219 / 343
第7章 マックート村の新領主
第219話 二人目の出禁
しおりを挟む
「じゃあ、エルフの代表者を招いて、就任パーティを開こう。エルフの村には後で俺が行くとして……先ずはノーマとメリッサだな」
ノーマに来賓を招いてのパーティを開く旨を伝え、メリッサに料理の準備を依頼する。
「あ、あの、御主人様。いつ頃、何人くらい来られるのですか?」
「んー、訳あって、大勢招くつもりはないんだ。最低三人、多くても五人くらいじゃないかな」
「なるほど。じゃあ、私一人でも大丈夫そうですね」
「あぁ。だけど、来賓が全員エルフだから、出す料理はイロナに相談した方が良いかもな」
「え? そうなんですか!? そ、そのパーティはいつ頃開かれるんですか?」
「これからエルフの村へ話に行くんだけど、今日明日って事はないから大丈夫だ。日程が決まったら、また一緒に街へ食材を仕入れに行こう。あと、料理についてはエリザベスがサポートしてくれるはずだ」
それからイロナとエリザベスに、メリッサのサポートをするように伝えて、再び領主代行の部屋へと戻ってきた。
「ヘンリー! パーティの件だが、可愛い女の子を連れてくるように、先方へ伝えてくれよ」
「ヘンリー君。パーティだけど、若い男性を連れてきてね。先生からの、お、ね、が、いっ!」
エリザベスがメリッサの所へ行くため部屋を出た途端、父さんとパメラのコンビからイラっとさせられたけど、
「誰を連れて来るかは先方次第だけど、それより子育て支援施策について話をしよう」
努めて平静を装い、二人と本来議論すべき話に持っていく。
すると、待ってましたと言わんばかりに、二人が息を合わせて喋り出す。
「ヘンリー、待っていたぞ。その件についてはパメラさんと熱い議論を交わしてな」
「そうねー。というわけで、これを見て頂戴」
「ふっふっふ。きっとヘンリーも気にいるはずだ」
そう言って、パメラが何かを取り出し……って、それは!
「にーに。にゃーにゃ!」
「そう。ユーリヤちゃんの言う通り、にゃーにゃ……猫耳カチューシャの茶色バージョンだよ」
「暇だったから、先生がヘンリー君の部屋を物色していたら、これと同じ黒色の物を見つけたの。だから、ヘンリー君も猫耳が好きみたいだし、お父様に茶色の猫耳を作ってもらったの」
そう言って、猫耳カチューシャを頭に着けたパメラが両腕で胸を挟むようにして、変なポーズを作る。
「というか、勝手に俺の部屋へ入って何してんだよっ! だいたい、俺はそんな物……あ!」
思い出したっ!
かなり前に、猫と意思疎通出来るようにする魔法を教えてもらった時だ。
魔術師ギルドの講師が猫耳幼女最高って叫びながら、ユーリヤに猫耳カチューシャをプレゼントしていた。
まさか、そんな物が出てくるなんてっ!
俺も既に忘れていたカチューシャを、ユーリヤがちゃんと持っていて、しかもこの屋敷の部屋にしまって居たとは。
「ヘンリーも気に入ったみたいだし、じゃあ、早速量産するか」
そう言って一方的に父さんが立ち上がったので、慌てて止める。
「待った! 俺は気に入った訳じゃないぞ。ただ、そういうのもあったなって思い出していただけ……というか、そもそも人の部屋を勝手に漁るなよっ!」
「違うわ。先生は、一教師として生徒であるヘンリー君がエッチな物を持っていないか、不純異性交遊をしていないか、風紀チェックをしたのよ」
「アンタ、さっき暇だったからって、自分で言っただろうがっ!」
後でマーガレットとクレアに言って、父さんだけではなく、パメラも三階に入れないようにしてもらおう。
父さんは女性陣を守る為だけど、俺自身を守る為にパメラを防いだ方が良さそうだ。
「それよりも、俺から案があるんだけど……この村に学校を作ろうと思うんだが、どうだろう」
「学校? ヘンリー、どういう事だ?」
「そうよー。先生は、せっかく学校を離れてグータラ――じゃなくて、子作りに専念出来そうなのに」
パメラ……子作りを目的にされても困るんだが。
「二人とも聞いてくれ。先ずは、この村に基礎学校を作ろうと思うんだ。父さん……基礎学校と言えば、何歳の子供が通う学校だ?」
「六歳から十二歳……な、何だと!? 学校を作れば、ユーリヤちゃんみたいに、天使のような幼女が集まってくるのか!?」
「更に言うと、この村の周辺にも学校が無いらしいから、村の外からも子供が集まってくるぞ」
「――っ! す、素晴らしいっ! ふふふ、これで幼女が、幼女が……」
一先ず、父さんの熱意を向けられた。
ただ俺は、子供と言っただけで、女の子とは言っていないけど。
「ヘンリー君。先生はショタじゃないから、子供に興味は無いんだけど」
「パメラ、よく考えてみてくれ。基礎学校には、授業参観に運動大会、発表会と父兄が見に来る事も多々あるだろう。そこにはイケメンの父兄も来るだろうし、諸事情で母親が居ない家庭もあったりすると思うんだが」
「――やるっ! やるわっ! 先生はこの村で基礎学校の教師をするのよっ! うへへっ、男。男よ……」
一先ず父さんとパメラを説得したので、子育て支援施策として学校作りを進める事にした。
ノーマに来賓を招いてのパーティを開く旨を伝え、メリッサに料理の準備を依頼する。
「あ、あの、御主人様。いつ頃、何人くらい来られるのですか?」
「んー、訳あって、大勢招くつもりはないんだ。最低三人、多くても五人くらいじゃないかな」
「なるほど。じゃあ、私一人でも大丈夫そうですね」
「あぁ。だけど、来賓が全員エルフだから、出す料理はイロナに相談した方が良いかもな」
「え? そうなんですか!? そ、そのパーティはいつ頃開かれるんですか?」
「これからエルフの村へ話に行くんだけど、今日明日って事はないから大丈夫だ。日程が決まったら、また一緒に街へ食材を仕入れに行こう。あと、料理についてはエリザベスがサポートしてくれるはずだ」
それからイロナとエリザベスに、メリッサのサポートをするように伝えて、再び領主代行の部屋へと戻ってきた。
「ヘンリー! パーティの件だが、可愛い女の子を連れてくるように、先方へ伝えてくれよ」
「ヘンリー君。パーティだけど、若い男性を連れてきてね。先生からの、お、ね、が、いっ!」
エリザベスがメリッサの所へ行くため部屋を出た途端、父さんとパメラのコンビからイラっとさせられたけど、
「誰を連れて来るかは先方次第だけど、それより子育て支援施策について話をしよう」
努めて平静を装い、二人と本来議論すべき話に持っていく。
すると、待ってましたと言わんばかりに、二人が息を合わせて喋り出す。
「ヘンリー、待っていたぞ。その件についてはパメラさんと熱い議論を交わしてな」
「そうねー。というわけで、これを見て頂戴」
「ふっふっふ。きっとヘンリーも気にいるはずだ」
そう言って、パメラが何かを取り出し……って、それは!
「にーに。にゃーにゃ!」
「そう。ユーリヤちゃんの言う通り、にゃーにゃ……猫耳カチューシャの茶色バージョンだよ」
「暇だったから、先生がヘンリー君の部屋を物色していたら、これと同じ黒色の物を見つけたの。だから、ヘンリー君も猫耳が好きみたいだし、お父様に茶色の猫耳を作ってもらったの」
そう言って、猫耳カチューシャを頭に着けたパメラが両腕で胸を挟むようにして、変なポーズを作る。
「というか、勝手に俺の部屋へ入って何してんだよっ! だいたい、俺はそんな物……あ!」
思い出したっ!
かなり前に、猫と意思疎通出来るようにする魔法を教えてもらった時だ。
魔術師ギルドの講師が猫耳幼女最高って叫びながら、ユーリヤに猫耳カチューシャをプレゼントしていた。
まさか、そんな物が出てくるなんてっ!
俺も既に忘れていたカチューシャを、ユーリヤがちゃんと持っていて、しかもこの屋敷の部屋にしまって居たとは。
「ヘンリーも気に入ったみたいだし、じゃあ、早速量産するか」
そう言って一方的に父さんが立ち上がったので、慌てて止める。
「待った! 俺は気に入った訳じゃないぞ。ただ、そういうのもあったなって思い出していただけ……というか、そもそも人の部屋を勝手に漁るなよっ!」
「違うわ。先生は、一教師として生徒であるヘンリー君がエッチな物を持っていないか、不純異性交遊をしていないか、風紀チェックをしたのよ」
「アンタ、さっき暇だったからって、自分で言っただろうがっ!」
後でマーガレットとクレアに言って、父さんだけではなく、パメラも三階に入れないようにしてもらおう。
父さんは女性陣を守る為だけど、俺自身を守る為にパメラを防いだ方が良さそうだ。
「それよりも、俺から案があるんだけど……この村に学校を作ろうと思うんだが、どうだろう」
「学校? ヘンリー、どういう事だ?」
「そうよー。先生は、せっかく学校を離れてグータラ――じゃなくて、子作りに専念出来そうなのに」
パメラ……子作りを目的にされても困るんだが。
「二人とも聞いてくれ。先ずは、この村に基礎学校を作ろうと思うんだ。父さん……基礎学校と言えば、何歳の子供が通う学校だ?」
「六歳から十二歳……な、何だと!? 学校を作れば、ユーリヤちゃんみたいに、天使のような幼女が集まってくるのか!?」
「更に言うと、この村の周辺にも学校が無いらしいから、村の外からも子供が集まってくるぞ」
「――っ! す、素晴らしいっ! ふふふ、これで幼女が、幼女が……」
一先ず、父さんの熱意を向けられた。
ただ俺は、子供と言っただけで、女の子とは言っていないけど。
「ヘンリー君。先生はショタじゃないから、子供に興味は無いんだけど」
「パメラ、よく考えてみてくれ。基礎学校には、授業参観に運動大会、発表会と父兄が見に来る事も多々あるだろう。そこにはイケメンの父兄も来るだろうし、諸事情で母親が居ない家庭もあったりすると思うんだが」
「――やるっ! やるわっ! 先生はこの村で基礎学校の教師をするのよっ! うへへっ、男。男よ……」
一先ず父さんとパメラを説得したので、子育て支援施策として学校作りを進める事にした。
0
お気に入りに追加
1,338
あなたにおすすめの小説
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
追放?俺にとっては解放だ!~自惚れ勇者パーティに付き合いきれなくなった俺、捨てられた女神を助けてジョブ【楽園創造者】を授かり人生を謳歌する~
和成ソウイチ
ファンタジー
(全77話完結)【あなたの楽園、タダで創ります! 追放先はこちらへ】
「スカウトはダサい。男はつまらん。つーことでラクター、お前はクビな」
――その言葉を待ってたよ勇者スカル。じゃあな。
勇者のパワハラに愛想を尽かしていたスカウトのラクターは、クビ宣告を幸いに勇者パーティを出て行く。
かつては憧れていた勇者。だからこそここまで我慢してきたが、今はむしろ、追放されて心が晴れやかだった。
彼はスカルに仕える前から――いや、生まれた瞬間から決めていたことがあった。
一生懸命に生きる奴をリスペクトしよう。
実はラクターは転生者だった。生前、同じようにボロ布のようにこき使われていた幼馴染の同僚を失って以来、一生懸命に生きていても報われない奴の力になりたいと考え続けていた彼。だが、転生者であるにも関わらずラクターにはまだ、特別な力はなかった。
ところが、追放された直後にとある女神を救ったことでラクターの人生は一変する。
どうやら勇者パーティのせいで女神でありながら奴隷として売り飛ばされたらしい。
解放した女神が憑依したことにより、ラクターはジョブ【楽園創造者】に目覚める。
その能力は、文字通り理想とする空間を自由に創造できるチートなものだった。
しばらくひとりで暮らしたかったラクターは、ふと気付く。
――一生懸命生きてるのは、何も人間だけじゃないよな?
こうして人里離れた森の中で動植物たちのために【楽園創造者】の力を使い、彼らと共存生活を始めたラクター。
そこで彼は、神獣の忘れ形見の人狼少女や御神木の大精霊たちと出逢い、楽園を大きくしていく。
さらには、とある事件をきっかけに理不尽に追放された人々のために無料で楽園を創る活動を開始する。
やがてラクターは彼を慕う大勢の仲間たちとともに、自分たちだけの楽園で人生を謳歌するのだった。
一方、ラクターを追放し、さらには彼と敵対したことをきっかけに、スカルを始めとした勇者パーティは急速に衰退していく。
(他サイトでも投稿中)
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
勇者がパーティーを追放されたので、冒険者の街で「助っ人冒険者」を始めたら……勇者だった頃よりも大忙しなのですが!?
シトラス=ライス
ファンタジー
漆黒の勇者ノワールは、突然やってきた国の皇子ブランシュに力の証である聖剣を奪われ、追放を宣言される。
かなり不真面目なメンバーたちも、真面目なノワールが気に入らず、彼の追放に加担していたらしい。
結果ノワールは勇者にも関わらずパーティーを追い出されてしまう。
途方に暮れてたノワールは、放浪の最中にたまたまヨトンヘイム冒険者ギルドの受付嬢の「リゼ」を救出する。
すると彼女から……「とっても強いそこのあなた! 助っ人冒険者になりませんか!?」
特にやることも見つからなかったノワールは、名前を「ノルン」と変え、その誘いを受け、公僕の戦士である「助っ人冒険者」となった。
さすがは元勇者というべきか。
助っ人にも関わらず主役級の大活躍をしたり、久々に食事やお酒を楽しんだり、新人の冒険者の面倒を見たりなどなど…………あれ? 勇者だったころよりも、充実してないか?
一方その頃、勇者になりかわったブランシュは能力の代償と、その強大な力に振り回されているのだった……
*本作は以前連載をしておりました「勇者がパーティーをクビになったので、山に囲まれた田舎でスローライフを始めたら(かつて助けた村娘と共に)、最初は地元民となんやかんやとあったけど……今は、勇者だった頃よりもはるかに幸せなのですが?」のリブート作品になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる