2,123 / 2,518
第2123話 オヤツ前の騒動
しおりを挟む
シンラたちは、動き出したというよりは、スライムたちに起こされたようだな。俺の建築の様子を見ていたのは知っていたが、飽きたのか何なのか、スライムたちに埋もれて寝てしまったのだろう。そして、おやつの時間になったので起こされた感じだな。
シンラたちの動き出した気配で、おやつということが分かったので、少し感謝している。おやつは遅れてたべようとすれば注意されるが、行かなければ何も言われない。何も言われずに食べたいなら、時間に合わせていく必要がある。
動き出してはいるがまだ眠いのか、起きた場所でもぞもぞしているようだな。様子を見に行くか。
シンラたちが隠れている場所に向かうと……何してんだこいつ? 俺の息子ながら、意味不明なことをしているな。
シュウが見たシンラは、スライムとスライムの間に体を横にして挟まっており、足をバタバタさせていた。スライムたちも動く様子が無く、シンラの頬が膨れ上がっている。何でそんな状況になっているんだ?
普段ならシンラを助ける行動をとるであろうプラムとシオンは、まだ眠い様子で頭がフラフラしている。現状を把握できていないようで、とりあえずシンラがいないので、いろんな方向に手を伸ばしている……
見事にカオスな状況だな。我が子どもたちながら、不安になる光景だな。
まずは、シンラを助けましょうかね。
スライムに埋もれているシンラを抱きかかえると、もっと早く助けろと言わんばかりに、俺の胸のあたりをポコポコと叩き始めた。最近は姉たちのトレーニングに混じって、体を動かしているからか、少しだけ叩く力が強くなっている気がする。
シンラの成長を喜んでいると、それが気に入らなかったのかシンラの叩く力が強くなった。うむ、もっと頑張れ!
シンラが騒いでいることに気付いたプラムとシオンが、手を伸ばしてきたので、一緒に抱きかかえてあげる。珍しく嫌がることも無く、すんなりと抱かれてくれたな。まぁ、寝ぼけているからだろう。
3人を抱きかかえて……2人ならいいけど、3人は抱きにくいんだよな。地球にいた頃の俺じゃ、こんな抱っこは出来なかっただろうな。
もぞもぞと動く3人を連れて、食堂へ向かった。
食堂では、ウルたち姉4人が、何やら準備をしている。それを見たプラムとシオンは、声を上げ何か主張してくるのだが、テンションが上がりすぎて声になっていない。
姉たちなら、毎日会っているというか同じ家で生活してるのに、食堂であっただけでなぜこんなに騒ぐんだ?
あまりにも暴れて落としそうになるので、慌てて2人を床におろす。そうすると、シンラの事を放置して、姉たちのもとへ走っていった。シンラの方を見ると……ヤレヤレだぜ、と言わんばかりの表情をしている。
達観しているみたいだけど、お前も大して変わらんからな。プラムたちの後を追いたいが、俺に見られてピタッと動きを止めたのには、気付いているんだからな。
せっかくだから、男同士で話そうじゃないか。
プラムとシオンが、急いで移動した理由を知ってるか? お前も一緒に行こうとしてたのは分かってるから、お前さんたち3人を動かす何かがあると思うんだが……それって何なんだ?
シンラは言葉にしようとしたが、丸いフワフワ、甘くて美味しいとしか言わない。おやつに関係する何かだと思うのだが、そのお菓子の名前をシンラは知らないようだな。一生懸命手で丸を作って説明してくれるが、丸い、フワフワ、甘いってだけだと、色々ありすぎてわからんのだが?
ウルたちは、簡単なお菓子であれば1人で作れるようになっているらしいが、その中にシンラたちを動かすだけの力のあるお菓子なんてあるのか?
多分、俺が答えを言っても、シンラが正解のお菓子の名前を知らないから、絶対に分からないんだよな。
ここは、のんびりと机で待つとするか。スライムたちや、シンラの椅子を運んできてもらっていいか? 今日は……俺の近くでいいのか?
聞いてみると問題ないとのことだけど、左右は空けておかないと大変な事になりそうなので、始めから3人分の椅子を用意するようにスライムに指示する。
シンラが鼻歌と言っていいのか、何やら音を奏でながらおやつが来るのを待っている。
食堂に漂うこの匂いは、バターで何かを焼いている匂いだな。何が出てくるのか考えていると、治療師の子どもたちが食堂へ集まってきた。まだぎこちない様子だけど、キャラバンで移動してきたおかげか、普通に話せてはいるみたいだ。
子どもたちの中で数人が、作業を終えて休憩に戻ってきた土木組に突撃して、いろんな話を聞き始めた。何やら真剣な表情をしているので、邪魔しないように空気になっておこう。俺は空気、そこら辺に漂う空気。
気配を消すことを意識していたら、隣にいたシンラが慌ててこちらを振り向き、目を擦る仕草をしている。俺の顔に何かついてるのか?
聞いてみると、ホッとした様子をした。
一瞬、俺が急にいなくなったように感じて、ビックリしてしまったようだ。気配が分かるわけではないが、視界の端にいた俺が、急に見えなくなったような気がしたんだとさ。
俺が気配を消そうとして、成功してしまったために、シンラが驚いてしまったのだろう。息子よ、ビックリさせてすまんな。
そろそろ、おやつが運ばれてくる気がするな。お皿の音もしているし、個別のお皿に盛りつけてから持ってくるタイプかな? ケーキとかなら、ホールごと持って来て目の前できるからな。
そうやって運ばれてきたのは……ただのホットケーキだった。これなら娘たちも簡単に作れるけど、そうなるとシンラたちは何に興奮していたんだ?
謎は深まるが、すぐに解決する出来事が起きる。
シルキーがやって来て、クイーンハニービーの王蜜を取り出すと、シンラたち3人のテンションが爆上がりした。なるほどな、ウルたちの作ったホットケーキであれば、王蜜を使うと分かっていたから、テンションが高くなっていたのか。
それにしてもお前さんたちって、王蜜が好きだったんか?
気になって聞いてみたが、3人とも理由は良く分からないが、とても好きだという事だけは分かった。
この答えは、スカーレットからもたらされた。
食欲が落ちた時に王蜜を舐めさせていたことが、おそらくきっかけではないかとのことだ。甘いし美味しいから、刷り込みに近い何かなのかもしれないな。
本来ハチミツは、赤ちゃんには食べさせてはいけないが、王蜜には雑菌などが無いので、安心して食べさせられる、栄養価の高い物だったみたいだ。
シンラたちの動き出した気配で、おやつということが分かったので、少し感謝している。おやつは遅れてたべようとすれば注意されるが、行かなければ何も言われない。何も言われずに食べたいなら、時間に合わせていく必要がある。
動き出してはいるがまだ眠いのか、起きた場所でもぞもぞしているようだな。様子を見に行くか。
シンラたちが隠れている場所に向かうと……何してんだこいつ? 俺の息子ながら、意味不明なことをしているな。
シュウが見たシンラは、スライムとスライムの間に体を横にして挟まっており、足をバタバタさせていた。スライムたちも動く様子が無く、シンラの頬が膨れ上がっている。何でそんな状況になっているんだ?
普段ならシンラを助ける行動をとるであろうプラムとシオンは、まだ眠い様子で頭がフラフラしている。現状を把握できていないようで、とりあえずシンラがいないので、いろんな方向に手を伸ばしている……
見事にカオスな状況だな。我が子どもたちながら、不安になる光景だな。
まずは、シンラを助けましょうかね。
スライムに埋もれているシンラを抱きかかえると、もっと早く助けろと言わんばかりに、俺の胸のあたりをポコポコと叩き始めた。最近は姉たちのトレーニングに混じって、体を動かしているからか、少しだけ叩く力が強くなっている気がする。
シンラの成長を喜んでいると、それが気に入らなかったのかシンラの叩く力が強くなった。うむ、もっと頑張れ!
シンラが騒いでいることに気付いたプラムとシオンが、手を伸ばしてきたので、一緒に抱きかかえてあげる。珍しく嫌がることも無く、すんなりと抱かれてくれたな。まぁ、寝ぼけているからだろう。
3人を抱きかかえて……2人ならいいけど、3人は抱きにくいんだよな。地球にいた頃の俺じゃ、こんな抱っこは出来なかっただろうな。
もぞもぞと動く3人を連れて、食堂へ向かった。
食堂では、ウルたち姉4人が、何やら準備をしている。それを見たプラムとシオンは、声を上げ何か主張してくるのだが、テンションが上がりすぎて声になっていない。
姉たちなら、毎日会っているというか同じ家で生活してるのに、食堂であっただけでなぜこんなに騒ぐんだ?
あまりにも暴れて落としそうになるので、慌てて2人を床におろす。そうすると、シンラの事を放置して、姉たちのもとへ走っていった。シンラの方を見ると……ヤレヤレだぜ、と言わんばかりの表情をしている。
達観しているみたいだけど、お前も大して変わらんからな。プラムたちの後を追いたいが、俺に見られてピタッと動きを止めたのには、気付いているんだからな。
せっかくだから、男同士で話そうじゃないか。
プラムとシオンが、急いで移動した理由を知ってるか? お前も一緒に行こうとしてたのは分かってるから、お前さんたち3人を動かす何かがあると思うんだが……それって何なんだ?
シンラは言葉にしようとしたが、丸いフワフワ、甘くて美味しいとしか言わない。おやつに関係する何かだと思うのだが、そのお菓子の名前をシンラは知らないようだな。一生懸命手で丸を作って説明してくれるが、丸い、フワフワ、甘いってだけだと、色々ありすぎてわからんのだが?
ウルたちは、簡単なお菓子であれば1人で作れるようになっているらしいが、その中にシンラたちを動かすだけの力のあるお菓子なんてあるのか?
多分、俺が答えを言っても、シンラが正解のお菓子の名前を知らないから、絶対に分からないんだよな。
ここは、のんびりと机で待つとするか。スライムたちや、シンラの椅子を運んできてもらっていいか? 今日は……俺の近くでいいのか?
聞いてみると問題ないとのことだけど、左右は空けておかないと大変な事になりそうなので、始めから3人分の椅子を用意するようにスライムに指示する。
シンラが鼻歌と言っていいのか、何やら音を奏でながらおやつが来るのを待っている。
食堂に漂うこの匂いは、バターで何かを焼いている匂いだな。何が出てくるのか考えていると、治療師の子どもたちが食堂へ集まってきた。まだぎこちない様子だけど、キャラバンで移動してきたおかげか、普通に話せてはいるみたいだ。
子どもたちの中で数人が、作業を終えて休憩に戻ってきた土木組に突撃して、いろんな話を聞き始めた。何やら真剣な表情をしているので、邪魔しないように空気になっておこう。俺は空気、そこら辺に漂う空気。
気配を消すことを意識していたら、隣にいたシンラが慌ててこちらを振り向き、目を擦る仕草をしている。俺の顔に何かついてるのか?
聞いてみると、ホッとした様子をした。
一瞬、俺が急にいなくなったように感じて、ビックリしてしまったようだ。気配が分かるわけではないが、視界の端にいた俺が、急に見えなくなったような気がしたんだとさ。
俺が気配を消そうとして、成功してしまったために、シンラが驚いてしまったのだろう。息子よ、ビックリさせてすまんな。
そろそろ、おやつが運ばれてくる気がするな。お皿の音もしているし、個別のお皿に盛りつけてから持ってくるタイプかな? ケーキとかなら、ホールごと持って来て目の前できるからな。
そうやって運ばれてきたのは……ただのホットケーキだった。これなら娘たちも簡単に作れるけど、そうなるとシンラたちは何に興奮していたんだ?
謎は深まるが、すぐに解決する出来事が起きる。
シルキーがやって来て、クイーンハニービーの王蜜を取り出すと、シンラたち3人のテンションが爆上がりした。なるほどな、ウルたちの作ったホットケーキであれば、王蜜を使うと分かっていたから、テンションが高くなっていたのか。
それにしてもお前さんたちって、王蜜が好きだったんか?
気になって聞いてみたが、3人とも理由は良く分からないが、とても好きだという事だけは分かった。
この答えは、スカーレットからもたらされた。
食欲が落ちた時に王蜜を舐めさせていたことが、おそらくきっかけではないかとのことだ。甘いし美味しいから、刷り込みに近い何かなのかもしれないな。
本来ハチミツは、赤ちゃんには食べさせてはいけないが、王蜜には雑菌などが無いので、安心して食べさせられる、栄養価の高い物だったみたいだ。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる