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第1571話 怪盗騒ぎ
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ウルたちが実は天才を越していた、とか思った次の日。
「ん? 何々、至急相談したいことがあるので、庁舎に来てほしい……珍しいな。電話や呼び出しじゃなく、メールで来るように言われたのは初めてかもしれない」
夕食も食べ終わり、下の子たちの様子をウルたちと見ていたら、突然タブレットから変な音が鳴って、慌てて内容を確認した。
そもそも、タブレットからあんな音が鳴るなんて、初めてでかなりビビったのだが、それ以上にメールで呼び出されたことに疑問を感じながら庁舎へ移動した。至急とのことだったので、マイワールド経由で移動している。
「……ということなんです」
到着するや否や、俺の部屋で待機していたグリエルに捕まり、事情を説明された。
数日前に報告にあった、ゴーストタウンでの怪盗騒ぎの続きの話らしい。ゴーストタウンはダンジョンの中にある街なので、ダンジョン内を監視できる能力と過去にさかのぼって、調べることができる能力の2つを使い、すぐに解決したものだと思っていた。
だけど、監視できているのにもかかわらず、3日間逃げられているらしい。
マジ意味わからん。監視室と魔導無線で連絡の取れる部隊が動いているのに、未だに捕まっていない理由が分からない。いくら俺だって、こんなに長い時間逃げ回るのは不可能だと思う。捕まえに来た兵士たちを全員ぶっ殺すとかしない限り、3日間なんて長い時間を逃げられるわけがない。
しかも、逃げ回っているだけではなく、今先ほど逃げているはずなのにゴーストタウンの大店へ、また盗みに入っていたようだ。マジでどういうこと?
「盗みに入られた大店によると、3日前くらいに今日の20時に盗みに入ると、予告状がきていたらしい。冒険者を雇い警戒を強めていたのに、捕まえることもできずにお金を盗まれたようです」
予告状を出すため、怪盗などと呼ばれている。どこぞの3世じゃあるまいし。
「それにしても、監視室と連絡を取りながら捕縛に向かっているのに、捕まえられないのかが謎だな」
監視装置で常に状況を見ていられるのに、何で捕まらないのか本当に意味が分からない。そして、
「今日の日付が変わる時間に、更に盗みに入るのか? そのターゲットになったのは、ゴーストタウンの領主館らしいです」
うをおおお、マジで意味が分からんから、情報を盛らないでくれ!
今さっきも言ったけど、捕まらない理由がマジでわからんのだ。盗みに入るのに予告状を出すのは構わないのだが、本当に捕まらない理由が分からん。
「捕縛しに向かった兵士たちと、監視室はしっかりと連絡を取り合っていたのですが、いる場所に誘導しても現場では、怪盗の姿が確認できないらしいのです」
姿が見えない? 透明化マントとか? 確かにそれなら姿が確認できない可能性はあるんだけど、連絡を取り合っている監視室の方からは、見えていたみたいなんだよな。ますますもって意味が分からんな。
「で、俺はそれを聞いてどうしたらいいんだ?」
「レベル的には高くないので、シュウ様にも捕縛に参加してほしいとの要請がありました」
一般の兵士では捕まえられる様子ではないので、俺が呼ばれたらしい。念のためにドッペルでの参加になるんだけどね。妻たちに話したら、何それ面白そう! と言って嫁の半数が参加することになった。
いったん監視室に集まり、姿や特徴なんかをみんなで共有する。
何か、日本人っぽく見えるのだが、ちょっと違う感じだ。クオーターかそれ以下の特徴が顔に出ているのかもしれないな。
予告の時間まで1時間ほどある。騒ぎを聞きつけた綾乃とバザールもドッペルで、この怪盗騒ぎに参加してきた。
「それにしても、現場の人間には姿が見えないっていうのが、よくわからないわね。監視カメラでは見えているのに、現場の人間には見えてないんでしょ? どんなカラクリがあるんだろ?」
俺・綾乃・バザールの3人で考えても、まったくわからないかったので、諦めムードが予告の時間まで続いた。
時間が来たので、座っていて凝った体をほぐしていると、違和感を感じた。
「っ! 2人も感じたか? なんか違和感がブワッて体を駆け巡ったんだけど」
「某も何か変な感じがしたでござる」
「私はそんなことないわよ?」
面白半分で参加してきた綾乃には、もともと期待していなかったので計算の範囲内だな。
「それにしても、この違和感の正体はなんだ?」
「違和感がする前に、魔力が奔ったような気がしたでござるが、どうでござるか?」
「言われてみれば、魔力が感じられたな。もしかして魔法によるモノか?」
魔法だと分かっていても、何をされたのか分からないと対抗する手段がないのだ。どうすればいい?
「スライムたち、予告が出された盗む対象の金庫に向かってくれ」
監視装置で見たところによると、収納系のアイテムを使っているのは間違いないので、最悪盗まれないようにスライム部隊を率いてきている。金庫にまとわりつかせて、盗めなくするためだ。
これで盗まれることは無くなったと思うが、これからどうしろっていうんだ? 相手の姿が見えないのだ。監視室からの情報では、俺が見ている先に怪盗がいるはずなのだが見えない。
よくわからんが、威力を弱めたファイアボールで、範囲を焼いてみた。
監視室の話では、怪盗のいる方に向かったのだが、5メートルくらい離れた位置を通って行ったらしい。領主館の塀にぶつかり爆発した。威力を押さえていたので、塀が黒く焼け焦げただけだった。
その間にも、怪盗は領主館に向かって進んでいる。
何か見えないかと思い目を凝らしていると、
「ん? なんだ?」
ファイアボールが描いた軌道付近を見ると、何やら景色が歪んでいるように見えたのだ。
「ん? 何々、至急相談したいことがあるので、庁舎に来てほしい……珍しいな。電話や呼び出しじゃなく、メールで来るように言われたのは初めてかもしれない」
夕食も食べ終わり、下の子たちの様子をウルたちと見ていたら、突然タブレットから変な音が鳴って、慌てて内容を確認した。
そもそも、タブレットからあんな音が鳴るなんて、初めてでかなりビビったのだが、それ以上にメールで呼び出されたことに疑問を感じながら庁舎へ移動した。至急とのことだったので、マイワールド経由で移動している。
「……ということなんです」
到着するや否や、俺の部屋で待機していたグリエルに捕まり、事情を説明された。
数日前に報告にあった、ゴーストタウンでの怪盗騒ぎの続きの話らしい。ゴーストタウンはダンジョンの中にある街なので、ダンジョン内を監視できる能力と過去にさかのぼって、調べることができる能力の2つを使い、すぐに解決したものだと思っていた。
だけど、監視できているのにもかかわらず、3日間逃げられているらしい。
マジ意味わからん。監視室と魔導無線で連絡の取れる部隊が動いているのに、未だに捕まっていない理由が分からない。いくら俺だって、こんなに長い時間逃げ回るのは不可能だと思う。捕まえに来た兵士たちを全員ぶっ殺すとかしない限り、3日間なんて長い時間を逃げられるわけがない。
しかも、逃げ回っているだけではなく、今先ほど逃げているはずなのにゴーストタウンの大店へ、また盗みに入っていたようだ。マジでどういうこと?
「盗みに入られた大店によると、3日前くらいに今日の20時に盗みに入ると、予告状がきていたらしい。冒険者を雇い警戒を強めていたのに、捕まえることもできずにお金を盗まれたようです」
予告状を出すため、怪盗などと呼ばれている。どこぞの3世じゃあるまいし。
「それにしても、監視室と連絡を取りながら捕縛に向かっているのに、捕まえられないのかが謎だな」
監視装置で常に状況を見ていられるのに、何で捕まらないのか本当に意味が分からない。そして、
「今日の日付が変わる時間に、更に盗みに入るのか? そのターゲットになったのは、ゴーストタウンの領主館らしいです」
うをおおお、マジで意味が分からんから、情報を盛らないでくれ!
今さっきも言ったけど、捕まらない理由がマジでわからんのだ。盗みに入るのに予告状を出すのは構わないのだが、本当に捕まらない理由が分からん。
「捕縛しに向かった兵士たちと、監視室はしっかりと連絡を取り合っていたのですが、いる場所に誘導しても現場では、怪盗の姿が確認できないらしいのです」
姿が見えない? 透明化マントとか? 確かにそれなら姿が確認できない可能性はあるんだけど、連絡を取り合っている監視室の方からは、見えていたみたいなんだよな。ますますもって意味が分からんな。
「で、俺はそれを聞いてどうしたらいいんだ?」
「レベル的には高くないので、シュウ様にも捕縛に参加してほしいとの要請がありました」
一般の兵士では捕まえられる様子ではないので、俺が呼ばれたらしい。念のためにドッペルでの参加になるんだけどね。妻たちに話したら、何それ面白そう! と言って嫁の半数が参加することになった。
いったん監視室に集まり、姿や特徴なんかをみんなで共有する。
何か、日本人っぽく見えるのだが、ちょっと違う感じだ。クオーターかそれ以下の特徴が顔に出ているのかもしれないな。
予告の時間まで1時間ほどある。騒ぎを聞きつけた綾乃とバザールもドッペルで、この怪盗騒ぎに参加してきた。
「それにしても、現場の人間には姿が見えないっていうのが、よくわからないわね。監視カメラでは見えているのに、現場の人間には見えてないんでしょ? どんなカラクリがあるんだろ?」
俺・綾乃・バザールの3人で考えても、まったくわからないかったので、諦めムードが予告の時間まで続いた。
時間が来たので、座っていて凝った体をほぐしていると、違和感を感じた。
「っ! 2人も感じたか? なんか違和感がブワッて体を駆け巡ったんだけど」
「某も何か変な感じがしたでござる」
「私はそんなことないわよ?」
面白半分で参加してきた綾乃には、もともと期待していなかったので計算の範囲内だな。
「それにしても、この違和感の正体はなんだ?」
「違和感がする前に、魔力が奔ったような気がしたでござるが、どうでござるか?」
「言われてみれば、魔力が感じられたな。もしかして魔法によるモノか?」
魔法だと分かっていても、何をされたのか分からないと対抗する手段がないのだ。どうすればいい?
「スライムたち、予告が出された盗む対象の金庫に向かってくれ」
監視装置で見たところによると、収納系のアイテムを使っているのは間違いないので、最悪盗まれないようにスライム部隊を率いてきている。金庫にまとわりつかせて、盗めなくするためだ。
これで盗まれることは無くなったと思うが、これからどうしろっていうんだ? 相手の姿が見えないのだ。監視室からの情報では、俺が見ている先に怪盗がいるはずなのだが見えない。
よくわからんが、威力を弱めたファイアボールで、範囲を焼いてみた。
監視室の話では、怪盗のいる方に向かったのだが、5メートルくらい離れた位置を通って行ったらしい。領主館の塀にぶつかり爆発した。威力を押さえていたので、塀が黒く焼け焦げただけだった。
その間にも、怪盗は領主館に向かって進んでいる。
何か見えないかと思い目を凝らしていると、
「ん? なんだ?」
ファイアボールが描いた軌道付近を見ると、何やら景色が歪んでいるように見えたのだ。
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