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第1484話 不思議な行動
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胸の上に重みを感じて目が覚めると、胸の上には凛々しい顔をした子ネコがいた。いや、もう子ネコと呼べないな。いつの間にか成長していた子ネコだったネコがそこにいたのだ。
子供と大人のちょうど間位のサイズまで成長していたのだ。ちょっとキリっとした表情がかわいいな。
体は、もう痛くないか? 両脇に手を入れて体の隅々まで確認してみる。
チビ神が言うには、成長痛なのでいくら体を見回したところで、分かるわけないのにそんなことも忘れて必死に体を見回していた。
次第にうっとおしくなってきたのか、顔面にドロップキックをされてしまった。
ん~子ネコと呼んでたけど、名前を決めておかないとな。可愛い泣き声が特徴のアメリカンショートヘア。
「よし、決めた! お前の名前は、今日から【ミヤ】だ! お前の可愛い泣き声のミャーからとってみた。俺にオシャレな名前は付けられないけど、悪くない名前のだと思うのだが、どうだ?」
首を傾げてるが、何度かミヤと呼んでいると、自分の名前だと理解したようだ、って違った。ダマがガウガウ言っていたから、それで伝えたみたいだな。ちょっとドヤ顔のダマがウザいので、顔を両手でつかみモニュモニュしてやる。
ダマを解放すると、ミヤがダマにロケット頭突きをかました。
前からそうなのだが、ミヤはダマのことが好きなのかね? それともお姉さんみたいで、遊んでもらっているといったところだろうか? ダマも嫌がらずに遊んであげている姿は、微笑ましいものがあるな。
それにしてもミヤの身体能力って、うちにいるネコたちより高い気がするのは、気の所為だろうか? どちらかというと、ケットシーたちに近い動きをしている気がするんだよね。
元気ならそれでいいよな。
「ミヤ、ご飯食べに行くぞ! 今まではここで食べてたけど、これからはみんなと一緒に食堂で食べるようにな。ここで食べるときは、特別な場合だけだぞ」
そう言うとダマが通訳してくれたのか、ミャーと可愛く鳴いて返事をした。
自分で歩いてついてくるかと思えば、小さいサイズのダマの背中に飛び乗った。ダマがいくら小さいからと言っても、普通のネコたちより3~4まわりくらいは大きいから問題なさそうだ。
ダマに関していえば、あのサイズのときでも俺が背中に立ったところで問題ないのだ。Lvってすげえなって思う瞬間である。娘たちもたまに背中にまたがってるし、今更ミヤが乗ったところで何の問題もないのだ。
「ミヤは自分で歩かないのか?」
俺がそう聞くと、ダマの背中の上で香箱座りをして、顔をダマの首のあたりに押し付けていた。ダマの背中の上じゃなければ、ゴメン寝と言われる寝方だっただろうが、今は匂いをかぐ変態さんに見える。
そんなことは無いのだろうけど、ダマのことが好きで匂いをかぐと安心する的なあれに見える訳よ。直前まで、ミヤがダマのことを好き、みたいなことを考えていたからな、そちらに引っ張られている気がする。
「まぁ、いいか。ダマ、食事のことやその他いろいろ、ミヤに教えてやってくれよな。その様子を見ると、俺の話を聞いてくれるようには見えないからな。今までは見逃されていたことも、多少厳しく見られるからな。注意するように言っておいてくれ」
『了解です。ミヤは元気にしているようにみえますが、急成長をしたためか、かなり疲れている様子ですね。だから背中に乗って休んでいるでいると思います』
どうやら、背中に乗っているのは、ただ楽に移動したいからという理由では無いようだ。普通に考えれば、人間で言うと赤ちゃんから小学校高学年位まで、一気に体が成長したようなもんだからな。そりゃ疲れている気がするわな。
食堂につくと、ウルを先頭にミーシャたちがネコたちの世話をしていた。ミヤも今日から一緒にここで食事をとることになったと伝えた。名前がミヤになったと知ると、4人でミヤの頭や体を撫で始めた。
食事の前に家族全員にミヤのことを話し、今まできていなかった成長が一気にやってきたため、昨日はずっと痛がっていたことを伝える。たびたび起きて栄養剤を飲んでいたことも話し、朝になったら成長していたことも話した。
今日も一緒に庁舎へ行き、グリエルたちにも昨日のことを説明する。やはり、ミヤのことで怒られた。前回と同じ内容だったのだが、短縮バージョンで怒られたね。
俺がいつもの通りに書類を片付けているときに気付いたのだが、どうやらミヤの動きが変わっている。普段なら俺の膝の上か、俺の部屋にもあるのと同じミヤ専用の寝床で寝ているのだが、今日はダマに絡んで遊んでいる。
ダマは相手にしていないのだが、尻尾に飛びついてみたり体によじ登ってみたりと、アグレッシブになっている。
お前、疲れてたんじゃないのか? と思ったが、ダマから適度な運動もしないといけないから、無理に寝かせようとしなくてもいいとのことだ。ネコだから放っておいても、15時間近くは普通でも寝るから問題ないと。多少は運動させないと、体が思うように動かなくなるかもしれないと心配していた。
急成長したから、頭と体のバランスが悪いのかもしれないな。人間も、身長が5センチメートルも違えば、体の動かし方をミスって転びそうになるとか、何かの話で聞いたことがあるな。
それを考えるとミヤは1日で、倍位の大きさになっているわけだから、しっかりと体に慣れないとどこかでひずみが生まれるかもしれないからな。しっかりと体を掌握するんだぞ。
30分も遊ぶと疲れたのか、静かになった。寝床で寝ているのかと思ったら、ダマが丸くなっているところに顔を突っ込んで寝ていた。やっぱりこの子は変態さんなのでは? と思ってしまう一場面であった。
子供と大人のちょうど間位のサイズまで成長していたのだ。ちょっとキリっとした表情がかわいいな。
体は、もう痛くないか? 両脇に手を入れて体の隅々まで確認してみる。
チビ神が言うには、成長痛なのでいくら体を見回したところで、分かるわけないのにそんなことも忘れて必死に体を見回していた。
次第にうっとおしくなってきたのか、顔面にドロップキックをされてしまった。
ん~子ネコと呼んでたけど、名前を決めておかないとな。可愛い泣き声が特徴のアメリカンショートヘア。
「よし、決めた! お前の名前は、今日から【ミヤ】だ! お前の可愛い泣き声のミャーからとってみた。俺にオシャレな名前は付けられないけど、悪くない名前のだと思うのだが、どうだ?」
首を傾げてるが、何度かミヤと呼んでいると、自分の名前だと理解したようだ、って違った。ダマがガウガウ言っていたから、それで伝えたみたいだな。ちょっとドヤ顔のダマがウザいので、顔を両手でつかみモニュモニュしてやる。
ダマを解放すると、ミヤがダマにロケット頭突きをかました。
前からそうなのだが、ミヤはダマのことが好きなのかね? それともお姉さんみたいで、遊んでもらっているといったところだろうか? ダマも嫌がらずに遊んであげている姿は、微笑ましいものがあるな。
それにしてもミヤの身体能力って、うちにいるネコたちより高い気がするのは、気の所為だろうか? どちらかというと、ケットシーたちに近い動きをしている気がするんだよね。
元気ならそれでいいよな。
「ミヤ、ご飯食べに行くぞ! 今まではここで食べてたけど、これからはみんなと一緒に食堂で食べるようにな。ここで食べるときは、特別な場合だけだぞ」
そう言うとダマが通訳してくれたのか、ミャーと可愛く鳴いて返事をした。
自分で歩いてついてくるかと思えば、小さいサイズのダマの背中に飛び乗った。ダマがいくら小さいからと言っても、普通のネコたちより3~4まわりくらいは大きいから問題なさそうだ。
ダマに関していえば、あのサイズのときでも俺が背中に立ったところで問題ないのだ。Lvってすげえなって思う瞬間である。娘たちもたまに背中にまたがってるし、今更ミヤが乗ったところで何の問題もないのだ。
「ミヤは自分で歩かないのか?」
俺がそう聞くと、ダマの背中の上で香箱座りをして、顔をダマの首のあたりに押し付けていた。ダマの背中の上じゃなければ、ゴメン寝と言われる寝方だっただろうが、今は匂いをかぐ変態さんに見える。
そんなことは無いのだろうけど、ダマのことが好きで匂いをかぐと安心する的なあれに見える訳よ。直前まで、ミヤがダマのことを好き、みたいなことを考えていたからな、そちらに引っ張られている気がする。
「まぁ、いいか。ダマ、食事のことやその他いろいろ、ミヤに教えてやってくれよな。その様子を見ると、俺の話を聞いてくれるようには見えないからな。今までは見逃されていたことも、多少厳しく見られるからな。注意するように言っておいてくれ」
『了解です。ミヤは元気にしているようにみえますが、急成長をしたためか、かなり疲れている様子ですね。だから背中に乗って休んでいるでいると思います』
どうやら、背中に乗っているのは、ただ楽に移動したいからという理由では無いようだ。普通に考えれば、人間で言うと赤ちゃんから小学校高学年位まで、一気に体が成長したようなもんだからな。そりゃ疲れている気がするわな。
食堂につくと、ウルを先頭にミーシャたちがネコたちの世話をしていた。ミヤも今日から一緒にここで食事をとることになったと伝えた。名前がミヤになったと知ると、4人でミヤの頭や体を撫で始めた。
食事の前に家族全員にミヤのことを話し、今まできていなかった成長が一気にやってきたため、昨日はずっと痛がっていたことを伝える。たびたび起きて栄養剤を飲んでいたことも話し、朝になったら成長していたことも話した。
今日も一緒に庁舎へ行き、グリエルたちにも昨日のことを説明する。やはり、ミヤのことで怒られた。前回と同じ内容だったのだが、短縮バージョンで怒られたね。
俺がいつもの通りに書類を片付けているときに気付いたのだが、どうやらミヤの動きが変わっている。普段なら俺の膝の上か、俺の部屋にもあるのと同じミヤ専用の寝床で寝ているのだが、今日はダマに絡んで遊んでいる。
ダマは相手にしていないのだが、尻尾に飛びついてみたり体によじ登ってみたりと、アグレッシブになっている。
お前、疲れてたんじゃないのか? と思ったが、ダマから適度な運動もしないといけないから、無理に寝かせようとしなくてもいいとのことだ。ネコだから放っておいても、15時間近くは普通でも寝るから問題ないと。多少は運動させないと、体が思うように動かなくなるかもしれないと心配していた。
急成長したから、頭と体のバランスが悪いのかもしれないな。人間も、身長が5センチメートルも違えば、体の動かし方をミスって転びそうになるとか、何かの話で聞いたことがあるな。
それを考えるとミヤは1日で、倍位の大きさになっているわけだから、しっかりと体に慣れないとどこかでひずみが生まれるかもしれないからな。しっかりと体を掌握するんだぞ。
30分も遊ぶと疲れたのか、静かになった。寝床で寝ているのかと思ったら、ダマが丸くなっているところに顔を突っ込んで寝ていた。やっぱりこの子は変態さんなのでは? と思ってしまう一場面であった。
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