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第1801話 調子に乗りました!
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ブラウニーたちの生活環境を整える前に、スプリガンの皆さんの生活・仕事環境を整えることにした。ブラウニーたちの方は、スカーレットがまとめてくれないと、マイワールドを作っても意味がないからね。
ちょっとそこの君、改善してほしいところは何かあるかい?
ん~全体的にこの部屋を広くしてほしいのか? 具体的にはどのくらい? 今の倍? それは体積・面積・一辺の長さどれだい? 一辺の長さね。オーケー、問題ないけど、体積にしたら8倍になるけど大丈夫なのか?
それには考えがある? 立体的に作ってほしいのね。他には、俺の執務室や指令室にある、超ハイテクなシステムも欲しいって、設定が面倒だろうけど頑張ろうじゃないか! 専用の手袋とか使って、反応するようにしておけば、誤作動は減るよね。
システム自体を組み込むのは問題ないけど、さすがにすぐにとはいかないな。しばらく実験する時間が欲しいから、立体投影なんかは待ってほしい。多分、VRゴーグルのような物であれば、すぐにでも用意できるけど……あれはいらないよね。
分かった。近日中に何とかするから、今日は環境の整備を重点的にいじろうと思うけど、いいかな?
おっと、そこの君もちょっと来てくれ。他には何かないか? お菓子の自販機みたいなのが欲しい? ブラウニーたちが色々作ってくれてるだろ、それじゃダメなのか?
ブラウニーたちの作ってくれるお菓子が美味しいのは当然だけど、自分の気分で食べたいものを選びたちと気もあるって……確かに、言いたいことは分かるな。
じゃぁ、こういうのはどうだ。ブラウニーたちには、自由にお菓子を作ってもらって、自販機のようなものに入れてもらい、自分たちで好きなのを選べるようにするとか……注文制にしてみるとか……これは、ブラウニー無しで話し合うのは、良くないな。
ということで、ブラウニーの1人を捕まえた。
基本的には、料理や掃除など、家事を任せてくれるなら、どんなお菓子でも作ります? それは、お前だけじゃなくて、他のみんなもか? あ~当然なのね。じゃぁさ、お菓子工場を作って、自由に商品開発できる場所はどうだ。
もちろん、普通のお菓子も作ってもらうが、試作品をスプリガンのみんなに食べてもらい、評価を貰えるようなシステムは良くないか? 自販機には、試作品の旨を書いておけば、気になれば買うだろ? 買われなければ、見た目などに問題があるってことが分かるんじゃないか?
了解、そこはブラウニー専用マイワールドに、自由に使えるお菓子工場を設置しよう。休みの日でも、気分次第で使ってもいいぞ! 普通の料理も作りたいって、ならば大型ドームにキッチンを多数用意してやろうではないか!
もうね、ノリと勢いですべてを決めています。ブラウニーもスプリガンも、俺の生活のかなめになっているので、ここぞとばかりに色々なモノを準備した。
すぐに準備できるのは、お菓子を販売する自販機だろう。機械で作ると、こういうのが欲しいじゃあ作ります……とはいかない、色々試作をしないといけないですし、プログラムや細部の動きなども、考えることはいくらでもある。
だが、クリエイトゴーレムを持っている俺に不可能は無い。
まずは、腐敗防止と呼んでいる、状態変化防止エンチャントがされた、クリアメタルを使った箱を大量に用意します。商品ケースになる物ですね。
商品補充側と購入側が対面になっており、その部分が蓋になっていて、補充も購入も簡単にできる仕組みです。でも購入側は、番号で商品を選び、その商品をゴーレムアームが取り出して、購入者へ届く形だ。
40種類ほど展示できる自販機と、200種類ほど展示できる販売機を準備した。
少ない方は試作品専用で、大きい方はレギュラーのお菓子を販売するために準備している。興味を持ったブラウニーたちに説明すると、収納の箱の中にしまっていた、作り置きしているお菓子を並べ始めた。試作品の方も埋まっているのは、ブラウニーたちの研鑽のおかげだろう。
そして、スプリガンの皆さんは、展示されたお菓子を見ているだけでも楽しいのか、ワーキャー言っている。見るだけじゃなくて、食べてもいいんだぞ。ほら、お手本だ。
そう思い、俺はケーキのモンブランの番号を選択して、ゴーレムアームが動いている様子を見て、更に騒ぎが大きくなった。出てきたモンブランを一口食べる……ウマーーーーイ!
食べて良いことが分かると、スプリガンの皆さんが列を作り、どんどんと購入していく。1人で何種類も一気に購入はダメですよ~、最大で2つまででお願いします。食べたらまた購入に来てください。
ふ~ブラウニーたちと目を合わせると、いい仕事をしてくれた! といった感じで、親指をグッと立てて俺の方へ突き出してきていた。
この間に俺は、スプリガンの皆さんが働く監視室を大きくする。何人かから話を聞いたところによると、映像の映し出せる画面は、とにかく大きくしてもらいたいのだとか。
でもさ、そうすると上の方が見えなくない? と思ったが、何とスプリガンの皆さん、ブラウニーたちと同じように飛ぶことができるそうなのです。
なので、画面を大きくして、沢山映像を映し出しておき、自分たちで移動しながら気になる映像を、精査組に伝える、という流れを作りたいそうなのだ。
そうなると、前面の壁を四半球型にしてはどうかな? 飛べるなら半球でも、球体でもいいんだけど、別々の部屋にするのは微妙だろ? だから四半球はどうかな? 中心の部分に休憩エリアを作れば、スペースを有効に活用できると思うけど、どうかな?
いきなり言われても分からんよね。よし、ならば今すぐに作ってやろう、戻すのならすぐにできるから、体験あるのみだ!
思ったより好評で、映像を監視するのに動くラインをしっかり決めて、四半球の中心に作った休憩エリアからでも、俺の部屋のシステムを流用すれば、立体投影で気になる部分を拡大可能だと思うぞ!
もうね、みんなが目をキラキラさせるから、調子こきました! この日使ったDPは、建物に使用する量としては、過去最大だった。作ったり壊したりを繰り返したので、1億DPくらい使っちゃいました、てへぺろ!
妻たちに話したら、軽く怒られました。DP錬金をして使った分を補充しています。妻たちが怒ったのは、DPの無駄遣いではなく、監視室を拡大したことにより、周りからの苦情があった事に怒っていたのだ。すいませんでした!
『何アンタ、思い付きで1億DPも消費したのに、もう補充し終わってるんですけど!』
と、半分笑いながら、チビ神が念話を飛ばしてきた。
ちょっとそこの君、改善してほしいところは何かあるかい?
ん~全体的にこの部屋を広くしてほしいのか? 具体的にはどのくらい? 今の倍? それは体積・面積・一辺の長さどれだい? 一辺の長さね。オーケー、問題ないけど、体積にしたら8倍になるけど大丈夫なのか?
それには考えがある? 立体的に作ってほしいのね。他には、俺の執務室や指令室にある、超ハイテクなシステムも欲しいって、設定が面倒だろうけど頑張ろうじゃないか! 専用の手袋とか使って、反応するようにしておけば、誤作動は減るよね。
システム自体を組み込むのは問題ないけど、さすがにすぐにとはいかないな。しばらく実験する時間が欲しいから、立体投影なんかは待ってほしい。多分、VRゴーグルのような物であれば、すぐにでも用意できるけど……あれはいらないよね。
分かった。近日中に何とかするから、今日は環境の整備を重点的にいじろうと思うけど、いいかな?
おっと、そこの君もちょっと来てくれ。他には何かないか? お菓子の自販機みたいなのが欲しい? ブラウニーたちが色々作ってくれてるだろ、それじゃダメなのか?
ブラウニーたちの作ってくれるお菓子が美味しいのは当然だけど、自分の気分で食べたいものを選びたちと気もあるって……確かに、言いたいことは分かるな。
じゃぁ、こういうのはどうだ。ブラウニーたちには、自由にお菓子を作ってもらって、自販機のようなものに入れてもらい、自分たちで好きなのを選べるようにするとか……注文制にしてみるとか……これは、ブラウニー無しで話し合うのは、良くないな。
ということで、ブラウニーの1人を捕まえた。
基本的には、料理や掃除など、家事を任せてくれるなら、どんなお菓子でも作ります? それは、お前だけじゃなくて、他のみんなもか? あ~当然なのね。じゃぁさ、お菓子工場を作って、自由に商品開発できる場所はどうだ。
もちろん、普通のお菓子も作ってもらうが、試作品をスプリガンのみんなに食べてもらい、評価を貰えるようなシステムは良くないか? 自販機には、試作品の旨を書いておけば、気になれば買うだろ? 買われなければ、見た目などに問題があるってことが分かるんじゃないか?
了解、そこはブラウニー専用マイワールドに、自由に使えるお菓子工場を設置しよう。休みの日でも、気分次第で使ってもいいぞ! 普通の料理も作りたいって、ならば大型ドームにキッチンを多数用意してやろうではないか!
もうね、ノリと勢いですべてを決めています。ブラウニーもスプリガンも、俺の生活のかなめになっているので、ここぞとばかりに色々なモノを準備した。
すぐに準備できるのは、お菓子を販売する自販機だろう。機械で作ると、こういうのが欲しいじゃあ作ります……とはいかない、色々試作をしないといけないですし、プログラムや細部の動きなども、考えることはいくらでもある。
だが、クリエイトゴーレムを持っている俺に不可能は無い。
まずは、腐敗防止と呼んでいる、状態変化防止エンチャントがされた、クリアメタルを使った箱を大量に用意します。商品ケースになる物ですね。
商品補充側と購入側が対面になっており、その部分が蓋になっていて、補充も購入も簡単にできる仕組みです。でも購入側は、番号で商品を選び、その商品をゴーレムアームが取り出して、購入者へ届く形だ。
40種類ほど展示できる自販機と、200種類ほど展示できる販売機を準備した。
少ない方は試作品専用で、大きい方はレギュラーのお菓子を販売するために準備している。興味を持ったブラウニーたちに説明すると、収納の箱の中にしまっていた、作り置きしているお菓子を並べ始めた。試作品の方も埋まっているのは、ブラウニーたちの研鑽のおかげだろう。
そして、スプリガンの皆さんは、展示されたお菓子を見ているだけでも楽しいのか、ワーキャー言っている。見るだけじゃなくて、食べてもいいんだぞ。ほら、お手本だ。
そう思い、俺はケーキのモンブランの番号を選択して、ゴーレムアームが動いている様子を見て、更に騒ぎが大きくなった。出てきたモンブランを一口食べる……ウマーーーーイ!
食べて良いことが分かると、スプリガンの皆さんが列を作り、どんどんと購入していく。1人で何種類も一気に購入はダメですよ~、最大で2つまででお願いします。食べたらまた購入に来てください。
ふ~ブラウニーたちと目を合わせると、いい仕事をしてくれた! といった感じで、親指をグッと立てて俺の方へ突き出してきていた。
この間に俺は、スプリガンの皆さんが働く監視室を大きくする。何人かから話を聞いたところによると、映像の映し出せる画面は、とにかく大きくしてもらいたいのだとか。
でもさ、そうすると上の方が見えなくない? と思ったが、何とスプリガンの皆さん、ブラウニーたちと同じように飛ぶことができるそうなのです。
なので、画面を大きくして、沢山映像を映し出しておき、自分たちで移動しながら気になる映像を、精査組に伝える、という流れを作りたいそうなのだ。
そうなると、前面の壁を四半球型にしてはどうかな? 飛べるなら半球でも、球体でもいいんだけど、別々の部屋にするのは微妙だろ? だから四半球はどうかな? 中心の部分に休憩エリアを作れば、スペースを有効に活用できると思うけど、どうかな?
いきなり言われても分からんよね。よし、ならば今すぐに作ってやろう、戻すのならすぐにできるから、体験あるのみだ!
思ったより好評で、映像を監視するのに動くラインをしっかり決めて、四半球の中心に作った休憩エリアからでも、俺の部屋のシステムを流用すれば、立体投影で気になる部分を拡大可能だと思うぞ!
もうね、みんなが目をキラキラさせるから、調子こきました! この日使ったDPは、建物に使用する量としては、過去最大だった。作ったり壊したりを繰り返したので、1億DPくらい使っちゃいました、てへぺろ!
妻たちに話したら、軽く怒られました。DP錬金をして使った分を補充しています。妻たちが怒ったのは、DPの無駄遣いではなく、監視室を拡大したことにより、周りからの苦情があった事に怒っていたのだ。すいませんでした!
『何アンタ、思い付きで1億DPも消費したのに、もう補充し終わってるんですけど!』
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