2,059 / 2,518
第2059話 想定と違いすぎない?
しおりを挟む
スライムたちの件で子どもたちを呼んでいたのを思い出す。
姉たちはいつも通りなのだが、シンラたち下の子は、不満を顔に張り付けた表情で、姉たちに抱っこされて俺の部屋に入ってきた。本当にこの子たちは……
子どもたちにスライムたちの話をすると、姉たちは問題ないが下の子たちは面倒と言わんばかりの顔をしている。こいつらはいつもスライム〇イト気取りで、脚代わりに使っているのに、お礼の意味を込めて洗ってあげることも出来んのか……
ため息をつくしかないな。俺が言うことは、全部拒否! みたいな、良く分からん反抗期に入っているみたいで、俺の言うことを全くきかねえんだもんな……よし、スカーレットを呼んできてくれ。
俺が言ってもダメなら、スカーレットが言うしかないだろう。妻たちでもいいのだが、甘さが残ってしまう妻たちなので、やらなければならないことだと強く認識させるためには、一番発言力の強い人に頼るべきなのだ!
「……それで私の出番ということですね。納得したくありませんが、言いたいことは良く分かりました。ご主人様の下のお子様方に、今の話をすればよろしいのですね? お風呂に入ったときに、遊び半分で洗ってあげれば喜ぶスライムたちなのに、ご主人様が言うと何で拒否反応を示すのでしょうね?」
それは俺も知りたい。何でなん?
スカーレットが部屋から出ていって1分足らずで戻ってきた。その後ろでは、何故か3人揃って敬礼しているシンラたちがいる。そのポーズは可愛いけど、お前たちは何でそのポーズをとっているんだ? そして、戻ってくるの早すぎねえか?
説得というよりは、話しただけで終わったんじゃないか?
シンラたちの後に入ってきたミーシャたちは苦笑気味だ。スカーレットとシンラたちのやり取りを一部始終見ていたのだろう。3人を呼んで話を聞いてみると、スライムのスの字が出た段階で、3人とも敬礼のポーズをとったらしい。
スカーレットが何を言いにきたのか、理解していたんだろうな。本当に頭のいい子たちなことで。
スカーレットもここまで簡単に話が進むとは思っておらず、苦笑いをして頬をかいているくらいだ。スカーレットにこんな表情をさせるのは、お前たちくらいだからな!
とりあえず、スライムたちのモチベーションは、天元突破したと言ってもいいだろう。
報告書を読み終わるころに、国境検問所に当たる門に到着する。
最近、ここら辺のマップを開いていなかったから知らなかったが、ここの門の外側にも帝国の検問所ができてたんだな。知らなかったわ。他の場所でこんな形になっていることは聞いていたけど、帝国の外れのここらへんでも同じことになっているとは思わなかった。
検問所とは言っているが、出入りを監視しているだけで、税をとったりしているわけではない。俺たちの街から禁制品が運び出されることは無いので、帝国へ入る商隊は積み荷の内容と行先だけを聞かれて終わるらしい……それでいいのか?
それに対して、帝国を出ていく……俺たちのエリアへ入ろうとする商隊などのチェックは、かなり厳重に行われている。禁制品を運び込んでこちら側で発見して、問題になった事があるので厳重に行われるようになったのだとか。
禁制品は持ち込まれたくないけど、あまり厳重にチェックを行われると、商隊の人たちもこちらに来難くなるよな。それが目的だったりするのかね?
壁はこちらで作っているので、全ての権利を有している。壁の外側にも、監視をできるように多少兵士たちが待機できる場所があるのだが、そこも全てこちらの兵士だけしかいない。
帝国の兵士たちは、門から少し離れた位置……マップ先生で見る限り10メートルほど離れた位置に検問所を作っていた。こちらより大規模に作られており、わざわざこんなに人を派遣する必要があるのだろうか? と思う規模である。
そこらへんは、帝国の考えがあるだろうから考えても無駄だな。壁と検問所の隙間から人が入らないように、柵が建てられているみたいだな。こっちからすれば、あっても無くても同じなんだがな。門を入らなければ、こちらにはこれ無いからな。
門の隊長にある程度話を聞いたが、俺たちが考えていた話と大分ズレたことを言い出した。方向性はあっているんだけど、想定していたことと全然違うんだよ!
俺たちが住む建物を門に併設しなくていいのは分かった。だけどさ、壁に沿って水堀を作り、難民は壁の中に通路を作って、そこを進んで街の建設予定地へ入れるようにしてほしいのだとか。商人たちの通路は、難民たちとは逆方向へ作り、水堀を迂回する形でラディッツに向かわせるんだとさ。
俺たちの計画では難民たちが作る街は、完全な管理は無理なのである程度手助けした段階で手放し、悪く言えば放置、よく言えば見守る形に近かったが、現地の兵士たちの考えでは、不穏分子となるのであれば、移動できるエリアを制限しておくべきだ! とのことだ。
なので、壁の中に通路を作り、いける場所を限定させるそうだ。出入口もその通路しか準備せずに、こちらに従順するまでは出入りの管理まで行うそうだ。自由に出入りは出来るが、必ず監視されている状態だということだな。
出入り口を限定させるということは、俺たちが考えた方法では不可能なので、新しく難民たちが住むエリアに壁を作ってほしいそうだ……この壁を作ったときの事を考えれば、大したことの無い距離なのだが……範囲はどうするんだ?
兵士たちからすれば、どのくらいの規模の畑が必要になるか分からないので、そこらへんは内政に詳しい人たちに考えてもらいたいんだとさ……よしグリエル、仕事だ。どれだけの範囲が必要か計算してくれ。
実際にどのくらいの難民が来るかもわからないから、1000人区切りくらいで壁の広さを考えてくれ。後は、少なくとも20年ぐらい先は見越して、生まれてくる子どもたちの分も考えてくれよな。
難民だって、きちんと生活できる環境があれば、人間らしい営みは増えるからな。数が増えるのはおかしくない。
俺たちの生活する建物だが、水堀の内側の中心で問題ないそうだ。壁に沿うように横長な長方形にして、左右の余った空間を訓練スペースにして、建物を中心として走る場所の確保は問題なくできる。武具をメンテナンスする建物は、近くてもいいけど別に作ってほしいってさ。
保管庫を兼ねた鍛冶場みたいな形にしてもらえると、メンテナンスをしてくれる人たちがやりやすいんだとさ。お風呂を作る側の、ちょっと離れた位置に立てることにしよう。
後何故か、建物を建てる場所は、少し土を盛って高くしてほしいと言われた。理由は分からないが、そちらの方が便利なんだってさ。門までは水堀があるので、跳ね橋の準備もお願いされたな。
考えていたより、ガッツリと現地の兵士たちに注文を付けられた気がしたよ。
その内容をグリエルたちに伝えて、今後の展開について想定するようにお願いしておいた。
姉たちはいつも通りなのだが、シンラたち下の子は、不満を顔に張り付けた表情で、姉たちに抱っこされて俺の部屋に入ってきた。本当にこの子たちは……
子どもたちにスライムたちの話をすると、姉たちは問題ないが下の子たちは面倒と言わんばかりの顔をしている。こいつらはいつもスライム〇イト気取りで、脚代わりに使っているのに、お礼の意味を込めて洗ってあげることも出来んのか……
ため息をつくしかないな。俺が言うことは、全部拒否! みたいな、良く分からん反抗期に入っているみたいで、俺の言うことを全くきかねえんだもんな……よし、スカーレットを呼んできてくれ。
俺が言ってもダメなら、スカーレットが言うしかないだろう。妻たちでもいいのだが、甘さが残ってしまう妻たちなので、やらなければならないことだと強く認識させるためには、一番発言力の強い人に頼るべきなのだ!
「……それで私の出番ということですね。納得したくありませんが、言いたいことは良く分かりました。ご主人様の下のお子様方に、今の話をすればよろしいのですね? お風呂に入ったときに、遊び半分で洗ってあげれば喜ぶスライムたちなのに、ご主人様が言うと何で拒否反応を示すのでしょうね?」
それは俺も知りたい。何でなん?
スカーレットが部屋から出ていって1分足らずで戻ってきた。その後ろでは、何故か3人揃って敬礼しているシンラたちがいる。そのポーズは可愛いけど、お前たちは何でそのポーズをとっているんだ? そして、戻ってくるの早すぎねえか?
説得というよりは、話しただけで終わったんじゃないか?
シンラたちの後に入ってきたミーシャたちは苦笑気味だ。スカーレットとシンラたちのやり取りを一部始終見ていたのだろう。3人を呼んで話を聞いてみると、スライムのスの字が出た段階で、3人とも敬礼のポーズをとったらしい。
スカーレットが何を言いにきたのか、理解していたんだろうな。本当に頭のいい子たちなことで。
スカーレットもここまで簡単に話が進むとは思っておらず、苦笑いをして頬をかいているくらいだ。スカーレットにこんな表情をさせるのは、お前たちくらいだからな!
とりあえず、スライムたちのモチベーションは、天元突破したと言ってもいいだろう。
報告書を読み終わるころに、国境検問所に当たる門に到着する。
最近、ここら辺のマップを開いていなかったから知らなかったが、ここの門の外側にも帝国の検問所ができてたんだな。知らなかったわ。他の場所でこんな形になっていることは聞いていたけど、帝国の外れのここらへんでも同じことになっているとは思わなかった。
検問所とは言っているが、出入りを監視しているだけで、税をとったりしているわけではない。俺たちの街から禁制品が運び出されることは無いので、帝国へ入る商隊は積み荷の内容と行先だけを聞かれて終わるらしい……それでいいのか?
それに対して、帝国を出ていく……俺たちのエリアへ入ろうとする商隊などのチェックは、かなり厳重に行われている。禁制品を運び込んでこちら側で発見して、問題になった事があるので厳重に行われるようになったのだとか。
禁制品は持ち込まれたくないけど、あまり厳重にチェックを行われると、商隊の人たちもこちらに来難くなるよな。それが目的だったりするのかね?
壁はこちらで作っているので、全ての権利を有している。壁の外側にも、監視をできるように多少兵士たちが待機できる場所があるのだが、そこも全てこちらの兵士だけしかいない。
帝国の兵士たちは、門から少し離れた位置……マップ先生で見る限り10メートルほど離れた位置に検問所を作っていた。こちらより大規模に作られており、わざわざこんなに人を派遣する必要があるのだろうか? と思う規模である。
そこらへんは、帝国の考えがあるだろうから考えても無駄だな。壁と検問所の隙間から人が入らないように、柵が建てられているみたいだな。こっちからすれば、あっても無くても同じなんだがな。門を入らなければ、こちらにはこれ無いからな。
門の隊長にある程度話を聞いたが、俺たちが考えていた話と大分ズレたことを言い出した。方向性はあっているんだけど、想定していたことと全然違うんだよ!
俺たちが住む建物を門に併設しなくていいのは分かった。だけどさ、壁に沿って水堀を作り、難民は壁の中に通路を作って、そこを進んで街の建設予定地へ入れるようにしてほしいのだとか。商人たちの通路は、難民たちとは逆方向へ作り、水堀を迂回する形でラディッツに向かわせるんだとさ。
俺たちの計画では難民たちが作る街は、完全な管理は無理なのである程度手助けした段階で手放し、悪く言えば放置、よく言えば見守る形に近かったが、現地の兵士たちの考えでは、不穏分子となるのであれば、移動できるエリアを制限しておくべきだ! とのことだ。
なので、壁の中に通路を作り、いける場所を限定させるそうだ。出入口もその通路しか準備せずに、こちらに従順するまでは出入りの管理まで行うそうだ。自由に出入りは出来るが、必ず監視されている状態だということだな。
出入り口を限定させるということは、俺たちが考えた方法では不可能なので、新しく難民たちが住むエリアに壁を作ってほしいそうだ……この壁を作ったときの事を考えれば、大したことの無い距離なのだが……範囲はどうするんだ?
兵士たちからすれば、どのくらいの規模の畑が必要になるか分からないので、そこらへんは内政に詳しい人たちに考えてもらいたいんだとさ……よしグリエル、仕事だ。どれだけの範囲が必要か計算してくれ。
実際にどのくらいの難民が来るかもわからないから、1000人区切りくらいで壁の広さを考えてくれ。後は、少なくとも20年ぐらい先は見越して、生まれてくる子どもたちの分も考えてくれよな。
難民だって、きちんと生活できる環境があれば、人間らしい営みは増えるからな。数が増えるのはおかしくない。
俺たちの生活する建物だが、水堀の内側の中心で問題ないそうだ。壁に沿うように横長な長方形にして、左右の余った空間を訓練スペースにして、建物を中心として走る場所の確保は問題なくできる。武具をメンテナンスする建物は、近くてもいいけど別に作ってほしいってさ。
保管庫を兼ねた鍛冶場みたいな形にしてもらえると、メンテナンスをしてくれる人たちがやりやすいんだとさ。お風呂を作る側の、ちょっと離れた位置に立てることにしよう。
後何故か、建物を建てる場所は、少し土を盛って高くしてほしいと言われた。理由は分からないが、そちらの方が便利なんだってさ。門までは水堀があるので、跳ね橋の準備もお願いされたな。
考えていたより、ガッツリと現地の兵士たちに注文を付けられた気がしたよ。
その内容をグリエルたちに伝えて、今後の展開について想定するようにお願いしておいた。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる