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第1章 ゴミスキルと古代兵器
第19話 荷物運びのお仕事
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『おはようございます、ご主人様。今は朝の七時です。そろそろ起きる時間です』
翌朝。いつも通りシャルロットに起こされたんだけど、何かが変だ。
身体が動かない……訳でもないけど、重い。
左手が柔らかい何かで押さえ付けられているので、そこから何とか抜き、ぼやけた目を擦ると、
「ん……お兄ちゃん。そこは……」
僕の身体の上に、クリスが重なるようにして眠っていた。
「クリス……朝だよ、クリス」
「ふゎ……お兄ちゃん、おはよー」
眠たそうに小さく欠伸をした猫耳姿のクリスが、大きくノビて……シャツとショートパンツの間から白いお腹が見える。
「あっ……」
僕の視線に気付いたクリスが、慌ててシャツを下ろしてお腹を隠し、恥ずかしそうに顔を赤く染めた。
えーっと、男同士なんだから、お腹くらい気にしなくても良いんじゃないのかな?
……あ。そっか、今のクリスは男の娘になっているからか。
若干気まずい空気の中、もそもそと着替えを終え、朝食を済ませる。
「お兄ちゃん。今日はどこへ行くのー?」
「あぁ、今日は冒険者ギルドの仕事を請けようと思ってね」
流石に朝食を食べ終える頃には変な気まずさもなくなり、昨日とは違う半袖半ズボン姿のクリスと共に冒険者ギルドへ。
……ただ、昨日買った水色のリボンをつけている辺り、クリスは男の娘を辞めた訳ではなく、単に服がないからか。
「……シャルロット。マリーさんの場所は?」
『あちらに見える、この街で一番高級な宿の最上階ですね』
ジェームズが朝から動くとは思えないし、昨日の事もあったので、大丈夫だろう。
マリーさんが近くに居ない事を確認し、冒険者ギルドへ入ると、昨日の受付のお姉さんの所へ。
「すみません。色々あって遅くなっちゃいましたが、Eランクのお仕事を受けたいのですが」
「はい。では、そちらの掲示板からお好きなものをお選びください」
クリスと共に掲示板を眺め、
「クリス。僕はこれなんか良いと思うんだけど、どうかな?」
「えーっと、隣の街へお届け物……うん、良いんじゃないかな。あ、でも、お兄ちゃん。薬草摘みっていうのもあるよ?」
「あー、ちょっと思う所があってね。薬草摘みは避けようと思うんだ」
「そうなの? でも、お兄ちゃんがそう決めたなら、いいよっ!」
荷物運びの依頼を請ける事にした。
「すみません。この依頼を請けます」
「はい、畏まりました。こちらは、四日以内にウバイツの街の冒険者ギルドへ届けてください。尚、成功報酬には乗合馬車の料金も含まれているのと、荷物の紛失時にはペナルティが生じますので、ご注意願います」
受付のお姉さんに荷物を預かり、早速乗合馬車の停留所へ。
「お兄ちゃん。四日もあるなら、歩いて行っても良いんじゃない? クリス、お兄ちゃんと一緒なら、野宿も平気だよー?」
「まぁ馬車代を節約すれば、その分収入になるけど、ここはあえて特急馬車で行こうと思うんだ」
「えっ!? どうして? 特急馬車って、普通の乗合馬車より早く着くけど、その分高いよね? お仕事の成功報酬を貰ってもマイナスになっちゃうよー?」
クリスの疑問はもっともなんだけど、今回はお金稼ぎの為じゃなくて、街の移動が目的なんだよね。
というのも、この街の四つあるゴミ捨て場の内、三つを空にしちゃったからね。
すぐにゴミが溜まったりしないだろうし、別の街でゴミ拾いをしようかと思っている。
……というのが、クリス向けの理由で、もう一つ理由がある。
マリーさんがシャルロットを探しているみたいだけど、向こうもこちらのおおよその位置を知る事が出来てしまう。
薬草探しで人気の無い場所に行けば、ゴミ捨て場の時みたいに僕が怪しいって思われるし、同じ街に居続けるのも危険な気がする。
なので、多少出費にはなってしまうけど、特急馬車で近隣の街を巡り、サッとゴミ捨て場でゴミを回収して、修理した装備をテレーズさんに買い取ってもらうという作戦を立ててみた。
まぁ懐に余裕があるからこそ、出来る事なんだけどさ。
「……という訳で、隣の街でまたゴミを回収して、修理したものをテレーズさんに買い取ってもらおうと思うんだ」
「むー。確かに、ゴミが溜まるまで待たないといけないっていうのは分かるけど、またあのおっぱいエルフの所に行くんだ……お兄ちゃんのエッチ!」
「えぇっ!? 違うってば! テレーズさんのお店じゃないと買い取ってもらえないからだよ」
「ふーんだ。……いつかクリスだって大きくなるんだもん……」
何故かクリスが頬を膨らませたかと思ったら、小声で何か呟いていたけれど……一先ず馬車を使って、隣の街へ移動する事にした。
翌朝。いつも通りシャルロットに起こされたんだけど、何かが変だ。
身体が動かない……訳でもないけど、重い。
左手が柔らかい何かで押さえ付けられているので、そこから何とか抜き、ぼやけた目を擦ると、
「ん……お兄ちゃん。そこは……」
僕の身体の上に、クリスが重なるようにして眠っていた。
「クリス……朝だよ、クリス」
「ふゎ……お兄ちゃん、おはよー」
眠たそうに小さく欠伸をした猫耳姿のクリスが、大きくノビて……シャツとショートパンツの間から白いお腹が見える。
「あっ……」
僕の視線に気付いたクリスが、慌ててシャツを下ろしてお腹を隠し、恥ずかしそうに顔を赤く染めた。
えーっと、男同士なんだから、お腹くらい気にしなくても良いんじゃないのかな?
……あ。そっか、今のクリスは男の娘になっているからか。
若干気まずい空気の中、もそもそと着替えを終え、朝食を済ませる。
「お兄ちゃん。今日はどこへ行くのー?」
「あぁ、今日は冒険者ギルドの仕事を請けようと思ってね」
流石に朝食を食べ終える頃には変な気まずさもなくなり、昨日とは違う半袖半ズボン姿のクリスと共に冒険者ギルドへ。
……ただ、昨日買った水色のリボンをつけている辺り、クリスは男の娘を辞めた訳ではなく、単に服がないからか。
「……シャルロット。マリーさんの場所は?」
『あちらに見える、この街で一番高級な宿の最上階ですね』
ジェームズが朝から動くとは思えないし、昨日の事もあったので、大丈夫だろう。
マリーさんが近くに居ない事を確認し、冒険者ギルドへ入ると、昨日の受付のお姉さんの所へ。
「すみません。色々あって遅くなっちゃいましたが、Eランクのお仕事を受けたいのですが」
「はい。では、そちらの掲示板からお好きなものをお選びください」
クリスと共に掲示板を眺め、
「クリス。僕はこれなんか良いと思うんだけど、どうかな?」
「えーっと、隣の街へお届け物……うん、良いんじゃないかな。あ、でも、お兄ちゃん。薬草摘みっていうのもあるよ?」
「あー、ちょっと思う所があってね。薬草摘みは避けようと思うんだ」
「そうなの? でも、お兄ちゃんがそう決めたなら、いいよっ!」
荷物運びの依頼を請ける事にした。
「すみません。この依頼を請けます」
「はい、畏まりました。こちらは、四日以内にウバイツの街の冒険者ギルドへ届けてください。尚、成功報酬には乗合馬車の料金も含まれているのと、荷物の紛失時にはペナルティが生じますので、ご注意願います」
受付のお姉さんに荷物を預かり、早速乗合馬車の停留所へ。
「お兄ちゃん。四日もあるなら、歩いて行っても良いんじゃない? クリス、お兄ちゃんと一緒なら、野宿も平気だよー?」
「まぁ馬車代を節約すれば、その分収入になるけど、ここはあえて特急馬車で行こうと思うんだ」
「えっ!? どうして? 特急馬車って、普通の乗合馬車より早く着くけど、その分高いよね? お仕事の成功報酬を貰ってもマイナスになっちゃうよー?」
クリスの疑問はもっともなんだけど、今回はお金稼ぎの為じゃなくて、街の移動が目的なんだよね。
というのも、この街の四つあるゴミ捨て場の内、三つを空にしちゃったからね。
すぐにゴミが溜まったりしないだろうし、別の街でゴミ拾いをしようかと思っている。
……というのが、クリス向けの理由で、もう一つ理由がある。
マリーさんがシャルロットを探しているみたいだけど、向こうもこちらのおおよその位置を知る事が出来てしまう。
薬草探しで人気の無い場所に行けば、ゴミ捨て場の時みたいに僕が怪しいって思われるし、同じ街に居続けるのも危険な気がする。
なので、多少出費にはなってしまうけど、特急馬車で近隣の街を巡り、サッとゴミ捨て場でゴミを回収して、修理した装備をテレーズさんに買い取ってもらうという作戦を立ててみた。
まぁ懐に余裕があるからこそ、出来る事なんだけどさ。
「……という訳で、隣の街でまたゴミを回収して、修理したものをテレーズさんに買い取ってもらおうと思うんだ」
「むー。確かに、ゴミが溜まるまで待たないといけないっていうのは分かるけど、またあのおっぱいエルフの所に行くんだ……お兄ちゃんのエッチ!」
「えぇっ!? 違うってば! テレーズさんのお店じゃないと買い取ってもらえないからだよ」
「ふーんだ。……いつかクリスだって大きくなるんだもん……」
何故かクリスが頬を膨らませたかと思ったら、小声で何か呟いていたけれど……一先ず馬車を使って、隣の街へ移動する事にした。
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