1,736 / 2,518
第1736話 街のことについて
しおりを挟む
それにしても、壮観だな。
俺は娘たちのドッペルを連れて、街の中心にある冒険者ギルド兼庁舎兼領主館の屋上へ来ている。
ここに来れるのは、ここの代官になる人とその家族に、屋上の手入れをするメイドや執事くらいだろう。そして俺は、領主としてその権限を使い倒してここへきている。俺の物だからいつ来ても文句を言われる事はない!
っと、そんな話がしたいわけじゃなかった。
ここからだと、作っている街が一望できる。領主館と上水路しか建造物がないので、なんか寂しい感じがするのだが、計画的に作られた上水路は神秘的で美しかった。建物はないけど、グリエルが頑張ったであろう区画分けの溝も綺麗に整っていてなんか、すごかった。
娘たちも気に入ったようではしゃいでいたな、屋上が。景色に感動するのはまだ早い年頃かね?
娘たちも満足したようなので体へ戻ってもらい、俺は庁舎で報告を受けることにした。
ここでこの街における決まり事、法律みたいなものの説明を受けた。基本的にはディストピアや、ゴーストタウンと変わらないようだ。
違うとすれば、上水路があり街の見た目にも力を入れて作るようで、建築様式や建物の高さの指定があるそうだ。場所によって建てないといけない高さを決めるらしい。それはやり過ぎじゃないか? と思ったが、建築に関しては厳しく指定するので、住民の場合は申請があれば補助金を出すようだ。
住民じゃない者は? 想定しているのは、商人とか商会だけなので、建築できる財力がないならあきらめろ! ってことらしいぞ。冒険者は住人じゃないので家は作れないが、建物を貸し出す賃貸はあるようだ。
注意事項に、月1で部屋の状態確認があるというのには笑ったな。冒険者は粗暴な者が多いので、破損が多かったりするらしい。他にも不潔だったりすることもあるので、部屋を綺麗にしていないと修繕費を取られる上に、追い出されるのだとか。
この街に住む条件として、近くの銭湯と契約をする事という項目にも驚いたな。入れと強要することはないが、契約して金を払うのだから、銭湯を利用するようになるだろう、という目論見らしい。衛生状態にも影響があるから、清潔を心がけてもらいたいということだろう。
その銭湯も温泉が湧き続けているので、掃除の手間だけだったりするんだよね。そういうのは子どもでもできるので、休みの日の子どもたちの小遣い稼ぎとして、やらせるのもありなのでは? とグリエルが言っていた。
ちなみに、この街に入るための入場料は、銭湯代の1ヶ月分である。それでも普通の街の入場料よりかなり安く設定している。住民なら全員契約しているので給料からの天引きがあり、冒険者の場合は月初めの報酬から、強制的に徴収することを検討しているらしい。
上手くいくもんかね? と思わなくも無いが、グリエルたちが決めたのなら頑張ってくれ! という感じだな。
話が終わる頃に、ゼニスがやってきた。土木組も一緒だな。何があるんだ?
グリエルは、先立ってゼニスに見本となる商会の建物と、宿屋を作ってもらおうと呼んでいたらしい。俺の話が終わるのを待ってここに来たのだとか。
グリエルとゼニスは、何処に商会を建て宿屋を置くのか話し合い始めた。食料品店の配置は決まっており、その内観まで指定されていたので一切話には出てきていなかった。
一番いい立地に商会の建物を置き、宿屋はばらけて配置するのではなく、俺の商会の宿屋は集めて建てるようだ。集めて建てるけど、明確に用途を分けて作るんだとさ。松竹梅みたいにランク分けして、大部屋雑魚寝、中部屋でパーティー毎、1~2人用の個室みたいな感じを考えているようだ。
商売人たちには早い段階でいついてもらいたいと考えているようで、必要数までは優遇を考えているのだとか。
普通ならこんな状態の街で商売をしようとする人は多くない。本当に人が集まるのかも分からないし、商売として成り立つのかも分からない状況では、小規模な商会は普通来ないだろう。
だから必然的に来る可能性があるのは、大規模な商会かある程度まとまったお金を稼いで、商売を始めようとしている人たち位ではないか?
小規模な商会なら、店をかまえるより仕入れに来るのが普通だろう。ある程度大きな商会であれば、珍しいものなどをすぐに買えるように事務所を置くだろう。常に珍しい物が売りに出されるわけがないのだからな。
個人で商売を考えているのは、職人だったり飲食店、宿屋がメインとなるだろう。だから、早く来た者たちには優遇措置を検討しているようだ。初めのうちは客自体が少ないから、それでも商売をしてくれる貴重な人材を、守るための支援ということだな。
話し合いが終わったゼニスは、土木組を連れて商会の建物を建てる場所へ来ている。作るのは、中心にある冒険者ギルド兼庁舎兼領主館、いい加減長いな、何か良い呼び名は、塔でいいか。建物の外壁は丸く作られているので、塔と思えばそのように見えなくもない。
その塔を抜けば一番高く作れる15メートルで4階建てのビルのような物を作るそうだ。建築様式と言っていたが、実際は形と色の指定があるだけのようだ。
中心部は最大で15メートル、最低でも13メートルの建物を建てる必要がある。資金の無い商会はお呼びでないって感じだな。
この外側に兵士たちの寮や訓練施設、詰所、本部などが設置される。ここの高さは12~10メートルを想定している。
次に住宅エリアになるのだが、ここは中心に近い場所から高さが決まっており、9メートルが一番内側で外に向かって進むにつれて最低が4メートル。4メートルって豆腐建築で1階分と考えると高いけど、2階と考えると低すぎる、屋根裏部屋かな? それともロフトかな?
話を聞いていると堅苦しそうな街に思えて来たわ。
おぉ~土木組やりおるな。どんなふうに作っているかと思ったら、クリエイトゴーレムを使っていたんだよ。ドワーフたちもここまでうまくは使えないだろうな。小さい頃に覚えさせて訓練すれば、鉄骨(のような物)を曲げたりくっつけたりするのは朝飯前だな。
全員で手分けしてテキパキと動いていて、終わった部分に土魔法でコンクリートのような物をまとわりつかせていた。魔法でコンクリートのような物を再現したのか! しかも固まっている状態なので、作業の手が止まる事が無いな。
見る見るうちに2階部分まで完成。今日はここまでらしい。
土木組はこの後、1ヶ月で商会のビル、3階建ての宿屋を10、スーパー的建物を8、兵士たちに関係する建物、銭湯などを作って帰ってくることとなる。
俺は娘たちのドッペルを連れて、街の中心にある冒険者ギルド兼庁舎兼領主館の屋上へ来ている。
ここに来れるのは、ここの代官になる人とその家族に、屋上の手入れをするメイドや執事くらいだろう。そして俺は、領主としてその権限を使い倒してここへきている。俺の物だからいつ来ても文句を言われる事はない!
っと、そんな話がしたいわけじゃなかった。
ここからだと、作っている街が一望できる。領主館と上水路しか建造物がないので、なんか寂しい感じがするのだが、計画的に作られた上水路は神秘的で美しかった。建物はないけど、グリエルが頑張ったであろう区画分けの溝も綺麗に整っていてなんか、すごかった。
娘たちも気に入ったようではしゃいでいたな、屋上が。景色に感動するのはまだ早い年頃かね?
娘たちも満足したようなので体へ戻ってもらい、俺は庁舎で報告を受けることにした。
ここでこの街における決まり事、法律みたいなものの説明を受けた。基本的にはディストピアや、ゴーストタウンと変わらないようだ。
違うとすれば、上水路があり街の見た目にも力を入れて作るようで、建築様式や建物の高さの指定があるそうだ。場所によって建てないといけない高さを決めるらしい。それはやり過ぎじゃないか? と思ったが、建築に関しては厳しく指定するので、住民の場合は申請があれば補助金を出すようだ。
住民じゃない者は? 想定しているのは、商人とか商会だけなので、建築できる財力がないならあきらめろ! ってことらしいぞ。冒険者は住人じゃないので家は作れないが、建物を貸し出す賃貸はあるようだ。
注意事項に、月1で部屋の状態確認があるというのには笑ったな。冒険者は粗暴な者が多いので、破損が多かったりするらしい。他にも不潔だったりすることもあるので、部屋を綺麗にしていないと修繕費を取られる上に、追い出されるのだとか。
この街に住む条件として、近くの銭湯と契約をする事という項目にも驚いたな。入れと強要することはないが、契約して金を払うのだから、銭湯を利用するようになるだろう、という目論見らしい。衛生状態にも影響があるから、清潔を心がけてもらいたいということだろう。
その銭湯も温泉が湧き続けているので、掃除の手間だけだったりするんだよね。そういうのは子どもでもできるので、休みの日の子どもたちの小遣い稼ぎとして、やらせるのもありなのでは? とグリエルが言っていた。
ちなみに、この街に入るための入場料は、銭湯代の1ヶ月分である。それでも普通の街の入場料よりかなり安く設定している。住民なら全員契約しているので給料からの天引きがあり、冒険者の場合は月初めの報酬から、強制的に徴収することを検討しているらしい。
上手くいくもんかね? と思わなくも無いが、グリエルたちが決めたのなら頑張ってくれ! という感じだな。
話が終わる頃に、ゼニスがやってきた。土木組も一緒だな。何があるんだ?
グリエルは、先立ってゼニスに見本となる商会の建物と、宿屋を作ってもらおうと呼んでいたらしい。俺の話が終わるのを待ってここに来たのだとか。
グリエルとゼニスは、何処に商会を建て宿屋を置くのか話し合い始めた。食料品店の配置は決まっており、その内観まで指定されていたので一切話には出てきていなかった。
一番いい立地に商会の建物を置き、宿屋はばらけて配置するのではなく、俺の商会の宿屋は集めて建てるようだ。集めて建てるけど、明確に用途を分けて作るんだとさ。松竹梅みたいにランク分けして、大部屋雑魚寝、中部屋でパーティー毎、1~2人用の個室みたいな感じを考えているようだ。
商売人たちには早い段階でいついてもらいたいと考えているようで、必要数までは優遇を考えているのだとか。
普通ならこんな状態の街で商売をしようとする人は多くない。本当に人が集まるのかも分からないし、商売として成り立つのかも分からない状況では、小規模な商会は普通来ないだろう。
だから必然的に来る可能性があるのは、大規模な商会かある程度まとまったお金を稼いで、商売を始めようとしている人たち位ではないか?
小規模な商会なら、店をかまえるより仕入れに来るのが普通だろう。ある程度大きな商会であれば、珍しいものなどをすぐに買えるように事務所を置くだろう。常に珍しい物が売りに出されるわけがないのだからな。
個人で商売を考えているのは、職人だったり飲食店、宿屋がメインとなるだろう。だから、早く来た者たちには優遇措置を検討しているようだ。初めのうちは客自体が少ないから、それでも商売をしてくれる貴重な人材を、守るための支援ということだな。
話し合いが終わったゼニスは、土木組を連れて商会の建物を建てる場所へ来ている。作るのは、中心にある冒険者ギルド兼庁舎兼領主館、いい加減長いな、何か良い呼び名は、塔でいいか。建物の外壁は丸く作られているので、塔と思えばそのように見えなくもない。
その塔を抜けば一番高く作れる15メートルで4階建てのビルのような物を作るそうだ。建築様式と言っていたが、実際は形と色の指定があるだけのようだ。
中心部は最大で15メートル、最低でも13メートルの建物を建てる必要がある。資金の無い商会はお呼びでないって感じだな。
この外側に兵士たちの寮や訓練施設、詰所、本部などが設置される。ここの高さは12~10メートルを想定している。
次に住宅エリアになるのだが、ここは中心に近い場所から高さが決まっており、9メートルが一番内側で外に向かって進むにつれて最低が4メートル。4メートルって豆腐建築で1階分と考えると高いけど、2階と考えると低すぎる、屋根裏部屋かな? それともロフトかな?
話を聞いていると堅苦しそうな街に思えて来たわ。
おぉ~土木組やりおるな。どんなふうに作っているかと思ったら、クリエイトゴーレムを使っていたんだよ。ドワーフたちもここまでうまくは使えないだろうな。小さい頃に覚えさせて訓練すれば、鉄骨(のような物)を曲げたりくっつけたりするのは朝飯前だな。
全員で手分けしてテキパキと動いていて、終わった部分に土魔法でコンクリートのような物をまとわりつかせていた。魔法でコンクリートのような物を再現したのか! しかも固まっている状態なので、作業の手が止まる事が無いな。
見る見るうちに2階部分まで完成。今日はここまでらしい。
土木組はこの後、1ヶ月で商会のビル、3階建ての宿屋を10、スーパー的建物を8、兵士たちに関係する建物、銭湯などを作って帰ってくることとなる。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる