出くわすんだ!?」
ふふふ……先生、それは私が『幸運』の持ち主だからですよ……。
っと、そんなことを思ってるうちにまた先生に逃げられてしまいました。
まったく照れ屋さんなんですからぁ~。
でも、そういうところも可愛い!
はい、またどうせすぐ会えますし、ふふふ……。
だって私は……。
『幸運』を持っているのですから~!
ってことで、今日も元気に副団長の仕事(そもそもお飾りの女騎士団に仕事なんてほぼないに等しいですけど)に励むぞ~。
……ん?
誰でしょう?
あそこでケント様の去っていった方を見つめている不審人物は。
うむむ……怪しいですね……。
お飾りの騎士団ですが、一応私達には王都の治安を守るという立派な建前があります。
なので、建前分くらいはお仕事するとしましょう!
「もしも~し?」
声を掛けると、不審人物はギョッとした顔で振り向きました。
むむ……なんですか、その反応は。
怪しい、とても怪しいです。
「どうかされましたか?」
「……俺の存在に気付けるのか?」
「あはは~! 何言ってるんですか! 気づくに決まってるじゃないですか!」
あらら。
この不審人物さん。
なかなかの……。
ジロジロ。
イケメンさんじゃないですか~!
真っ白な髪の毛。
澄んだ青い瞳。
真一文字の細眉。
針のように細い鼻筋。
それでいてたくましい首筋。
あらあら。
まぁまぁ。
どこのどなた? この美青年様は?
というか。
なぜ今までこんな目立つ美青年の存在に気づかなかったのでしょう?
こんな人が居たなら、絶対に団で話題になってるはずなのに。
「……スキル持ちか?」
イケメンさんが私に向かって手のひらを向けます。
回避。
あ、なにか回避したような気配。
私、『幸運』持ちだから状態異常系の魔法だったりに強いんですよね。
このイケメンさん、私になにか魔法をかけようとしました?
いけませんね~、王都を守る正義の騎士団様に魔法を行使するとは。
これは取調室でたっぷりと話を聞く必要がありますね……ぐふふ……このジャンヌさんがじっくりと取り調べてあげますよ~……って。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
回避。
ちょ……あっ……あぁ……ダメです……ダメですってば……! いくら『幸運』持ちの私とはいえ、そんなに連続で魔法をかけられたら……対処する速度がぁ……あわわわわぁ……。
……はて?
私は今、なにをしてたんでしたっけ?
ああ、そうです!
先生に弟子として甘えようとして逃げられたところでした!
まったくもう、次こそは逃がしませんよ~。
今度こそは絶対に取調室でたっぷりと話を聞く必要が……って、あれ?
取調室?
なんで?
ん? ん?
ん~~~~~~……?
……うん!
まぁ、いいです!
考えたところでお腹が空くだけですし!
ということで、今日も元気にそのへんをぶらついて仕事したふりをして兵舎に帰宅です!
あ~、今日の晩ごはんなにかな~!
ご飯食べた後はお風呂入って~。
ストレッチしてぐっすり寝るんだ~。
夜はイケメンの夢でも見たいな~!
白髪碧眼の首の太いイケメンとかだといいな~!
……?
頭に浮かんだ例が妙に具体的ですね……?
……うん!
まぁ、いいです!
元気が一番!
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それが私のモットーなんですから!
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