2,272 / 2,518
第2272話 変わらない日常
しおりを挟む
次の日俺は、シンラたちの突撃を受けて目を覚ます。
顔や胸を叩いただけでは起きなかったらしく、シンラがスライムを飛び台にして俺のお腹にダイブしてきたようだ。それも3回目……
どれだけ深い眠りだったのか、自分でも恐ろしくなる。妻たちに搾り取られすぎて、最終的には朝みんながいなくなってから、気絶するように眠ったようだ。
出かける前に俺の体をきれいにしてくれる当たり、配慮してもらえたとは思うが、それなら俺がお風呂にはいれるだけの体力まで搾り取らないでほしかったところだ。
もう少し寝かせておくか迷ったらしいが、ブラウニーが様子を見に来た時に腹を鳴らしたらしく、食事をさせた方がいいと判断して、シンラたちに起こす仕事を与えたようだ。
プラムとシオンは、シンラのダイブに拍手をしているが、力を入れてないときついから止めてほしいんだが……
でも、この起こされ方は、なんか懐かしいものを感じるな。ミーシャたちも今のシンラたちくらいの時に、俺の体の上に飛び込んできたことがあった気がする。姉弟ということだろうか? ミーシャたちが教えるとは思わないので、自分たちで考えたんだろうな。
1回で起きなかった人間が何を言うかと思われるが、お腹の上にダイブされるのはしんどいんだよ。本当に止めてくれ。
お腹の上で暴れているシンラを捕まえると、顔の左右から抗議がされるが無視である。俺がやられているのに、抵抗したら反対に攻撃されるとか意味わからんし!
その様子がおかしかったのか、キリエが苦笑しながらシンラを抱きかかえてくれた。抗議の顔叩きは無くなり、自分たちも抱っこしてほしいと、近くにいた他の母親に手を伸ばしている。
くっ付いていられなくても、同じことをしてもらいたいのかね?
抱っこしてもらったプラムとシオンは、満面の笑みになっている。
ミーシャたちの時は3人で俺の事を起こしに来てたけど、シンラたちは何でか知らんが誰かついてきてる気がするな。先日は3人だけだったか? スライムはいた気がする。任せられない理由でもあるのかね?
シンラたちの後について歩きながら考えている。
そう言えば子どもたちは、母親たちなら誰に抱っこされても嫌がらないな。好みがあると思ってたけど、そんなことはなさそうだ。プラムとシオンだけ、時と場合によって俺の事を滅茶苦茶嫌がるくらいだな。
そう思った瞬間に、両膝と両手をついてガックリとしてしまう。プラムたちに嫌われるようなことしてないけど、シンラとのことで何故か目の敵にされるんだよな……別に取ったりしないんだから、もうちょっと優しくしてくれてもいいんじゃないだろうか?
背中が重くなる感覚で現実に引き戻された。
俺の背中に猫たちが乗っている。それは感触で分かるのだが、始めに乗ってきた奴らが落ち着こうとして、香箱座りか何かを始めている。気付いたら、おそらくだが5匹の猫が俺の背中でくつろぎ始めた。俺にどうしろと……
このまま歩くわけにもいかないし、立とうとしたら絶対に爪を立てられるパターンだ。
次の瞬間、一斉に俺の背中から猫たちが移動した、思いっきり俺の事を踏み台にして、食堂とは反対の方向に移動していった。食事はいいのかね?
背中から猫たちがいなくなったので立つと、前からスカーレットがやってきた。
なるほど、スカーレットの気配を感じてあいつらは逃げたんだな。逆らってはいけない人をきちんと認識しているあたり、猫らしい行動だな。
「ご主人様は優し過ぎるんですよ。猫たちには、いけないことはいけないことだと分かってもらわなければなりません。私たちが怒ってもご主人様が甘やかすので、一時的な効果しかないんですから。怒るところは怒ってください。猫もバカではありませんので言う時は言ってください!」
日本にいた頃さ、猫好きだったけど飼えなくて泣く泣く諦めてたんだよな。そのせいもあってか、猫ちゃんというよりは猫様って感じで、対応しちゃってたからか、俺の立ち位置が猫たちより低く見られてるんだよな。
犬なんかにある、よく世話をしてくれる家族が自分より上で、遅くに返ってくる父親は自分の下みたいな、あの上下関係が猫たちの中にはあるんだよな。
時々シルキーやブラウニーたちが正してくれるんだけど、すぐに元に戻ってしまうんよな。
そして悲しいのが、よく世話をしている子どもたちが猫たちより上なので、その子どもたちに色々されている俺は、やっぱり自分たちの下だと猫たちが思うことなんだよな。
色々な要素が噛み合って、俺の立場がなかなか上に行かないのだ。
だからと言って、弊害があるかと言われれば全くないので良いのだが、おもちゃのようにして遊ぶのはやめてほしいところだな。最近は、鬼ごっこもしていないし、久しぶりに猫たちと遊ぶのもいいかな?
のんびりと食堂へ向かったせいか、シンラがプリプリと怒っている。
意地汚いってわけじゃないけど、食事の時だけ性格が変わる感じなんだよな。地球にもハンドルを握ると性格が変わるやつがいたけど、心境はあんな感じなのかね?
今日の俺の昼食は、いつも以上に多いな。精力が付く食べ物が多いのは、妻たちからのアシストだろうな。搾り取られたから、しっかりと回復するようにってことだな。
さて、出された物は食べる! 量は食べられる範囲で準備されるはずなので、足りなければ追加という形になるだろう。そして俺は、昼からひつまぶし、ウナギ多めを食べ始める。
本当に勢力が付くのか分からんが、こういう時はウナギの出る確率が高いんだよな。前なんて朝食にも出てたしな。
ひつまぶしって、味変できるのがいいところだよな。薬味やだしを使って、モリモリと食べれてしまう。
次に準備されたのが、生牡蠣だ。
好みの問題で、うちではあまり生は出ないのだが、俺は好きなので俺だけが食べる時は生が多かったりする。食中毒の問題は育て方もそうだが、魔法でも原因となる物を消しているので、日本産の物よりも安全となっている。
問題は無くても、やっぱり魚の切り身の刺身とは違って、牡蠣は抵抗ある妻たちも多いようだ。お酒好きの3人は、問題なく食べるから何が基準なのかはよくわからないな。
今日はいつもの倍くらい食べている気がする。それでやっと腹八分、満腹を感じるラインになったようだな。最後に、アイスをよろしく!
子どもたちが食べていたのを見て、俺も食べたくなったから注文したものだ。
俺が食事を食べ終わるころには、シンラたちはお昼寝をしていた。さっき俺の上に乗っていた猫たちは、シンラたちが救出したのか、シンラたちの周りで寄り添って寝ている。
悪さをして食事抜きになりそうだったのを、仕事だと言って面倒を見たんだろうな。
猫たちにとっては、神様みたいな存在に見えているかもしれん。
顔や胸を叩いただけでは起きなかったらしく、シンラがスライムを飛び台にして俺のお腹にダイブしてきたようだ。それも3回目……
どれだけ深い眠りだったのか、自分でも恐ろしくなる。妻たちに搾り取られすぎて、最終的には朝みんながいなくなってから、気絶するように眠ったようだ。
出かける前に俺の体をきれいにしてくれる当たり、配慮してもらえたとは思うが、それなら俺がお風呂にはいれるだけの体力まで搾り取らないでほしかったところだ。
もう少し寝かせておくか迷ったらしいが、ブラウニーが様子を見に来た時に腹を鳴らしたらしく、食事をさせた方がいいと判断して、シンラたちに起こす仕事を与えたようだ。
プラムとシオンは、シンラのダイブに拍手をしているが、力を入れてないときついから止めてほしいんだが……
でも、この起こされ方は、なんか懐かしいものを感じるな。ミーシャたちも今のシンラたちくらいの時に、俺の体の上に飛び込んできたことがあった気がする。姉弟ということだろうか? ミーシャたちが教えるとは思わないので、自分たちで考えたんだろうな。
1回で起きなかった人間が何を言うかと思われるが、お腹の上にダイブされるのはしんどいんだよ。本当に止めてくれ。
お腹の上で暴れているシンラを捕まえると、顔の左右から抗議がされるが無視である。俺がやられているのに、抵抗したら反対に攻撃されるとか意味わからんし!
その様子がおかしかったのか、キリエが苦笑しながらシンラを抱きかかえてくれた。抗議の顔叩きは無くなり、自分たちも抱っこしてほしいと、近くにいた他の母親に手を伸ばしている。
くっ付いていられなくても、同じことをしてもらいたいのかね?
抱っこしてもらったプラムとシオンは、満面の笑みになっている。
ミーシャたちの時は3人で俺の事を起こしに来てたけど、シンラたちは何でか知らんが誰かついてきてる気がするな。先日は3人だけだったか? スライムはいた気がする。任せられない理由でもあるのかね?
シンラたちの後について歩きながら考えている。
そう言えば子どもたちは、母親たちなら誰に抱っこされても嫌がらないな。好みがあると思ってたけど、そんなことはなさそうだ。プラムとシオンだけ、時と場合によって俺の事を滅茶苦茶嫌がるくらいだな。
そう思った瞬間に、両膝と両手をついてガックリとしてしまう。プラムたちに嫌われるようなことしてないけど、シンラとのことで何故か目の敵にされるんだよな……別に取ったりしないんだから、もうちょっと優しくしてくれてもいいんじゃないだろうか?
背中が重くなる感覚で現実に引き戻された。
俺の背中に猫たちが乗っている。それは感触で分かるのだが、始めに乗ってきた奴らが落ち着こうとして、香箱座りか何かを始めている。気付いたら、おそらくだが5匹の猫が俺の背中でくつろぎ始めた。俺にどうしろと……
このまま歩くわけにもいかないし、立とうとしたら絶対に爪を立てられるパターンだ。
次の瞬間、一斉に俺の背中から猫たちが移動した、思いっきり俺の事を踏み台にして、食堂とは反対の方向に移動していった。食事はいいのかね?
背中から猫たちがいなくなったので立つと、前からスカーレットがやってきた。
なるほど、スカーレットの気配を感じてあいつらは逃げたんだな。逆らってはいけない人をきちんと認識しているあたり、猫らしい行動だな。
「ご主人様は優し過ぎるんですよ。猫たちには、いけないことはいけないことだと分かってもらわなければなりません。私たちが怒ってもご主人様が甘やかすので、一時的な効果しかないんですから。怒るところは怒ってください。猫もバカではありませんので言う時は言ってください!」
日本にいた頃さ、猫好きだったけど飼えなくて泣く泣く諦めてたんだよな。そのせいもあってか、猫ちゃんというよりは猫様って感じで、対応しちゃってたからか、俺の立ち位置が猫たちより低く見られてるんだよな。
犬なんかにある、よく世話をしてくれる家族が自分より上で、遅くに返ってくる父親は自分の下みたいな、あの上下関係が猫たちの中にはあるんだよな。
時々シルキーやブラウニーたちが正してくれるんだけど、すぐに元に戻ってしまうんよな。
そして悲しいのが、よく世話をしている子どもたちが猫たちより上なので、その子どもたちに色々されている俺は、やっぱり自分たちの下だと猫たちが思うことなんだよな。
色々な要素が噛み合って、俺の立場がなかなか上に行かないのだ。
だからと言って、弊害があるかと言われれば全くないので良いのだが、おもちゃのようにして遊ぶのはやめてほしいところだな。最近は、鬼ごっこもしていないし、久しぶりに猫たちと遊ぶのもいいかな?
のんびりと食堂へ向かったせいか、シンラがプリプリと怒っている。
意地汚いってわけじゃないけど、食事の時だけ性格が変わる感じなんだよな。地球にもハンドルを握ると性格が変わるやつがいたけど、心境はあんな感じなのかね?
今日の俺の昼食は、いつも以上に多いな。精力が付く食べ物が多いのは、妻たちからのアシストだろうな。搾り取られたから、しっかりと回復するようにってことだな。
さて、出された物は食べる! 量は食べられる範囲で準備されるはずなので、足りなければ追加という形になるだろう。そして俺は、昼からひつまぶし、ウナギ多めを食べ始める。
本当に勢力が付くのか分からんが、こういう時はウナギの出る確率が高いんだよな。前なんて朝食にも出てたしな。
ひつまぶしって、味変できるのがいいところだよな。薬味やだしを使って、モリモリと食べれてしまう。
次に準備されたのが、生牡蠣だ。
好みの問題で、うちではあまり生は出ないのだが、俺は好きなので俺だけが食べる時は生が多かったりする。食中毒の問題は育て方もそうだが、魔法でも原因となる物を消しているので、日本産の物よりも安全となっている。
問題は無くても、やっぱり魚の切り身の刺身とは違って、牡蠣は抵抗ある妻たちも多いようだ。お酒好きの3人は、問題なく食べるから何が基準なのかはよくわからないな。
今日はいつもの倍くらい食べている気がする。それでやっと腹八分、満腹を感じるラインになったようだな。最後に、アイスをよろしく!
子どもたちが食べていたのを見て、俺も食べたくなったから注文したものだ。
俺が食事を食べ終わるころには、シンラたちはお昼寝をしていた。さっき俺の上に乗っていた猫たちは、シンラたちが救出したのか、シンラたちの周りで寄り添って寝ている。
悪さをして食事抜きになりそうだったのを、仕事だと言って面倒を見たんだろうな。
猫たちにとっては、神様みたいな存在に見えているかもしれん。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる