2,442 / 2,518
第2443話 不思議な料理
しおりを挟む
子どもたちと妻たちが一緒に遊び始めて1時間くらい経っただろうか? さすがに子どもたちの体力も尽きてきたのか、俺の近くで休憩し始めた。
初めに来たのはシンラで、子どもらしく汗をたくさんかいていたため、上着を脱がせ濡れタオルで体を拭いてあげる。パンツも汗で濡れているようで気持ち悪いというため、着替え用のパンツを出してやると、羞恥心のかけらもなく全裸になり着替え始める。
全身がすっきりしたのか、満足そうな顔をしてスライムクッションに寄りかかっている。
しばらくすると、プラムとシオンも戻って来て、シンラと同じように全裸になって着替え始める。シンラはまだ男の子だから分かるけど、プラムとシオンは女の子なんだけどな……この年頃では、そんなことは分からんか。
ミーシャたちはさすがにお風呂ではない場所で裸になることはないので、テントを母親たちに建ててもらい、その中で3人で体を拭きあって着替えている。
シンラたちはウトウトしていたので、そのまま寝てしまっている。
さすがにこのままというのもあれなので、昨日の映画を見たエリアまで運ぶことにする。運ぶのはもちろんシンラたちが乗っているスライムたちだな。
あのエリアは居心地を良くしているから、かなり寝心地もいいんだよね。
到着するとスライムたちがエアーベットの上に移動させると、シンラはもぞもぞ動いて寝心地の良い所を探して少し移動した。プラムとシオンは、吸い寄せられるようにシンラの下へ転がっていった。
うん、不思議だな。昨日はそうでもなかったのに、今日はくっつくんだな。
ミーシャたちは元気だけど、少し疲れが残っているようで、妻たちに寝るように促されて横になっている。
体を一緒に動かしていた妻たちも、子どもたちと一緒に横になっている。
これだけの人数が寝ても問題ないからすごいな。
さて、俺は時間ができたので、ちょっと手間をかけた料理でもして時間を潰すかな。
「ということで、ブラウニー。ケバブ食べたいから作ろう」
またですか……とあきれた様子でこちらを見ているが、俺の希望を叶えてくれるのはさすがだな。
何度も食べているケバブだけど、実際に作った事ってなかったからどうやってる来るか気になってたんだよな。肉を重ねるとかは知ってるけど、どんなもんなんだろうか?
元々は、マトンかラム肉のみを使う料理だったので、基本に忠実な昔風の物と、現在主流になっている子牛や牛肉、シチメンチョウや鶏肉などを使ったものを準備するようだ。
面倒そうな表情をしていてもいざやるとなれば、こういう風に工夫をしてくれるから、ブラウニーたちってすごいよな。
ケバブには複数のスパイスを使うが、その調合はあらかじめブラウニーたちがしてくれている。今回準備したお肉に合うように調合しているから、俺はその辺を気にしないでいいようだ。
まずは中心になる棒を準備する。棒というか回転の軸になる串とでもいうべきだろうか? それにスパイスを付けたお肉を重ねていく。
この肉を重ねていくというのが思ったより難しい。重ねるだけなら簡単なのだが、中心の櫛の部分だけが盛り上がってしまうのだ。写真とかで見るような、屋台や料理店のようなきれいな形は、素人には難しいようだ。
それでもブラウニーに手伝ってもらい、何とか昔ながらのケバブの素が完成する。続いて現在主流になっているケバブも作っていく。やはり、重ねるのは難しいな。
時間はかかったが、なんか新鮮で面白かった。
手をきれいに洗っても、なんだか指先にスパイスの匂いが残っている気がする。
まぁいっか。これだけだと夕食としてはパンチが少ないので、トルコ料理を中心に今日は作っていくそうだ。美味しいから何でもいいぞ!
料理を作っている姿を見て、1つ気になる料理を発見した。
「ブラウニー、これってトルコ料理じゃないよな?」
「そうですね。スパイシーな料理つながりということで、沖縄のタコライスを準備してみようかと思いまして、色々試しています。辛みの強いものがやはり美味しいと思いますが、子どもたちにも食べられるように工夫しているところです」
タコライスタコライス……蛸?
でもさ、ブラウニーたちが混ぜているのは、どう見てもひき肉なんだよな。あれが蛸ってことはないよな?
そういえば、日本にいた時に聞いたことがあるな……なんだっけ、ごはんの上に野菜……確かレタスを敷いてその上に今作っているひき肉のやつを乗せて、チーズを最後にかけるんだったか?
角切りのトマトも準備しているから、あれも具になるのかな?
1口で食べられるサイズのタコライスが、俺の目の前に3つ準備された。味を確認してほしいらしい。
俺が確認しなくても、君たちの味覚で十分なんじゃないか? 出されたからには食べるけどさ。
お米と生のレタスとピリ辛のひき肉、トマトの角切り、チーズが口の中で合わさる。一見アンバランスにも思えるけど、思っている以上に美味しかった。ピリ辛なせいか、食が進む感じがする。
2つ目は、辛さが控えめになっているが、味が濃く感じられる……なんだこれ? 美味いんだけど、先に食べたやつと同じ見た目なのに、まったく印象が違うので、頭が混乱している。美味しいんだけど、理解が追い付いていない感じだ。
多分これは、子どもたち用の辛くない奴だろうな。
だってさ、最後のやつはいかにも辛いですよ! って見た目をしているんよ。もうね、赤い。ヤバい赤さをしている。
それでも出された物なので、食べますよっと。辛さには強い方だと思っているけど、口に入れた時のインパクトは、限界を超えていると思った。
だけど不思議なことに、少し時間が経つとすうっと辛さが弱くなり、美味さが感じられる。
そうなると、もう一口食べたくなってしまう……
これは、違う意味であかん奴や。辛さが限界突破しているかと思ったけどそうじゃなくて、手が止まらなくなるタイプのヤバさだ。
辛い物とチーズが合うし、チーズとトマトも、辛めのひき肉とトマトも、全部相性がいい。それにレタスのシャキシャキ感もアクセントになって、不思議な食感だけど美味いんだよ。それがお米に合うから不思議だよな。
沖縄の学校給食で出されているって言うのも納得できる美味さだな。
あ~、学校給食って言うと、ソフト麵とかチープなんだけど、美味しかったイメージがあるな。
初めに来たのはシンラで、子どもらしく汗をたくさんかいていたため、上着を脱がせ濡れタオルで体を拭いてあげる。パンツも汗で濡れているようで気持ち悪いというため、着替え用のパンツを出してやると、羞恥心のかけらもなく全裸になり着替え始める。
全身がすっきりしたのか、満足そうな顔をしてスライムクッションに寄りかかっている。
しばらくすると、プラムとシオンも戻って来て、シンラと同じように全裸になって着替え始める。シンラはまだ男の子だから分かるけど、プラムとシオンは女の子なんだけどな……この年頃では、そんなことは分からんか。
ミーシャたちはさすがにお風呂ではない場所で裸になることはないので、テントを母親たちに建ててもらい、その中で3人で体を拭きあって着替えている。
シンラたちはウトウトしていたので、そのまま寝てしまっている。
さすがにこのままというのもあれなので、昨日の映画を見たエリアまで運ぶことにする。運ぶのはもちろんシンラたちが乗っているスライムたちだな。
あのエリアは居心地を良くしているから、かなり寝心地もいいんだよね。
到着するとスライムたちがエアーベットの上に移動させると、シンラはもぞもぞ動いて寝心地の良い所を探して少し移動した。プラムとシオンは、吸い寄せられるようにシンラの下へ転がっていった。
うん、不思議だな。昨日はそうでもなかったのに、今日はくっつくんだな。
ミーシャたちは元気だけど、少し疲れが残っているようで、妻たちに寝るように促されて横になっている。
体を一緒に動かしていた妻たちも、子どもたちと一緒に横になっている。
これだけの人数が寝ても問題ないからすごいな。
さて、俺は時間ができたので、ちょっと手間をかけた料理でもして時間を潰すかな。
「ということで、ブラウニー。ケバブ食べたいから作ろう」
またですか……とあきれた様子でこちらを見ているが、俺の希望を叶えてくれるのはさすがだな。
何度も食べているケバブだけど、実際に作った事ってなかったからどうやってる来るか気になってたんだよな。肉を重ねるとかは知ってるけど、どんなもんなんだろうか?
元々は、マトンかラム肉のみを使う料理だったので、基本に忠実な昔風の物と、現在主流になっている子牛や牛肉、シチメンチョウや鶏肉などを使ったものを準備するようだ。
面倒そうな表情をしていてもいざやるとなれば、こういう風に工夫をしてくれるから、ブラウニーたちってすごいよな。
ケバブには複数のスパイスを使うが、その調合はあらかじめブラウニーたちがしてくれている。今回準備したお肉に合うように調合しているから、俺はその辺を気にしないでいいようだ。
まずは中心になる棒を準備する。棒というか回転の軸になる串とでもいうべきだろうか? それにスパイスを付けたお肉を重ねていく。
この肉を重ねていくというのが思ったより難しい。重ねるだけなら簡単なのだが、中心の櫛の部分だけが盛り上がってしまうのだ。写真とかで見るような、屋台や料理店のようなきれいな形は、素人には難しいようだ。
それでもブラウニーに手伝ってもらい、何とか昔ながらのケバブの素が完成する。続いて現在主流になっているケバブも作っていく。やはり、重ねるのは難しいな。
時間はかかったが、なんか新鮮で面白かった。
手をきれいに洗っても、なんだか指先にスパイスの匂いが残っている気がする。
まぁいっか。これだけだと夕食としてはパンチが少ないので、トルコ料理を中心に今日は作っていくそうだ。美味しいから何でもいいぞ!
料理を作っている姿を見て、1つ気になる料理を発見した。
「ブラウニー、これってトルコ料理じゃないよな?」
「そうですね。スパイシーな料理つながりということで、沖縄のタコライスを準備してみようかと思いまして、色々試しています。辛みの強いものがやはり美味しいと思いますが、子どもたちにも食べられるように工夫しているところです」
タコライスタコライス……蛸?
でもさ、ブラウニーたちが混ぜているのは、どう見てもひき肉なんだよな。あれが蛸ってことはないよな?
そういえば、日本にいた時に聞いたことがあるな……なんだっけ、ごはんの上に野菜……確かレタスを敷いてその上に今作っているひき肉のやつを乗せて、チーズを最後にかけるんだったか?
角切りのトマトも準備しているから、あれも具になるのかな?
1口で食べられるサイズのタコライスが、俺の目の前に3つ準備された。味を確認してほしいらしい。
俺が確認しなくても、君たちの味覚で十分なんじゃないか? 出されたからには食べるけどさ。
お米と生のレタスとピリ辛のひき肉、トマトの角切り、チーズが口の中で合わさる。一見アンバランスにも思えるけど、思っている以上に美味しかった。ピリ辛なせいか、食が進む感じがする。
2つ目は、辛さが控えめになっているが、味が濃く感じられる……なんだこれ? 美味いんだけど、先に食べたやつと同じ見た目なのに、まったく印象が違うので、頭が混乱している。美味しいんだけど、理解が追い付いていない感じだ。
多分これは、子どもたち用の辛くない奴だろうな。
だってさ、最後のやつはいかにも辛いですよ! って見た目をしているんよ。もうね、赤い。ヤバい赤さをしている。
それでも出された物なので、食べますよっと。辛さには強い方だと思っているけど、口に入れた時のインパクトは、限界を超えていると思った。
だけど不思議なことに、少し時間が経つとすうっと辛さが弱くなり、美味さが感じられる。
そうなると、もう一口食べたくなってしまう……
これは、違う意味であかん奴や。辛さが限界突破しているかと思ったけどそうじゃなくて、手が止まらなくなるタイプのヤバさだ。
辛い物とチーズが合うし、チーズとトマトも、辛めのひき肉とトマトも、全部相性がいい。それにレタスのシャキシャキ感もアクセントになって、不思議な食感だけど美味いんだよ。それがお米に合うから不思議だよな。
沖縄の学校給食で出されているって言うのも納得できる美味さだな。
あ~、学校給食って言うと、ソフト麵とかチープなんだけど、美味しかったイメージがあるな。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる