18 / 343
第2章 おちこぼれコースの召喚士
第18話 エロ美少女のチラリズム
しおりを挟む
「え、えっと、ハー君。とりあえず、エリーの実習服を着てもらったけど、これで良かったのかな?」
「ん? あぁ、とりあえずジェーンが裸でなければ……」
「あ、主様! どうされたのですか!? どうして私を見た途端に、鼻から盛大に血をっ!?」
だ、ダメだ。
全裸だったジェーンがエリーの実習着を着たものの、元より面積の少ない服なのに、その上エリーよりもジェーンの方が胸が大きいから、その豊満な膨らみに押し上げられて、普通に下胸が見えているし、短すぎるスカートから見えてはいけない場所がチラチラと……あぁぁぁ逆に全裸よりエロくなってるよっ!
『なるほど。ヘンリーさんは、チラリズムに弱い……っと』
そんな事は覚えなくて良い! とアオイにツッコミつつ、慌てて俺のローブをジェーンに羽織らせる。
「……ジェーン。とりあえず、ちゃんとした服を入手するまで、そのローブを外すのは禁止な。前もしっかり押さえて、中が見えないようにする事」
「分かりました。しかし、主様。この防御姿勢にはどういう効果があるのでしょうか? 上等ではありますが、ただの布では大した防御力は無いと思うのですが」
「防御力とかじゃないから。歩く凶器というか、破壊力抜群のそれを隠す為だよ」
「凶器……ですか? 私の剣は、どこかへ行ってしまい、今手元には無いのですが」
「いや、そういう意味の凶器じゃなくて、おっ……いや、何でも無い。とにかく、ローブで身体を隠しておく事」
改めて言うと、それ以上は質問せずにジェーンが身体を隠す。
基本的に俺の命令を聞くらしいのだが、この様子だと色々と教えなければならない事も多そうだ。
「いいなぁ、ハー君のローブ。エリーも着たいなー」
「いや、エリーは自分のローブがあるだろ……って、どうして突然服を脱ぎ出すんだっ!?」
「だって、服を脱いだらハー君にローブを羽織らせて貰えるんでしょ?」
意味不明な事を言うエリーにツッコミ、一先ず服を脱ぐのを止めさせる。
もちろん俺だって女の子の身体に興味はあるが、それでも一応常識と理性はあるつもりだ。
だが今ここでエリーにまで全裸になられたら、その理性が一瞬で吹き飛び、残りの学生生活が大変な事になる様子が目に浮かぶ。
「エリー。とりあえず、このジェーンが基礎魔法チームの三人目のメンバーだ。二人とも、仲良くな」
「うん。だって、ジェーンちゃんはエリーとハー君の子供だもん。当然だよっ!」
「主様。主様の奥方様ですので、当然私は従います。以後、よろしくお願いいたします」
いや、俺とエリーの子供っていう表現は問題が有り過ぎるんだが。
それとジェーンも、エリーを奥方って呼ぶのは……いや、毎回指摘していたら大変だから、魔法大会が終わってから改めて訂正するか。
大会中は、エリーの指示にも従って貰う事だってあるだろうし、互いにこのままの方が都合が良いかもしれない。
「さてと。新たにジェーンが加わった訳だけど、とにもかくにも先ずはジェーンの服を調達しないとな。エリー、何か要らない私服とかって無いか?」
「うーん。家に着なくなった服が有るには有るけど……」
「頼む。それをジェーンに譲ってくれないか? なんだったら、俺が買い取るって形でも良い。ただ、あんまりお金はないけどさ」
「ううん。お金は別に良いんだよー。エリーの服くらい、いくらでもあげるんだけど……今ここには無くて、家にあるんだよね」
「まぁ、それはそうだろうな。だから、明日学校へ持って来てくれれば良いよ。今日はとりあえずこの格好で我慢してもらって……って、しまった! どうしよう。ジェーンは俺の寮に連れて行けない!」
アオイは誰にも姿が見えず、その声は俺以外に聞こえていないから、寮の俺の部屋で過ごしても全く問題がないけれど、ジェーンは違う。
現に触れば餅みたいに柔らかくて、その身体は見るだけでも鼻血が出てしまう程のエロ美少女なのだ。
寮へ――騎士候補生の男子寮へ連れて行くのはリスクが高過ぎる。
「ハー君、待って。ジェーンちゃんはエリーの子供でもあるんだから、エリーのお家に来れば良いんだよー」
「……いや、正直男子寮へ連れて行くよりは良いんだが、大丈夫なのか?」
「もちろん。お母さんもきっと喜ぶよー」
「ま、まぁ魂は俺が召喚したものの、身体はエリーが製造したホムンクルスが元だからな」
「じゃあ、そういう訳で、ジェーンちゃん。早速ママと一緒にお家へ帰ろうねー」
いや、ママって。それに、どう見ても――背丈も胸の膨らみも、エリーよりジェーンの方が大きいのだが。
しかし、いろいろとツッコミ所はあけれど、エリーに任せておこうとしたのだが、何故かジェーンが動こうとしない。
「ジェーン、どうしたんだ?」
「主様。私は主様をお守りするために、この世界に生を受けました。奥方様にも感謝はしているのですが、それでも優先すべきは奥方様よりも主様なのです」
「え? それは、つまり……俺と一緒に居るって事か?」
「はい。私は、いつも主様の傍に居るのが務めなのです」
マジかよ、どうしよう。
忠誠を誓ってくれるのは構わないのだが、元が騎士だからか、ジェーンは融通が効かないらしい。
とりあえず、さっきのプランを変更して、服屋でジェーンの服を探して、どうにかして寮に連れ込んで、朝見つからない様に寮を出れば良いのか。
結構大変だな。それに、よくよく考えたら、俺に女性物の服なんて選べないから、エリーにもついて来て貰った方が良いかもしれない。
無茶をお願いする事になるが、付き合ってもらうしかないかと思った所で、突然エリーが顔を輝かせる。
「わかったー! だったらハー君も一緒に、エリーのお家へ来れば良いと思うのー」
「……え? 俺が? エリーの家に?」
「うん。大きな家じゃないけど、二人くらいなら大丈夫だよー。決まりー! じゃあ、ハー君もジェーンちゃんも、エリーのお家へ行こー!」
「いや、行こー! って、そんな軽いノリで良いのか!? 俺、男だぞ? それに家の都合だってあるだろうし」
「ん? ハー君が男の子なのは当然だよね? 女の子だって言われたらビックリしちゃうよー。あと、家は大丈夫、大丈夫。何とかなるよー」
いや、そういう意味ではないのだが、エリーはちゃんと理解しているのだろうか。
少なくとも俺は、女の子の家に行くなんて大イベントは初体験だ。一体、何をどうすれば良いのかサッパリ分からないのだが。
いろいろと不安を覚えつつも、俺とジェーンは、学校から少し離れた場所にあるエリーの家に案内されてしまった。
「ん? あぁ、とりあえずジェーンが裸でなければ……」
「あ、主様! どうされたのですか!? どうして私を見た途端に、鼻から盛大に血をっ!?」
だ、ダメだ。
全裸だったジェーンがエリーの実習着を着たものの、元より面積の少ない服なのに、その上エリーよりもジェーンの方が胸が大きいから、その豊満な膨らみに押し上げられて、普通に下胸が見えているし、短すぎるスカートから見えてはいけない場所がチラチラと……あぁぁぁ逆に全裸よりエロくなってるよっ!
『なるほど。ヘンリーさんは、チラリズムに弱い……っと』
そんな事は覚えなくて良い! とアオイにツッコミつつ、慌てて俺のローブをジェーンに羽織らせる。
「……ジェーン。とりあえず、ちゃんとした服を入手するまで、そのローブを外すのは禁止な。前もしっかり押さえて、中が見えないようにする事」
「分かりました。しかし、主様。この防御姿勢にはどういう効果があるのでしょうか? 上等ではありますが、ただの布では大した防御力は無いと思うのですが」
「防御力とかじゃないから。歩く凶器というか、破壊力抜群のそれを隠す為だよ」
「凶器……ですか? 私の剣は、どこかへ行ってしまい、今手元には無いのですが」
「いや、そういう意味の凶器じゃなくて、おっ……いや、何でも無い。とにかく、ローブで身体を隠しておく事」
改めて言うと、それ以上は質問せずにジェーンが身体を隠す。
基本的に俺の命令を聞くらしいのだが、この様子だと色々と教えなければならない事も多そうだ。
「いいなぁ、ハー君のローブ。エリーも着たいなー」
「いや、エリーは自分のローブがあるだろ……って、どうして突然服を脱ぎ出すんだっ!?」
「だって、服を脱いだらハー君にローブを羽織らせて貰えるんでしょ?」
意味不明な事を言うエリーにツッコミ、一先ず服を脱ぐのを止めさせる。
もちろん俺だって女の子の身体に興味はあるが、それでも一応常識と理性はあるつもりだ。
だが今ここでエリーにまで全裸になられたら、その理性が一瞬で吹き飛び、残りの学生生活が大変な事になる様子が目に浮かぶ。
「エリー。とりあえず、このジェーンが基礎魔法チームの三人目のメンバーだ。二人とも、仲良くな」
「うん。だって、ジェーンちゃんはエリーとハー君の子供だもん。当然だよっ!」
「主様。主様の奥方様ですので、当然私は従います。以後、よろしくお願いいたします」
いや、俺とエリーの子供っていう表現は問題が有り過ぎるんだが。
それとジェーンも、エリーを奥方って呼ぶのは……いや、毎回指摘していたら大変だから、魔法大会が終わってから改めて訂正するか。
大会中は、エリーの指示にも従って貰う事だってあるだろうし、互いにこのままの方が都合が良いかもしれない。
「さてと。新たにジェーンが加わった訳だけど、とにもかくにも先ずはジェーンの服を調達しないとな。エリー、何か要らない私服とかって無いか?」
「うーん。家に着なくなった服が有るには有るけど……」
「頼む。それをジェーンに譲ってくれないか? なんだったら、俺が買い取るって形でも良い。ただ、あんまりお金はないけどさ」
「ううん。お金は別に良いんだよー。エリーの服くらい、いくらでもあげるんだけど……今ここには無くて、家にあるんだよね」
「まぁ、それはそうだろうな。だから、明日学校へ持って来てくれれば良いよ。今日はとりあえずこの格好で我慢してもらって……って、しまった! どうしよう。ジェーンは俺の寮に連れて行けない!」
アオイは誰にも姿が見えず、その声は俺以外に聞こえていないから、寮の俺の部屋で過ごしても全く問題がないけれど、ジェーンは違う。
現に触れば餅みたいに柔らかくて、その身体は見るだけでも鼻血が出てしまう程のエロ美少女なのだ。
寮へ――騎士候補生の男子寮へ連れて行くのはリスクが高過ぎる。
「ハー君、待って。ジェーンちゃんはエリーの子供でもあるんだから、エリーのお家に来れば良いんだよー」
「……いや、正直男子寮へ連れて行くよりは良いんだが、大丈夫なのか?」
「もちろん。お母さんもきっと喜ぶよー」
「ま、まぁ魂は俺が召喚したものの、身体はエリーが製造したホムンクルスが元だからな」
「じゃあ、そういう訳で、ジェーンちゃん。早速ママと一緒にお家へ帰ろうねー」
いや、ママって。それに、どう見ても――背丈も胸の膨らみも、エリーよりジェーンの方が大きいのだが。
しかし、いろいろとツッコミ所はあけれど、エリーに任せておこうとしたのだが、何故かジェーンが動こうとしない。
「ジェーン、どうしたんだ?」
「主様。私は主様をお守りするために、この世界に生を受けました。奥方様にも感謝はしているのですが、それでも優先すべきは奥方様よりも主様なのです」
「え? それは、つまり……俺と一緒に居るって事か?」
「はい。私は、いつも主様の傍に居るのが務めなのです」
マジかよ、どうしよう。
忠誠を誓ってくれるのは構わないのだが、元が騎士だからか、ジェーンは融通が効かないらしい。
とりあえず、さっきのプランを変更して、服屋でジェーンの服を探して、どうにかして寮に連れ込んで、朝見つからない様に寮を出れば良いのか。
結構大変だな。それに、よくよく考えたら、俺に女性物の服なんて選べないから、エリーにもついて来て貰った方が良いかもしれない。
無茶をお願いする事になるが、付き合ってもらうしかないかと思った所で、突然エリーが顔を輝かせる。
「わかったー! だったらハー君も一緒に、エリーのお家へ来れば良いと思うのー」
「……え? 俺が? エリーの家に?」
「うん。大きな家じゃないけど、二人くらいなら大丈夫だよー。決まりー! じゃあ、ハー君もジェーンちゃんも、エリーのお家へ行こー!」
「いや、行こー! って、そんな軽いノリで良いのか!? 俺、男だぞ? それに家の都合だってあるだろうし」
「ん? ハー君が男の子なのは当然だよね? 女の子だって言われたらビックリしちゃうよー。あと、家は大丈夫、大丈夫。何とかなるよー」
いや、そういう意味ではないのだが、エリーはちゃんと理解しているのだろうか。
少なくとも俺は、女の子の家に行くなんて大イベントは初体験だ。一体、何をどうすれば良いのかサッパリ分からないのだが。
いろいろと不安を覚えつつも、俺とジェーンは、学校から少し離れた場所にあるエリーの家に案内されてしまった。
3
お気に入りに追加
1,340
あなたにおすすめの小説
救助者ギルドから追放された俺は、ハズレだと思われていたスキル【思念収集】でやり返す
名無し
ファンタジー
アセンドラの都で暮らす少年テッドは救助者ギルドに在籍しており、【思念収集】というスキルによって、ダンジョンで亡くなった冒険者の最期の思いを遺族に伝える仕事をしていた。
だが、ある日思わぬ冤罪をかけられ、幼馴染で親友だったはずのギルド長ライルによって除名を言い渡された挙句、最凶最悪と言われる異次元の監獄へと送り込まれてしまう。
それでも、幼馴染の少女シェリアとの面会をきっかけに、ハズレ認定されていた【思念収集】のスキルが本領を発揮する。喧嘩で最も強い者がここから出られることを知ったテッドは、最強の囚人王を目指すとともに、自分を陥れた者たちへの復讐を誓うのであった……。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる