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第1529話 下の子たち
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俺たちが神が送り込んでくるホコの対策を練っている間に、下の子たちがしゃべったらしい。
初めての子どものミーシャたちのときはすぐに呼ばれたが、2回目……4人以降となれば妻たちは、わざわざ呼ばなくてもいいか? みたいな感じで、自分たちだけの話題にしていた。
対策のために放置気味だったことは否めないけど、それでもみんなのために頑張ってたんだけどな……
とりあえず気になったので、一番初めにしゃべった言葉を聞いてみたら「ねーねー」だとのことだ。
どういう意味だ? と思ったら、娘たちがどや顔をして、私たちのことだよ! と自慢してきたのだ。
下の子たちの面倒をいつも見ていた娘たちが、ことあるごとに「ねーねーだよ」と言っていたのを覚えたんじゃないか? と妻たちは言っていた。プラムたちの生みの親であるピーチたちからすると、少し残念な気持ちはあるだろうが……ミーシャたちも大切な子どもなので、落ち込んでいる様子はなかった。
俺は下の子たちに何て呼ばれるようになるのだろうか? ミーシャたちからは、いまだに「とーたん」と呼ばれているが、下っ足らずな昔と比べて今は、しっかりと発音しているため違和感があったりなかったり。
それにしても、下の子たちが言葉をしゃべったのか……俺も声を聞きたかったな。「あー」とか「うー」とかは聞いたことあるけど、そういうことじゃないんだよな。
それにしても、下の3人も上の子たちと一緒で仲がいいよな。何かあるのだろうか? その中で1人だけ男で、すでに苦労気質が見え始めているシンラとは、一緒に頑張っていきたいところだ。
今の様子だけ見てると、プラムとシオンは重度のブラコンになりそうだが、この世界では姉弟が仲良くしているのは普通か? さすがに弟と結婚する! とか兄と結婚する! みたいな話は聞かないけど、義理の兄弟が多いせいか、それに近い話を聞くことはあったな。特に聞きたくもない貴族関係で……
優先順位が高くて、先に片付けないといけなかったホコの案件も落ち着いたので、下の子たちとスキンシップを図りたいところだが、
「シンラちゃんはシュウ君のこと好きなのに、プラムちゃんとシオンちゃんは目の敵にしているように見えるわね」
「とーたん、2人に何かしたの?」
ミリーとミーシャの親娘のセリフで現状が解ってもらえるだろうか? シンラは俺が来ると喜んで、抱っこをせがんでくるように見えるのだが、シンラを抱っこしようとすると、最近はその両隣を占拠しているプラムとシオンに、叩かれたり蹴られたりするのだ。
「特に何もしてないと思うけど……」
「そうなると、やっぱりシンラちゃんを抱っこしようとすれば、プラムちゃんとシオンちゃんが離れるのが嫌で、抗議しているのかしらね?」
この2人ならありえそうだと、ここに集まっている嫁たちは頷いている。薄々気づいていたけど、言葉にされると、へこむもんだな。
「でもさ、みんなだって抱いてるのになんで俺だけなんだ?」
「それが不思議なのよね。ピーチは何か思い当たること、何かない?」
「ないですね。なんでプラムがこういう態度をとるのか、私にはよくわかりませんね。ですが、嫌われているわけではないようなので、問題ないのではないでしょうか?」
確かに、嫌われているわけではないと思うんだよね。シンラを抱っこしようとするときだけメッチャ攻撃をくらうだけで、妻に抱かれているときに俺に抱けと手を伸ばしてきたりするんだよね。
「シンラを抱きたいなら、プラムちゃんとシオンちゃんも一緒に抱いてみたら?」
そういったのは、シンラの母親であるライラだ。
「試しにやってみるか?」
シンラに抱き着いて満足そうな顔をしているプラムとシオンに近づくと、シンラから助けてほしいというような視線を感じる。多分気のせいだが、そう感じてしまう。
シンラだけを抱っこしようとするといつものように攻撃されるが、3人をまとめて抱っこするとプラムとシオンは攻撃することをやめた。
「やっぱり、引き離されるのが嫌なのかしら? お姉ちゃんや他の母親なら、シンラをとられるかも! みたいなことを思ってもおかしくないかもしれないけど、シュウ君にその感情を向けるのは何か違うわよね」
下の娘たちの行動に首をひねる妻たちだが、別に問題があるわけでもないので笑いのネタにしかならなかった。
だけど、シンラが俺の顔をガン見して、裏切ったな!? みたいな視線を送ってきているのは、気のせいだよな?
今度抱くときは、妻たちの誰かにプラムとシオンを抱っこしてもらってからだな。そうすれば、蹴られることなくシンラを抱っこできるはずだ!
足の甲に何やら重みを感じたので、視線を落としてみるとケットシーが、俺の足の甲に手を乗せて俺の顔を見上げている。
視線が合うと、視線を落として首を振っている……どういう意味だよそれ! メッチャ気になるから、そのまま行くのはやめろよ! こっちは子どもを抱っこしてんだぞ!
プラムとシオンは満足そうなのに、シンラがムスッとしているせいで俺は何とも言い難い気分だ。
おっと、シオンが泣き出してしまった。このタイミングでなくってことは、おトイレのようだな。近くにいたピーチが受け取ってくれ、おしめを変える部屋に連れて行ってくれた。
おしめの交換は、近くにいる誰かがやるということになっているので、今回はピーチがその役目になったようだ。
気持ちシンラの顔が和らいだ気がする。プラムも離れたら、笑顔になるかな?
とはいっても、引き離す理由もないし難しいか。
そんなことを考えていると、プラムも泣き出した。前もそうだったけど、一緒に育ってるとはいってもここまでトイレのタイミングが一緒になるのは、普通なのだろうか?
こうなるとシンラもおしめ交換に行くことになり、俺が交換することになった。しばらく2人きりだったシンラは、ビックリするほどニコニコしていた。2人が負担になっているのだろうか? ケットシーたちにちょっと様子を見るようにお願いしておこう。
初めての子どものミーシャたちのときはすぐに呼ばれたが、2回目……4人以降となれば妻たちは、わざわざ呼ばなくてもいいか? みたいな感じで、自分たちだけの話題にしていた。
対策のために放置気味だったことは否めないけど、それでもみんなのために頑張ってたんだけどな……
とりあえず気になったので、一番初めにしゃべった言葉を聞いてみたら「ねーねー」だとのことだ。
どういう意味だ? と思ったら、娘たちがどや顔をして、私たちのことだよ! と自慢してきたのだ。
下の子たちの面倒をいつも見ていた娘たちが、ことあるごとに「ねーねーだよ」と言っていたのを覚えたんじゃないか? と妻たちは言っていた。プラムたちの生みの親であるピーチたちからすると、少し残念な気持ちはあるだろうが……ミーシャたちも大切な子どもなので、落ち込んでいる様子はなかった。
俺は下の子たちに何て呼ばれるようになるのだろうか? ミーシャたちからは、いまだに「とーたん」と呼ばれているが、下っ足らずな昔と比べて今は、しっかりと発音しているため違和感があったりなかったり。
それにしても、下の子たちが言葉をしゃべったのか……俺も声を聞きたかったな。「あー」とか「うー」とかは聞いたことあるけど、そういうことじゃないんだよな。
それにしても、下の3人も上の子たちと一緒で仲がいいよな。何かあるのだろうか? その中で1人だけ男で、すでに苦労気質が見え始めているシンラとは、一緒に頑張っていきたいところだ。
今の様子だけ見てると、プラムとシオンは重度のブラコンになりそうだが、この世界では姉弟が仲良くしているのは普通か? さすがに弟と結婚する! とか兄と結婚する! みたいな話は聞かないけど、義理の兄弟が多いせいか、それに近い話を聞くことはあったな。特に聞きたくもない貴族関係で……
優先順位が高くて、先に片付けないといけなかったホコの案件も落ち着いたので、下の子たちとスキンシップを図りたいところだが、
「シンラちゃんはシュウ君のこと好きなのに、プラムちゃんとシオンちゃんは目の敵にしているように見えるわね」
「とーたん、2人に何かしたの?」
ミリーとミーシャの親娘のセリフで現状が解ってもらえるだろうか? シンラは俺が来ると喜んで、抱っこをせがんでくるように見えるのだが、シンラを抱っこしようとすると、最近はその両隣を占拠しているプラムとシオンに、叩かれたり蹴られたりするのだ。
「特に何もしてないと思うけど……」
「そうなると、やっぱりシンラちゃんを抱っこしようとすれば、プラムちゃんとシオンちゃんが離れるのが嫌で、抗議しているのかしらね?」
この2人ならありえそうだと、ここに集まっている嫁たちは頷いている。薄々気づいていたけど、言葉にされると、へこむもんだな。
「でもさ、みんなだって抱いてるのになんで俺だけなんだ?」
「それが不思議なのよね。ピーチは何か思い当たること、何かない?」
「ないですね。なんでプラムがこういう態度をとるのか、私にはよくわかりませんね。ですが、嫌われているわけではないようなので、問題ないのではないでしょうか?」
確かに、嫌われているわけではないと思うんだよね。シンラを抱っこしようとするときだけメッチャ攻撃をくらうだけで、妻に抱かれているときに俺に抱けと手を伸ばしてきたりするんだよね。
「シンラを抱きたいなら、プラムちゃんとシオンちゃんも一緒に抱いてみたら?」
そういったのは、シンラの母親であるライラだ。
「試しにやってみるか?」
シンラに抱き着いて満足そうな顔をしているプラムとシオンに近づくと、シンラから助けてほしいというような視線を感じる。多分気のせいだが、そう感じてしまう。
シンラだけを抱っこしようとするといつものように攻撃されるが、3人をまとめて抱っこするとプラムとシオンは攻撃することをやめた。
「やっぱり、引き離されるのが嫌なのかしら? お姉ちゃんや他の母親なら、シンラをとられるかも! みたいなことを思ってもおかしくないかもしれないけど、シュウ君にその感情を向けるのは何か違うわよね」
下の娘たちの行動に首をひねる妻たちだが、別に問題があるわけでもないので笑いのネタにしかならなかった。
だけど、シンラが俺の顔をガン見して、裏切ったな!? みたいな視線を送ってきているのは、気のせいだよな?
今度抱くときは、妻たちの誰かにプラムとシオンを抱っこしてもらってからだな。そうすれば、蹴られることなくシンラを抱っこできるはずだ!
足の甲に何やら重みを感じたので、視線を落としてみるとケットシーが、俺の足の甲に手を乗せて俺の顔を見上げている。
視線が合うと、視線を落として首を振っている……どういう意味だよそれ! メッチャ気になるから、そのまま行くのはやめろよ! こっちは子どもを抱っこしてんだぞ!
プラムとシオンは満足そうなのに、シンラがムスッとしているせいで俺は何とも言い難い気分だ。
おっと、シオンが泣き出してしまった。このタイミングでなくってことは、おトイレのようだな。近くにいたピーチが受け取ってくれ、おしめを変える部屋に連れて行ってくれた。
おしめの交換は、近くにいる誰かがやるということになっているので、今回はピーチがその役目になったようだ。
気持ちシンラの顔が和らいだ気がする。プラムも離れたら、笑顔になるかな?
とはいっても、引き離す理由もないし難しいか。
そんなことを考えていると、プラムも泣き出した。前もそうだったけど、一緒に育ってるとはいってもここまでトイレのタイミングが一緒になるのは、普通なのだろうか?
こうなるとシンラもおしめ交換に行くことになり、俺が交換することになった。しばらく2人きりだったシンラは、ビックリするほどニコニコしていた。2人が負担になっているのだろうか? ケットシーたちにちょっと様子を見るようにお願いしておこう。
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