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第1704話 娘たちの活躍
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魔導列車に乗って出発したレイリーから連絡があった。
誰にも伝えてなかったようで、食料に関しては軍だけなら2ヶ月は行動できる分を、確保しているとの事だった。
難民などに分け与えるとなると、全然足りないので手配してほしいとのこと。食料に関してはすでに手配して、次の便で送ることを伝えた。足りなくなる前に連絡をしてくれれば、俺が運ぶから俺に直接連絡するように言い含めた。
とりあえず、これで当面の問題はないかな?
そうだ、追加で人員は送るのかな?
気になったのでグリエルに確認すると、送るつもりで検討していたら、最近出番が少なくなっている暗部が動きたいとの事で、俺に許可を求めてきた。
暗部って結構働いてなかったっけ? ちょっと前の戦争でも活躍してた気がするんだがな。本人たちが行きたいって言うなら許可を出すよ。裏方として動いていることがほとんどだったけど、表として活躍するのは大丈夫か?
それについては、陰からだけでは情報を得られない事もあるので、変装や冒険者になって色々な情報を集めていたりするので問題ないのだとか、結構いろんな事してんだな。
何かあったら呼んでくれ! 俺は一旦帰るぞ!
くつろいでいたダマたち聖獣を起こして家へ帰る事にした。
13時か、家に着くのは20~30分だからな。
「ダマ、グレン、シエル、お腹空いてるか?」
『空いてますが、戻るまでは大丈夫です』
それもそうか。屋台で買っても美味いけど、家に帰ればもっと美味いものがあるもんな。少し急ぎ足で帰るか。
仕事で帰る時間が分からないと連絡をしていたので、家に帰っても食事にありつく事が出来た。不注意によって食事の時間に遅れると、食事を出してもらえない事もあるので、連絡はしっかりとするように心がけているのだ。
食事を食べ終わる頃にミーシャたちが走って食堂へ入ってきた。何か用事でもあるのだろうか? と見ていたら、俺の方に走ってきたので俺に何かあるのだろう。
「「「とーたん、お手伝いする!」」」
……? ミーシャたちは何をお手伝いするのだろうか?
首をかしげていると、ミーシャたちを追ってきたウルが、
「3人とも、お父さんが何のことか分からなくて困ってるよ。何をお手伝いするのかを言わないと、伝わらないと思うよ」
ウル、ナイスだ!
ミーシャたちは、俺が仕事で帰ってくるのがいつもより遅くなることを知って、昼食を一緒に食べれないことを残念に思ってくれていたようだ。で、食事前にブラウニーたちが忙しく動いているのが気になって、何をしているのか聞いた所、俺からの依頼で食材の準備をしていることを聞いたのだとか。
料理とかだとお手伝いできないけど食材の準備ということは、野菜なんかの収穫なら手伝えるから! と、鼻息荒く話してくれた。
気持ちは嬉しいけど、俺・ウル・ミーシャ・スミレ・ブルムの5人で収穫したとしても、500人分の1食も収穫はできないんじゃないか? ダンジョン農園には収穫用の機械があるけど、娘たちにはまだ運転させられないしな。
そんな事を考えていると、妻たちがフルメンバーで食堂へ入ってきた。
どれだけ足しになるか分からないが、みんなが協力してくれるようだ。娘たちが収穫を手伝いたいと言ったから、みんなで手伝おうと準備をしていたようだ。
下の子たちにも、良い経験として畑に連れていこうと思っていると聞いた。本当にみんなで畑に行く事になった。
子どもたちは、ドリアードに指導してもらいながら、機械で採れない野菜などの収穫をしてもらうことになった。子どもたちの見守りということで、下の子たちの母親がミーシャたちについてくれいる。
残りの大人は、総出で機械を使っての収穫をする事になった。
ジャガイモは食材として優秀なので、ダンジョン農園には結構な広さでジャガイモが植えられている。誰が消費しているのかというと、従魔たちが好んでおやつに食べていたりする。もちろん調理してもらってだけどな。
他にも機械を使って収穫できる野菜を手分けして収穫していく。
出荷するわけじゃないので、薄皮等の処理はせずに綺麗に洗って土を落とす程度にしている。処理の手間は現地でお願いする。どうせ手が余っている時間があるんだから、その時間にでも処理をしてもらってくれ。
機械を使って収穫できる野菜は簡単なのだが、人の手で収穫しなければならない野菜はどうしても数が準備できないな。
どうにかして収穫を簡単にできない物だろうか? と夕食後に考えてみたが、思いつかなかった。
次の日も収穫をする! と、朝から意気込んでいる娘たちがいるので、俺も頑張るかな、と思っていたら、ミーシャたちは俺が思いつかなかった解決法で収穫の量を増やしていた。
軍の動きと報告書の確認をして家に戻り、ダンジョン農園に顔を出してビックリ。ミーシャたちが笛を吹きながら、何か指示を出している声が聞こえる。
ミーシャたちのいる畑へ行ってみると、カラフルな奴らが畝の間に陣取っていた。
ミーシャたちも昨日、自分たちだけでは限界があると思って、4人で相談した結果、スライムたちを使って収穫を手伝う、という方法を思いついたのだ。
俺の従魔たちは、子どもたちの言うことなら大体聞くからな。俺は遠い目をしてその様子を見ていた。
その様子を妻たちに見られ、苦笑されてしまった。
娘たちが機転を利かせてくれたおかげで、4日間で500人なら1年程活動できる位の食材を収穫できた。主食になる小麦と米は別に準備している。
4日間頑張ってくれた娘たちのために、今日の夜は収穫したばかりの食材を使ってバーベキューをする事にした。娘たちが最近はまっているソーセージも、色々な種類を準備してもらった。ピザにも使っているが、そこまで食えないよな。
後でブラウニーたちに注意をされてしまった。喜んでほしかったんだよ!
誰にも伝えてなかったようで、食料に関しては軍だけなら2ヶ月は行動できる分を、確保しているとの事だった。
難民などに分け与えるとなると、全然足りないので手配してほしいとのこと。食料に関してはすでに手配して、次の便で送ることを伝えた。足りなくなる前に連絡をしてくれれば、俺が運ぶから俺に直接連絡するように言い含めた。
とりあえず、これで当面の問題はないかな?
そうだ、追加で人員は送るのかな?
気になったのでグリエルに確認すると、送るつもりで検討していたら、最近出番が少なくなっている暗部が動きたいとの事で、俺に許可を求めてきた。
暗部って結構働いてなかったっけ? ちょっと前の戦争でも活躍してた気がするんだがな。本人たちが行きたいって言うなら許可を出すよ。裏方として動いていることがほとんどだったけど、表として活躍するのは大丈夫か?
それについては、陰からだけでは情報を得られない事もあるので、変装や冒険者になって色々な情報を集めていたりするので問題ないのだとか、結構いろんな事してんだな。
何かあったら呼んでくれ! 俺は一旦帰るぞ!
くつろいでいたダマたち聖獣を起こして家へ帰る事にした。
13時か、家に着くのは20~30分だからな。
「ダマ、グレン、シエル、お腹空いてるか?」
『空いてますが、戻るまでは大丈夫です』
それもそうか。屋台で買っても美味いけど、家に帰ればもっと美味いものがあるもんな。少し急ぎ足で帰るか。
仕事で帰る時間が分からないと連絡をしていたので、家に帰っても食事にありつく事が出来た。不注意によって食事の時間に遅れると、食事を出してもらえない事もあるので、連絡はしっかりとするように心がけているのだ。
食事を食べ終わる頃にミーシャたちが走って食堂へ入ってきた。何か用事でもあるのだろうか? と見ていたら、俺の方に走ってきたので俺に何かあるのだろう。
「「「とーたん、お手伝いする!」」」
……? ミーシャたちは何をお手伝いするのだろうか?
首をかしげていると、ミーシャたちを追ってきたウルが、
「3人とも、お父さんが何のことか分からなくて困ってるよ。何をお手伝いするのかを言わないと、伝わらないと思うよ」
ウル、ナイスだ!
ミーシャたちは、俺が仕事で帰ってくるのがいつもより遅くなることを知って、昼食を一緒に食べれないことを残念に思ってくれていたようだ。で、食事前にブラウニーたちが忙しく動いているのが気になって、何をしているのか聞いた所、俺からの依頼で食材の準備をしていることを聞いたのだとか。
料理とかだとお手伝いできないけど食材の準備ということは、野菜なんかの収穫なら手伝えるから! と、鼻息荒く話してくれた。
気持ちは嬉しいけど、俺・ウル・ミーシャ・スミレ・ブルムの5人で収穫したとしても、500人分の1食も収穫はできないんじゃないか? ダンジョン農園には収穫用の機械があるけど、娘たちにはまだ運転させられないしな。
そんな事を考えていると、妻たちがフルメンバーで食堂へ入ってきた。
どれだけ足しになるか分からないが、みんなが協力してくれるようだ。娘たちが収穫を手伝いたいと言ったから、みんなで手伝おうと準備をしていたようだ。
下の子たちにも、良い経験として畑に連れていこうと思っていると聞いた。本当にみんなで畑に行く事になった。
子どもたちは、ドリアードに指導してもらいながら、機械で採れない野菜などの収穫をしてもらうことになった。子どもたちの見守りということで、下の子たちの母親がミーシャたちについてくれいる。
残りの大人は、総出で機械を使っての収穫をする事になった。
ジャガイモは食材として優秀なので、ダンジョン農園には結構な広さでジャガイモが植えられている。誰が消費しているのかというと、従魔たちが好んでおやつに食べていたりする。もちろん調理してもらってだけどな。
他にも機械を使って収穫できる野菜を手分けして収穫していく。
出荷するわけじゃないので、薄皮等の処理はせずに綺麗に洗って土を落とす程度にしている。処理の手間は現地でお願いする。どうせ手が余っている時間があるんだから、その時間にでも処理をしてもらってくれ。
機械を使って収穫できる野菜は簡単なのだが、人の手で収穫しなければならない野菜はどうしても数が準備できないな。
どうにかして収穫を簡単にできない物だろうか? と夕食後に考えてみたが、思いつかなかった。
次の日も収穫をする! と、朝から意気込んでいる娘たちがいるので、俺も頑張るかな、と思っていたら、ミーシャたちは俺が思いつかなかった解決法で収穫の量を増やしていた。
軍の動きと報告書の確認をして家に戻り、ダンジョン農園に顔を出してビックリ。ミーシャたちが笛を吹きながら、何か指示を出している声が聞こえる。
ミーシャたちのいる畑へ行ってみると、カラフルな奴らが畝の間に陣取っていた。
ミーシャたちも昨日、自分たちだけでは限界があると思って、4人で相談した結果、スライムたちを使って収穫を手伝う、という方法を思いついたのだ。
俺の従魔たちは、子どもたちの言うことなら大体聞くからな。俺は遠い目をしてその様子を見ていた。
その様子を妻たちに見られ、苦笑されてしまった。
娘たちが機転を利かせてくれたおかげで、4日間で500人なら1年程活動できる位の食材を収穫できた。主食になる小麦と米は別に準備している。
4日間頑張ってくれた娘たちのために、今日の夜は収穫したばかりの食材を使ってバーベキューをする事にした。娘たちが最近はまっているソーセージも、色々な種類を準備してもらった。ピザにも使っているが、そこまで食えないよな。
後でブラウニーたちに注意をされてしまった。喜んでほしかったんだよ!
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