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第2176話 食後の一時
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食事も終わり、飲兵衛たちだけが残っている……
「シュウ、今日は疲れたでしょ? たまにはのんびりお酒でも飲まない? 兵士たちも全員橋の向こうの駐屯地だし、ここに残っているのは治療師とその子どもたちだけなんだから、問題ないでしょ?」
ん~確かに問題は無いけど……
「ここに攻めてこれるのなんて、私たちくらい強くないと無理よ。勝算が無く襲ってくる人たちなら、苦労する訳もないから、一緒に飲みましょ」
カエデの次に、リンドが俺をお酒の席に誘ってくる。そう言えば、お酒って3人以外ほとんど飲んでいるところを見ないけど、他のみんなは飲まないのかな?
「少しは飲むけど、付き合い程度だけだからほとんど水みたいなのを1~2杯飲んで終わりね。シュウは醜態を晒したから飲まないとか言ってるけど、家族の前なんだから少しくらいはいいんじゃない? お酒臭いままミーシャたちに近付かなければ、なにも問題ないわよ」
そうだった。前の時は、たくさん飲み過ぎて翌日、お酒臭いまま娘たちを抱っこしようとしたら、近くまで来てキレイに来た道を戻って、ミリーたちに抱き着いたんだっけ……あれはショックだった。飲まないって思うくらいには心が痛かったな。
「別にお酒じゃなくてもいいんじゃない? シュウ君もたまには、付き合ってくれてもいいんじゃないかな?」
ミリーにそう言われて、少し悩む。飲みすぎなければ、問題ないか。
お風呂とかにも入りたいんだけど……ミリーたちは、軽く体を拭いて上着は着替えているけど、その状態のまま飲むの?
「そう言われればそうね。これだと、鍛冶仕事して汗臭いドワーフのおじさんたちと一緒になるね。さすがにあそこまで酷くないけど、同列に見られるのは嫌だな」
カエデの辛辣なコメントだ。あの人たちは、バーベキューをしているとどこからともなく集まって来て、酒を飲み始めるから、風呂に入るかシャワーを浴びて体をキレイにしないと、参加できないっていう縛りも作ったくらいだからな。
「ご主人様、温水プールを準備しますので、そちらへ入られてはいかがですか? 汚れても魔導具ですぐに綺麗になりますので、のんびりするにはうってつけだと思いますが」
プールに入りながらお酒か……なんかセレブになった気分になれそうだ。
さすがに裸で飲むのはおかしいと思ったので、水着を着用して入ることになった。と思ったら、カエデとリンドは下着じゃなくて、ブラの代わりに水着を着ていた。何でかと思ったら、専用で作った水着が一番シックリくるらしく、普段から身に着けていることが多いらしい。
ミリーは下着だったので、ササッと着替えていたね。誰も見てないからって、少し影になっているところで着替えるのはどうかと思うよ。家の方から見えないようにしても、俺の位置からは丸見えだったんだよ。恥ずかしくないのかね?
男の俺ならまだわかるけど、ミリーさんやい、あなたは女性なのですが……
「何言ってるの? 今更着替えを見られたくらいで恥ずかしくないわよ。それに一応隠れたのは、治療師の子どもたちに配慮したからよ。でも、シュウ君はダメよ。私たちが子どもに見られるのはまだいいけど、シュウ君の場合は、女性に見せることになるからしっかり隠れて着替えてね」
お酒を飲んで酔っ払っていることもあるのか、羞恥心はほとんどないようだ。というかさ、お酒を飲んで若干色っぽくなるのやめてほしいな。
体を簡単に洗って、半身浴のようにプールに浸かっていると、ブラウニーたちがプールの近くで作業を始めた。屋台というには豪華すぎる建物をあっという間に完成させ、お酒とおつまみをすぐに出せる状態に店を整えていた。
それにしても、ブラウニーたちがこんな施設をメイドの嗜みに収納しているとは思わなかった。どこで手に入れたんだろうな? 外から見ると、ただの壁のように見えるけど、登って見るとしっかりとプールになってるんだよね。
ミリーたちは、髪の毛を洗っていたようで、少し遅れて到着した。俺と同じように半身浴の体勢になって、プールの縁に背をつけている。
そうするとどこからともなく現れたブラウニーたちが、ミリーたちの髪の毛を乾かして、邪魔にならないようにヘアバンドでまとめていた。
ブラウニーたちが離れていくとすぐにお酒を注文して、おつまみも細かく注文していた。俺も一緒におつまみとして、俺の好みに合ったピクルスを持って来てもらうことにした。お酒は、ブラウニーたちにお任せで!
ミリーたちが注文したのは、キュウリの浅漬け、キャベツの塩こぶ和え、ピーマンとシーチキンの和え物、レンコンのきんぴら、野菜スティックとソース各種がすぐに運ばれてくる。
ミリーたちの好物なのか、常にストックしているような話をしていた。ミリーはビールだけど、カエデとリンドは日本酒みたいだな。カエデは冷酒で、リンドは熱燗か。
アルコール度が違うのに同じくらいのペースで飲むんだから、本当にドワーフってすげえよな……
3人の会話を近くで聞きながら、相槌を打っていると俺の注文したピクルスと一緒にワインが運ばれてきた。一緒にチーズも来たんだが、ワインってあまり飲まないんだけどな……前に飲んだとき美味しいやつだったけど、今回もそれかな?
ワインは渋味も美味しさの1つらしいけど、俺は渋味ってあんまり好きじゃないんだよな。前飲んだやつは多少渋くても美味しかったけどさ。
俺が渋いのが嫌いなのは、小さい頃にオヤジに庭になっている柿を食べて良いぞって言われて、かぶりついたら渋柿で、大変な目にあったからなんだよな。あの頃は渋柿があるなんて知らなくて、カキは全部甘いものだと思ってたんだよな。
干し柿も、甘いのを干したから甘いと思っていたら、まったく違うらしく渋柿を食べれるように処理したのが干し柿だったんだよな。
チーズを口に運んで1口……あれ? これっていつもと違う気がするけど、何が違うか分からん。匂いか? 味なのか? でも、いつものとは違うけど、これはこれで美味い!
その香りを感じながらワインを飲む。あ~、これ飲みやすいな。アルコール度数は少し高めだけど、めっちゃ飲みやすい! 前飲んだやつよりも飲みやすいかな?
「シュウは、ワインなんだね。少し頂戴……なにこれ? 渋みが薄くない?」
「カエデ様、そのワインはご主人様が飲みやすいようにと作った、専用のワインですからドワーフの御二方には物足りないと思います」
さすがドワーフ、酔っていてもお酒のテイスティングはお手の物か。
しばらく他愛のない話をして、ミリーと一緒にプールを出た。ドワーフの2人は、まだ飲むとのことでプールの中にまだいる。
出る時にミリーが髪の毛を洗ってくれた。久しぶりに誰かに頭を洗ってもらった気がする。
「シュウ、今日は疲れたでしょ? たまにはのんびりお酒でも飲まない? 兵士たちも全員橋の向こうの駐屯地だし、ここに残っているのは治療師とその子どもたちだけなんだから、問題ないでしょ?」
ん~確かに問題は無いけど……
「ここに攻めてこれるのなんて、私たちくらい強くないと無理よ。勝算が無く襲ってくる人たちなら、苦労する訳もないから、一緒に飲みましょ」
カエデの次に、リンドが俺をお酒の席に誘ってくる。そう言えば、お酒って3人以外ほとんど飲んでいるところを見ないけど、他のみんなは飲まないのかな?
「少しは飲むけど、付き合い程度だけだからほとんど水みたいなのを1~2杯飲んで終わりね。シュウは醜態を晒したから飲まないとか言ってるけど、家族の前なんだから少しくらいはいいんじゃない? お酒臭いままミーシャたちに近付かなければ、なにも問題ないわよ」
そうだった。前の時は、たくさん飲み過ぎて翌日、お酒臭いまま娘たちを抱っこしようとしたら、近くまで来てキレイに来た道を戻って、ミリーたちに抱き着いたんだっけ……あれはショックだった。飲まないって思うくらいには心が痛かったな。
「別にお酒じゃなくてもいいんじゃない? シュウ君もたまには、付き合ってくれてもいいんじゃないかな?」
ミリーにそう言われて、少し悩む。飲みすぎなければ、問題ないか。
お風呂とかにも入りたいんだけど……ミリーたちは、軽く体を拭いて上着は着替えているけど、その状態のまま飲むの?
「そう言われればそうね。これだと、鍛冶仕事して汗臭いドワーフのおじさんたちと一緒になるね。さすがにあそこまで酷くないけど、同列に見られるのは嫌だな」
カエデの辛辣なコメントだ。あの人たちは、バーベキューをしているとどこからともなく集まって来て、酒を飲み始めるから、風呂に入るかシャワーを浴びて体をキレイにしないと、参加できないっていう縛りも作ったくらいだからな。
「ご主人様、温水プールを準備しますので、そちらへ入られてはいかがですか? 汚れても魔導具ですぐに綺麗になりますので、のんびりするにはうってつけだと思いますが」
プールに入りながらお酒か……なんかセレブになった気分になれそうだ。
さすがに裸で飲むのはおかしいと思ったので、水着を着用して入ることになった。と思ったら、カエデとリンドは下着じゃなくて、ブラの代わりに水着を着ていた。何でかと思ったら、専用で作った水着が一番シックリくるらしく、普段から身に着けていることが多いらしい。
ミリーは下着だったので、ササッと着替えていたね。誰も見てないからって、少し影になっているところで着替えるのはどうかと思うよ。家の方から見えないようにしても、俺の位置からは丸見えだったんだよ。恥ずかしくないのかね?
男の俺ならまだわかるけど、ミリーさんやい、あなたは女性なのですが……
「何言ってるの? 今更着替えを見られたくらいで恥ずかしくないわよ。それに一応隠れたのは、治療師の子どもたちに配慮したからよ。でも、シュウ君はダメよ。私たちが子どもに見られるのはまだいいけど、シュウ君の場合は、女性に見せることになるからしっかり隠れて着替えてね」
お酒を飲んで酔っ払っていることもあるのか、羞恥心はほとんどないようだ。というかさ、お酒を飲んで若干色っぽくなるのやめてほしいな。
体を簡単に洗って、半身浴のようにプールに浸かっていると、ブラウニーたちがプールの近くで作業を始めた。屋台というには豪華すぎる建物をあっという間に完成させ、お酒とおつまみをすぐに出せる状態に店を整えていた。
それにしても、ブラウニーたちがこんな施設をメイドの嗜みに収納しているとは思わなかった。どこで手に入れたんだろうな? 外から見ると、ただの壁のように見えるけど、登って見るとしっかりとプールになってるんだよね。
ミリーたちは、髪の毛を洗っていたようで、少し遅れて到着した。俺と同じように半身浴の体勢になって、プールの縁に背をつけている。
そうするとどこからともなく現れたブラウニーたちが、ミリーたちの髪の毛を乾かして、邪魔にならないようにヘアバンドでまとめていた。
ブラウニーたちが離れていくとすぐにお酒を注文して、おつまみも細かく注文していた。俺も一緒におつまみとして、俺の好みに合ったピクルスを持って来てもらうことにした。お酒は、ブラウニーたちにお任せで!
ミリーたちが注文したのは、キュウリの浅漬け、キャベツの塩こぶ和え、ピーマンとシーチキンの和え物、レンコンのきんぴら、野菜スティックとソース各種がすぐに運ばれてくる。
ミリーたちの好物なのか、常にストックしているような話をしていた。ミリーはビールだけど、カエデとリンドは日本酒みたいだな。カエデは冷酒で、リンドは熱燗か。
アルコール度が違うのに同じくらいのペースで飲むんだから、本当にドワーフってすげえよな……
3人の会話を近くで聞きながら、相槌を打っていると俺の注文したピクルスと一緒にワインが運ばれてきた。一緒にチーズも来たんだが、ワインってあまり飲まないんだけどな……前に飲んだとき美味しいやつだったけど、今回もそれかな?
ワインは渋味も美味しさの1つらしいけど、俺は渋味ってあんまり好きじゃないんだよな。前飲んだやつは多少渋くても美味しかったけどさ。
俺が渋いのが嫌いなのは、小さい頃にオヤジに庭になっている柿を食べて良いぞって言われて、かぶりついたら渋柿で、大変な目にあったからなんだよな。あの頃は渋柿があるなんて知らなくて、カキは全部甘いものだと思ってたんだよな。
干し柿も、甘いのを干したから甘いと思っていたら、まったく違うらしく渋柿を食べれるように処理したのが干し柿だったんだよな。
チーズを口に運んで1口……あれ? これっていつもと違う気がするけど、何が違うか分からん。匂いか? 味なのか? でも、いつものとは違うけど、これはこれで美味い!
その香りを感じながらワインを飲む。あ~、これ飲みやすいな。アルコール度数は少し高めだけど、めっちゃ飲みやすい! 前飲んだやつよりも飲みやすいかな?
「シュウは、ワインなんだね。少し頂戴……なにこれ? 渋みが薄くない?」
「カエデ様、そのワインはご主人様が飲みやすいようにと作った、専用のワインですからドワーフの御二方には物足りないと思います」
さすがドワーフ、酔っていてもお酒のテイスティングはお手の物か。
しばらく他愛のない話をして、ミリーと一緒にプールを出た。ドワーフの2人は、まだ飲むとのことでプールの中にまだいる。
出る時にミリーが髪の毛を洗ってくれた。久しぶりに誰かに頭を洗ってもらった気がする。
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