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第2章 初めての旅
第32話 空の魔物
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「えっ!ミミさんは、神じゅ…モガモガ…。」
「シッ!リヨンさん。声が大きいですよ。この子が『神獣』なのも、私が『神の子』であるのも内密にお願いしますね!」
私はサムさんたちに、私やミミの情報が伝わらないようにリヨンさんの口を塞ぎ、小声でお願いした。
「レイ様。申し訳ございません。承知しました。今後は、ミミさまとお呼びすれば宜しいでしょうか?」
「ミミさまは嫌にゃん!ミミでいいにゃん!」
「そうですね。不自然にならないようにこれまで通り、気楽に接してあげてください。リヨンさんの方が少し年上ですから、後輩が出来たと思って接してあげてください。」
「承知しました。では、ミミさん。これからよろしくね!」
「はいにゃん!」
リヨンさんとミミは改めて握手する。
「レイの旦那!後ろで何をコソコソやっているんでさぁ。旦那は、羨ましいですなぁ。」
御者席にいるヤシムさんが、荷台窓から覗き込んで、ニヤニヤしながら声を掛けて来た。
「羨ましい…って何がですか?」
「何って…両手に花じゃありませんか!しかも二人ともとびきりの美人ときた。そういう意味でさぁ。」
「あぁ。確かに二人とも美人ですからね。」
「レイ様…。」「美人って言われたにゃん!」
二人とも美人と言われたことが嬉しかったようである。リヨンさんは少し恥ずかしそうに、ミミは元気いっぱいの笑顔を見せていた。
私たちはミミを新たな旅の仲間に加え、道中はにぎやかに移動を続けている。海岸線に沿って40キロほど進めば、目的地である『港町ペルモート』に到着することになる。
異世界で初めて見る海は、日本で見た海とあまり変わらないように感じた。心地よい風が頬をなでるように吹き、海風が磯の香りを運んでくれていた。
私たちは、昼の休憩と昼食を兼ねて浜辺に降りて休んだ。アコノジカの肉や野菜を使ってバーベキューをした。材料はタイゲンカバンのお陰で鮮度抜群となっており、調理は私が偶然獲得した『調理スキル』が勝手に仕事した。
「旨い!」「旨いですな!」「レイ様とても美味しいです。」「美味しいにゃん!」
みんなが喜んで食べてくれるから良かったけど、私はあまり深く考えずに普通に焼いているだけだった。こんなことで美味しくできてしまうのか疑問に思った。まあ、作った本人も美味しいと思っているので、気にしないおこう…。
お腹が膨れた後、もうしばらく休憩を楽しんだ。ミミとリヨンさんは、海岸の波打ち際で仲良く遊んでいた。私は片付けをしながら、二人の様子を眺めていると、平和であることを実感したのであった。
そんな時だった。私の『索敵スキル』に反応があった。どうやら魔物がこちらに向かって来ているようだ。
「皆さん気をつけてください。魔物の襲撃です。」
「どこ?どこですかな?」
サムさんは、動揺しているようだった。
「サムさんは、馬車に避難して下さい。ヤシムさんは、サムさんや馬を守って下さい。」
「わ、わかりました。」「あいよ。任せてくれ!」
私の合図に合わせてサムさんとヤシムさんは、馬車へ移動した。リヨンさんとミミが私の元にやってきた。
「あれ…。確かに居るはずなんだけど…。」
索敵には反応があり、片眼鏡のマップ表示にも敵を示すポイントが表示されているが、未だ敵影を確認できなかった。しかし…。
「ご主人様!上にゃん!上にいるにゃん!」
目のいいミミが上空を指さして知らせてくれた。敵は大きな翼を持つ飛行タイプの魔物だった。私の持つ索敵+マップ表示は、平面でのポイントであるため、高さの位置の把握まではできなかったのだ。
「大きい…。」
鷲のような姿をしているが、その大きさは私の知る鷲とは異なっていた。
私は迅速に片眼鏡で敵の情報を収集した。
- 名前:ヘルイーグル
- 種族:オオワシ種(魔物)
- 能力:爪やクチバシでの攻撃。
- 特徴:オオワシの魔物。体長は250cm。海の近くに生息し、主に海面に現れる魚を餌にしている。雑食であり、家畜や人間にも被害を与えている。
「バーベキューの匂いに吊られて来たのかも知れませんね。爪やクチバシによる攻撃がありますから気をつけてくださいね。」
「御意!」「はいにゃん!」
「ミミ。危険ですから、私と少し下がってくださいね。」
「ご主人様、ミミは戦えるにゃあ!ご主人様の役に立ちたいにゃあ!」
「ありがとう…。ですが、今回の敵は危険そうです。リヨンさんに任せましょう。」
「はい…にゃん。」
ミミは少し残念そうだった。役に立ちたいという気持ちは嬉しいが、私の本心は家族を再び失いたくないという思いだった。
《グルゥー!》
ヘルイーグルが上空から急降下し、私に向かって飛びかかってきた。鋭い爪で攻撃を仕掛けてくる。私は相手の圧倒されてしまった。身動きしたくてもできない。ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
「ご主人様、危ないにゃあ!」
ミミは私を守ろうとして身を捧げ、攻撃に備えている。
《キーン!!》
ミミが敵の爪攻撃を受けると思っていたが、リヨンさんが素早く現れて双剣で受け止めた。
「リヨンさん!」「リヨンにゃん!」
「大丈夫です!任せてください!はぁ!!」
リヨンさんは敵の攻撃を受け止めながら、巧みに避けて間合いを取る。ヘルイーグルはリヨンさんに打ち勝とうとして力を込めていたため、リヨンさんが力を抜いて回避すると、空中に留まれず地面に着地した。
リヨンさんは相手が体勢を整える前に懐に素早く侵入し、双剣で切りつけた!
「やぁー!」
《グェアー!》
ヘルイーグルの胴体が強く切りつけられ、血が流れ出ている。リヨンさんの攻撃は効いているようだ。しかし、リヨンさんが追撃をかけると相手は上空に逃れてしまった。
「あぁ、もう少しだったのににゃあ。」
ミミの言う通り、攻撃が通っているのでこのまま戦えば勝機はある。しかし、問題は敵が空を飛べることである。私たちは空を飛べないので、敵の攻撃を待つしか方法がない。
その後もリヨンさんはヘルイーグルと互角以上に渡り合っているが、もう少しのところで相手に上空へと逃げられてしまう。
「不利ですね。ユーリさんのような弓攻撃や、ミリモルさんの魔法攻撃があれば違うのでしょうけど…。」
「それならミミに任せてにゃあ!リヨンにゃん!少し離れてにゃあ!」
「ミミ?一体何するつもりですか!?」
リヨンさんの攻撃を受け、ヘルイーグルは再び上空に逃れた。その時だ。
『にゃおー!!』
ミミが相手に向けて不思議な掛け声を放つ。私は彼女から少し離れた場所に立っていたが、空気が揺れるような感覚が伝わってきた。おそらく、これがミミの特殊能力である『音波攻撃』なのだろう。
ミミから放たれた音波は、ヘルイーグルに直撃し、頭から真っ逆さまに落下させた。それをリヨンさんは見逃すことなく、急所を狙ってとどめを刺したのであった…。
「すごいな…。」
「やったにゃん!リヨンにゃん!」
「ええ。ミミさん、立派な働きでしたよ。今のは何だったの?」
「『音波攻撃』にゃん。この世界に来たら使えるようになってたのにゃ。ご主人様、ミミすごいかにゃ?」
「ああ。立派だよ。すごいすごい。」
私はミミの頭を撫でた。ミミは、もうこれ以上ないくらいの笑顔を浮かべていた。
「おぉ、旦那。終わったみたいですな。思った通りこのお二人は、ただ者ではありませんな。この辺りじゃあ、ヘルイーグルと聞いて相手する者は誰もいませんよ。もし遭遇したら選択肢は一つだけ…。逃げるの一択でさぁ。」
「なるほど。確かに恐ろしい魔物でしたね。二人とも優秀で助かりましたよ…あはは。」
思った通りこの辺りでは強い部類の魔物のようである。私はとても無理だが、この二人なら冒険者として十分に活躍できる可能性があるだろう。
片眼鏡の情報によると、ヘルイーグルの素材は高く売れるそうだ。そこで、新鮮な状態のうちにそのままタイゲンカバンに収納しておくことにした。
その後、私たちは再び移動を始めた。長い道のりを進み、ペルモートの街が私たちの視界に現れた。
港町ペルモートはその名の通り海に面しており、街は広がっていて漁港などもあるようだった。建物の統一感があり、遠くから見ても美しい街並みだと分かった。
新たな街への到着が間近に迫っている。私は、胸に高まる好奇心を抑えられそうになかったのであった...。
― to be continued ―
「シッ!リヨンさん。声が大きいですよ。この子が『神獣』なのも、私が『神の子』であるのも内密にお願いしますね!」
私はサムさんたちに、私やミミの情報が伝わらないようにリヨンさんの口を塞ぎ、小声でお願いした。
「レイ様。申し訳ございません。承知しました。今後は、ミミさまとお呼びすれば宜しいでしょうか?」
「ミミさまは嫌にゃん!ミミでいいにゃん!」
「そうですね。不自然にならないようにこれまで通り、気楽に接してあげてください。リヨンさんの方が少し年上ですから、後輩が出来たと思って接してあげてください。」
「承知しました。では、ミミさん。これからよろしくね!」
「はいにゃん!」
リヨンさんとミミは改めて握手する。
「レイの旦那!後ろで何をコソコソやっているんでさぁ。旦那は、羨ましいですなぁ。」
御者席にいるヤシムさんが、荷台窓から覗き込んで、ニヤニヤしながら声を掛けて来た。
「羨ましい…って何がですか?」
「何って…両手に花じゃありませんか!しかも二人ともとびきりの美人ときた。そういう意味でさぁ。」
「あぁ。確かに二人とも美人ですからね。」
「レイ様…。」「美人って言われたにゃん!」
二人とも美人と言われたことが嬉しかったようである。リヨンさんは少し恥ずかしそうに、ミミは元気いっぱいの笑顔を見せていた。
私たちはミミを新たな旅の仲間に加え、道中はにぎやかに移動を続けている。海岸線に沿って40キロほど進めば、目的地である『港町ペルモート』に到着することになる。
異世界で初めて見る海は、日本で見た海とあまり変わらないように感じた。心地よい風が頬をなでるように吹き、海風が磯の香りを運んでくれていた。
私たちは、昼の休憩と昼食を兼ねて浜辺に降りて休んだ。アコノジカの肉や野菜を使ってバーベキューをした。材料はタイゲンカバンのお陰で鮮度抜群となっており、調理は私が偶然獲得した『調理スキル』が勝手に仕事した。
「旨い!」「旨いですな!」「レイ様とても美味しいです。」「美味しいにゃん!」
みんなが喜んで食べてくれるから良かったけど、私はあまり深く考えずに普通に焼いているだけだった。こんなことで美味しくできてしまうのか疑問に思った。まあ、作った本人も美味しいと思っているので、気にしないおこう…。
お腹が膨れた後、もうしばらく休憩を楽しんだ。ミミとリヨンさんは、海岸の波打ち際で仲良く遊んでいた。私は片付けをしながら、二人の様子を眺めていると、平和であることを実感したのであった。
そんな時だった。私の『索敵スキル』に反応があった。どうやら魔物がこちらに向かって来ているようだ。
「皆さん気をつけてください。魔物の襲撃です。」
「どこ?どこですかな?」
サムさんは、動揺しているようだった。
「サムさんは、馬車に避難して下さい。ヤシムさんは、サムさんや馬を守って下さい。」
「わ、わかりました。」「あいよ。任せてくれ!」
私の合図に合わせてサムさんとヤシムさんは、馬車へ移動した。リヨンさんとミミが私の元にやってきた。
「あれ…。確かに居るはずなんだけど…。」
索敵には反応があり、片眼鏡のマップ表示にも敵を示すポイントが表示されているが、未だ敵影を確認できなかった。しかし…。
「ご主人様!上にゃん!上にいるにゃん!」
目のいいミミが上空を指さして知らせてくれた。敵は大きな翼を持つ飛行タイプの魔物だった。私の持つ索敵+マップ表示は、平面でのポイントであるため、高さの位置の把握まではできなかったのだ。
「大きい…。」
鷲のような姿をしているが、その大きさは私の知る鷲とは異なっていた。
私は迅速に片眼鏡で敵の情報を収集した。
- 名前:ヘルイーグル
- 種族:オオワシ種(魔物)
- 能力:爪やクチバシでの攻撃。
- 特徴:オオワシの魔物。体長は250cm。海の近くに生息し、主に海面に現れる魚を餌にしている。雑食であり、家畜や人間にも被害を与えている。
「バーベキューの匂いに吊られて来たのかも知れませんね。爪やクチバシによる攻撃がありますから気をつけてくださいね。」
「御意!」「はいにゃん!」
「ミミ。危険ですから、私と少し下がってくださいね。」
「ご主人様、ミミは戦えるにゃあ!ご主人様の役に立ちたいにゃあ!」
「ありがとう…。ですが、今回の敵は危険そうです。リヨンさんに任せましょう。」
「はい…にゃん。」
ミミは少し残念そうだった。役に立ちたいという気持ちは嬉しいが、私の本心は家族を再び失いたくないという思いだった。
《グルゥー!》
ヘルイーグルが上空から急降下し、私に向かって飛びかかってきた。鋭い爪で攻撃を仕掛けてくる。私は相手の圧倒されてしまった。身動きしたくてもできない。ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
「ご主人様、危ないにゃあ!」
ミミは私を守ろうとして身を捧げ、攻撃に備えている。
《キーン!!》
ミミが敵の爪攻撃を受けると思っていたが、リヨンさんが素早く現れて双剣で受け止めた。
「リヨンさん!」「リヨンにゃん!」
「大丈夫です!任せてください!はぁ!!」
リヨンさんは敵の攻撃を受け止めながら、巧みに避けて間合いを取る。ヘルイーグルはリヨンさんに打ち勝とうとして力を込めていたため、リヨンさんが力を抜いて回避すると、空中に留まれず地面に着地した。
リヨンさんは相手が体勢を整える前に懐に素早く侵入し、双剣で切りつけた!
「やぁー!」
《グェアー!》
ヘルイーグルの胴体が強く切りつけられ、血が流れ出ている。リヨンさんの攻撃は効いているようだ。しかし、リヨンさんが追撃をかけると相手は上空に逃れてしまった。
「あぁ、もう少しだったのににゃあ。」
ミミの言う通り、攻撃が通っているのでこのまま戦えば勝機はある。しかし、問題は敵が空を飛べることである。私たちは空を飛べないので、敵の攻撃を待つしか方法がない。
その後もリヨンさんはヘルイーグルと互角以上に渡り合っているが、もう少しのところで相手に上空へと逃げられてしまう。
「不利ですね。ユーリさんのような弓攻撃や、ミリモルさんの魔法攻撃があれば違うのでしょうけど…。」
「それならミミに任せてにゃあ!リヨンにゃん!少し離れてにゃあ!」
「ミミ?一体何するつもりですか!?」
リヨンさんの攻撃を受け、ヘルイーグルは再び上空に逃れた。その時だ。
『にゃおー!!』
ミミが相手に向けて不思議な掛け声を放つ。私は彼女から少し離れた場所に立っていたが、空気が揺れるような感覚が伝わってきた。おそらく、これがミミの特殊能力である『音波攻撃』なのだろう。
ミミから放たれた音波は、ヘルイーグルに直撃し、頭から真っ逆さまに落下させた。それをリヨンさんは見逃すことなく、急所を狙ってとどめを刺したのであった…。
「すごいな…。」
「やったにゃん!リヨンにゃん!」
「ええ。ミミさん、立派な働きでしたよ。今のは何だったの?」
「『音波攻撃』にゃん。この世界に来たら使えるようになってたのにゃ。ご主人様、ミミすごいかにゃ?」
「ああ。立派だよ。すごいすごい。」
私はミミの頭を撫でた。ミミは、もうこれ以上ないくらいの笑顔を浮かべていた。
「おぉ、旦那。終わったみたいですな。思った通りこのお二人は、ただ者ではありませんな。この辺りじゃあ、ヘルイーグルと聞いて相手する者は誰もいませんよ。もし遭遇したら選択肢は一つだけ…。逃げるの一択でさぁ。」
「なるほど。確かに恐ろしい魔物でしたね。二人とも優秀で助かりましたよ…あはは。」
思った通りこの辺りでは強い部類の魔物のようである。私はとても無理だが、この二人なら冒険者として十分に活躍できる可能性があるだろう。
片眼鏡の情報によると、ヘルイーグルの素材は高く売れるそうだ。そこで、新鮮な状態のうちにそのままタイゲンカバンに収納しておくことにした。
その後、私たちは再び移動を始めた。長い道のりを進み、ペルモートの街が私たちの視界に現れた。
港町ペルモートはその名の通り海に面しており、街は広がっていて漁港などもあるようだった。建物の統一感があり、遠くから見ても美しい街並みだと分かった。
新たな街への到着が間近に迫っている。私は、胸に高まる好奇心を抑えられそうになかったのであった...。
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