1,746 / 2,518
第1746話 疲れた
しおりを挟む
グルエルは、倒れた次の日に動けるようになり、奥さんに連行されるように、マイワールドにあるキャンプエリアに作ったコテージへ連れていかれた。ゲートの前には人造ゴーレムを配置しているので、グリエルが強引に帰ってこようとした場合には、止めるように指示している。
こういうときには、眠らない疲れを知らない人造ゴーレムは非常に便利である。
グリエルの代わりに庁舎で仕事を始めて4日目……グリエルたちの仕事量って、本当にすごいのだと思った。俺が慣れていないせいもあるのだろうが、俺の処理能力では通常の勤務時間では間に合わない。これは困ったことになったな。
ガリアも一緒になって残業をしてくれてのだが、ガリアの場合は俺とは違い仕事が終わらない、という訳ではない。全部の仕事をきっちり終わらせたうえで、俺が残した仕事の手伝いや明日以降の準備などをしている。
ガリアには、俺はトップとしていてくれるだけでいいので、仕事は今までやっていた報告書の最終処理をしてくれればいいと言うが、自分からやると言った以上、途中で投げ出すことはできない。俺に付き合っていると、奥さんに愛想つかされるから先に帰っていいぞ。
なかなか帰らなかったが、後は1人で片付けられる量になったので、強引に命令して返した。
1人になって、言葉を交わす相手がいなくなったので、少しだけペースアップ。ガリアが手伝ってくれていたときに比べれば、圧倒的なペースダウンだけどな!
1時間ほどかけて、今日の分を処理し終えた。
本当は良くないのだが、庁舎から俺の家までの移動時間がもったいないので、ゲートを使って行き来している。
すでに夕食の時間は終わっている。20時過ぎか、ブラウニーたちに頼み、食事を準備してもらっている。
食堂にあるテレビをつけて、ランダムで日本の情報系番組以外を流しているチャンネルに合わせる。基本的には、お笑いだったり競い合うようなものだったり、歌番組などが多いチャンネルだ。
今の時間は、歌番組のようだ。名前だけ聞くと中高生の親が心配するようなユニット名なのだが、日本ではすごい人気があるみたいだな。うむ、この歌の声は病みつきになる。
俺って、歌手は関係なくて歌声によって好き嫌いが激しいんだよね。同じアーティストでも、聞ける曲と聞いていられない曲があったりするからね。このユニットは、当たりのような気がする!
夕食を食べながら歌番組を見ていると、数が多すぎて誰が誰だか分からないグループや、ダンスパフォーマンスのすごいグループも出て来た。
そこで思ったことがある。グループでダンスがメインのメンバーは、レコーディングのときって何をしているんだろうか? 歌わないけど、レコーディングスタジオにいたりするのだろうか? それとも邪魔だから、違う仕事をしているのだろうか?
ん~歌っている人がボイストレーニングをしたり、曲に合わせて歌いこんだりしているのは聞いたことがあるけど、ダンスパフォーマンスの人は、ずっとダンスの練習をしてるのかな? 教室の講師とかして、収入を得ているのだろうか?
俺には全く想像の付かない世界だな。
半分程食べ終わったころに、娘たちが食堂へ来た。ホカホカしているのが分かるので、お風呂に入っていたのだろう。
近寄ってきて「お帰り」と声をかけてくれたので、頭を撫でて「ただいま」と返した。
3人とも目を細めて気持ち良さそうな顔をしている。ネコか!
近くにいて羨ましそうな顔をしていたウルを近くに呼んで、ミーシャたちと同じように撫でる。恥ずかしがっているが、嫌がってはいないことが分かる。
まだ4日だが遅く帰ってくる俺に呆れて、子どもたちが離れていかないか心配である。
おや? 入口の方が騒がしいな。
扉が開かれると、ダダダダダッ! と聞こえてきそうな勢いでシンラがハイハイしてきた。立って歩くとハイハイよりまだ遅いので、早く移動したい場合はハイハイで来るんだよな。
抱き上げて膝の上に置くと満足したのか、スコ座りっぽい体勢になって一息ついている。
相変わらずお前さんはおっさんクサイな。妙に達観しているところなんか特にな。
お前は何で急いで俺のとこまで来たんだ? プラムたちに追われている、という訳ではなさそうだが、急ぐ理由でもあったのか?
聞いたところで答えねられないよな。
大人しくしているからまだいいけど、まだ食事を食べているから邪魔するなよ。
今日も飯が美味い! デザートのプリンを食べようとしたところで、先ほどまで大人しくしていたシンラがプリンを強請ってきた。
お前さんよ、しっかりと夕食食べたんだろ。お前が食べ過ぎるとシルキーたちに怒られるんだよ、俺がな!
ということで、シルキーさんシルキーさん、こやつに食べさせてもよろしいですかね?
しっかり動いているから少しなら問題ないってさ。今、お前の分を持って来てくれるから、少し待ってなさい。これは、俺のデザートなの!
ちゃっかり上の子たちも席について、プリンを待っていた。シンラとは違い、訓練などをしているから摂取カロリーが多少増えたところで、何の問題も無いのだろう。シルキーたちも許可しているから、俺が気にすることじゃないな。食べたら一緒に歯磨きに行くぞ。
たまごもミルクも高級というか、濃厚で美味しい物を使ってブラウニーたちの腕で調理されているから、極上と言っても過言ではない!
今度はシュークリームが食べたいな。できれば、ホイップクリームとカスタードクリームの2層仕立てでよろしくお願いしたい。
プリンを食べ終わったシンラが逃げようと暴れだしたので、小脇に抱えて洗面所へ向かう。
ほらほら、暴れないの。大人しくしないと時間がかかるんだからさ、少しは手加減してくれ。
逃げるなよ、今日は一緒に寝てやるから遠慮するな。
プラムたちの所に戻るくらいなら、俺の近くでいいと判断したのか大人しくなる。だけどな、甘いぞ。プラムたちはな、既に俺の部屋で待ってるからな。
部屋に入って2人の姿を確認した瞬間にシンラが、驚くほど素早い動きで俺の顔を見た。ハメたな! みたいな顔をしているが、俺は何もしてないぞ。知ってたけどな。それに俺の部屋でシンラが寝なければ、プラムたちも寝ないから結局一緒に寝ることになるぞ。
目が覚めると、シンラが俺の服を掴みくたばっていた。プラムたちに抱き枕にされているところから逃げようとして、失敗したようだな。途中で力尽きたみたいだ。シンラよ、哀れなり。
こういうときには、眠らない疲れを知らない人造ゴーレムは非常に便利である。
グリエルの代わりに庁舎で仕事を始めて4日目……グリエルたちの仕事量って、本当にすごいのだと思った。俺が慣れていないせいもあるのだろうが、俺の処理能力では通常の勤務時間では間に合わない。これは困ったことになったな。
ガリアも一緒になって残業をしてくれてのだが、ガリアの場合は俺とは違い仕事が終わらない、という訳ではない。全部の仕事をきっちり終わらせたうえで、俺が残した仕事の手伝いや明日以降の準備などをしている。
ガリアには、俺はトップとしていてくれるだけでいいので、仕事は今までやっていた報告書の最終処理をしてくれればいいと言うが、自分からやると言った以上、途中で投げ出すことはできない。俺に付き合っていると、奥さんに愛想つかされるから先に帰っていいぞ。
なかなか帰らなかったが、後は1人で片付けられる量になったので、強引に命令して返した。
1人になって、言葉を交わす相手がいなくなったので、少しだけペースアップ。ガリアが手伝ってくれていたときに比べれば、圧倒的なペースダウンだけどな!
1時間ほどかけて、今日の分を処理し終えた。
本当は良くないのだが、庁舎から俺の家までの移動時間がもったいないので、ゲートを使って行き来している。
すでに夕食の時間は終わっている。20時過ぎか、ブラウニーたちに頼み、食事を準備してもらっている。
食堂にあるテレビをつけて、ランダムで日本の情報系番組以外を流しているチャンネルに合わせる。基本的には、お笑いだったり競い合うようなものだったり、歌番組などが多いチャンネルだ。
今の時間は、歌番組のようだ。名前だけ聞くと中高生の親が心配するようなユニット名なのだが、日本ではすごい人気があるみたいだな。うむ、この歌の声は病みつきになる。
俺って、歌手は関係なくて歌声によって好き嫌いが激しいんだよね。同じアーティストでも、聞ける曲と聞いていられない曲があったりするからね。このユニットは、当たりのような気がする!
夕食を食べながら歌番組を見ていると、数が多すぎて誰が誰だか分からないグループや、ダンスパフォーマンスのすごいグループも出て来た。
そこで思ったことがある。グループでダンスがメインのメンバーは、レコーディングのときって何をしているんだろうか? 歌わないけど、レコーディングスタジオにいたりするのだろうか? それとも邪魔だから、違う仕事をしているのだろうか?
ん~歌っている人がボイストレーニングをしたり、曲に合わせて歌いこんだりしているのは聞いたことがあるけど、ダンスパフォーマンスの人は、ずっとダンスの練習をしてるのかな? 教室の講師とかして、収入を得ているのだろうか?
俺には全く想像の付かない世界だな。
半分程食べ終わったころに、娘たちが食堂へ来た。ホカホカしているのが分かるので、お風呂に入っていたのだろう。
近寄ってきて「お帰り」と声をかけてくれたので、頭を撫でて「ただいま」と返した。
3人とも目を細めて気持ち良さそうな顔をしている。ネコか!
近くにいて羨ましそうな顔をしていたウルを近くに呼んで、ミーシャたちと同じように撫でる。恥ずかしがっているが、嫌がってはいないことが分かる。
まだ4日だが遅く帰ってくる俺に呆れて、子どもたちが離れていかないか心配である。
おや? 入口の方が騒がしいな。
扉が開かれると、ダダダダダッ! と聞こえてきそうな勢いでシンラがハイハイしてきた。立って歩くとハイハイよりまだ遅いので、早く移動したい場合はハイハイで来るんだよな。
抱き上げて膝の上に置くと満足したのか、スコ座りっぽい体勢になって一息ついている。
相変わらずお前さんはおっさんクサイな。妙に達観しているところなんか特にな。
お前は何で急いで俺のとこまで来たんだ? プラムたちに追われている、という訳ではなさそうだが、急ぐ理由でもあったのか?
聞いたところで答えねられないよな。
大人しくしているからまだいいけど、まだ食事を食べているから邪魔するなよ。
今日も飯が美味い! デザートのプリンを食べようとしたところで、先ほどまで大人しくしていたシンラがプリンを強請ってきた。
お前さんよ、しっかりと夕食食べたんだろ。お前が食べ過ぎるとシルキーたちに怒られるんだよ、俺がな!
ということで、シルキーさんシルキーさん、こやつに食べさせてもよろしいですかね?
しっかり動いているから少しなら問題ないってさ。今、お前の分を持って来てくれるから、少し待ってなさい。これは、俺のデザートなの!
ちゃっかり上の子たちも席について、プリンを待っていた。シンラとは違い、訓練などをしているから摂取カロリーが多少増えたところで、何の問題も無いのだろう。シルキーたちも許可しているから、俺が気にすることじゃないな。食べたら一緒に歯磨きに行くぞ。
たまごもミルクも高級というか、濃厚で美味しい物を使ってブラウニーたちの腕で調理されているから、極上と言っても過言ではない!
今度はシュークリームが食べたいな。できれば、ホイップクリームとカスタードクリームの2層仕立てでよろしくお願いしたい。
プリンを食べ終わったシンラが逃げようと暴れだしたので、小脇に抱えて洗面所へ向かう。
ほらほら、暴れないの。大人しくしないと時間がかかるんだからさ、少しは手加減してくれ。
逃げるなよ、今日は一緒に寝てやるから遠慮するな。
プラムたちの所に戻るくらいなら、俺の近くでいいと判断したのか大人しくなる。だけどな、甘いぞ。プラムたちはな、既に俺の部屋で待ってるからな。
部屋に入って2人の姿を確認した瞬間にシンラが、驚くほど素早い動きで俺の顔を見た。ハメたな! みたいな顔をしているが、俺は何もしてないぞ。知ってたけどな。それに俺の部屋でシンラが寝なければ、プラムたちも寝ないから結局一緒に寝ることになるぞ。
目が覚めると、シンラが俺の服を掴みくたばっていた。プラムたちに抱き枕にされているところから逃げようとして、失敗したようだな。途中で力尽きたみたいだ。シンラよ、哀れなり。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる