1,626 / 2,518
第1626話 チビ神……
しおりを挟む
キャンプは1泊2日のつもりだったが、妻たちが入れ替わることで3泊4日になった。
その間にいろいろな料理を娘たちと作れて、俺的には大満足である。料理と呼んでいいのかという物もあったが、娘たちも喜んでいたので問題ない! 思ったよりホイル焼きが美味しかったためか、ウルたちが畑で作られている野菜に興味を持っていたので、今度一緒に行く約束をした。
バザールたちから連絡もなかったので、キャンプから帰ってきてからは庁舎の方に顔を出して仕事をしていた。
ダンジョンバトルが終わってから1週間、庁舎で仕事をしてからバザールのいる部屋に向かう。
そこには、人間フォームのバザールと綾乃がどてらを着てコタツに足を突っ込み、煎餅を食べながらテレビを見ていた。
「お? 主殿、久しぶりでござるな」
「シュウ、久しぶりじゃない。何かあったの?」
「それはこっちのセリフだよ。何かなかったか聞きに来たんだよ」
「あれからは、特に何もないでござるな。ダンジョンバトルの申し込みも無かったでござるし、神と思われる奴らからの干渉も確認できていないでござる。あっ、でも……」
「でも、の後はなんだよ?」
「チビ神がしつこくケーキの要求をしてくるでござる」
「俺に要求してももらえないからって、またバザールに要求をはじめたのか? お前のことだから、何度か渡してるんだろうな」
「ケーキで邪魔者がいなくなるでござるから、送らない理由は無いでござる。あのしつこいのの相手をするくらいなら、DPを使って追い払うでござるよ」
俺も甘い方ではあるが、奴が調子に乗らないように加減はしてるからな。
「今度、釘を刺しておくわ。可能なら物理的に刺してやりたいけどな」
『ちょっと! 何物騒なこと言ってんのよ! 寒気がするから何事かと覗いてみれば、こんな幼気な少女になんてことするつもりよ!』
バザールと綾乃の反応を見る限り、今回は2人にも聞こえているようだ。
「幼気な少女ね? やっと、自分のことをチビ神だと自覚したか」
『あっ! 今の無しね。消し去ったから、ノーカンよノーカン。てか何で、私に釘を刺すとかいう話になったのよ』
「お前が、俺に隠れてバザールにたかってたのを聞いたからな、どう懲らしめてやろうかと考えてたわけよ。それに、お前には十分渡してんだろ? そらなのに追加で要求とか、ふざけるなっての」
『何よ! それだけ稼いでるんだから、もっとこっちに回してくれてもいいじゃない!』
「だから、十分回してんだろ。何で追加で要求してんだよ」
『調子に乗って、同じ境遇の仲間にケーキやスイーツを出してたら、無くなっちゃったのよ。それに、あんたから送られてくるのが美味しいせいで、リピーターになっちゃったの! だから、半分はあなたの所為よ!』
「ふざけるな! 全部お前の見栄の所為じゃねえか! つか、今度バザールにたかったら、もう2度と送らねえからな。バザールも、無視しろ無視」
『分かったわ。今度からは、あんたにするわよ』
「俺は、たかるなっていいたいんだが?」
『せっかく、立場が上がってきたから、私についてきている子たちに分けてあげたいのよ。こんな境遇だったから、同じ境遇の子たちを見捨てられないの』
「シュウ、今回はこの神が言いたいことも分かるわ。立場や状況は違うけど、気持ちは痛いほど分かるわね。ブラウニーたちにお願いして、定期的に送る量を増やしてもらったら? あまり厳しくし過ぎると、四六時中声を聴くはめになると思うわよ」
綾乃は、気持ちが分かることと、四六時中これが聞こえるようになるかもしれないから、送る量を増やした方が良いと考えているみたいだ。
バザールは頷いているので、賛成のようだな。
「わかった。送る量を増やすから、それで対応しろよ。それと送ってやるんだから、その内見返りをくれよな。神が複数いるなら、なんとかなることもあんだろ? 期待しておくぞ」
『うっ……だけど、力がない神でも数が揃えば、出来ることは増えるわね。ちょっとそこらへんに詳しい神を引き込みたいから、上等な日本刀を1本くれないかしら?』
「話の意味が分からん」
チビ神が説明を始めた。
どうやら、神たちの力関係や何やらが詳しい奴がいるらしい。しかも、どこにも属していない自由な奴なのだとか。だけど、ランカーを何度も召喚しているし、今もランカーにこいつの召喚したダンジョンマスターがいるらしい。
そいつは、極度の武器マニアらしく、今は日本刀を欲しがっているのだとか。そいつに日本刀を渡せれば、力になってくれるだろうということらしい。
力もあるから、俺が望んでいるような特殊な召喚をできるようになるかもしれないだってさ。
うっし、なら奮発してやろう。上等な日本刀ではなく、最高の一振りを……妖刀・村正を召喚してやったわ。
チビ神には価値が分からなかったらしいが、武器マニアの神にはあれがどんなものか分かったらしい。あれの価値が分かるとは、やりおる。
そして、DP換算でいうと一番高かったものらしく、チビ神はかなり気に入られたらしい。そのおかげで協力してもらえるようになったようだ。俺の召喚枠を増やすために腐心してくれ!
チビ神との話も終わり、協力体制も築けた。ゆっくりしようと思ったら、綾乃が急に立った。
「私、休憩終わりだから行くね」
と、どっかに行ってしまった。ゴーレムなんかの開発の息抜きでここに来ていたらしい。ゲームをやってるんじゃないのか? とか思ったが、それは一昨日までの話だとか。昨日今日は、何かを思いついたのか、こもって何かしてるらしい。
バザールはバザールで、ここにいながら自分の農園のスケルトンに指示を出して、本体ではいろんなアーカイブを見て研究をしているようだ。
「ここにいても、することは無いと思うでござるよ? 娘さんたちと遊んで来たらどうでござるか?」
後ろからカリカリ聞こえると思ったら、健司がいた。マジで気付かなかったわ。ビビるから、隅っこで書かないでくれよ。
娘たちと畑に行く約束をしていたので、近々行ってみるか。
その間にいろいろな料理を娘たちと作れて、俺的には大満足である。料理と呼んでいいのかという物もあったが、娘たちも喜んでいたので問題ない! 思ったよりホイル焼きが美味しかったためか、ウルたちが畑で作られている野菜に興味を持っていたので、今度一緒に行く約束をした。
バザールたちから連絡もなかったので、キャンプから帰ってきてからは庁舎の方に顔を出して仕事をしていた。
ダンジョンバトルが終わってから1週間、庁舎で仕事をしてからバザールのいる部屋に向かう。
そこには、人間フォームのバザールと綾乃がどてらを着てコタツに足を突っ込み、煎餅を食べながらテレビを見ていた。
「お? 主殿、久しぶりでござるな」
「シュウ、久しぶりじゃない。何かあったの?」
「それはこっちのセリフだよ。何かなかったか聞きに来たんだよ」
「あれからは、特に何もないでござるな。ダンジョンバトルの申し込みも無かったでござるし、神と思われる奴らからの干渉も確認できていないでござる。あっ、でも……」
「でも、の後はなんだよ?」
「チビ神がしつこくケーキの要求をしてくるでござる」
「俺に要求してももらえないからって、またバザールに要求をはじめたのか? お前のことだから、何度か渡してるんだろうな」
「ケーキで邪魔者がいなくなるでござるから、送らない理由は無いでござる。あのしつこいのの相手をするくらいなら、DPを使って追い払うでござるよ」
俺も甘い方ではあるが、奴が調子に乗らないように加減はしてるからな。
「今度、釘を刺しておくわ。可能なら物理的に刺してやりたいけどな」
『ちょっと! 何物騒なこと言ってんのよ! 寒気がするから何事かと覗いてみれば、こんな幼気な少女になんてことするつもりよ!』
バザールと綾乃の反応を見る限り、今回は2人にも聞こえているようだ。
「幼気な少女ね? やっと、自分のことをチビ神だと自覚したか」
『あっ! 今の無しね。消し去ったから、ノーカンよノーカン。てか何で、私に釘を刺すとかいう話になったのよ』
「お前が、俺に隠れてバザールにたかってたのを聞いたからな、どう懲らしめてやろうかと考えてたわけよ。それに、お前には十分渡してんだろ? そらなのに追加で要求とか、ふざけるなっての」
『何よ! それだけ稼いでるんだから、もっとこっちに回してくれてもいいじゃない!』
「だから、十分回してんだろ。何で追加で要求してんだよ」
『調子に乗って、同じ境遇の仲間にケーキやスイーツを出してたら、無くなっちゃったのよ。それに、あんたから送られてくるのが美味しいせいで、リピーターになっちゃったの! だから、半分はあなたの所為よ!』
「ふざけるな! 全部お前の見栄の所為じゃねえか! つか、今度バザールにたかったら、もう2度と送らねえからな。バザールも、無視しろ無視」
『分かったわ。今度からは、あんたにするわよ』
「俺は、たかるなっていいたいんだが?」
『せっかく、立場が上がってきたから、私についてきている子たちに分けてあげたいのよ。こんな境遇だったから、同じ境遇の子たちを見捨てられないの』
「シュウ、今回はこの神が言いたいことも分かるわ。立場や状況は違うけど、気持ちは痛いほど分かるわね。ブラウニーたちにお願いして、定期的に送る量を増やしてもらったら? あまり厳しくし過ぎると、四六時中声を聴くはめになると思うわよ」
綾乃は、気持ちが分かることと、四六時中これが聞こえるようになるかもしれないから、送る量を増やした方が良いと考えているみたいだ。
バザールは頷いているので、賛成のようだな。
「わかった。送る量を増やすから、それで対応しろよ。それと送ってやるんだから、その内見返りをくれよな。神が複数いるなら、なんとかなることもあんだろ? 期待しておくぞ」
『うっ……だけど、力がない神でも数が揃えば、出来ることは増えるわね。ちょっとそこらへんに詳しい神を引き込みたいから、上等な日本刀を1本くれないかしら?』
「話の意味が分からん」
チビ神が説明を始めた。
どうやら、神たちの力関係や何やらが詳しい奴がいるらしい。しかも、どこにも属していない自由な奴なのだとか。だけど、ランカーを何度も召喚しているし、今もランカーにこいつの召喚したダンジョンマスターがいるらしい。
そいつは、極度の武器マニアらしく、今は日本刀を欲しがっているのだとか。そいつに日本刀を渡せれば、力になってくれるだろうということらしい。
力もあるから、俺が望んでいるような特殊な召喚をできるようになるかもしれないだってさ。
うっし、なら奮発してやろう。上等な日本刀ではなく、最高の一振りを……妖刀・村正を召喚してやったわ。
チビ神には価値が分からなかったらしいが、武器マニアの神にはあれがどんなものか分かったらしい。あれの価値が分かるとは、やりおる。
そして、DP換算でいうと一番高かったものらしく、チビ神はかなり気に入られたらしい。そのおかげで協力してもらえるようになったようだ。俺の召喚枠を増やすために腐心してくれ!
チビ神との話も終わり、協力体制も築けた。ゆっくりしようと思ったら、綾乃が急に立った。
「私、休憩終わりだから行くね」
と、どっかに行ってしまった。ゴーレムなんかの開発の息抜きでここに来ていたらしい。ゲームをやってるんじゃないのか? とか思ったが、それは一昨日までの話だとか。昨日今日は、何かを思いついたのか、こもって何かしてるらしい。
バザールはバザールで、ここにいながら自分の農園のスケルトンに指示を出して、本体ではいろんなアーカイブを見て研究をしているようだ。
「ここにいても、することは無いと思うでござるよ? 娘さんたちと遊んで来たらどうでござるか?」
後ろからカリカリ聞こえると思ったら、健司がいた。マジで気付かなかったわ。ビビるから、隅っこで書かないでくれよ。
娘たちと畑に行く約束をしていたので、近々行ってみるか。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる