10 / 343
第2章 おちこぼれコースの召喚士
第10話 天国みたいな基礎魔法コース
しおりを挟む
教員室で渡された魔法科の制服――黒いローブに袖を通した後、イザベル先生に連れられて基礎魔法コースの教室へやって来た。
事前に聞いてはいたけれど、教室の中に制服姿の可愛い女の子が沢山居て、仄かに甘い香りが……ここは天国か?
「……君。ちょっと、ヘンリー君。自己紹介して」
「あ、えーっと、今日から基礎魔法コースに転科してきた、ヘンリー=フォーサイスです。よろしくお願いいたします」
「みんなー! 数少ない貴重な男子だから、仲良くしてあげてねー!」
先生の言葉に、十人くらい居るであろう女の子たちから、一斉に「はーい!」と明るい声が返って来る。
……うん、間違いない。ここが天国だ。
とにかく、早く名前と顔を覚えて、可愛い子を探さなければ……じゃないっ! 危ない、危ない。俺は魔法を学ぶために来たんだ。
戦闘科と何もかもが違い過ぎて、危うく自分を見失う所だった。
今まで国を守ると言えば王国騎士団で、次いで教会の神官戦士だと思っていたけれど、国の宮廷魔術士にも騎士団と一緒に戦場へ出る魔法騎士という組織があると、イザベル先生に教えてもらった。
今はアオイの力を借りないと召喚魔法以外の魔法が使えなさそうだけど、しっかり基礎を学んで高い成績を取り、俺は魔法騎士になるんだ。
決意を新たに、指定された席へ座ると、
「では、今日の最初の授業は自由研究です。皆さん、各自で自分に必要だと思う勉強に励んでください」
いきなり自習だって!?
マジかよ。いきなり自習って言われても、何をすれば良いんだ!?
まさかの展開に困惑していると、俺の目の前にイザベル先生がやってきた。
「ヘンリー君はいきなり自由研究って言われても辛いでしょうから、先ずは空き教室で先生が魔法の基礎を教えるわね」
良かった。流石に初っ端から放置する訳では無いらしい。
最悪の場合、アオイに教えてもらうのもアリだが、アオイとの会話に集中し過ぎると周囲の声が聞こえなくなるので、教室内では避けた方が良さそうだしね。
一先ず入門書と筆記用具類を持って立ち上がった所で、
「先生ー! エリーも一緒に基礎を教えてくださーい!」
突然、隣の席の女の子までもが立ち上がる。
「良いわよ。エリーちゃんもいらっしゃい。じゃあ、他の皆はそれぞれ勉強していてね」
この女の子も、戦闘科から転科してきたのだろうか。
いや、でもこんなに小柄な女の子が戦闘科に居たとは思えない。という事は、三年生になっても基礎から勉強しなければならない程、魔法が苦手だという事だろうか。
「くっ……エリーに先を越されましたの」
「でも、あのエリーだよ? 本当に基礎を勉強したいだけじゃないかな?」
「……そうね。エリーですものね。……いえ、だからこそ、まだ中身も分からない、ちょっと見た目が良い男子に惹かれてしまったのでは!?」
はっきりとは聞き取れないが、教室内がざわついているけど、良いのだろうか?
けど、イザベル先生はお構いなしに教室を出ようとしているし、ついて行くしかないか。
一先ず先生の後を追って歩きだすと、クイクイっと服が引っ張られる。
「えへへー。エリーだよー。ハー君、よろしくねー」
「ハー君? えっと、俺の事?」
「うん。ヘンリー君より言い易いもん。だから、ハー君」
「……よ、よろしく。エリーさん」
「えー。『さん』なんて付けなくて良いよー。みんなエリーの事はエリーって呼ぶもん。ハー君もエリーって呼んでね。……って、それよりハー君。早く行こっ!」
突然右手を握られ、教室の扉に向かって引っ張られる。
戦闘科では相手の効き手を触るなんて絶対に出来ないけど、文化の違いという物なのだろうか。
『早速お友達が出来て良かったですね。ハー君』
(……アオイ。声が笑っているんだが)
『そんな事ないですよ? ハー君。もー、気にし過ぎですよー、ハー君ったら』
(ハー君、ハー君って、俺をからかいたいだけだろっ!)
新たな愛称をアオイに弄られながら、俺の手を引くエリーを改めて見てみる。
小柄で童顔な上に、明るい茶髪を二つ括りにしている事と、その言動から随分と幼く見える少女だ。
しかし横から胸の膨らみがしっかり見えるので、幼いながらも同い年なんだと実感する。
……そういえば、パンツを見せてくれたソフィアは胸が小さかったけど、何歳だったのだろうか。
年は近いように思えたし、流石に基礎学校生――十二歳以下という事は無いと思うが。
「ヘンリー君。エリーちゃん。今日は、ここで特別授業を行います」
「魔法訓練室? 先生、いきなり実技ですか?」
「えぇ。ヘンリー君には座学よりも、先ず体験してもらった方が良いかと思って。エリーちゃんも頑張ってね」
なるほど。確かに眠たくなる講義を受けるより、身体を動かした方が俺の性分にも合っているだろう。
部屋の中に入ると、どこかで見た事のある、一面真っ白な部屋となっていた。
「この部屋の壁は、魔法耐性の高い真銀で出来ているから、遠慮せずに思いっきりやって良いからね」
「はーい! エリー、頑張りまーす!」
つい最近、聞いたのと同じ説明だけど、それってつまり、アオイの力を借りると壁が壊れるって事か。
『二日前のは、あの場所の魔法壁が弱かっただけですよっ! だからもっと出力を低くしますって』
(はいはい。まぁとはいえ、せっかくだから今回は自力でやってみるよ)
『そうですね。それも良いかと思います。頑張ってくださいね』
若干トラウマになりそうな壁から視線を先生に戻すと、小さな袋を手渡された。
「今日はメジャーな精霊魔法を使ってみましょう。二人とも実習服に着替えてね」
実習服か。戦闘科ではレザーメイルだったけど、魔法科の実習服はどんなのだろうか。
少しワクワクしながら袋を開くと、小さな布切れが入っていた。
何だこれ? 広げてよく見てみると、どう考えても小さすぎるシャツと……スカート?
魔法科の実習服は一体どうなっているんだ……
「って、これ精霊使い推奨の服装っ!?」
「えぇ、そうよ。どうかしたの?」
「いや、学校でこの服はおかし……」
「ん? ヘンリー君、何か気になる物でも……ダークネスッ!」
俺の視線に気付いたイザベル先生が大慌てで詠唱し、俺の知らない魔法を使うと、部屋全体が真っ暗になって視界が奪われた。
「あ、あれ? 急に真っ暗ですよー?」
「エリーちゃん! あのね、今日からヘンリー君が居るんだから、いきなり服を脱いじゃダメでしょ!」
「え? 別にエリーは裸を見られても恥ずかしくないですよ?」
「そういう問題じゃないの! エリーちゃんが平気でも、思春期なんだから、ヘンリー君が大変な事になっちゃうのよ」
「大変な事? それって、どうなるんですか?」
「それは、その……とにかく、ダメなものはダメなんですっ!」
大慌ての詠唱だったけど、それでも十分な時間はあった。詠唱万歳!
肌色の双丘を露わにした、純白のパンツ一枚だけの姿……ありがとうございますっ!
『ヘンリーさん。言っておきますけど、思考がダダ漏れですからね』
アオイの呆れた声が聞こえたけれど、幸せいっぱいの俺には全く響かなかったのだった。
事前に聞いてはいたけれど、教室の中に制服姿の可愛い女の子が沢山居て、仄かに甘い香りが……ここは天国か?
「……君。ちょっと、ヘンリー君。自己紹介して」
「あ、えーっと、今日から基礎魔法コースに転科してきた、ヘンリー=フォーサイスです。よろしくお願いいたします」
「みんなー! 数少ない貴重な男子だから、仲良くしてあげてねー!」
先生の言葉に、十人くらい居るであろう女の子たちから、一斉に「はーい!」と明るい声が返って来る。
……うん、間違いない。ここが天国だ。
とにかく、早く名前と顔を覚えて、可愛い子を探さなければ……じゃないっ! 危ない、危ない。俺は魔法を学ぶために来たんだ。
戦闘科と何もかもが違い過ぎて、危うく自分を見失う所だった。
今まで国を守ると言えば王国騎士団で、次いで教会の神官戦士だと思っていたけれど、国の宮廷魔術士にも騎士団と一緒に戦場へ出る魔法騎士という組織があると、イザベル先生に教えてもらった。
今はアオイの力を借りないと召喚魔法以外の魔法が使えなさそうだけど、しっかり基礎を学んで高い成績を取り、俺は魔法騎士になるんだ。
決意を新たに、指定された席へ座ると、
「では、今日の最初の授業は自由研究です。皆さん、各自で自分に必要だと思う勉強に励んでください」
いきなり自習だって!?
マジかよ。いきなり自習って言われても、何をすれば良いんだ!?
まさかの展開に困惑していると、俺の目の前にイザベル先生がやってきた。
「ヘンリー君はいきなり自由研究って言われても辛いでしょうから、先ずは空き教室で先生が魔法の基礎を教えるわね」
良かった。流石に初っ端から放置する訳では無いらしい。
最悪の場合、アオイに教えてもらうのもアリだが、アオイとの会話に集中し過ぎると周囲の声が聞こえなくなるので、教室内では避けた方が良さそうだしね。
一先ず入門書と筆記用具類を持って立ち上がった所で、
「先生ー! エリーも一緒に基礎を教えてくださーい!」
突然、隣の席の女の子までもが立ち上がる。
「良いわよ。エリーちゃんもいらっしゃい。じゃあ、他の皆はそれぞれ勉強していてね」
この女の子も、戦闘科から転科してきたのだろうか。
いや、でもこんなに小柄な女の子が戦闘科に居たとは思えない。という事は、三年生になっても基礎から勉強しなければならない程、魔法が苦手だという事だろうか。
「くっ……エリーに先を越されましたの」
「でも、あのエリーだよ? 本当に基礎を勉強したいだけじゃないかな?」
「……そうね。エリーですものね。……いえ、だからこそ、まだ中身も分からない、ちょっと見た目が良い男子に惹かれてしまったのでは!?」
はっきりとは聞き取れないが、教室内がざわついているけど、良いのだろうか?
けど、イザベル先生はお構いなしに教室を出ようとしているし、ついて行くしかないか。
一先ず先生の後を追って歩きだすと、クイクイっと服が引っ張られる。
「えへへー。エリーだよー。ハー君、よろしくねー」
「ハー君? えっと、俺の事?」
「うん。ヘンリー君より言い易いもん。だから、ハー君」
「……よ、よろしく。エリーさん」
「えー。『さん』なんて付けなくて良いよー。みんなエリーの事はエリーって呼ぶもん。ハー君もエリーって呼んでね。……って、それよりハー君。早く行こっ!」
突然右手を握られ、教室の扉に向かって引っ張られる。
戦闘科では相手の効き手を触るなんて絶対に出来ないけど、文化の違いという物なのだろうか。
『早速お友達が出来て良かったですね。ハー君』
(……アオイ。声が笑っているんだが)
『そんな事ないですよ? ハー君。もー、気にし過ぎですよー、ハー君ったら』
(ハー君、ハー君って、俺をからかいたいだけだろっ!)
新たな愛称をアオイに弄られながら、俺の手を引くエリーを改めて見てみる。
小柄で童顔な上に、明るい茶髪を二つ括りにしている事と、その言動から随分と幼く見える少女だ。
しかし横から胸の膨らみがしっかり見えるので、幼いながらも同い年なんだと実感する。
……そういえば、パンツを見せてくれたソフィアは胸が小さかったけど、何歳だったのだろうか。
年は近いように思えたし、流石に基礎学校生――十二歳以下という事は無いと思うが。
「ヘンリー君。エリーちゃん。今日は、ここで特別授業を行います」
「魔法訓練室? 先生、いきなり実技ですか?」
「えぇ。ヘンリー君には座学よりも、先ず体験してもらった方が良いかと思って。エリーちゃんも頑張ってね」
なるほど。確かに眠たくなる講義を受けるより、身体を動かした方が俺の性分にも合っているだろう。
部屋の中に入ると、どこかで見た事のある、一面真っ白な部屋となっていた。
「この部屋の壁は、魔法耐性の高い真銀で出来ているから、遠慮せずに思いっきりやって良いからね」
「はーい! エリー、頑張りまーす!」
つい最近、聞いたのと同じ説明だけど、それってつまり、アオイの力を借りると壁が壊れるって事か。
『二日前のは、あの場所の魔法壁が弱かっただけですよっ! だからもっと出力を低くしますって』
(はいはい。まぁとはいえ、せっかくだから今回は自力でやってみるよ)
『そうですね。それも良いかと思います。頑張ってくださいね』
若干トラウマになりそうな壁から視線を先生に戻すと、小さな袋を手渡された。
「今日はメジャーな精霊魔法を使ってみましょう。二人とも実習服に着替えてね」
実習服か。戦闘科ではレザーメイルだったけど、魔法科の実習服はどんなのだろうか。
少しワクワクしながら袋を開くと、小さな布切れが入っていた。
何だこれ? 広げてよく見てみると、どう考えても小さすぎるシャツと……スカート?
魔法科の実習服は一体どうなっているんだ……
「って、これ精霊使い推奨の服装っ!?」
「えぇ、そうよ。どうかしたの?」
「いや、学校でこの服はおかし……」
「ん? ヘンリー君、何か気になる物でも……ダークネスッ!」
俺の視線に気付いたイザベル先生が大慌てで詠唱し、俺の知らない魔法を使うと、部屋全体が真っ暗になって視界が奪われた。
「あ、あれ? 急に真っ暗ですよー?」
「エリーちゃん! あのね、今日からヘンリー君が居るんだから、いきなり服を脱いじゃダメでしょ!」
「え? 別にエリーは裸を見られても恥ずかしくないですよ?」
「そういう問題じゃないの! エリーちゃんが平気でも、思春期なんだから、ヘンリー君が大変な事になっちゃうのよ」
「大変な事? それって、どうなるんですか?」
「それは、その……とにかく、ダメなものはダメなんですっ!」
大慌ての詠唱だったけど、それでも十分な時間はあった。詠唱万歳!
肌色の双丘を露わにした、純白のパンツ一枚だけの姿……ありがとうございますっ!
『ヘンリーさん。言っておきますけど、思考がダダ漏れですからね』
アオイの呆れた声が聞こえたけれど、幸せいっぱいの俺には全く響かなかったのだった。
3
お気に入りに追加
1,338
あなたにおすすめの小説
無能はいらないと追放された俺、配信始めました。神の使徒に覚醒し最強になったのでダンジョン配信で超人気配信者に!王女様も信者になってるようです
やのもと しん
ファンタジー
「カイリ、今日からもう来なくていいから」
ある日突然パーティーから追放された俺――カイリは途方に暮れていた。日本から異世界に転移させられて一年。追放された回数はもう五回になる。
あてもなく歩いていると、追放してきたパーティーのメンバーだった女の子、アリシアが付いて行きたいと申し出てきた。
元々パーティーに不満を持っていたアリシアと共に宿に泊まるも、積極的に誘惑してきて……
更に宿から出ると姿を隠した少女と出会い、その子も一緒に行動することに。元王女様で今は国に追われる身になった、ナナを助けようとカイリ達は追手から逃げる。
追いつめられたところでカイリの中にある「神の使徒」の力が覚醒――無能力から世界最強に!
「――わたし、あなたに運命を感じました!」
ナナが再び王女の座に返り咲くため、カイリは冒険者として名を上げる。「厄災」と呼ばれる魔物も、王国の兵士も、カイリを追放したパーティーも全員相手になりません
※他サイトでも投稿しています
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった
さくらはい
ファンタジー
主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ――
【不定期更新】
1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。
性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。
良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる