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第7章 マックート村の新領主
第191話 見習い少女たちによる夜の御奉仕
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「な、何をしているんだっ!?」
「御主人様、お静かに。お嬢様が起きてしまいます」
「そ、そうですよ。ただでさえ恥ずかしいのにぃ」
メイド服姿で、ブラウスから胸を出したノーマが人差し指を口元へ運び、しーっと可愛らしく静かにするように言ってきた。
一方、パジャマ姿で服を胸までまくり上げたメリッサは、顔を真っ赤に染め、今にも泣きだしそうな表情をしている。
意識がハッキリと覚醒してくると、二人の控えめな胸が薄明かりに照らされてバッチリ見えている上に、それぞれが俺の手を取り、自らの胸に触れさせている事が分かった。
一先ず、恥ずかしいというのなら、こんな事をしなければ良いのに。
「……とりあえず、二人とも服をちゃんと着て。で、マジで何をしているんだ?」
「御主人様への夜の御奉仕です」
「……これは、前にこの館を使っていた領主の指示なのか?」
「いいえ。私とメリッサ、二人の意志で行っています」
ノーマは何かを覚悟したかのように、凛とした態度で未だに胸を曝け出しているが、一方のメリッサは俺の言葉を聞いて早々に胸を隠したが、未だにパジャマの中の胸へ俺の手を触れさせている。
少なくとも、メリッサはノーマにやらされている感じがするな。
「……とりあえず、二人とも俺の手を放してくれ。それと、さっきも言ったけどノーマは胸を隠す。で、こんな朝早くから何をしているんだ?」
ユーリヤを起こさないように気をつけながら、静かに、だけど力強く手を話すように言うと、少し間が空いてから手が放された。
……正直に言うと、小さくても胸は気持ち良いよ? 触り続けていたいよ? だけど小さな胸と、パジャマ姿のメリッサを見ていると、やはり俺より年下に見えてしまう。
こんな事をするなんて、何か、何か理由があるはずだ。
「……ま、まさかっ! 二人はサキュバスで、男とエッチな事をしないと生きられないとか!? そういう事なら協力するけど?」
「……御主人様。私もメリッサも人間です」
「……だ、だよね。じゃあ、凄くエッチな事が好きとか?」
「男性に胸を触らせるのも、見せたのも、二人ともこれが初めての事です」
「……じゃあ、どうしてこんな事を? 俺の推測だけど、二人とも十六歳って嘘だよね? たぶん、十三歳か十四歳くらいだと思うんだけど」
俺が二人の年齢について言及すると、ノーマは無表情のままだけど、メリッサが分かり易くビクッと身体を震えさせた。
これは……そういう事か。
「……あくまで俺の予想だけど、二人とも家出してきたのか? それで、家に帰らされるのが嫌で、色仕掛けで俺に取り入ろうと……」
「違います。ですが御想像の通り、私たち二人が御主人様へ気に入っていただけるように……と考えた結果です」
「ご、ごめんなさい。私もノーマも家出ではなくて、孤児なんです。先程仰られた通り、私たちは未だ十四歳なので、ここを追い出されてしまったら、生きていけないから……」
十四歳にして、何か達観したかのように動じないノーマと、やたらとビクビクしていたメリッサ。
二人の話を聞くと、遠くの街にある孤児院で暮らしていたけれど、そこには子供が多く、でもお金は無くて、子供ながらに経営が厳しいのが分かったらしい。
そこでノーマとメリッサが孤児院を出て、自分たちで生きていこうと決めたのだが、悪い商人に騙され、王都へ売られる事になってしまったそうだ。
二人を連れた商人が、この村で食料を購入している時に隙を突いて逃げ出し、ワンダに匿ってもらったと。
この屋敷に住みつき、給料こそ出ないものの衣食住を確保出来たのだが、一年程ここで暮らしていた所へ俺たちがやってきたという話だ。
「御主人様。色々と嘘を吐いており、申し訳ありませんでした。ですが、ワンダさんは何も悪くないんです。私たちはどのような罰でも受けますので、ワンダさんはどうか今のままでお願いいたします」
「ご、御主人様。本当にすみませんでした。どうか私たちの恩人であるワンダさんだけは、お許しを」
二人が深々と頭を下げて、謝ってくる。
そんな事をしなくても、悪いのは二人ではなくて騙した商人なのに。
「なるほどね。二人とも、顔を上げて。別に俺は二人を怒ったりはしないし、出て行けとも言わないからさ。むしろ、ここで働いて欲しいし、給料もちゃんと出すよ」
「……よ、よろしいのですか?」
「もちろん。あと夜の御奉仕も、しなくて良いよ。あ……二人に魅力が無いって意味じゃ無くて、いくら領主とはいえ、そういう事を強制させたくないんだ」
と、格好付けて言ってみたものの、寝る前のジェーンのおっぱい堪能タイムが無かったら、もしくは二人の胸がもう少し大きければ、ヤバかったかもしれない。
小さいとはいえ、二人の生おっぱいをダイレクトタッチしているんだ。
服の上からならともかく、今までダイレクトアタックなんて、数える程しか経験がないからね。
『へ、ヘンリーさんがエッチな事を断るなんて! どうしたんですか? ヘタレがこじれて、おかしくなってしまったんですか!?』
(なんだよ、ヘタレがこじれるって。さっき言った通りだよ。相手の弱みにつけ込むような事はしたくないんだ)
『……そういう割に、ソフィアさんには事ある毎にパンツを見せろって言っていますよね?』
(あれは、勝負への正当な報酬だから良いんだよ)
『私からすれば、どっちも同じですけどねー。……まぁ、ヘンリーさんがそう思うのなら、そうなのでしょう。ヘンリーさんの中では』
珍しく真っ当な事をしたつもりなのに、アオイにいろいろ言われてしまったが、一先ずノーマとメリッサを自室に帰らせ、ユーリヤと共に再び就寝する事にした。
「御主人様、お静かに。お嬢様が起きてしまいます」
「そ、そうですよ。ただでさえ恥ずかしいのにぃ」
メイド服姿で、ブラウスから胸を出したノーマが人差し指を口元へ運び、しーっと可愛らしく静かにするように言ってきた。
一方、パジャマ姿で服を胸までまくり上げたメリッサは、顔を真っ赤に染め、今にも泣きだしそうな表情をしている。
意識がハッキリと覚醒してくると、二人の控えめな胸が薄明かりに照らされてバッチリ見えている上に、それぞれが俺の手を取り、自らの胸に触れさせている事が分かった。
一先ず、恥ずかしいというのなら、こんな事をしなければ良いのに。
「……とりあえず、二人とも服をちゃんと着て。で、マジで何をしているんだ?」
「御主人様への夜の御奉仕です」
「……これは、前にこの館を使っていた領主の指示なのか?」
「いいえ。私とメリッサ、二人の意志で行っています」
ノーマは何かを覚悟したかのように、凛とした態度で未だに胸を曝け出しているが、一方のメリッサは俺の言葉を聞いて早々に胸を隠したが、未だにパジャマの中の胸へ俺の手を触れさせている。
少なくとも、メリッサはノーマにやらされている感じがするな。
「……とりあえず、二人とも俺の手を放してくれ。それと、さっきも言ったけどノーマは胸を隠す。で、こんな朝早くから何をしているんだ?」
ユーリヤを起こさないように気をつけながら、静かに、だけど力強く手を話すように言うと、少し間が空いてから手が放された。
……正直に言うと、小さくても胸は気持ち良いよ? 触り続けていたいよ? だけど小さな胸と、パジャマ姿のメリッサを見ていると、やはり俺より年下に見えてしまう。
こんな事をするなんて、何か、何か理由があるはずだ。
「……ま、まさかっ! 二人はサキュバスで、男とエッチな事をしないと生きられないとか!? そういう事なら協力するけど?」
「……御主人様。私もメリッサも人間です」
「……だ、だよね。じゃあ、凄くエッチな事が好きとか?」
「男性に胸を触らせるのも、見せたのも、二人ともこれが初めての事です」
「……じゃあ、どうしてこんな事を? 俺の推測だけど、二人とも十六歳って嘘だよね? たぶん、十三歳か十四歳くらいだと思うんだけど」
俺が二人の年齢について言及すると、ノーマは無表情のままだけど、メリッサが分かり易くビクッと身体を震えさせた。
これは……そういう事か。
「……あくまで俺の予想だけど、二人とも家出してきたのか? それで、家に帰らされるのが嫌で、色仕掛けで俺に取り入ろうと……」
「違います。ですが御想像の通り、私たち二人が御主人様へ気に入っていただけるように……と考えた結果です」
「ご、ごめんなさい。私もノーマも家出ではなくて、孤児なんです。先程仰られた通り、私たちは未だ十四歳なので、ここを追い出されてしまったら、生きていけないから……」
十四歳にして、何か達観したかのように動じないノーマと、やたらとビクビクしていたメリッサ。
二人の話を聞くと、遠くの街にある孤児院で暮らしていたけれど、そこには子供が多く、でもお金は無くて、子供ながらに経営が厳しいのが分かったらしい。
そこでノーマとメリッサが孤児院を出て、自分たちで生きていこうと決めたのだが、悪い商人に騙され、王都へ売られる事になってしまったそうだ。
二人を連れた商人が、この村で食料を購入している時に隙を突いて逃げ出し、ワンダに匿ってもらったと。
この屋敷に住みつき、給料こそ出ないものの衣食住を確保出来たのだが、一年程ここで暮らしていた所へ俺たちがやってきたという話だ。
「御主人様。色々と嘘を吐いており、申し訳ありませんでした。ですが、ワンダさんは何も悪くないんです。私たちはどのような罰でも受けますので、ワンダさんはどうか今のままでお願いいたします」
「ご、御主人様。本当にすみませんでした。どうか私たちの恩人であるワンダさんだけは、お許しを」
二人が深々と頭を下げて、謝ってくる。
そんな事をしなくても、悪いのは二人ではなくて騙した商人なのに。
「なるほどね。二人とも、顔を上げて。別に俺は二人を怒ったりはしないし、出て行けとも言わないからさ。むしろ、ここで働いて欲しいし、給料もちゃんと出すよ」
「……よ、よろしいのですか?」
「もちろん。あと夜の御奉仕も、しなくて良いよ。あ……二人に魅力が無いって意味じゃ無くて、いくら領主とはいえ、そういう事を強制させたくないんだ」
と、格好付けて言ってみたものの、寝る前のジェーンのおっぱい堪能タイムが無かったら、もしくは二人の胸がもう少し大きければ、ヤバかったかもしれない。
小さいとはいえ、二人の生おっぱいをダイレクトタッチしているんだ。
服の上からならともかく、今までダイレクトアタックなんて、数える程しか経験がないからね。
『へ、ヘンリーさんがエッチな事を断るなんて! どうしたんですか? ヘタレがこじれて、おかしくなってしまったんですか!?』
(なんだよ、ヘタレがこじれるって。さっき言った通りだよ。相手の弱みにつけ込むような事はしたくないんだ)
『……そういう割に、ソフィアさんには事ある毎にパンツを見せろって言っていますよね?』
(あれは、勝負への正当な報酬だから良いんだよ)
『私からすれば、どっちも同じですけどねー。……まぁ、ヘンリーさんがそう思うのなら、そうなのでしょう。ヘンリーさんの中では』
珍しく真っ当な事をしたつもりなのに、アオイにいろいろ言われてしまったが、一先ずノーマとメリッサを自室に帰らせ、ユーリヤと共に再び就寝する事にした。
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