1,937 / 2,518
第1937話 謎が増える
しおりを挟む
武器が完成した後に、弓についてライガに聞いてもらったが、収納できるアイテムが無いので、それなら弓より投擲武器の方が良いと言われた。麻痺毒などを作れば、接近するより安全に対処できると言われ、その通りだと俺も感じた。
棒手裏剣みたいなのがいいかな? と思い、棒手裏剣のような物を作って、投げてみることにした。投擲スキルがLv10なのに、思ったように投げれなかった……棒手裏剣って投擲武器じゃないのか? 鹵獲した投げナイフは、思ったところへ刺さる。
うん、ナイフにしよう。鹵獲したナイフみたいに、刀身から柄まで平べったいタイプのナイフだ。切り合うわけではないので、鋳造でも問題ないだろう。しっかりと焼き入れをして、やれば最低限使える投げナイフができるはずだ。
自分で形を決めるのが面倒だったので、バザールに頼みリッチ経由で土魔法を使い、投げナイフの砂型を作ってもらう。そこへ鋼材を溶かし、流し込んでいく。一度に50本近く作れるらしく、2セット準備してもらった。
薄かったりすると、作りにくいと思っていたが、そこらへんは鍛冶スキルが活躍してくれたのか、問題なく作ることができた。
しっかりと冷え固まったところで砂型を外し、流し込んだ鋼材の確認をする。
「プラモの作る前みたいだな」
バザールも綾乃も同意見だったのか、頷いてくれた。
プラモデルっぽいと言ったのは、50本のナイフが全部繋がっているからだ。ナイフとナイフの間に棒が付いており、繋がっているのでそう例えたのだ。
そこまで太くないので、サクサクと切り離していく。うむ、工具を作っておいてよかった。ニッパーみたいなのがあれば便利だったが、作るのが大変なので作ることは無いだろう。使い方が限定されているしな。
砂型から外したナイフは、砂の跡が付いているので削らないといけないな。刀を作ったときの回転式砥石を使い、100本分のナイフを研いでいく。
「ん~……」
「何を悩んでいるでござるか?」
「いやね。スキルの恩恵があるとはいえ、このサイズのナイフを荒砥で30秒で研ぎ終わるのは、感覚がおかしくなりそうだなって。刀を作ったときも研いだ時も思ったけど、スキルってやっぱりおかしいなってな」
「某はスキルで加工の速度が上がるより、魔法の方が異常な気がするでござる。手動で研ぐのであれば明らかに異常でござるが、機械を使った加工であるなら疑問にも思わないでござる」
「機械だって1本30秒は無理じゃね?」
「1本ずつやるなら無理だと思うでござるが、機械であれば1本ずつ行う必要は無いでござるよ」
言われてみて、なるほどと納得してしまった。地球みたいに工場生産が出来ない分、鍛冶スキルによる加工速度上昇は当たり前かもしれないな。地球の武器では、明らかに倒せない魔物とかも多いから、スキルによるブーストが無いと難しいのかもな。
バザールと会話をしながらでも、手を止めずに1本30秒のスピードで研いでいく。
100本を3000秒……50分で研ぎ終わらせた。う~む、やはり早いな。
投げナイフ用のホルスターを作るか。5本1セットで収められるようにするが、毒を塗るので薬液を漏らしにくい構造にしないといけないな。後は、1本取っても残りの4本がはずみで落ちないようにしないと……うむ、こんなもんだろう。
投げナイフは並べると、刃の部分以外は隙間の無い塊になるので、ホルスターの下側に刃の部分を刃挟むような形で、木造りのストッパーをセットしている。
「綾乃、すまんが麻痺毒用に素材を頼む。即効性を強くしたいから、あのカエルの粘液も一緒に出してくれ」
俺が言ったのは、パラライズフロッグと呼ばれる、伸びる舌から分泌される麻痺毒の粘液だ。強い毒ではないが、即効性が高く経皮吸収させる毒なので、調合する際に上手く混ぜると効果の強い毒にすることができる。
調合で作った高い毒性を維持したまま、パラライズフロッグの粘液の特性を引き継ぐ、かなり対処に苦労する毒だ。使うことは無いだろうと思ったいたが、今回はしょうがないよな。後、魔法薬の自白剤も作っている。いちいち拷問や尋問するのが面倒なので、嗅がせるタイプの魔法薬だ。
「上手くできないな……やっぱり粘液でも、漏れそうだな」
投げナイフ用のホルスターに、調合した麻痺毒より粘度の高い液体を入れて調整しているのだが、どうしても液体が漏れてしまうのだ。
「クリーム状にしたら? 多少効果が落ちるって話だったけど、経皮吸収するのに漏れる液体よりは、効果が落ちても漏れないクリーム状の方が良いでしょ」
……確かに、その通りだ。液体に反応して凝固する粉を、少量混ぜ攪拌する。量を調整することで粘度を変えられるので、クリーム状より少し固めにして、投げナイフに塗ってからホルスターに収める。
「後は、解毒薬と言いたいところだけど、何かあったときのために予防薬の方がいいわね。万能薬を調整して、効果時間内であれば無効化できるタイプね」
万能薬は飲んだ瞬間に効果を発揮するものと、効果時間内に体内に入り込んだ毒などを無効化するものがある。後者は、飲む前に体内にある毒は無効化できないという、謎の仕様だったりする。
予防薬の万能薬はもちろんだが、専用の解毒薬も作っておくべきだろう。
毒薬は作るのは簡単だけど、解毒剤は作るのがかなり面倒である。それでも、準備しておかないともしもの時に困るので、3時間ほどかけて作成する。
地球で考えればあり得ない速度で作られているが、毒が手元にあって解毒薬の作り方も分かっているので、多少時間がかかるだけだ。
戻ってきたライガのために、ホルスターを調整しあると便利だと思い作った、ポーションバックの調整も行った。剣鉈も喜んでくれているな。
食事後に綾乃とウルがお風呂に入っている間に、今日の報告を聞く。
5人に遭遇して、その内1人から結構重要だと思われる情報を手に入れていた。
地球から送り込まれている人間は、何度も送り込まれているらしいが、記憶がないんだとか。同じ顔で同じ名前の地球人を殺していると、ダンジョンマスターが言っていたらしい。
1人を複製して送り込んでいるのかね? それだと、地球から召喚されていると言うよりは、無断でクローンを作られていると考えた方がいいか? 肉体の強度を考えると、その方がしっくりくるな。
となると、ゲームが終了する条件は……地球人の殺された数か、ダンジョンマスターと勇者の生き残っている数にトリガーがありそうか? もう1つあるとすれば、特定のアイテムを見つけるってところか?
もう少し情報を集めながら、広範囲の人間を狩った方がいいのかね?
棒手裏剣みたいなのがいいかな? と思い、棒手裏剣のような物を作って、投げてみることにした。投擲スキルがLv10なのに、思ったように投げれなかった……棒手裏剣って投擲武器じゃないのか? 鹵獲した投げナイフは、思ったところへ刺さる。
うん、ナイフにしよう。鹵獲したナイフみたいに、刀身から柄まで平べったいタイプのナイフだ。切り合うわけではないので、鋳造でも問題ないだろう。しっかりと焼き入れをして、やれば最低限使える投げナイフができるはずだ。
自分で形を決めるのが面倒だったので、バザールに頼みリッチ経由で土魔法を使い、投げナイフの砂型を作ってもらう。そこへ鋼材を溶かし、流し込んでいく。一度に50本近く作れるらしく、2セット準備してもらった。
薄かったりすると、作りにくいと思っていたが、そこらへんは鍛冶スキルが活躍してくれたのか、問題なく作ることができた。
しっかりと冷え固まったところで砂型を外し、流し込んだ鋼材の確認をする。
「プラモの作る前みたいだな」
バザールも綾乃も同意見だったのか、頷いてくれた。
プラモデルっぽいと言ったのは、50本のナイフが全部繋がっているからだ。ナイフとナイフの間に棒が付いており、繋がっているのでそう例えたのだ。
そこまで太くないので、サクサクと切り離していく。うむ、工具を作っておいてよかった。ニッパーみたいなのがあれば便利だったが、作るのが大変なので作ることは無いだろう。使い方が限定されているしな。
砂型から外したナイフは、砂の跡が付いているので削らないといけないな。刀を作ったときの回転式砥石を使い、100本分のナイフを研いでいく。
「ん~……」
「何を悩んでいるでござるか?」
「いやね。スキルの恩恵があるとはいえ、このサイズのナイフを荒砥で30秒で研ぎ終わるのは、感覚がおかしくなりそうだなって。刀を作ったときも研いだ時も思ったけど、スキルってやっぱりおかしいなってな」
「某はスキルで加工の速度が上がるより、魔法の方が異常な気がするでござる。手動で研ぐのであれば明らかに異常でござるが、機械を使った加工であるなら疑問にも思わないでござる」
「機械だって1本30秒は無理じゃね?」
「1本ずつやるなら無理だと思うでござるが、機械であれば1本ずつ行う必要は無いでござるよ」
言われてみて、なるほどと納得してしまった。地球みたいに工場生産が出来ない分、鍛冶スキルによる加工速度上昇は当たり前かもしれないな。地球の武器では、明らかに倒せない魔物とかも多いから、スキルによるブーストが無いと難しいのかもな。
バザールと会話をしながらでも、手を止めずに1本30秒のスピードで研いでいく。
100本を3000秒……50分で研ぎ終わらせた。う~む、やはり早いな。
投げナイフ用のホルスターを作るか。5本1セットで収められるようにするが、毒を塗るので薬液を漏らしにくい構造にしないといけないな。後は、1本取っても残りの4本がはずみで落ちないようにしないと……うむ、こんなもんだろう。
投げナイフは並べると、刃の部分以外は隙間の無い塊になるので、ホルスターの下側に刃の部分を刃挟むような形で、木造りのストッパーをセットしている。
「綾乃、すまんが麻痺毒用に素材を頼む。即効性を強くしたいから、あのカエルの粘液も一緒に出してくれ」
俺が言ったのは、パラライズフロッグと呼ばれる、伸びる舌から分泌される麻痺毒の粘液だ。強い毒ではないが、即効性が高く経皮吸収させる毒なので、調合する際に上手く混ぜると効果の強い毒にすることができる。
調合で作った高い毒性を維持したまま、パラライズフロッグの粘液の特性を引き継ぐ、かなり対処に苦労する毒だ。使うことは無いだろうと思ったいたが、今回はしょうがないよな。後、魔法薬の自白剤も作っている。いちいち拷問や尋問するのが面倒なので、嗅がせるタイプの魔法薬だ。
「上手くできないな……やっぱり粘液でも、漏れそうだな」
投げナイフ用のホルスターに、調合した麻痺毒より粘度の高い液体を入れて調整しているのだが、どうしても液体が漏れてしまうのだ。
「クリーム状にしたら? 多少効果が落ちるって話だったけど、経皮吸収するのに漏れる液体よりは、効果が落ちても漏れないクリーム状の方が良いでしょ」
……確かに、その通りだ。液体に反応して凝固する粉を、少量混ぜ攪拌する。量を調整することで粘度を変えられるので、クリーム状より少し固めにして、投げナイフに塗ってからホルスターに収める。
「後は、解毒薬と言いたいところだけど、何かあったときのために予防薬の方がいいわね。万能薬を調整して、効果時間内であれば無効化できるタイプね」
万能薬は飲んだ瞬間に効果を発揮するものと、効果時間内に体内に入り込んだ毒などを無効化するものがある。後者は、飲む前に体内にある毒は無効化できないという、謎の仕様だったりする。
予防薬の万能薬はもちろんだが、専用の解毒薬も作っておくべきだろう。
毒薬は作るのは簡単だけど、解毒剤は作るのがかなり面倒である。それでも、準備しておかないともしもの時に困るので、3時間ほどかけて作成する。
地球で考えればあり得ない速度で作られているが、毒が手元にあって解毒薬の作り方も分かっているので、多少時間がかかるだけだ。
戻ってきたライガのために、ホルスターを調整しあると便利だと思い作った、ポーションバックの調整も行った。剣鉈も喜んでくれているな。
食事後に綾乃とウルがお風呂に入っている間に、今日の報告を聞く。
5人に遭遇して、その内1人から結構重要だと思われる情報を手に入れていた。
地球から送り込まれている人間は、何度も送り込まれているらしいが、記憶がないんだとか。同じ顔で同じ名前の地球人を殺していると、ダンジョンマスターが言っていたらしい。
1人を複製して送り込んでいるのかね? それだと、地球から召喚されていると言うよりは、無断でクローンを作られていると考えた方がいいか? 肉体の強度を考えると、その方がしっくりくるな。
となると、ゲームが終了する条件は……地球人の殺された数か、ダンジョンマスターと勇者の生き残っている数にトリガーがありそうか? もう1つあるとすれば、特定のアイテムを見つけるってところか?
もう少し情報を集めながら、広範囲の人間を狩った方がいいのかね?
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる