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第1823話 勇者たちのその後
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『ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ーーーーーーーーーーーーー』
勇者を落とし、ジャックとオスカーが向かったダンジョンに入った瞬間、身の毛がよだつ声が聞こえてきた……
「オレカエル、オリバー、アイツラノコトヨロシク。ユウシャハゼッタイニシナスナヨ」
俺は片言になり、帰る決断をした。一緒についてきた妻たちは爆笑しているが、俺としてはあんな声何て聞きたくなかったんだよ! あの2人、何でダンジョン内で調教を始めてるんだよ! バカか! 今日の夜はうなされそうだ……
妻たちの誰かに腕枕をしてもらい、包んでもらうしかないな。その前に搾り取られるだろうけど、それで悪夢を見ずに寝られるなら、100倍マシだな。
「トリアエズ、ミリー、シバラクイッショニイテ」
「シュウ君、片言になってて聴き取りづらいわよ。苦手なのは知ってるけど、ここまで反応するのはシュウ君くらいじゃないかしら?」
「イッショニイテクレナイナラ、チガウヒトニタノム」
「分かった分かった、拗ねないの。一緒にいてあげるからさ。私だけ? それとも他も呼ぶ?」
「ミンナデアソブ」
ミリーは、しょうがないな~と言いながら、俺のお世話をしてくれた。別に介護とかしてもらっているわけじゃなくて、あの声を聴いて震えている俺のことを看ててくれているのだ。
家に帰ると、娘たちが寄ってきた。
「「「調子悪いの?」」」
「3人とも、お父さんは気分的に疲れているみたいだから、みんなで一緒に遊んでリフレッシュしたいって言ってるから、他のお母さんたちに携帯ゲーム機持参で趣味部屋に集合、って伝えてもらっていいかな? 伝え終わったら、3人もゲームを持って部屋に来るんだよ。あっ、お姉ちゃんも誘ってきてね」
「「「りょーかいであります!」」」
娘たち3人が揃って敬礼のような仕草をしている……うむ、可愛いな。
次々に妻たちが趣味部屋に集まってきた。ゲームを始めるが、途中から参加した妻たちは、俺が何でこんな状態になっているかを聞くと、揃って笑うので少し怒っている。あれは、俺の精神をえぐる物だったんだよ! 黒い悪魔と甲乙付け難い悪夢だ!
みんなで楽しむゲームなので、娘たちもいるから一狩りいったり、交代で魂を捧げよ系列のゲームをしたり、新作のRPGを楽しんだり、と色々なジャンルに分かれてゲームをしまくった。
夜は、ゲッソリとする羽目になったが、何とか悪夢を見ずに済んだ。
次の日復活した俺はオリバーの所へ向かい、勇者たちの報告を受けた。まず、勇者パーティーの女たちは、奴隷の首輪をつけられて、犯罪奴隷が働かされている娼館へと送り込まれたらしい。
女好きの勇者のパーティーにいただけあって、見た目はそれなりに良かったようで、初日の昨日の夜からたくさんの指名を受けたそうだ。
男たちの方はよくよく話を聞いてみると、勇者たちが連れ去った女たちを凌辱していたため、自分たちはおこぼれにも与れず、男の方で嗜虐心を満たしていたらしい。
なので、2択を迫ったそうだ。奴隷の首輪をつけられて男娼となるか、ホモークたちと良い事をするのかを選ばせたらしい。
男娼は正直……どうなんだろうね。昔、オークにすら見向きもされなかった、女性冒険者がいたのを覚えているだろうか? それに近い人たちが来るので、そういう人たちが好みな男性でなければ、息子を元気にさせるのすら苦労するレベルを相手にしないといけないらしい。
こういっては何だけど、男って大半の人間が見た目がある程度良くない無いと、元気にならないと思う。だから、相手をさせるために精力剤を使って相手をさせるんだとか……たまには、何で男娼を利用するんだろう? と思う人もいるそうだが、そういう女性は大体が性癖に難があるらしい。
そして、その性癖を満たすためには、犯罪奴隷の男娼でなければ無理だとか……言ってしまえば、勇者パーティーの男共が、連れ去った男にしていたようなことをするのだとか。そういう人は、見た目よりもいい声を出してくれる相手の方が良いんだってさ。
犯罪奴隷の男娼は、殺さなければ何でもあり、というのがこの世界のルールらしい。手足を切り落とすことも可能ではあるが、それに見合った料金が必要になるのだとか。
それでも一定数の人間が利用するのだから、人間の業の深い事よ。
2人がホモークを選び、残りが男娼となったそうだ。あ、勇者は問答無用でホモークが相手をしているよ。オリバーに話を聞きに行ったときは、ジャックとオスカーが勇者2人を相手していたらしい。それまでは、オリバーが勇者パーティーの男2人を相手にしていたようで、いつもより肌がツヤツヤしていたな。
俺はここにきて、オリバーが攻めも受けもいける奴だと初めて知った……さすがエンペラー、懐の深さは世界一だぜ。
でもさ、何で搾り取る方はツヤツヤになるんだろうな? 物理的な話をすれば、子宮で栄養を吸収できるわけじゃないのに、何で元気になるのか良く分からないのだ。気分的なモノだろうか?
いろんな小説で、オークが毛嫌いされているのが良く分かるな。多分だけど、俺がホモークと初めて会って感じたあの嫌悪感と、女性がオークに会って感じる嫌悪感は似た物だと思う。女性からすれば、オークじゃなくてもクソ勇者みたいな奴らもいるけどな。
で、最後になったが、今調教されている勇者2人の内先に捕らえられた方は、もう抵抗する力を無くしているらしい。調教されている間、ずっと許しを求めているがその態度が許せないと、ジャックとオリバーが体に教え込ませているのだとか。
自分たちが今まで女性にしてきたことを、身をもって体験しているだけなのだ。自分がやられて嫌だと思うことは、相手にするなということだな。それをできないから、人を傷付けるんだろうな。
強ければ何をしてもいいってわけじゃないのにな。まぁそれを良しとするなら、自分より強いものが現れたら、何をされても文句はいうなってことだよな。まぁ、それが出来ないからこその結果が、これなんだろうな。
確認も終わったので、ディストピアに戻って仕事でもするかな。
勇者を落とし、ジャックとオスカーが向かったダンジョンに入った瞬間、身の毛がよだつ声が聞こえてきた……
「オレカエル、オリバー、アイツラノコトヨロシク。ユウシャハゼッタイニシナスナヨ」
俺は片言になり、帰る決断をした。一緒についてきた妻たちは爆笑しているが、俺としてはあんな声何て聞きたくなかったんだよ! あの2人、何でダンジョン内で調教を始めてるんだよ! バカか! 今日の夜はうなされそうだ……
妻たちの誰かに腕枕をしてもらい、包んでもらうしかないな。その前に搾り取られるだろうけど、それで悪夢を見ずに寝られるなら、100倍マシだな。
「トリアエズ、ミリー、シバラクイッショニイテ」
「シュウ君、片言になってて聴き取りづらいわよ。苦手なのは知ってるけど、ここまで反応するのはシュウ君くらいじゃないかしら?」
「イッショニイテクレナイナラ、チガウヒトニタノム」
「分かった分かった、拗ねないの。一緒にいてあげるからさ。私だけ? それとも他も呼ぶ?」
「ミンナデアソブ」
ミリーは、しょうがないな~と言いながら、俺のお世話をしてくれた。別に介護とかしてもらっているわけじゃなくて、あの声を聴いて震えている俺のことを看ててくれているのだ。
家に帰ると、娘たちが寄ってきた。
「「「調子悪いの?」」」
「3人とも、お父さんは気分的に疲れているみたいだから、みんなで一緒に遊んでリフレッシュしたいって言ってるから、他のお母さんたちに携帯ゲーム機持参で趣味部屋に集合、って伝えてもらっていいかな? 伝え終わったら、3人もゲームを持って部屋に来るんだよ。あっ、お姉ちゃんも誘ってきてね」
「「「りょーかいであります!」」」
娘たち3人が揃って敬礼のような仕草をしている……うむ、可愛いな。
次々に妻たちが趣味部屋に集まってきた。ゲームを始めるが、途中から参加した妻たちは、俺が何でこんな状態になっているかを聞くと、揃って笑うので少し怒っている。あれは、俺の精神をえぐる物だったんだよ! 黒い悪魔と甲乙付け難い悪夢だ!
みんなで楽しむゲームなので、娘たちもいるから一狩りいったり、交代で魂を捧げよ系列のゲームをしたり、新作のRPGを楽しんだり、と色々なジャンルに分かれてゲームをしまくった。
夜は、ゲッソリとする羽目になったが、何とか悪夢を見ずに済んだ。
次の日復活した俺はオリバーの所へ向かい、勇者たちの報告を受けた。まず、勇者パーティーの女たちは、奴隷の首輪をつけられて、犯罪奴隷が働かされている娼館へと送り込まれたらしい。
女好きの勇者のパーティーにいただけあって、見た目はそれなりに良かったようで、初日の昨日の夜からたくさんの指名を受けたそうだ。
男たちの方はよくよく話を聞いてみると、勇者たちが連れ去った女たちを凌辱していたため、自分たちはおこぼれにも与れず、男の方で嗜虐心を満たしていたらしい。
なので、2択を迫ったそうだ。奴隷の首輪をつけられて男娼となるか、ホモークたちと良い事をするのかを選ばせたらしい。
男娼は正直……どうなんだろうね。昔、オークにすら見向きもされなかった、女性冒険者がいたのを覚えているだろうか? それに近い人たちが来るので、そういう人たちが好みな男性でなければ、息子を元気にさせるのすら苦労するレベルを相手にしないといけないらしい。
こういっては何だけど、男って大半の人間が見た目がある程度良くない無いと、元気にならないと思う。だから、相手をさせるために精力剤を使って相手をさせるんだとか……たまには、何で男娼を利用するんだろう? と思う人もいるそうだが、そういう女性は大体が性癖に難があるらしい。
そして、その性癖を満たすためには、犯罪奴隷の男娼でなければ無理だとか……言ってしまえば、勇者パーティーの男共が、連れ去った男にしていたようなことをするのだとか。そういう人は、見た目よりもいい声を出してくれる相手の方が良いんだってさ。
犯罪奴隷の男娼は、殺さなければ何でもあり、というのがこの世界のルールらしい。手足を切り落とすことも可能ではあるが、それに見合った料金が必要になるのだとか。
それでも一定数の人間が利用するのだから、人間の業の深い事よ。
2人がホモークを選び、残りが男娼となったそうだ。あ、勇者は問答無用でホモークが相手をしているよ。オリバーに話を聞きに行ったときは、ジャックとオスカーが勇者2人を相手していたらしい。それまでは、オリバーが勇者パーティーの男2人を相手にしていたようで、いつもより肌がツヤツヤしていたな。
俺はここにきて、オリバーが攻めも受けもいける奴だと初めて知った……さすがエンペラー、懐の深さは世界一だぜ。
でもさ、何で搾り取る方はツヤツヤになるんだろうな? 物理的な話をすれば、子宮で栄養を吸収できるわけじゃないのに、何で元気になるのか良く分からないのだ。気分的なモノだろうか?
いろんな小説で、オークが毛嫌いされているのが良く分かるな。多分だけど、俺がホモークと初めて会って感じたあの嫌悪感と、女性がオークに会って感じる嫌悪感は似た物だと思う。女性からすれば、オークじゃなくてもクソ勇者みたいな奴らもいるけどな。
で、最後になったが、今調教されている勇者2人の内先に捕らえられた方は、もう抵抗する力を無くしているらしい。調教されている間、ずっと許しを求めているがその態度が許せないと、ジャックとオリバーが体に教え込ませているのだとか。
自分たちが今まで女性にしてきたことを、身をもって体験しているだけなのだ。自分がやられて嫌だと思うことは、相手にするなということだな。それをできないから、人を傷付けるんだろうな。
強ければ何をしてもいいってわけじゃないのにな。まぁそれを良しとするなら、自分より強いものが現れたら、何をされても文句はいうなってことだよな。まぁ、それが出来ないからこその結果が、これなんだろうな。
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