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第4章 マルチタスク
第74話 変態王の賢者タイム
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ニーナの揺れるおっぱいを至近距離から凝視し、下乳限定だけど何度も触ったというのに、「ありがとうございました」と感謝されてしまった。
流石に、ちょっとだけ……ちょっとだけチクリと心が痛む。
『変態王にもまだ良心が残っていたんですね』
(変態王っていうな……と言いたい所だが、流石に今日はちょっと調子に乗り過ぎたな)
『えぇ。流石の私も引き過ぎて何も言えなかったです』
(そして俺の出まかせを信じて、胸を触られているのに「もっとお願いします!」とか言っちゃう娘だからな。……悪い奴に騙されないか心配だ)
『既に悪い変態に騙されているんですけど』
(くっ……言い返せないっ!)
まぁでも、完全に無意味な訓練という訳でもないので、アレはアレでそっとしておこう。
事実として、戦場で恥ずかしがっていたら、マジで殺されるからな。
王宮で予想以上に時間を使ってしまい、慌てて小型のカンテラと水や食料を買い漁ってフィオンの洞窟へ。
前に買った荷車に積めるだけ積め、急いで二階層の小屋へと向かう。
「あ、お兄ちゃんだー。もー、遅いよー」
「貴方、大丈夫? 何かあったの?」
「お兄さん。手紙に書かれて居た、三階層の確認はとっくに済んで居るよー」
一先ず三人に謝り、小型のカンテラとハンカチを渡して再び四階層へ。
ルミからはハンカチなら持ってるよ? と突っ込まれたが、錬金ギルド製だという事を推して、納得してもらった。
「よし、皆。渡したハンカチで花粉を吸わないようにして行くぞ」
ハンカチで鼻と口を覆って進むと、昨日みたいに突然ダーシーちゃんがパンツを見せてきたり、ルミの事を性的に好きになったりはしない。
ダーシーちゃんは学校でやらかしてしまったし、ルミは当然仲間としては好きだが、あの時は全く意味合いが違ったので大変だったな。
これなら四階層を抜けられそうだと思った所で、
「ちょっと、ストップ! お兄さん! とにかく止まって!」
背後からマーガレットの叫び声が響いた。
「どうしたんだ?」
「どうしたんだじゃないよー。お兄さん、そのまま進んだら死んじゃうよ? 目の前の穴が見えないの?」
「穴……? いや、見えないが」
「なるほど。皆、昨日みたいな変な行動はしないけど、洞窟の地形は正しく見えていないみたいね」
マジかよ。クリムゾンオーキッドの花以外にも、違う幻覚があったのか。
「じゃあ、ここからは皆について来て。お兄さんは私と腕を組んで、次はアタランテちゃんとルミちゃんはお兄さんの服でも持ってて」
そう言った直後に、マーガレットが腕を組んできた。
皆片手がハンカチで塞がっているから仕方ないけど、俺もマーガレットの服を持てば良いのではないだろうか。
この階層はヒカリゴケのおかげでカンテラを鞄の中にしまっておけるし、俺としては構わないのだが。
「お兄さん、次は右だよ」
「お兄さん。そっちに行くと死んじゃうって」
「はーい、皆ー。ここは細い道だから、足を踏み外さないようにねー」
マーガレットに腕を引っ張られて進んで行くが、もしもマーガレットに幻覚とかの耐性が無かったら突破は不可能だったな。
右腕に押し付けられるマーガレットの胸の感触を含めて、心の中で感謝しながら暫く進み、ようやく五階層への扉へと辿り着いた。
「この扉は幻じゃないよな?」
「えぇ、大丈夫。本物よ。ね、ルミちゃん」
「うん。本物だと思うよ。じゃあ、早速開けるね」
ルミに五階層への扉を開いてもらい、中に入ってすぐさま小屋を作る。
「よし、少し休憩にしよう」
ちょっとした休憩なので個室も作らず、一つの部屋でゴロンと寝転がると、隣にマーガレットがやってきた。
「ねぇ、お兄さん。私の胸の感触はどうだった? 知っていると思うけど、結構大きいでしょ? ね、ね?」
「あぁ、そうだな。けど、それよりも、マーガレットのおかげで四階層を抜けられたよ。ありがとう」
「……う、うん。えーっと、感謝されるのは嬉しいんだけど、そっちだけなの? ねぇ、おっぱいは? 私のおっぱいは?」
そう言いながら、さり気なく俺の腕に胸を押し付けてくる。
正直言って、大きな胸をずっと押し付けられ、そして今も柔らかい膨らみが触れているので、昨日の俺ならば間違いなく暴走しかけていただろう。
だが、今日の俺は違う!
何といっても、マーガレットよりも更に大きな胸――ニーナの爆乳を思う存分堪能してきた直後だからな。
腕に押し付けられる膨らみも良いけど、直接掌に柔らかいおっぱいが触れていたんだ。
控えめに言って最高だった!
「ど、どうして!? お兄さんが賢者タイムみたいになってる! ねぇ一体何があったの!? お兄さーん!」
マーガレットが変な事を言ったからか、アタランテまで近寄って来た。
マーガレットの反対側をアタランテが取ってしまったので、困ったルミが俺の上に寝転がって……
「って、皆何してるの? 特にルミは」
「え? だって、ルミだってお兄ちゃんと一緒に寝たいもん」
「……まぁいいか。じゃあ、ちょっと仮眠したら進むからねー」
幻覚を受けなければ、いくらルミが密着しようと変な気は起きないだろうし、大丈夫だろう。
そう思って目を閉じ、暫く休んで居ると、ゴゴゴッと小屋に衝撃が走る。
「何だっ!?」
「この気配は……ふふふ、お兄さん。マーガレット、行きまーす!」
「え? おい、マーガレット!? マーガレットってば!」
突然メイスを握って立ち上がったマーガレットを追いかけると、小屋を壊そうとしていた大きな魔法人形――ゴーレムがメイスの一撃で粉砕された所だった。
流石に、ちょっとだけ……ちょっとだけチクリと心が痛む。
『変態王にもまだ良心が残っていたんですね』
(変態王っていうな……と言いたい所だが、流石に今日はちょっと調子に乗り過ぎたな)
『えぇ。流石の私も引き過ぎて何も言えなかったです』
(そして俺の出まかせを信じて、胸を触られているのに「もっとお願いします!」とか言っちゃう娘だからな。……悪い奴に騙されないか心配だ)
『既に悪い変態に騙されているんですけど』
(くっ……言い返せないっ!)
まぁでも、完全に無意味な訓練という訳でもないので、アレはアレでそっとしておこう。
事実として、戦場で恥ずかしがっていたら、マジで殺されるからな。
王宮で予想以上に時間を使ってしまい、慌てて小型のカンテラと水や食料を買い漁ってフィオンの洞窟へ。
前に買った荷車に積めるだけ積め、急いで二階層の小屋へと向かう。
「あ、お兄ちゃんだー。もー、遅いよー」
「貴方、大丈夫? 何かあったの?」
「お兄さん。手紙に書かれて居た、三階層の確認はとっくに済んで居るよー」
一先ず三人に謝り、小型のカンテラとハンカチを渡して再び四階層へ。
ルミからはハンカチなら持ってるよ? と突っ込まれたが、錬金ギルド製だという事を推して、納得してもらった。
「よし、皆。渡したハンカチで花粉を吸わないようにして行くぞ」
ハンカチで鼻と口を覆って進むと、昨日みたいに突然ダーシーちゃんがパンツを見せてきたり、ルミの事を性的に好きになったりはしない。
ダーシーちゃんは学校でやらかしてしまったし、ルミは当然仲間としては好きだが、あの時は全く意味合いが違ったので大変だったな。
これなら四階層を抜けられそうだと思った所で、
「ちょっと、ストップ! お兄さん! とにかく止まって!」
背後からマーガレットの叫び声が響いた。
「どうしたんだ?」
「どうしたんだじゃないよー。お兄さん、そのまま進んだら死んじゃうよ? 目の前の穴が見えないの?」
「穴……? いや、見えないが」
「なるほど。皆、昨日みたいな変な行動はしないけど、洞窟の地形は正しく見えていないみたいね」
マジかよ。クリムゾンオーキッドの花以外にも、違う幻覚があったのか。
「じゃあ、ここからは皆について来て。お兄さんは私と腕を組んで、次はアタランテちゃんとルミちゃんはお兄さんの服でも持ってて」
そう言った直後に、マーガレットが腕を組んできた。
皆片手がハンカチで塞がっているから仕方ないけど、俺もマーガレットの服を持てば良いのではないだろうか。
この階層はヒカリゴケのおかげでカンテラを鞄の中にしまっておけるし、俺としては構わないのだが。
「お兄さん、次は右だよ」
「お兄さん。そっちに行くと死んじゃうって」
「はーい、皆ー。ここは細い道だから、足を踏み外さないようにねー」
マーガレットに腕を引っ張られて進んで行くが、もしもマーガレットに幻覚とかの耐性が無かったら突破は不可能だったな。
右腕に押し付けられるマーガレットの胸の感触を含めて、心の中で感謝しながら暫く進み、ようやく五階層への扉へと辿り着いた。
「この扉は幻じゃないよな?」
「えぇ、大丈夫。本物よ。ね、ルミちゃん」
「うん。本物だと思うよ。じゃあ、早速開けるね」
ルミに五階層への扉を開いてもらい、中に入ってすぐさま小屋を作る。
「よし、少し休憩にしよう」
ちょっとした休憩なので個室も作らず、一つの部屋でゴロンと寝転がると、隣にマーガレットがやってきた。
「ねぇ、お兄さん。私の胸の感触はどうだった? 知っていると思うけど、結構大きいでしょ? ね、ね?」
「あぁ、そうだな。けど、それよりも、マーガレットのおかげで四階層を抜けられたよ。ありがとう」
「……う、うん。えーっと、感謝されるのは嬉しいんだけど、そっちだけなの? ねぇ、おっぱいは? 私のおっぱいは?」
そう言いながら、さり気なく俺の腕に胸を押し付けてくる。
正直言って、大きな胸をずっと押し付けられ、そして今も柔らかい膨らみが触れているので、昨日の俺ならば間違いなく暴走しかけていただろう。
だが、今日の俺は違う!
何といっても、マーガレットよりも更に大きな胸――ニーナの爆乳を思う存分堪能してきた直後だからな。
腕に押し付けられる膨らみも良いけど、直接掌に柔らかいおっぱいが触れていたんだ。
控えめに言って最高だった!
「ど、どうして!? お兄さんが賢者タイムみたいになってる! ねぇ一体何があったの!? お兄さーん!」
マーガレットが変な事を言ったからか、アタランテまで近寄って来た。
マーガレットの反対側をアタランテが取ってしまったので、困ったルミが俺の上に寝転がって……
「って、皆何してるの? 特にルミは」
「え? だって、ルミだってお兄ちゃんと一緒に寝たいもん」
「……まぁいいか。じゃあ、ちょっと仮眠したら進むからねー」
幻覚を受けなければ、いくらルミが密着しようと変な気は起きないだろうし、大丈夫だろう。
そう思って目を閉じ、暫く休んで居ると、ゴゴゴッと小屋に衝撃が走る。
「何だっ!?」
「この気配は……ふふふ、お兄さん。マーガレット、行きまーす!」
「え? おい、マーガレット!? マーガレットってば!」
突然メイスを握って立ち上がったマーガレットを追いかけると、小屋を壊そうとしていた大きな魔法人形――ゴーレムがメイスの一撃で粉砕された所だった。
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