2,236 / 2,518
第2236話 少しだけ真面目な話
しおりを挟む
夜のメインであるイルミネーションを見た日から1週間、俺は子どもたちと一緒に色々な景色を楽しんだ。1日を前半と後半に分けて違う景色を楽しんだり、シチュエーションを変えて食事を楽しんでみたり、簡単にできる範囲で色々試して回った。
子どもたちは、色々な所へ行けると楽しんでくれていたし、妻たちは今度各々が集まって景色を楽しみに来ると言っていた。妻たちは全員が1~2日参加できていないので、参加したく組としていない組で混じっていくと言っていたな。
行ったグループに色々教わりながら、景色を楽しむらしい。俺が子どもたちにしたことを、妻たちでするようだな。
観光だけで、それ以外の内容があるわけではないが、面白かったな。
それ以上に良かったのは、プラムとシオンとの距離が少しだけ縮まった事だろう。寝てるときに足蹴にされたり、シンラをかまいすぎると怒ったり、親バカを発揮すると呆れたりするが、毛嫌いされるようなことが無くなった。
あのまま成長して、俺の事をキモイ、クサイ、汚いとか言われる可能性が減って少し嬉しい。
1週間休んだ後に何をするかと言えば、報告だけ聞いてほしいと、グリエルたちに呼ばれているのだ。この報告が終わったらまた自由な時間になるが、子どもたちも妻たちも、日常に戻るようなので、俺と一緒に遊びまわるということは無いみたいだ。
1人でゆっくりしてくれという話らしい。
寂しいけど、妻たちにも役職があるわけで、自分たちの仕事をしっかりと行う必要があるのだ。いなくても問題は無い様に調整されているし、魔導無線でのやり取りでも十分仕事になるのだが、やっぱり現場に行って自分の目で確かめたいというのが本音みたいだな。
参考までに妻たちの中で、長期間いなくなると職場が困るのは、ミリーだけだって話だ。
ミリーが担当している冒険者ギルドは、仕事内容的にはいなくても処理できることが大半なのだが、俺と同じで可能な限り直接対応しないといけないものがあったりする。冒険者ギルドのトップとして、決裁をしなければならないことがあるのだ。
厳密に言えば、俺でも問題は無い。簡単に説明すると、ディストピアの冒険者ギルドとは言っているが、王国や帝国にある冒険者ギルドとは組織が違うのだ。
ディストピア、ゴーストタウンなどの俺が初期から関わっている街のギルドは、冒険者ギルドと読んではいるが、俺のお金で作った私的な組織という扱いなのだ。ただ、それだと街の外から来た人間が困るので、同じ名前の冒険者ギルドと提携しているという形だ。
だから、俺が決裁しても問題は無いのだが、ミリーは責任感がとても強いので、俺に任せることなく自分で処理している。
まぁ元々あった冒険者ギルドをミリーを通して学び、それを模倣して作ったので、提携すること自体は問題は無かった。
問題があったのは、所属している冒険者たちのランクによる強さの差だろう。
環境的にディストピア基準で言うと、訓練施設の充実ということもあり、しっかりと鍛えられるようになっている。そのせいかディストピアを基準とすると、他の街の冒険者たちは、1ランクか2ランク下の戦闘力しかないことも多い。
死なないようにしっかりと訓練させるのが俺たち流なので、どうしてもランクが上がりにくくなってしまうようになっている。それに冒険者も無理をしなくても稼げるので、実力があってもランクをあげない者も多かったりするのだ。
特に指名依頼の出るランク以上になるのは、嫌がる傾向にある。提携しているから、他の街へ行った時に指名依頼を出されると、断れなかったりするんだとか。強制ではないのだが、半分強制みたいなもので受けざるを得なかったりするとか。
そのせいでトラブルに巻き込まれたディストピアやゴーストタウンの冒険者はそれなりにいる。
無理難題の指名依頼を受けさせられ、失敗したことによるペナルティーで金銭を払えず奴隷落ちさせたりする輩がいたのだ。優秀な冒険者を安く手に入れるために、冒険者ギルドと共謀してうちの冒険者を嵌めていたということだ。
そういう奴らには、漏れなく奴隷に落ちてもらい、自分たちのしたことの罪の深さを理解してもらっている。大半は頭が腐っているので、自分が受けるしうちではない! みたいな事を心が擦り切れるまで言っている阿呆が多い。
うちの所属の冒険者たちには、一時的に奴隷にさせてしまってはいるが、何かが起こる前に暗部の人間が助けているので、物理的な問題は起きていない。精神的な問題はあるので、完全に助けられたとは言えないけどね。
所属が違う冒険者に指名依頼を出せないように契約を盛り込んでも、賄賂を貰って指名依頼をすることがあるので、うち所属の冒険者は、ランクを積極的に上げない者も多い。
特権階級の悪事への理解力の低さが本当に目立つよな。自分たちは何をしても問題は無い! みたいな奴が多くて本当に困る。
ただ単に逆らえない人間が多く、思いのままになっている現状が、奴らを増長させてしまうのだ。とはいえ、貴族階級社会であるこの世界では、それを取り締まる人間がほとんどいないので、こういった悪循環が生まれてしまうのだ。
っと、冒険者ギルドの報告をグリエルたちから受けていたため、昔の事を思い出してしまっていた。
今回の報告の内容は、うちの冒険者と外の冒険者の実力に差がありすぎるので、実力もあって問題ないなら、積極的にランクを上げるように依頼が来ているという話だったので、思い出してしまっていたのだ。
ミリーは、提携していても別の組織なので、ランクを上げるつもりは無いと相手にしていない。指名依頼という名の強制依頼を絶対に受けさせないことを条件に、消極的な理解はしているのだとか。
契約しているのに、何人も問題を起こしているので、契約の書類だけでは信用に値しないからな。知らなかったでは済まされない問題なのに、切り捨てて終わっているのもこちらとしてはマイナス評価だ。
こちらの条件として提示しているのは、指名依頼を出した場合、それにかかわっていた者たちと、その家族を全員奴隷落ちにさせる……という物だが、受け入れてもらえていない。
この場合のそれにかかわっていた者というのが曖昧ということもあるが、上司の命令で逆らえないという話は考慮されていない。漏れなく奴隷落ちを条件にしているため、折り合っていない感じだ。
こちらとしては、折れる必要もないので、条件を付けくわえることがあっても、減らすことは無い。
頑として、強気の姿勢で話し合っているようだ。
帝国の問題は、少しずつ進展はしているが、まだまだ時間がかかるようだ。食料の問題もあったが、専属でブラウニーたちが何人か派遣されて、概ね解決しているとの事。
避難民たちの街は、良くも悪くも変わっていないらしい。乗り込もうとしている間者が少ないのは、関わると体調不良になり、大変なことになるため、裏の人間たちは依頼を受けなくなっているんだとか。
身内から派遣しようとはしているが、軒並みヤバい状態になっているので、進展しないのが知られざる事実だ。
神の呪いって、無慈悲で本当にヤベエな……
子どもたちは、色々な所へ行けると楽しんでくれていたし、妻たちは今度各々が集まって景色を楽しみに来ると言っていた。妻たちは全員が1~2日参加できていないので、参加したく組としていない組で混じっていくと言っていたな。
行ったグループに色々教わりながら、景色を楽しむらしい。俺が子どもたちにしたことを、妻たちでするようだな。
観光だけで、それ以外の内容があるわけではないが、面白かったな。
それ以上に良かったのは、プラムとシオンとの距離が少しだけ縮まった事だろう。寝てるときに足蹴にされたり、シンラをかまいすぎると怒ったり、親バカを発揮すると呆れたりするが、毛嫌いされるようなことが無くなった。
あのまま成長して、俺の事をキモイ、クサイ、汚いとか言われる可能性が減って少し嬉しい。
1週間休んだ後に何をするかと言えば、報告だけ聞いてほしいと、グリエルたちに呼ばれているのだ。この報告が終わったらまた自由な時間になるが、子どもたちも妻たちも、日常に戻るようなので、俺と一緒に遊びまわるということは無いみたいだ。
1人でゆっくりしてくれという話らしい。
寂しいけど、妻たちにも役職があるわけで、自分たちの仕事をしっかりと行う必要があるのだ。いなくても問題は無い様に調整されているし、魔導無線でのやり取りでも十分仕事になるのだが、やっぱり現場に行って自分の目で確かめたいというのが本音みたいだな。
参考までに妻たちの中で、長期間いなくなると職場が困るのは、ミリーだけだって話だ。
ミリーが担当している冒険者ギルドは、仕事内容的にはいなくても処理できることが大半なのだが、俺と同じで可能な限り直接対応しないといけないものがあったりする。冒険者ギルドのトップとして、決裁をしなければならないことがあるのだ。
厳密に言えば、俺でも問題は無い。簡単に説明すると、ディストピアの冒険者ギルドとは言っているが、王国や帝国にある冒険者ギルドとは組織が違うのだ。
ディストピア、ゴーストタウンなどの俺が初期から関わっている街のギルドは、冒険者ギルドと読んではいるが、俺のお金で作った私的な組織という扱いなのだ。ただ、それだと街の外から来た人間が困るので、同じ名前の冒険者ギルドと提携しているという形だ。
だから、俺が決裁しても問題は無いのだが、ミリーは責任感がとても強いので、俺に任せることなく自分で処理している。
まぁ元々あった冒険者ギルドをミリーを通して学び、それを模倣して作ったので、提携すること自体は問題は無かった。
問題があったのは、所属している冒険者たちのランクによる強さの差だろう。
環境的にディストピア基準で言うと、訓練施設の充実ということもあり、しっかりと鍛えられるようになっている。そのせいかディストピアを基準とすると、他の街の冒険者たちは、1ランクか2ランク下の戦闘力しかないことも多い。
死なないようにしっかりと訓練させるのが俺たち流なので、どうしてもランクが上がりにくくなってしまうようになっている。それに冒険者も無理をしなくても稼げるので、実力があってもランクをあげない者も多かったりするのだ。
特に指名依頼の出るランク以上になるのは、嫌がる傾向にある。提携しているから、他の街へ行った時に指名依頼を出されると、断れなかったりするんだとか。強制ではないのだが、半分強制みたいなもので受けざるを得なかったりするとか。
そのせいでトラブルに巻き込まれたディストピアやゴーストタウンの冒険者はそれなりにいる。
無理難題の指名依頼を受けさせられ、失敗したことによるペナルティーで金銭を払えず奴隷落ちさせたりする輩がいたのだ。優秀な冒険者を安く手に入れるために、冒険者ギルドと共謀してうちの冒険者を嵌めていたということだ。
そういう奴らには、漏れなく奴隷に落ちてもらい、自分たちのしたことの罪の深さを理解してもらっている。大半は頭が腐っているので、自分が受けるしうちではない! みたいな事を心が擦り切れるまで言っている阿呆が多い。
うちの所属の冒険者たちには、一時的に奴隷にさせてしまってはいるが、何かが起こる前に暗部の人間が助けているので、物理的な問題は起きていない。精神的な問題はあるので、完全に助けられたとは言えないけどね。
所属が違う冒険者に指名依頼を出せないように契約を盛り込んでも、賄賂を貰って指名依頼をすることがあるので、うち所属の冒険者は、ランクを積極的に上げない者も多い。
特権階級の悪事への理解力の低さが本当に目立つよな。自分たちは何をしても問題は無い! みたいな奴が多くて本当に困る。
ただ単に逆らえない人間が多く、思いのままになっている現状が、奴らを増長させてしまうのだ。とはいえ、貴族階級社会であるこの世界では、それを取り締まる人間がほとんどいないので、こういった悪循環が生まれてしまうのだ。
っと、冒険者ギルドの報告をグリエルたちから受けていたため、昔の事を思い出してしまっていた。
今回の報告の内容は、うちの冒険者と外の冒険者の実力に差がありすぎるので、実力もあって問題ないなら、積極的にランクを上げるように依頼が来ているという話だったので、思い出してしまっていたのだ。
ミリーは、提携していても別の組織なので、ランクを上げるつもりは無いと相手にしていない。指名依頼という名の強制依頼を絶対に受けさせないことを条件に、消極的な理解はしているのだとか。
契約しているのに、何人も問題を起こしているので、契約の書類だけでは信用に値しないからな。知らなかったでは済まされない問題なのに、切り捨てて終わっているのもこちらとしてはマイナス評価だ。
こちらの条件として提示しているのは、指名依頼を出した場合、それにかかわっていた者たちと、その家族を全員奴隷落ちにさせる……という物だが、受け入れてもらえていない。
この場合のそれにかかわっていた者というのが曖昧ということもあるが、上司の命令で逆らえないという話は考慮されていない。漏れなく奴隷落ちを条件にしているため、折り合っていない感じだ。
こちらとしては、折れる必要もないので、条件を付けくわえることがあっても、減らすことは無い。
頑として、強気の姿勢で話し合っているようだ。
帝国の問題は、少しずつ進展はしているが、まだまだ時間がかかるようだ。食料の問題もあったが、専属でブラウニーたちが何人か派遣されて、概ね解決しているとの事。
避難民たちの街は、良くも悪くも変わっていないらしい。乗り込もうとしている間者が少ないのは、関わると体調不良になり、大変なことになるため、裏の人間たちは依頼を受けなくなっているんだとか。
身内から派遣しようとはしているが、軒並みヤバい状態になっているので、進展しないのが知られざる事実だ。
神の呪いって、無慈悲で本当にヤベエな……
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる