1,781 / 2,518
第1781話 キノコ狩り
しおりを挟む
ダンジョン農園にしようかと思ったが、キャンプエリアに山を追加して、そこにキノコが自生するように設定した。作ったばかりの山でも、ダンジョンマスターの作成した山だ。初期設定でキノコが生えているので、それを取りに行こうか。
追加でキノコの他に、山菜も取れるように生やしている。秋に取れる山菜だけでなく、季節に関係ない山菜も採れるようにしている。
ウルたちは、山歩き用の服に着替えており、何故かマジックハンドを持って、カチャカチャやった遊んでいる。シンラたちは羨ましそうに、姉たちを見ていた。お前たちにはまだ早い、もうちょっと大きくなってからな。
子どもたちには前情報を与えずに、思うままに色々と採集してほしい。収穫もそうだが、食べる物を自分の力で得る……という経験をしてもらいたいのだ。
日本では、スーパーに並んでいる状態が当たり前だったため、本当の形やどうやって実っているのかを知らない子どもが多いのだ。
よく食べられるもので言えば、バナナがどうやって実っているのか、知らない子どもは多いだろう。店で売られているバナナは、沢山ある房の中から数本に切られて販売されている。本来バナナは、一房に何十本と実っており、その房が十数個連なって実っているのだ。
出荷されるときのバナナの色は緑であり、輸送中に熟れて黄色に変わっていくのだ。そしてバナナは、繋がっている部分を下にして、上に向かって実るものだ。そら豆やオクラと一緒で、空に向かって大きくなる。
都市伝説では、魚は切り身のまま泳いでいる、と思っている子どもも中にはいるらしい。切り身から、どんな魚かを想像できないのは分かるが、さすがに魚の形状くらいは知っているだろうと俺は考えている。
話がそれた。今何が言いたいのかといえば、自分が常識だと思っていても常識でないことは多々ある。子どもたちには、知らないことを知ってほしい、というのが今回のポイントだ。
今ので思い出したが、調理実習のときに「米を研いで」と言って、「研ぐ」の意味が分からず、聞き返しててきた同級生に洗ってほしいと言ったら、洗剤で洗い始めたんだよな。慌てて止めたけど、時すでに遅し……先生に怒られた記憶がある。
普段、キッチンには近付かないか、両親が忙しく外食などが多かったり、親が料理をしていなければ、研ぐの意味が分からないのは理解したが、洗う=洗剤を使う……という思考に辿り着いたのには頭を抱えたな。
食べ物、口に入るものに洗剤って……普通は考えられんよな。無知って本当に怖い。
そもそも、今のお米は精米技術が進歩しているおかげで、昔みたいに米同士を擦り付けて研ぐ必要はなくなっているんだよね。
それはさておき、上の子たちは一定間隔を空けて、斜面を見つめ登っている。キノコがどういうところに生えやすいのかを、知らないため隅から隅まで探しているのだ。落ち葉などを栄養としているキノコは、腐葉土なら大体どこにでも生えるけどな。
一番わかりやすいのは、倒木や切り株で少し朽ちている物の近くかな? 木の子という字からきているとも言われ、木の近くになり栄養を貰って育つものもいる。何でもいいわけではなく、有名なところでは、アカマツの近くに生える松茸だろう。
倒木を栄養として育つので知られているのは、椎茸だろうか? あれは、ナラ類・クヌギなどに、ドリルで穴をあけ駒菌を植菌して、木から椎茸が生えてきている写真などを、見たことがあるだろう。
どこにでも生えるタイプの物は、意識して探そうとすると大変なので、見つけたら取っていく方が俺はいいと思う。そのために、色々カスタマイズしているんだからな!
第一発見者は、以外にもシンラだ。ライラに抱かれ山を歩いていると、急に指を指してあっちというので、行ってみたらキノコが生えていたのだ。良く見えたな。
それに触発され、姉たちが更に真剣に探し始めた。色々見つけ始め、中には毒キノコもあるが、今は指摘せずにそのままだ。後で、鑑定の力も借りて分別すればいいだろう。まずは、楽しんでほしい。
そろそろ、松茸エリアだな。声をかけて、地面から少しだけ頭を出している物もあるから、注意して探すように言う。落ち葉とかの下にも隠れていることがあるから、不自然に膨らんでいたらそこにあるかもしれない。
松茸をはじめに見つけたのは、キリエだった。次点でエレノア、アリス、チェルシーの順だ。全員がシアンスロープだった。嗅いだことの無い匂いがして、出どころを探ったら松茸があったと。
それを聞いた姉たちは、身体強化で重点的に鼻……嗅覚を強化し始めた。
えっ!? 慌ててミリーたちの方を向いた。そうすると、姉たちの母親三人は、こめかみのあたりをポリポリと掻いていた。こんなことまで教えていたんだな。きちんと制御できるように、訓練してるんだよな?
そこは問題ない? 何かあってからじゃ遅いから、注意するんだぞ。
嗅覚を強化したことにより、上の子4人は松茸を見つけることができたようだ。
その後は、気になっていたタラの芽を取ったり、むかごを見つけ自然薯を掘ったりして時間が過ぎていく。
これだけだと、キノコの種類が限られてしまうので、菌床栽培しているキノコも収穫に向かう。これは、ダンジョン農園の一角にある専用の施設で、湿度に温度管理、光源もきっちりと管理されている場所だ。
畑エリアでも、キノコを栽培しているが、主に椎茸が中心である。温度や湿度の管理もしなければならないので、色々試しているが畑エリアでは、上手く育っていない。椎茸以外で唯一成功したのが、マッシュルームだった。
理由は不明だが、菌床を用意して菌を植え付けて放置しておいたら、出来てしまったらしい。他にも何十と試してみたが、何故かマッシュルームだけが上手くいっていた。
ダンジョン農園で収穫するのは、個人的に一番好きなエリンギだ。特に豚肉と一緒に痛めて、豚キムチとかにしたものが好きだ。歯ごたえも良く、味も染み込みうまうまである!
他には、マイタケ、シメジなどを採取した。
子どもたちは、楽しそうだな。ウルたちもそうだが、下の子たちが予想以上に楽しんでいた。シンラは手伝ってもらって取った、エリンギを離さずにずっと持っている。目の前で調理してやらないと、怒るかもな。
今から、さっき取った椎茸と松茸を焼いて食べる! 炭火焼だぞ!
追加でキノコの他に、山菜も取れるように生やしている。秋に取れる山菜だけでなく、季節に関係ない山菜も採れるようにしている。
ウルたちは、山歩き用の服に着替えており、何故かマジックハンドを持って、カチャカチャやった遊んでいる。シンラたちは羨ましそうに、姉たちを見ていた。お前たちにはまだ早い、もうちょっと大きくなってからな。
子どもたちには前情報を与えずに、思うままに色々と採集してほしい。収穫もそうだが、食べる物を自分の力で得る……という経験をしてもらいたいのだ。
日本では、スーパーに並んでいる状態が当たり前だったため、本当の形やどうやって実っているのかを知らない子どもが多いのだ。
よく食べられるもので言えば、バナナがどうやって実っているのか、知らない子どもは多いだろう。店で売られているバナナは、沢山ある房の中から数本に切られて販売されている。本来バナナは、一房に何十本と実っており、その房が十数個連なって実っているのだ。
出荷されるときのバナナの色は緑であり、輸送中に熟れて黄色に変わっていくのだ。そしてバナナは、繋がっている部分を下にして、上に向かって実るものだ。そら豆やオクラと一緒で、空に向かって大きくなる。
都市伝説では、魚は切り身のまま泳いでいる、と思っている子どもも中にはいるらしい。切り身から、どんな魚かを想像できないのは分かるが、さすがに魚の形状くらいは知っているだろうと俺は考えている。
話がそれた。今何が言いたいのかといえば、自分が常識だと思っていても常識でないことは多々ある。子どもたちには、知らないことを知ってほしい、というのが今回のポイントだ。
今ので思い出したが、調理実習のときに「米を研いで」と言って、「研ぐ」の意味が分からず、聞き返しててきた同級生に洗ってほしいと言ったら、洗剤で洗い始めたんだよな。慌てて止めたけど、時すでに遅し……先生に怒られた記憶がある。
普段、キッチンには近付かないか、両親が忙しく外食などが多かったり、親が料理をしていなければ、研ぐの意味が分からないのは理解したが、洗う=洗剤を使う……という思考に辿り着いたのには頭を抱えたな。
食べ物、口に入るものに洗剤って……普通は考えられんよな。無知って本当に怖い。
そもそも、今のお米は精米技術が進歩しているおかげで、昔みたいに米同士を擦り付けて研ぐ必要はなくなっているんだよね。
それはさておき、上の子たちは一定間隔を空けて、斜面を見つめ登っている。キノコがどういうところに生えやすいのかを、知らないため隅から隅まで探しているのだ。落ち葉などを栄養としているキノコは、腐葉土なら大体どこにでも生えるけどな。
一番わかりやすいのは、倒木や切り株で少し朽ちている物の近くかな? 木の子という字からきているとも言われ、木の近くになり栄養を貰って育つものもいる。何でもいいわけではなく、有名なところでは、アカマツの近くに生える松茸だろう。
倒木を栄養として育つので知られているのは、椎茸だろうか? あれは、ナラ類・クヌギなどに、ドリルで穴をあけ駒菌を植菌して、木から椎茸が生えてきている写真などを、見たことがあるだろう。
どこにでも生えるタイプの物は、意識して探そうとすると大変なので、見つけたら取っていく方が俺はいいと思う。そのために、色々カスタマイズしているんだからな!
第一発見者は、以外にもシンラだ。ライラに抱かれ山を歩いていると、急に指を指してあっちというので、行ってみたらキノコが生えていたのだ。良く見えたな。
それに触発され、姉たちが更に真剣に探し始めた。色々見つけ始め、中には毒キノコもあるが、今は指摘せずにそのままだ。後で、鑑定の力も借りて分別すればいいだろう。まずは、楽しんでほしい。
そろそろ、松茸エリアだな。声をかけて、地面から少しだけ頭を出している物もあるから、注意して探すように言う。落ち葉とかの下にも隠れていることがあるから、不自然に膨らんでいたらそこにあるかもしれない。
松茸をはじめに見つけたのは、キリエだった。次点でエレノア、アリス、チェルシーの順だ。全員がシアンスロープだった。嗅いだことの無い匂いがして、出どころを探ったら松茸があったと。
それを聞いた姉たちは、身体強化で重点的に鼻……嗅覚を強化し始めた。
えっ!? 慌ててミリーたちの方を向いた。そうすると、姉たちの母親三人は、こめかみのあたりをポリポリと掻いていた。こんなことまで教えていたんだな。きちんと制御できるように、訓練してるんだよな?
そこは問題ない? 何かあってからじゃ遅いから、注意するんだぞ。
嗅覚を強化したことにより、上の子4人は松茸を見つけることができたようだ。
その後は、気になっていたタラの芽を取ったり、むかごを見つけ自然薯を掘ったりして時間が過ぎていく。
これだけだと、キノコの種類が限られてしまうので、菌床栽培しているキノコも収穫に向かう。これは、ダンジョン農園の一角にある専用の施設で、湿度に温度管理、光源もきっちりと管理されている場所だ。
畑エリアでも、キノコを栽培しているが、主に椎茸が中心である。温度や湿度の管理もしなければならないので、色々試しているが畑エリアでは、上手く育っていない。椎茸以外で唯一成功したのが、マッシュルームだった。
理由は不明だが、菌床を用意して菌を植え付けて放置しておいたら、出来てしまったらしい。他にも何十と試してみたが、何故かマッシュルームだけが上手くいっていた。
ダンジョン農園で収穫するのは、個人的に一番好きなエリンギだ。特に豚肉と一緒に痛めて、豚キムチとかにしたものが好きだ。歯ごたえも良く、味も染み込みうまうまである!
他には、マイタケ、シメジなどを採取した。
子どもたちは、楽しそうだな。ウルたちもそうだが、下の子たちが予想以上に楽しんでいた。シンラは手伝ってもらって取った、エリンギを離さずにずっと持っている。目の前で調理してやらないと、怒るかもな。
今から、さっき取った椎茸と松茸を焼いて食べる! 炭火焼だぞ!
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる