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第1667話 どうしたシンラ?
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チビ神が企画した乱痴気騒ぎが終わってから、1週間が経過した。
3日間の連戦で俺はかなり疲弊していたようで、今日まであまり行動的では無かったな。初めの3日は、ベッドの上でゴロゴロしたりソファーでダレており、ブッ君で小説を読む事すらしていなかった。部屋から出るのは、お風呂とトイレだけだったな。
2日目からは、あまりに心配で妻と娘たちが代わる代わる俺の部屋に来て、一緒に食事をとっている。4日目からは食堂へ行くようになったが、家から出る事もなく娘たちの部屋に行く事もなく、自分の部屋で過ごしていた。
そのあたりから小説を読み始めたっけな? それでもゲームはなんでかしなかったんだよな。だからと言って何もないけど、やる気にならなかったんだよね。
さて、1週間かけて何とか元気を取り戻した俺は今、シンラにめっちゃ怒られてる。言葉になってないのでなんて言っているのか分からないが、心底怒っているというのは理解できた。
痛くないんだが、俺の膝や太ももをバシバシ叩くのは止めてくれよ。
わかったわかった。何が食いたいんだ? おやつじゃないのか? じゃあなんだ?
誰か通訳してくれ。シンラも単語であれば並べて話すのだが、あまりにも怒っているせいか言葉になってないんだよね。そんな中で、ウルが俺の近くに来て、怒っている理由を教えてくれた。
シンラがこんなに怒っている理由は、俺が1週間も現れなかったせいで……いや、俺の後ろで母親たちに抱きかかえられているプラムとシオンの所為なんだけどな、俺がいる時は、2人から解放されるのに会いに来なかったせいで、大変な思いをしたらしいと。
え~、ちょっと前まで悟ったような顔をしてたのに、しばらく回避できてたからって、俺に怒りをぶつけるのは止めてくれよ。
そしてピーチたちよ、下の娘たちを解放しないでくれ、シンラが俺の膝の上にいる時は、退けと言わんばかりに俺に頭突きをしてくるんだよ。
次第にぶつけてくる頭が痛くなるのか、めっちゃ大きな声で泣くんだよ。俺がいじめているみたいじゃないか。毎回泣くんだから、娘たちを解放するのは止めてくれ。
そんなときは、姉たちの出番だな! ミーシャたちにプラムたちを回収してもらい、泣く前に何とかなった。
そんな中でもシンラは、俺に怒りをぶつけてプンスカしている。そんなにプンスカするなら膝から降りればいいのに、と思い移動させようとすると、もう抵抗をみせるのだ。その抵抗をプラムたちにしてみたらどうだ?
俺の考えを察知したのか、バッと俺の方を振り向き、全力で首を振ってきた。
お前たまに鋭いな。それを使ってプラムたちを回避できないものかね?
ん? 何だ? それが……できる、なら……俺に……ぶつけてない、かな?
そういう部分は女の子の方が強いのかね?
プラムたちはお姉ちゃんたちが連れてったから、俺の膝の上にいる必要はないんじゃないか? しかも、座り心地をよくするために、スライムも連れてきて座る必要あんのか?
とりあえず、満足するまでここに居座るんだろうな。片手でシンラの相手をしながら、もう片手で小説を読み始めている。
いつものパターンなら、後30分もすれば疲れて寝るからそしたら回収してもらって、子ども部屋のベッドに連れて行ってもらおう。
それなりのページを読んだところで、俺の手で遊んでいるシンラの反応がなくなった。けど、お前はなんで抱き着いてるんだ?
回収してもらおうとしたが抱き着きがきつく、引きはがすことができなかった。こう見ると、シンラもプラムやシオンと同じ血を引いているんだとわかるな。
その様子を見た妻たちも笑っているから、同じような感想を持っているのだろう。
でもさ、プラムとシオンが抱き着き癖があるっていうとさ、どう考えても俺の血だよな? そこにシンラも加わったら、逃れられないよな?
それにミーシャたちも一緒に寝ると、俺に抱き着いてくるからな、俺の血なんだろうな。
近くにいたライラに聞いてみたら、抱き着くよりは、抱き着かれる方が好きですよね? と言われた。
確かに腕枕とかも好きだけど、何だろうな、腕枕してもらうのはもっと好きだったりするんだよな。
シンラが抱き着いているから、動く事もできないし起きるまでこのままかな。飲み物とかは近くにいる妻の誰かが準備してくれるから問題ないな。
たまに抱き着かれている手でお腹をコチョコチョしていると、体をよじったりするのだが手を放すこともなく起きる事もなく。
ん? シンラにつけているケットシーが近寄ってきて、俺の肩に乗ってニャーと鳴いた。ん? シンラに何かあるのか?
しばらくして、シンラに何があったのか分かった。大きい方をしたんだな。臭ってきたので気付いた。
しょうがないので、抱きついている手をお腹の下に入れて持ち上げて移動を開始する。
ん~確か上の子たちって、おトイレの練習始めたのって、今のシンラ位だったっけ?
多分アルバムを見ればわかるけど、そこまでする必要もないか? この年でも男と女って違うんかね? って、プラムたちもおトイレの練習はまだか? 起きてる時だけだったはずだし、起きてる時は初めてもいいかもな。
子ども部屋の隣にある、専用のトイレ兼シャワー室に到着。
強引に起こして泣かれたが、ケットシーが何とかしてくれたので、俺はちゃちゃっとシンラのお尻と息子も綺麗にしてあげた。
こんなのんびりした日が続くといいな。
3日間の連戦で俺はかなり疲弊していたようで、今日まであまり行動的では無かったな。初めの3日は、ベッドの上でゴロゴロしたりソファーでダレており、ブッ君で小説を読む事すらしていなかった。部屋から出るのは、お風呂とトイレだけだったな。
2日目からは、あまりに心配で妻と娘たちが代わる代わる俺の部屋に来て、一緒に食事をとっている。4日目からは食堂へ行くようになったが、家から出る事もなく娘たちの部屋に行く事もなく、自分の部屋で過ごしていた。
そのあたりから小説を読み始めたっけな? それでもゲームはなんでかしなかったんだよな。だからと言って何もないけど、やる気にならなかったんだよね。
さて、1週間かけて何とか元気を取り戻した俺は今、シンラにめっちゃ怒られてる。言葉になってないのでなんて言っているのか分からないが、心底怒っているというのは理解できた。
痛くないんだが、俺の膝や太ももをバシバシ叩くのは止めてくれよ。
わかったわかった。何が食いたいんだ? おやつじゃないのか? じゃあなんだ?
誰か通訳してくれ。シンラも単語であれば並べて話すのだが、あまりにも怒っているせいか言葉になってないんだよね。そんな中で、ウルが俺の近くに来て、怒っている理由を教えてくれた。
シンラがこんなに怒っている理由は、俺が1週間も現れなかったせいで……いや、俺の後ろで母親たちに抱きかかえられているプラムとシオンの所為なんだけどな、俺がいる時は、2人から解放されるのに会いに来なかったせいで、大変な思いをしたらしいと。
え~、ちょっと前まで悟ったような顔をしてたのに、しばらく回避できてたからって、俺に怒りをぶつけるのは止めてくれよ。
そしてピーチたちよ、下の娘たちを解放しないでくれ、シンラが俺の膝の上にいる時は、退けと言わんばかりに俺に頭突きをしてくるんだよ。
次第にぶつけてくる頭が痛くなるのか、めっちゃ大きな声で泣くんだよ。俺がいじめているみたいじゃないか。毎回泣くんだから、娘たちを解放するのは止めてくれ。
そんなときは、姉たちの出番だな! ミーシャたちにプラムたちを回収してもらい、泣く前に何とかなった。
そんな中でもシンラは、俺に怒りをぶつけてプンスカしている。そんなにプンスカするなら膝から降りればいいのに、と思い移動させようとすると、もう抵抗をみせるのだ。その抵抗をプラムたちにしてみたらどうだ?
俺の考えを察知したのか、バッと俺の方を振り向き、全力で首を振ってきた。
お前たまに鋭いな。それを使ってプラムたちを回避できないものかね?
ん? 何だ? それが……できる、なら……俺に……ぶつけてない、かな?
そういう部分は女の子の方が強いのかね?
プラムたちはお姉ちゃんたちが連れてったから、俺の膝の上にいる必要はないんじゃないか? しかも、座り心地をよくするために、スライムも連れてきて座る必要あんのか?
とりあえず、満足するまでここに居座るんだろうな。片手でシンラの相手をしながら、もう片手で小説を読み始めている。
いつものパターンなら、後30分もすれば疲れて寝るからそしたら回収してもらって、子ども部屋のベッドに連れて行ってもらおう。
それなりのページを読んだところで、俺の手で遊んでいるシンラの反応がなくなった。けど、お前はなんで抱き着いてるんだ?
回収してもらおうとしたが抱き着きがきつく、引きはがすことができなかった。こう見ると、シンラもプラムやシオンと同じ血を引いているんだとわかるな。
その様子を見た妻たちも笑っているから、同じような感想を持っているのだろう。
でもさ、プラムとシオンが抱き着き癖があるっていうとさ、どう考えても俺の血だよな? そこにシンラも加わったら、逃れられないよな?
それにミーシャたちも一緒に寝ると、俺に抱き着いてくるからな、俺の血なんだろうな。
近くにいたライラに聞いてみたら、抱き着くよりは、抱き着かれる方が好きですよね? と言われた。
確かに腕枕とかも好きだけど、何だろうな、腕枕してもらうのはもっと好きだったりするんだよな。
シンラが抱き着いているから、動く事もできないし起きるまでこのままかな。飲み物とかは近くにいる妻の誰かが準備してくれるから問題ないな。
たまに抱き着かれている手でお腹をコチョコチョしていると、体をよじったりするのだが手を放すこともなく起きる事もなく。
ん? シンラにつけているケットシーが近寄ってきて、俺の肩に乗ってニャーと鳴いた。ん? シンラに何かあるのか?
しばらくして、シンラに何があったのか分かった。大きい方をしたんだな。臭ってきたので気付いた。
しょうがないので、抱きついている手をお腹の下に入れて持ち上げて移動を開始する。
ん~確か上の子たちって、おトイレの練習始めたのって、今のシンラ位だったっけ?
多分アルバムを見ればわかるけど、そこまでする必要もないか? この年でも男と女って違うんかね? って、プラムたちもおトイレの練習はまだか? 起きてる時だけだったはずだし、起きてる時は初めてもいいかもな。
子ども部屋の隣にある、専用のトイレ兼シャワー室に到着。
強引に起こして泣かれたが、ケットシーが何とかしてくれたので、俺はちゃちゃっとシンラのお尻と息子も綺麗にしてあげた。
こんなのんびりした日が続くといいな。
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