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第1章 ゴミスキルと古代兵器
第6話 社会のゴミから人助け
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ゴミ捨て場での実験を終え、宿に向かって薄暗い路地裏を歩いていると、
「へっへっへ……見ねぇ顔だな。兄ちゃん、こんな時間にこんな掃き溜めみたいな場所で、何をしているんだよ?」
ガラの悪そうな男たちが立ち塞がり、話し掛けてきた。
しまった……普段、こんな場所を通ったりする事がなかったから失念していたけど、大通りを行くべきだったんだ。
『カーティスさん。前に四人、後ろに三人居ます。戦いますか? 逃げますか? 逃げるのでしたら、最適ルートを提示致しますが』
シャルロットの言葉で、どうするか考えていると、
「兄貴! こいつの着ている服……もしかして、貴族じゃないッスかね!?」
「ほぉ。貴族のガキか。だったら、高い身代金が貰えるかもしれねーな」
前の二人が僕を見ながら、腰に差した剣に手を掛ける。
僕なんかを攫ったところで、既に家を追放されているから、身代金なんて一銭も出ないんだけど……聞いてくれないだろうな。
逃げるにしても、僕の魔法で前に居る二人は倒せる。だけど魔法は連発出来ないから、残りの二人と、後ろに居る三人に捕まってしまう。
しかも、後ろの三人は姿を見せて居ないから、魔法で攻撃も出来ない。
「はっはっは、兄ちゃんよ。こんな社会のゴミが集まる場所に来た事を後悔するんだな。逆らわなければ、何もしねぇ。だが抵抗すれば、痛い目を見るぜ」
そう言って、前の三人が剣を抜く……って、ちょっと待てよ。
今、社会のゴミって言ったよね。
もしかして、
「≪ゴミ保管≫」
試しに手前の一人にスキルを使ってみたら、男の姿が一瞬で消えた。
「な、何だっ!? 魔法……にしても、一瞬で消すなんて、聞いた事がないぞ? お、おい! 新入! お前……行けっ!」
兄貴と呼ばれていた男に言われ、後ろから子供が姿を見せる。
おどおどした様子で、今にも泣き出しそうな表情な少年は、先程の木材と同じように、キラキラと光り輝いていた。
つまり、この子はゴミなんかじゃないのに、ゴミ扱いされているって事!?
「うぅ……えっと、えっと……」
困惑する幼い男の子が、男たちによって僕の前に押し出された。
新入りと呼ばれていたけれど、おそらく自らこの男たちの仲間になった訳ではないと思う。
なので、スキルを使い、
「≪ゴミ保管≫」
「なっ!? 何ぃっ!? ま、また消された……こいつ、時空系の魔法使いかっ! クソっ、お、覚えてやがれっ!」
男の子を保護した。
人間を保管したのは、さっきが初めてだけど、今日の実験の中で生物も試して、問題無い事は確認済みなので、大丈夫だろう。
人が目の前で消える様を見た正面の男たちが、時空系? とかって勝手に勘違いし、大慌てで逃げて行く。
『後ろに居た者たちも、逃げて行きました。凄いです! カーティスさん、一体何をされたんですか!?』
シャルロットも、安全になったと教えてくれたし、もう大丈夫なのだろう。
一先ず、シャルロットへ説明する前に、最初に保管した、社会のゴミと自称していた男をストレージから出すと、
「ん? 何だったんだ? それより、兄ちゃんよ。素直に俺たちと一緒に……って、兄貴!? あれ!? 皆っ!?」
「かなり前に逃げて行ったけど。どーする? 一人で僕と戦う!?」
「なっ!? あ、あの兄貴が……ま、待ってーっ!」
少ししてから、周囲に仲間が居ない事に気付いた男が、猛ダッシュで逃げて行った。
というのも、この保管スキルは、ストレージに入っている間は時間が止まっているらしい。
かなり時間が経ってから、食堂で収納した氷を出してみたけど、溶けていなかったしね。
なので、さっきの男からすると、突然仲間が居なくなっていた……と感じたはずだ。
「さてと、さっきの子は……大丈夫だよね?」
スキルを使って、保護した男の子を出すと、
「あ、あれ? ……え、えっと、お兄さん。ちょ、ちょっとだけついて来て欲しいの」
先程と同様に、おどおどしながらお願いされてしまった。
「待って。さっきの人たちなら、もう逃げて行ったよ」
「えっ!? いつの間に!? というか、あの人たちはこの街の裏を牛耳っている悪い人の手下だよ!? それなのに、一瞬で追い払うって……お願いっ! お兄さん、クリスを助けてっ!」
「ちょ、ちょっと待って! 一体何の話なの!?」
「クリスは悪い人に攫われて、変なお店に売られそうになったの。だけど、身体が貧相で商品にならないって言われて、無理矢理さっきの人たちの子分にさせられちゃって……お願い! クリス、悪い事なんてしたくないっ! 何でもするから、お兄さんの傍に居させてよっ!」
そう言って、クリスと名乗る子供が僕に抱きつき、胸に顔を埋めてくる。
なるほど。いわゆる、人身売買とかっていうやつだろう。
労働力として期待されたものの、力が弱くて売れなかった……いや、今となっては売られなくて良かったと思うけど、一先ず事情は分かった。
「クリス。大変な目に遭ったね。僕はカーティスっていうんだ。決して裕福ではなくて、明日から冒険者として働こうと思っている。そんな僕でも良いのなら、一緒に来るかい?」
「うんっ! クリスもお仕事頑張るっ! お兄さん……ううん、お兄ちゃん! ありがとうっ!」
我ながら、お人良しが過ぎると思うけど、流石に幼い男の子を放っておく事も出来ず、一度保護した手前、僕が泊まる宿へ連れて行く事にした。
「へっへっへ……見ねぇ顔だな。兄ちゃん、こんな時間にこんな掃き溜めみたいな場所で、何をしているんだよ?」
ガラの悪そうな男たちが立ち塞がり、話し掛けてきた。
しまった……普段、こんな場所を通ったりする事がなかったから失念していたけど、大通りを行くべきだったんだ。
『カーティスさん。前に四人、後ろに三人居ます。戦いますか? 逃げますか? 逃げるのでしたら、最適ルートを提示致しますが』
シャルロットの言葉で、どうするか考えていると、
「兄貴! こいつの着ている服……もしかして、貴族じゃないッスかね!?」
「ほぉ。貴族のガキか。だったら、高い身代金が貰えるかもしれねーな」
前の二人が僕を見ながら、腰に差した剣に手を掛ける。
僕なんかを攫ったところで、既に家を追放されているから、身代金なんて一銭も出ないんだけど……聞いてくれないだろうな。
逃げるにしても、僕の魔法で前に居る二人は倒せる。だけど魔法は連発出来ないから、残りの二人と、後ろに居る三人に捕まってしまう。
しかも、後ろの三人は姿を見せて居ないから、魔法で攻撃も出来ない。
「はっはっは、兄ちゃんよ。こんな社会のゴミが集まる場所に来た事を後悔するんだな。逆らわなければ、何もしねぇ。だが抵抗すれば、痛い目を見るぜ」
そう言って、前の三人が剣を抜く……って、ちょっと待てよ。
今、社会のゴミって言ったよね。
もしかして、
「≪ゴミ保管≫」
試しに手前の一人にスキルを使ってみたら、男の姿が一瞬で消えた。
「な、何だっ!? 魔法……にしても、一瞬で消すなんて、聞いた事がないぞ? お、おい! 新入! お前……行けっ!」
兄貴と呼ばれていた男に言われ、後ろから子供が姿を見せる。
おどおどした様子で、今にも泣き出しそうな表情な少年は、先程の木材と同じように、キラキラと光り輝いていた。
つまり、この子はゴミなんかじゃないのに、ゴミ扱いされているって事!?
「うぅ……えっと、えっと……」
困惑する幼い男の子が、男たちによって僕の前に押し出された。
新入りと呼ばれていたけれど、おそらく自らこの男たちの仲間になった訳ではないと思う。
なので、スキルを使い、
「≪ゴミ保管≫」
「なっ!? 何ぃっ!? ま、また消された……こいつ、時空系の魔法使いかっ! クソっ、お、覚えてやがれっ!」
男の子を保護した。
人間を保管したのは、さっきが初めてだけど、今日の実験の中で生物も試して、問題無い事は確認済みなので、大丈夫だろう。
人が目の前で消える様を見た正面の男たちが、時空系? とかって勝手に勘違いし、大慌てで逃げて行く。
『後ろに居た者たちも、逃げて行きました。凄いです! カーティスさん、一体何をされたんですか!?』
シャルロットも、安全になったと教えてくれたし、もう大丈夫なのだろう。
一先ず、シャルロットへ説明する前に、最初に保管した、社会のゴミと自称していた男をストレージから出すと、
「ん? 何だったんだ? それより、兄ちゃんよ。素直に俺たちと一緒に……って、兄貴!? あれ!? 皆っ!?」
「かなり前に逃げて行ったけど。どーする? 一人で僕と戦う!?」
「なっ!? あ、あの兄貴が……ま、待ってーっ!」
少ししてから、周囲に仲間が居ない事に気付いた男が、猛ダッシュで逃げて行った。
というのも、この保管スキルは、ストレージに入っている間は時間が止まっているらしい。
かなり時間が経ってから、食堂で収納した氷を出してみたけど、溶けていなかったしね。
なので、さっきの男からすると、突然仲間が居なくなっていた……と感じたはずだ。
「さてと、さっきの子は……大丈夫だよね?」
スキルを使って、保護した男の子を出すと、
「あ、あれ? ……え、えっと、お兄さん。ちょ、ちょっとだけついて来て欲しいの」
先程と同様に、おどおどしながらお願いされてしまった。
「待って。さっきの人たちなら、もう逃げて行ったよ」
「えっ!? いつの間に!? というか、あの人たちはこの街の裏を牛耳っている悪い人の手下だよ!? それなのに、一瞬で追い払うって……お願いっ! お兄さん、クリスを助けてっ!」
「ちょ、ちょっと待って! 一体何の話なの!?」
「クリスは悪い人に攫われて、変なお店に売られそうになったの。だけど、身体が貧相で商品にならないって言われて、無理矢理さっきの人たちの子分にさせられちゃって……お願い! クリス、悪い事なんてしたくないっ! 何でもするから、お兄さんの傍に居させてよっ!」
そう言って、クリスと名乗る子供が僕に抱きつき、胸に顔を埋めてくる。
なるほど。いわゆる、人身売買とかっていうやつだろう。
労働力として期待されたものの、力が弱くて売れなかった……いや、今となっては売られなくて良かったと思うけど、一先ず事情は分かった。
「クリス。大変な目に遭ったね。僕はカーティスっていうんだ。決して裕福ではなくて、明日から冒険者として働こうと思っている。そんな僕でも良いのなら、一緒に来るかい?」
「うんっ! クリスもお仕事頑張るっ! お兄さん……ううん、お兄ちゃん! ありがとうっ!」
我ながら、お人良しが過ぎると思うけど、流石に幼い男の子を放っておく事も出来ず、一度保護した手前、僕が泊まる宿へ連れて行く事にした。
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