2,181 / 2,518
第2181話 説教
しおりを挟む
オヤツが終わると、ウルたちは家の方へ戻っていく。治療師たちの子どももシンラと同じくらいの子たちを残して、家へ戻っていった。残った幼稚園児くらいの子どもたちは、俺が準備したエアーベッドの上で、俺と一緒にお休みタイムだ。
この子たちも俺の事を様付けして呼ぶが、行動は幼い子たちのそれなので、こうやって一緒に寝ることも気にせずに寝転がってくれるので、ちょっとだけ嬉しい。
これがウルたちについていった子たちであれば、そんなことは無かっただろう。まぁ、普通に考えて小学生になっていれば、赤の他人で親と同じくらいの年齢の人と、寝るなんてことは普通ないよな。親戚だったとしても、一緒になることなんてまずありえないし。
でもここでは、保育園で昼食の後のお昼寝の時間みたいな感じで、一緒に寝れるみたいだな。俺が小さい頃はお昼寝の時間ってあったけど、今でもお昼寝の時間ってあるのかね?
どうでもいい事を考えながら、左右をしっかりと固められているシンラを見る。眉間にしわが寄ってるけど、いつもの事だな。この子たちはいつになったら、シンラから離れるのかね? 重度のブラコンになって、ずっと離れないなんてことは無いよな?
ふとそんなことを考えると、シンラがぶるりと震えて目を覚まし、辺りをキョロキョロとする。それにつられてプラムとシオンも起きるが、何もないと分かると再び眠りについた。
俺も寝よ。なんか子どもたちを見ていたら、眠気が襲ってきたので、ブラウニーたちに適当な時間になったら起こしてくれるようにお願いする。
お腹の辺りを叩かれる感触で目が覚める。顔じゃないけどデジャヴを感じるな。頭を起こしてみると、シンラたちが俺のお腹の辺りを叩いていた。この子たちは、俺を起こすのに叩け! と教えられているのかね?
時間を確認してみると30分程経っていたようで、俺はグッスリと寝ていたようだ。一緒に寝ていた子たちは既に起きており、柔らかい芝生の上で追いかけっこをして遊んでいる。
芝生の生えている土も柔らかくしてあるので、転んでも大きな怪我をすることも無いだろう。少し固まった土はあるが、小石は魔法で細かくしているので、足を捻ったりすることはあっても問題ないだろう。
そんな様子をうつぶせになりながら見ていると、シンラが俺の背中に乗ってきた。俺の髪を掴んで、何やら得意気に鼻を鳴らしている気がする。その後、2つの重さが加わったので、プラムとシオンも俺の背中に乗ってきたのだと思う。
3人で体を上下してくるため、揺れて少し気持ち悪い。どかそうと思い体を左右に揺らしてみるが、スライムたちに乗って鍛えられているのか、落ちることなく俺の背中の上をキープしている……
無駄に身体操作能力が高くなってるな……こうなれば、体を回転させて背中を地面につければ、この子たちも落ちるだろう。そう思い回転すると、見事にコロンとエアーベットに落ちた。
シンラは何か楽しそうにしているが、プラムとシオンがキャンキャンと何か言っている。ブラウニーそろそろこの子たちに注意してくれ。俺が注意してもあまり効果がないから頼むよ。
一応親なのだが、この子たちの教育にはあまり効果がない。この子たちの中で、俺の立ち位置がそんなに高くないのだ。飼い犬によくあるあるの、よく世話をしてくれる母親が一番偉くて、次に世話をしてくれる子どもたち、その下に自分がいて、最後にほとんど家にいない父親。
そんな感じでランク付けをしているみたいで、さすがに自分たちの下に俺がいるとは言わないが、そのピラミッドの頂点にいるのがシルキーたちで、次に妻たち、ブラウニーたちの順番だな。だからか、俺が注意してもあまり効果がない。
ということで、任せたぞ。
そう思っていると、ブラウニーたちが飛んできて、自分より大きなシンラたちを抱きかかえて、東屋のコの字の中に連れて行った。どうやって怒るのかと思ったが、怒る気配はなかった。だけどシンラたちにとって、怒られるよりも辛い状況を目にする。
寝る前におやつを食べたから虐待ではないだろうが、この字のテーブルの中では、ブラウニーたちが休憩しており、みんなでお茶やお菓子を楽しんでいた。
ブラウニーたちの休憩時間は交代制ではあるが、俺たちが食事している時に休んでいる者はいないため、俺たちの食事と時間をずらして休憩しているのだ。その1班が今ここで休憩している。
シンラたちに正座をさせるようなことはしていないが、目の前で美味しそうにお菓子を食べていれば、自分たちも欲しくなるのが子どもである。だが、俺にいたずらしたことを怒っているので、俺に謝るまでお預け状態だ。
良く分からないが、この子たちは俺に謝る気は無いらしい。そもそも悪い事をしたと思っていないらしいので、シンラたちにも俺の状況を体験させるみるみたいだ。
それでもブラウニーたちが子どもたちの背中に乗れば、さすがに止めるつもりでいたが、ここで呼ばれたがのスライムの中で制裁をくらっていたスライムたちだ。悪さをしたから仕方がないが、何故こいつらが呼ばれたのだろうか?
何やら言っているが聞き取れなかった。だけど、最後だけ聞き取ることができた。
「……協力するなら、今回の罰を軽くして皆さんに制裁を止めるように言いましょう」
だってさ。こいつらに罰則がどれだけ効果があるか知らんが、スライムたちの動きを見る限り、喜んでいるような気がする。
シンラをうつぶせにして、その上に小さくしたスライムを3体乗せた。そうするとシンラの背中の上で、シンラたちが俺の背中でしていたように、体を上下させ始めた。
嫌がったシンラは体を転がすが、スライムたちはシンラが回転しても、しっかりと上を確保している。プラムとシオンが下りるように言っているが、命令の出どころがブラウニーであるため、スライムたちも必至である。
ブラウニーたちから、プラムとシオンに、
「お嬢様方、あなたたちはお父様にいたずらをしたのです。それはメイドとして見逃すことは出来ません。お父様が怒らないからと言って、何でもしていい訳ではありませんよ。スライムたちに命令を出すのも、その後にイジメるのもダメですよ」
笑顔の中にキレた目を見せるブラウニーたちに、2人は首を縦に振っている。
ブラウニーたちには、嫌な役目を押し付けているから、今度何かお礼をしよう。
「シンラお坊ちゃま。人の上で揺れたら、下の人は凄い不快な思いをしますよね? 自分が嫌なことは、相手にやってはいけません。だからと言って、自分がされてもいいと思うことを、強要するのもいけませんよ」
撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ、というアニメの名言があるが、撃たれてもいいと思っているからと言って、むやみやたらに何をしていい訳でもないということを伝えたいようだ。
初めは難しい言葉を使っていたが、次第に優しい言葉になり、子どもたちにも分かりやすい言葉になっていた。
この子たちも俺の事を様付けして呼ぶが、行動は幼い子たちのそれなので、こうやって一緒に寝ることも気にせずに寝転がってくれるので、ちょっとだけ嬉しい。
これがウルたちについていった子たちであれば、そんなことは無かっただろう。まぁ、普通に考えて小学生になっていれば、赤の他人で親と同じくらいの年齢の人と、寝るなんてことは普通ないよな。親戚だったとしても、一緒になることなんてまずありえないし。
でもここでは、保育園で昼食の後のお昼寝の時間みたいな感じで、一緒に寝れるみたいだな。俺が小さい頃はお昼寝の時間ってあったけど、今でもお昼寝の時間ってあるのかね?
どうでもいい事を考えながら、左右をしっかりと固められているシンラを見る。眉間にしわが寄ってるけど、いつもの事だな。この子たちはいつになったら、シンラから離れるのかね? 重度のブラコンになって、ずっと離れないなんてことは無いよな?
ふとそんなことを考えると、シンラがぶるりと震えて目を覚まし、辺りをキョロキョロとする。それにつられてプラムとシオンも起きるが、何もないと分かると再び眠りについた。
俺も寝よ。なんか子どもたちを見ていたら、眠気が襲ってきたので、ブラウニーたちに適当な時間になったら起こしてくれるようにお願いする。
お腹の辺りを叩かれる感触で目が覚める。顔じゃないけどデジャヴを感じるな。頭を起こしてみると、シンラたちが俺のお腹の辺りを叩いていた。この子たちは、俺を起こすのに叩け! と教えられているのかね?
時間を確認してみると30分程経っていたようで、俺はグッスリと寝ていたようだ。一緒に寝ていた子たちは既に起きており、柔らかい芝生の上で追いかけっこをして遊んでいる。
芝生の生えている土も柔らかくしてあるので、転んでも大きな怪我をすることも無いだろう。少し固まった土はあるが、小石は魔法で細かくしているので、足を捻ったりすることはあっても問題ないだろう。
そんな様子をうつぶせになりながら見ていると、シンラが俺の背中に乗ってきた。俺の髪を掴んで、何やら得意気に鼻を鳴らしている気がする。その後、2つの重さが加わったので、プラムとシオンも俺の背中に乗ってきたのだと思う。
3人で体を上下してくるため、揺れて少し気持ち悪い。どかそうと思い体を左右に揺らしてみるが、スライムたちに乗って鍛えられているのか、落ちることなく俺の背中の上をキープしている……
無駄に身体操作能力が高くなってるな……こうなれば、体を回転させて背中を地面につければ、この子たちも落ちるだろう。そう思い回転すると、見事にコロンとエアーベットに落ちた。
シンラは何か楽しそうにしているが、プラムとシオンがキャンキャンと何か言っている。ブラウニーそろそろこの子たちに注意してくれ。俺が注意してもあまり効果がないから頼むよ。
一応親なのだが、この子たちの教育にはあまり効果がない。この子たちの中で、俺の立ち位置がそんなに高くないのだ。飼い犬によくあるあるの、よく世話をしてくれる母親が一番偉くて、次に世話をしてくれる子どもたち、その下に自分がいて、最後にほとんど家にいない父親。
そんな感じでランク付けをしているみたいで、さすがに自分たちの下に俺がいるとは言わないが、そのピラミッドの頂点にいるのがシルキーたちで、次に妻たち、ブラウニーたちの順番だな。だからか、俺が注意してもあまり効果がない。
ということで、任せたぞ。
そう思っていると、ブラウニーたちが飛んできて、自分より大きなシンラたちを抱きかかえて、東屋のコの字の中に連れて行った。どうやって怒るのかと思ったが、怒る気配はなかった。だけどシンラたちにとって、怒られるよりも辛い状況を目にする。
寝る前におやつを食べたから虐待ではないだろうが、この字のテーブルの中では、ブラウニーたちが休憩しており、みんなでお茶やお菓子を楽しんでいた。
ブラウニーたちの休憩時間は交代制ではあるが、俺たちが食事している時に休んでいる者はいないため、俺たちの食事と時間をずらして休憩しているのだ。その1班が今ここで休憩している。
シンラたちに正座をさせるようなことはしていないが、目の前で美味しそうにお菓子を食べていれば、自分たちも欲しくなるのが子どもである。だが、俺にいたずらしたことを怒っているので、俺に謝るまでお預け状態だ。
良く分からないが、この子たちは俺に謝る気は無いらしい。そもそも悪い事をしたと思っていないらしいので、シンラたちにも俺の状況を体験させるみるみたいだ。
それでもブラウニーたちが子どもたちの背中に乗れば、さすがに止めるつもりでいたが、ここで呼ばれたがのスライムの中で制裁をくらっていたスライムたちだ。悪さをしたから仕方がないが、何故こいつらが呼ばれたのだろうか?
何やら言っているが聞き取れなかった。だけど、最後だけ聞き取ることができた。
「……協力するなら、今回の罰を軽くして皆さんに制裁を止めるように言いましょう」
だってさ。こいつらに罰則がどれだけ効果があるか知らんが、スライムたちの動きを見る限り、喜んでいるような気がする。
シンラをうつぶせにして、その上に小さくしたスライムを3体乗せた。そうするとシンラの背中の上で、シンラたちが俺の背中でしていたように、体を上下させ始めた。
嫌がったシンラは体を転がすが、スライムたちはシンラが回転しても、しっかりと上を確保している。プラムとシオンが下りるように言っているが、命令の出どころがブラウニーであるため、スライムたちも必至である。
ブラウニーたちから、プラムとシオンに、
「お嬢様方、あなたたちはお父様にいたずらをしたのです。それはメイドとして見逃すことは出来ません。お父様が怒らないからと言って、何でもしていい訳ではありませんよ。スライムたちに命令を出すのも、その後にイジメるのもダメですよ」
笑顔の中にキレた目を見せるブラウニーたちに、2人は首を縦に振っている。
ブラウニーたちには、嫌な役目を押し付けているから、今度何かお礼をしよう。
「シンラお坊ちゃま。人の上で揺れたら、下の人は凄い不快な思いをしますよね? 自分が嫌なことは、相手にやってはいけません。だからと言って、自分がされてもいいと思うことを、強要するのもいけませんよ」
撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ、というアニメの名言があるが、撃たれてもいいと思っているからと言って、むやみやたらに何をしていい訳でもないということを伝えたいようだ。
初めは難しい言葉を使っていたが、次第に優しい言葉になり、子どもたちにも分かりやすい言葉になっていた。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる