2,513 / 2,518
第2513話 よくやった!
しおりを挟む
コアルーム前の水浸しの事を聞くために、食堂にいたピーチに話を聞いてみた。
「一緒に召喚されたメンバーは、ダンジョンの中に入れないと聞いたので、ダンジョンに入らなくても何かできないかと思い、今日は色々実験していました。その成果の1つで、体だけが出れないだけで、魔法の効果などはコアルームから外に出すことが可能でした」
「となると、あの水はシリウス君が外に向かって水をぶちまけたってことか……生み出した水を操作することは可能だったのかな?」
「それなのですが、コアルームから押し出すこそしかできず、コアルームの外の水は操れませんでした。何かに使えないかと思い考えていたのですが、そこまではまだ思いついていません」
「シリウス君が生み出した水は、どのくらいで吸収されたか分かるか?」
「水の操作は出来ませんでしたが、魔法的な繋がり……水にシリウス君がふれていれば、吸収される様子はありませんでした。触れていないと、1時間ほどで吸収されるため、普通のダンジョンより物の吸収が早いと思われます」
シリウス君は、水に触れていれば操れないが魔法的な干渉は残しているようで、ダンジョンに吸収されることはないか……かなり有用な事実だ。
創造神の爺さんが言っていたことも、これに近い内容だったのかもしれないな。これは俺たちにとって福音となるな。
この気付きがダンジョンバトルの期間を半分近くにまで短縮できることを、シュウたちはまだ気づいていないが、ベストではないベターな選択肢を掴むことに成功する。
「いい情報を感謝する。シリウス君、ちょっと実験したいことがあるから、こっちに来てくれ」
子どもたちとくつろいでいたシリウス君を呼んで、少し実験を始める。
「こっちの水とこっちの水、どっちが干渉しにくいとかあるか?」
俺は俺の水魔法で生み出した水と、DPで生み出した水をシリウス君の前に並べて、干渉してもらった。
シリウス君の話だと、やはり他人の魔力が混ざっていると、多少操作しにくいとのことだ。
実験としてやらせておいてなんだが、本来なら他人の魔力が混ざっている物は操作の難易度が跳ね上がる。相手が魔法に長けていれば長けているほど、その難易度は高くなる。
人類の中ではトップクラスだと自負しているが、そんな俺の水魔法でもシリウス君にとっては、多少操作しにくいという程度になってしまうようだ。
水というジャンルにおいては、まず間違いなくリバイアサンに勝てるモノはいないだろう。
同じ属性のダゴンでも、自分の水の支配権の1割しか守り通せないらしい。そのダゴンからしても、妻たちの魔力がこもっていた所で、苦労することは苦労するが、簡単に制御を奪っていくようなので、俺でも相手にはならないだろう。
同じ属性ということを限定しなければ、その限りではないんだけどね。
リバイアサンには質量で負けるだろうが、ダゴンなら何とかなるはず……
っと、なぜこんな実験をしたかというと、DPで召喚した水もダンジョンに吸収されないのかという実験がしたかったのだ。
魔力で生み出した水だけが吸収されないのか、魔力を使っていない水でも吸収されないのか、その部分が知りたかったのだ。
シリウス君に確認してもらったところ、DPで生み出した水も問題ないそうだ。吸収されるような感覚はなく、ずっとパスが繋がっている状態だと確認ができた。
となれば……
「バザール、そっちで用意してほしいものがある。ダンジョンの中で海水とDPで生み出したプランクトンを大量に放置しておいてほしい」
以前は従魔でなくても、俺が召喚したものであればマッピングができていたのだが、今は魔力を持っていない従魔ではマッピングができなくなっている。
いつからそうなったのかは分からないが、そういうルールになってしまったので、大量に死ぬことを前提に20桁近いプランクトンを召喚してもらい、魔物化したものをこちらに呼び寄せて、マッピングに使ってやろうという魂胆だ。
以前にもつかった事がある作戦だが妻たちの検討にあがらなかったのは、小さな魔物の確保ができると考えていなかったからだ。俺はそれを、力技で解決する。魔力の濃度が高ければ、そこに住んでいる生き物が魔物化するのだ。
うちの猫たちも全員魔物化したしな。濃度によって進行度に差があるが、体が小さければ小さいほど、早く魔物化する傾向にあることは実験で分かっている。
その応用で、俺は大量の微生物の魔物を手に入れ、ダンジョンの下半分をマッピングするつもりだ。魔物になれば、海水でも真水でも関係が無くなるので、シリウス君に水を吐き出させた状態で、海水に混じった魔物化したプランクトンを混ぜ込む予定だ。
夕食の時間になるので、俺は子どもたちと食事を食べ一緒にお風呂へ入り、一緒にゲームをして遊んだ。妻たちはその間、関係各所に連絡を入れ、色々な案を出させていた。昏倒無稽の意見でもいいからと、多くの意見を集めてくれているようだ。
バザールから話を聞いた四大精霊たちも、プランクトンの準備を手伝ってくれているようで、予定していたより大量の魔物化したプランクトンを用意できそうだ。
今日の夜には、第一陣でプランクトンを流し込めると思うとのこと。
DBSを搭載した部屋で育てているので、こちらの時間とリンクしている。もし通常のエリアだった場合、6倍の時間がかかっていただろう。こっちでやると大事でも、ディストピアでやる分には大して消耗もしないからな。
子どもたちが寝てしまったところで、妻たちにすべてを任せ、俺はコアルームの横に準備した中学のプール位の箱を準備して、その中に魔物化したプランクトンの集団を召喚していく。
プランクトンのように細かい魔物の場合、範囲指定して召喚できるから、本当に便利だな。10000匹で1DPとかだから、ある程度指定して召喚できないと、面倒もあるためこういうシステムになっているらしい。
消防車のホースをプールに突っ込み、水の噴出口はシリウス君の生み出す水の中に突っ込む。
俺は水魔法を発動して、プールの水を汲み上げて混ぜ込んでいく。
しばらくすると……魔物化したプランクトンが通った先は、マッピングされていく。
10分過ぎるころには、俺が到達した壁までプランクトンかが辿り着き、その形をあらわにしてくれる。
やはり、俺のコアルームを中心に、半球状の壁が存在している。その半球状の壁に30ヶ所ほどの通路があり、そこから外へ流れ出ているのが分かる。
明日の朝までずっとやっていれば、ダンジョンの半分はマッピングできそうだな。
シリウス君の生み出す水の量が多すぎる。30ヶ所ある出口から水があふれるより大量の水を、シリウス君が作り出すため、中心の壁中上半分も次第にマッピングされていくのが分かる……本当に水に関して言えば、規格外もいいところだな。
「一緒に召喚されたメンバーは、ダンジョンの中に入れないと聞いたので、ダンジョンに入らなくても何かできないかと思い、今日は色々実験していました。その成果の1つで、体だけが出れないだけで、魔法の効果などはコアルームから外に出すことが可能でした」
「となると、あの水はシリウス君が外に向かって水をぶちまけたってことか……生み出した水を操作することは可能だったのかな?」
「それなのですが、コアルームから押し出すこそしかできず、コアルームの外の水は操れませんでした。何かに使えないかと思い考えていたのですが、そこまではまだ思いついていません」
「シリウス君が生み出した水は、どのくらいで吸収されたか分かるか?」
「水の操作は出来ませんでしたが、魔法的な繋がり……水にシリウス君がふれていれば、吸収される様子はありませんでした。触れていないと、1時間ほどで吸収されるため、普通のダンジョンより物の吸収が早いと思われます」
シリウス君は、水に触れていれば操れないが魔法的な干渉は残しているようで、ダンジョンに吸収されることはないか……かなり有用な事実だ。
創造神の爺さんが言っていたことも、これに近い内容だったのかもしれないな。これは俺たちにとって福音となるな。
この気付きがダンジョンバトルの期間を半分近くにまで短縮できることを、シュウたちはまだ気づいていないが、ベストではないベターな選択肢を掴むことに成功する。
「いい情報を感謝する。シリウス君、ちょっと実験したいことがあるから、こっちに来てくれ」
子どもたちとくつろいでいたシリウス君を呼んで、少し実験を始める。
「こっちの水とこっちの水、どっちが干渉しにくいとかあるか?」
俺は俺の水魔法で生み出した水と、DPで生み出した水をシリウス君の前に並べて、干渉してもらった。
シリウス君の話だと、やはり他人の魔力が混ざっていると、多少操作しにくいとのことだ。
実験としてやらせておいてなんだが、本来なら他人の魔力が混ざっている物は操作の難易度が跳ね上がる。相手が魔法に長けていれば長けているほど、その難易度は高くなる。
人類の中ではトップクラスだと自負しているが、そんな俺の水魔法でもシリウス君にとっては、多少操作しにくいという程度になってしまうようだ。
水というジャンルにおいては、まず間違いなくリバイアサンに勝てるモノはいないだろう。
同じ属性のダゴンでも、自分の水の支配権の1割しか守り通せないらしい。そのダゴンからしても、妻たちの魔力がこもっていた所で、苦労することは苦労するが、簡単に制御を奪っていくようなので、俺でも相手にはならないだろう。
同じ属性ということを限定しなければ、その限りではないんだけどね。
リバイアサンには質量で負けるだろうが、ダゴンなら何とかなるはず……
っと、なぜこんな実験をしたかというと、DPで召喚した水もダンジョンに吸収されないのかという実験がしたかったのだ。
魔力で生み出した水だけが吸収されないのか、魔力を使っていない水でも吸収されないのか、その部分が知りたかったのだ。
シリウス君に確認してもらったところ、DPで生み出した水も問題ないそうだ。吸収されるような感覚はなく、ずっとパスが繋がっている状態だと確認ができた。
となれば……
「バザール、そっちで用意してほしいものがある。ダンジョンの中で海水とDPで生み出したプランクトンを大量に放置しておいてほしい」
以前は従魔でなくても、俺が召喚したものであればマッピングができていたのだが、今は魔力を持っていない従魔ではマッピングができなくなっている。
いつからそうなったのかは分からないが、そういうルールになってしまったので、大量に死ぬことを前提に20桁近いプランクトンを召喚してもらい、魔物化したものをこちらに呼び寄せて、マッピングに使ってやろうという魂胆だ。
以前にもつかった事がある作戦だが妻たちの検討にあがらなかったのは、小さな魔物の確保ができると考えていなかったからだ。俺はそれを、力技で解決する。魔力の濃度が高ければ、そこに住んでいる生き物が魔物化するのだ。
うちの猫たちも全員魔物化したしな。濃度によって進行度に差があるが、体が小さければ小さいほど、早く魔物化する傾向にあることは実験で分かっている。
その応用で、俺は大量の微生物の魔物を手に入れ、ダンジョンの下半分をマッピングするつもりだ。魔物になれば、海水でも真水でも関係が無くなるので、シリウス君に水を吐き出させた状態で、海水に混じった魔物化したプランクトンを混ぜ込む予定だ。
夕食の時間になるので、俺は子どもたちと食事を食べ一緒にお風呂へ入り、一緒にゲームをして遊んだ。妻たちはその間、関係各所に連絡を入れ、色々な案を出させていた。昏倒無稽の意見でもいいからと、多くの意見を集めてくれているようだ。
バザールから話を聞いた四大精霊たちも、プランクトンの準備を手伝ってくれているようで、予定していたより大量の魔物化したプランクトンを用意できそうだ。
今日の夜には、第一陣でプランクトンを流し込めると思うとのこと。
DBSを搭載した部屋で育てているので、こちらの時間とリンクしている。もし通常のエリアだった場合、6倍の時間がかかっていただろう。こっちでやると大事でも、ディストピアでやる分には大して消耗もしないからな。
子どもたちが寝てしまったところで、妻たちにすべてを任せ、俺はコアルームの横に準備した中学のプール位の箱を準備して、その中に魔物化したプランクトンの集団を召喚していく。
プランクトンのように細かい魔物の場合、範囲指定して召喚できるから、本当に便利だな。10000匹で1DPとかだから、ある程度指定して召喚できないと、面倒もあるためこういうシステムになっているらしい。
消防車のホースをプールに突っ込み、水の噴出口はシリウス君の生み出す水の中に突っ込む。
俺は水魔法を発動して、プールの水を汲み上げて混ぜ込んでいく。
しばらくすると……魔物化したプランクトンが通った先は、マッピングされていく。
10分過ぎるころには、俺が到達した壁までプランクトンかが辿り着き、その形をあらわにしてくれる。
やはり、俺のコアルームを中心に、半球状の壁が存在している。その半球状の壁に30ヶ所ほどの通路があり、そこから外へ流れ出ているのが分かる。
明日の朝までずっとやっていれば、ダンジョンの半分はマッピングできそうだな。
シリウス君の生み出す水の量が多すぎる。30ヶ所ある出口から水があふれるより大量の水を、シリウス君が作り出すため、中心の壁中上半分も次第にマッピングされていくのが分かる……本当に水に関して言えば、規格外もいいところだな。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる