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第1926話 情報収集(物理的)
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右手にクルミくらいの大きさの石を3つ持ちながら、警戒して進んでいく。
「動くな! お前は誰だ!」
おっと、姿を見せないように木の影になる位置を選んで移動してたのに、俺の動きがバレているみたいだな。見つかってから木から降りて隠れたわけで、大体の予想は出来るか。
「おそらく説明しても、お前には分からん。聞きたいことがある。お前らは、俺以外に誰かにあったか?」
「説明しても分からないか……お前の質問に答える必要性は、感じられない。それよりもこちらの質問に答えていただこう。何故近付いてきた?」
何故……馬鹿正直に答えると、後々不利になるかもしれないよな。
「敵か判断するためだ」
本当のことは言っていないが、嘘も言っていないので間違いではない。そして敵か判断すると言ったが、知り合い以外は基本的に敵として考えているからな。
それからいくつか質問された。いた国の名前や街の名前、知っている国の名前など。質問に答えたのに、あっちは答える気はないらしい。こちらから情報を引き出すだけ引き出すつもりかね。
少しスイッチを入れて……敵の前に姿を出す。距離は30メートルほどだ。
「止まれ! こっちに来るな!」
近付かないように警告してくるが、それを聞く理由はない。相手が持っている飛び道具はなんだ? 銃か? ナイフか? それともボウガンとか弓でもあるのか?
鑑定できる方の男が、何やら命令を受けてこちらに走ってくる。そんなことしたら、逃げられるんじゃないの? それとも逃がさない自信でもあるのか? どっちでもいいか。
逃げずにそのまま俺に突っ込んできた。鑑定できない方は、俺から離れる動きをしている。こっちを警戒しているのかね?
レベルが低いからあまり本気を出して殴ると、即死する可能性があるな。ここは、身体能力と動体視力を武器に、顎先をかすめるように斜め下から掌底を当てる。脳震盪を起こして、その場に倒れた。
その様子を見た鑑定できない方は、とっさに逃げ出していた。
力量差を感じたのか、割に合わないと感じたのか分からないが、見事な判断だと思う。けど、無慈悲なことに俺の方が早かった。正直、地球から来たそのままの身体能力とは思えないくらい速かった。陸上の世界記録を越しているんじゃないかな?
逃げられないと判断したのか、両手にナイフを構えて振り返って止まった。それに合わせて、俺も止まる。距離は7メートルくらいだな。神歩を使えば一瞬で埋まる間合いだが、話を聞きたいから殺さずに捕らえたいところなんだよな……
俺は左手でナイフを構えて、右手は持っている石を隠すような形で握っている。
距離を詰めてこようとした相手に対して、俺は1個目の石を顔面に向かって投げる。2個目を躱した先に、更に3個目も躱した先に……この距離で良く躱せるもんだね。感心しながら神歩を使い後ろに回り込む位置まで移動する。
ナイフを捨てて、右手で後頭部を掴み地面顔を押し付けるように倒す。抵抗するが、左手でナイフを取り上げる。首を踏みつけ、身に着けている物もはぎ取っていく。ん~女性じゃないから、丸裸にしてもいいか。
汚い一物を見るつもりは無いので、パンツ以外の服を全部剥ぎ取り、荷物にあった紐で後ろ手に縛っておく。首根っこを掴み、脳震盪を起こさせた男の元へ。こっちの男は、半裸の男に装備品を取られていたのか、何も持っていないな。着ている服だけだった。こいつも後ろ手に縛っておく。
半裸の男に色々質問してみるが、答える気はないようなので、仕方がなく拷問することにした。様子を見て話しそうになかったら、殺して次を探すか。
「しゃべらないのなら、その口はいらないよな。何処かの国のエージェントなら、拷問にも詳しいのかね? 裏の組織みたいなのを知らないから良く分からないけど、拷問の訓練とか受けてるのかな? じゃぁさ、歯医者って言う拷問知ってる? 言葉でわかるかもしれないけどさ」
そう言って、後ろ手に縛ったまま仰向けにして、奪った刃物の中で一番切れ味の悪そうなナイフを取り出して、馬乗りになる。口を閉じて抵抗するが、関係なしに拷問を始める。
歯医者で神経を刺激された時をイメージすると分かりやすいだろう。細かい方法は省くが、神経を刺激することで成立する拷問だ。
痛みが出始めて3分で限界が来たようだ。直接神経をいじられる痛みに耐えれるわけないよな……多分俺も無理。
こいつも女スパイのように地球から来たようだ。神に選ばれたのだとか。そもそも、お前の国って唯一神系の宗教じゃなかったか? それなのに、知らない神に言われてきたのか? って呆れたもんだ。
他に分かったことは、地球からきている人間は、身体能力が底上げされているらしい。勇者君が負けたのもそのせいだろう。後、戦闘経験がなくて負けた可能性も高いな。俺も自力勝負では、勝てるか分からん。
俺の他に2人と遭遇して、ダンジョンマスター2人を処理したらしい。どっちも成人した男と女だったようだ。
他にも情報がないか歯医者を続けたら、こちらに来るときに神に俺たちの様な存在の話しを聞いたらしい。このゲームの目的を聞いていないか確認したが、それは知らないようだったので、これ以上続ける意味も亡くなった。
サクッと2人を殺して、ロジーに土魔法で穴を掘ってもらい、埋めておいた。
神は、俺たちのような存在を、地球のやつらに教えて何がしたいんだろうな? 気になるのが、地球からきている人間の戦闘能力が高い事だ。裏の人間や軍人でも特殊系の人間の様な気がする。戦闘を生業として、訓練を積んでいる人間だ。
こちらを殺すつもりなのかね? となると、こちらでの死は元の世界の死でもあるのか? それは勘弁願いたいな……
止まって考えても仕方がない、進もう。
ロジーを懐に回収してから、今度は地面を走って移動する。木の上の時の倍は早く移動できているだろう。
しばらく進んでいると、ちらほら動物を見かけるようになった。シカやイノシシを見た。同じような森でも、若干生態系が変わってきている。
降り立った場所は、草とかがあまり生えていない、手入れされたような森だったが、今いるのはジャングルのように木以外にもいろんな植物が見られる。こんな生態系が地球にもあるのだろうか? そして、ここら辺に降り立った奴はいるのか?
とにかく疑問が沢山沸いてくる。
ロジーに飛んでもらい、もう一度考えることにした。
待っている間に、森に異変を感じる。遠くの方だが、何かが速いスピードで移動しているような感じだ。
俺は慌てて木の上に登り、身をひそめる。ロジーには空中で待機するように指示を出して、目を閉じ集中して五感を研ぎ澄まし、異変を察知するために全力を注ぐ。
「動くな! お前は誰だ!」
おっと、姿を見せないように木の影になる位置を選んで移動してたのに、俺の動きがバレているみたいだな。見つかってから木から降りて隠れたわけで、大体の予想は出来るか。
「おそらく説明しても、お前には分からん。聞きたいことがある。お前らは、俺以外に誰かにあったか?」
「説明しても分からないか……お前の質問に答える必要性は、感じられない。それよりもこちらの質問に答えていただこう。何故近付いてきた?」
何故……馬鹿正直に答えると、後々不利になるかもしれないよな。
「敵か判断するためだ」
本当のことは言っていないが、嘘も言っていないので間違いではない。そして敵か判断すると言ったが、知り合い以外は基本的に敵として考えているからな。
それからいくつか質問された。いた国の名前や街の名前、知っている国の名前など。質問に答えたのに、あっちは答える気はないらしい。こちらから情報を引き出すだけ引き出すつもりかね。
少しスイッチを入れて……敵の前に姿を出す。距離は30メートルほどだ。
「止まれ! こっちに来るな!」
近付かないように警告してくるが、それを聞く理由はない。相手が持っている飛び道具はなんだ? 銃か? ナイフか? それともボウガンとか弓でもあるのか?
鑑定できる方の男が、何やら命令を受けてこちらに走ってくる。そんなことしたら、逃げられるんじゃないの? それとも逃がさない自信でもあるのか? どっちでもいいか。
逃げずにそのまま俺に突っ込んできた。鑑定できない方は、俺から離れる動きをしている。こっちを警戒しているのかね?
レベルが低いからあまり本気を出して殴ると、即死する可能性があるな。ここは、身体能力と動体視力を武器に、顎先をかすめるように斜め下から掌底を当てる。脳震盪を起こして、その場に倒れた。
その様子を見た鑑定できない方は、とっさに逃げ出していた。
力量差を感じたのか、割に合わないと感じたのか分からないが、見事な判断だと思う。けど、無慈悲なことに俺の方が早かった。正直、地球から来たそのままの身体能力とは思えないくらい速かった。陸上の世界記録を越しているんじゃないかな?
逃げられないと判断したのか、両手にナイフを構えて振り返って止まった。それに合わせて、俺も止まる。距離は7メートルくらいだな。神歩を使えば一瞬で埋まる間合いだが、話を聞きたいから殺さずに捕らえたいところなんだよな……
俺は左手でナイフを構えて、右手は持っている石を隠すような形で握っている。
距離を詰めてこようとした相手に対して、俺は1個目の石を顔面に向かって投げる。2個目を躱した先に、更に3個目も躱した先に……この距離で良く躱せるもんだね。感心しながら神歩を使い後ろに回り込む位置まで移動する。
ナイフを捨てて、右手で後頭部を掴み地面顔を押し付けるように倒す。抵抗するが、左手でナイフを取り上げる。首を踏みつけ、身に着けている物もはぎ取っていく。ん~女性じゃないから、丸裸にしてもいいか。
汚い一物を見るつもりは無いので、パンツ以外の服を全部剥ぎ取り、荷物にあった紐で後ろ手に縛っておく。首根っこを掴み、脳震盪を起こさせた男の元へ。こっちの男は、半裸の男に装備品を取られていたのか、何も持っていないな。着ている服だけだった。こいつも後ろ手に縛っておく。
半裸の男に色々質問してみるが、答える気はないようなので、仕方がなく拷問することにした。様子を見て話しそうになかったら、殺して次を探すか。
「しゃべらないのなら、その口はいらないよな。何処かの国のエージェントなら、拷問にも詳しいのかね? 裏の組織みたいなのを知らないから良く分からないけど、拷問の訓練とか受けてるのかな? じゃぁさ、歯医者って言う拷問知ってる? 言葉でわかるかもしれないけどさ」
そう言って、後ろ手に縛ったまま仰向けにして、奪った刃物の中で一番切れ味の悪そうなナイフを取り出して、馬乗りになる。口を閉じて抵抗するが、関係なしに拷問を始める。
歯医者で神経を刺激された時をイメージすると分かりやすいだろう。細かい方法は省くが、神経を刺激することで成立する拷問だ。
痛みが出始めて3分で限界が来たようだ。直接神経をいじられる痛みに耐えれるわけないよな……多分俺も無理。
こいつも女スパイのように地球から来たようだ。神に選ばれたのだとか。そもそも、お前の国って唯一神系の宗教じゃなかったか? それなのに、知らない神に言われてきたのか? って呆れたもんだ。
他に分かったことは、地球からきている人間は、身体能力が底上げされているらしい。勇者君が負けたのもそのせいだろう。後、戦闘経験がなくて負けた可能性も高いな。俺も自力勝負では、勝てるか分からん。
俺の他に2人と遭遇して、ダンジョンマスター2人を処理したらしい。どっちも成人した男と女だったようだ。
他にも情報がないか歯医者を続けたら、こちらに来るときに神に俺たちの様な存在の話しを聞いたらしい。このゲームの目的を聞いていないか確認したが、それは知らないようだったので、これ以上続ける意味も亡くなった。
サクッと2人を殺して、ロジーに土魔法で穴を掘ってもらい、埋めておいた。
神は、俺たちのような存在を、地球のやつらに教えて何がしたいんだろうな? 気になるのが、地球からきている人間の戦闘能力が高い事だ。裏の人間や軍人でも特殊系の人間の様な気がする。戦闘を生業として、訓練を積んでいる人間だ。
こちらを殺すつもりなのかね? となると、こちらでの死は元の世界の死でもあるのか? それは勘弁願いたいな……
止まって考えても仕方がない、進もう。
ロジーを懐に回収してから、今度は地面を走って移動する。木の上の時の倍は早く移動できているだろう。
しばらく進んでいると、ちらほら動物を見かけるようになった。シカやイノシシを見た。同じような森でも、若干生態系が変わってきている。
降り立った場所は、草とかがあまり生えていない、手入れされたような森だったが、今いるのはジャングルのように木以外にもいろんな植物が見られる。こんな生態系が地球にもあるのだろうか? そして、ここら辺に降り立った奴はいるのか?
とにかく疑問が沢山沸いてくる。
ロジーに飛んでもらい、もう一度考えることにした。
待っている間に、森に異変を感じる。遠くの方だが、何かが速いスピードで移動しているような感じだ。
俺は慌てて木の上に登り、身をひそめる。ロジーには空中で待機するように指示を出して、目を閉じ集中して五感を研ぎ澄まし、異変を察知するために全力を注ぐ。
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