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第1461話 子守りその2
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綺麗なタオルを準備して、軽く押し付けるように水分を拭きとっていく。擦ると赤くなる原因になりやすいので注意が必要だったはず。
キレイになったので、少し乾かしてからベビーパウダーを薄くつけて、新しいオムツをつけてあげる。
我が家の御姫様は、にっこにこで抱き上げている俺の顔を叩いてくる。ベビーベッドにもどると、シンラとシオンが起きていて、少し不安そうな顔をしていた。慌てて駆け寄ると、プラムを見つけて笑顔になった。プラムがいなくなって心配していたのかな?
いつも3人一緒にいるから、1人でもいなくなるとさすがに心配だということだろう。何かを理解しているわけじゃないけど、仲の良いことは素直に嬉しいな。
プラムのおトイレで3人が起きてしまったな。3人を並べて横にさせる。
並んでいる順番は、シンラが真ん中で、左がプラム、右がシオンといった感じだ。
いつもいる位置にプラムがいなかったのか、シンラが特に心配している感じだったな。それに対してシオンは、プラムがいないことにちょっと不満そうな顔をしていたが、抱き枕にしているシンラがいるのでそこまでではなさそうだった。
シンラよ。姉妹たちからだが、モテモテだな! 両手に花だぞ! って、言ってみたけど、今の俺の状況を考えると、姉妹たちにこき使われそうな気がするな。強く生きるんだぞ! お父さんは味方だからな!
なんて勝手にシンラの未来を想像して、励ましていた。
それにしても、3人とも起きちゃったな。いつもの流れなら、少しすれば寝るはずだけど……少し遊んでみるか?
なんて考えていたら、シオンが泣き始めた。何事かと思ったが、ケットシーがすぐに原因を教えてくれた。どうやら、シオンも排泄をしてしまったようだ。
プラムと同じように、便が緩く少し量が多めだったので、シャワーでキレイに洗ってから拭き取り、少し乾かしてベビーパウダーをつけてあげる。一応、一人ひとりに専用のベビーパウダーを準備している。抱き着いて寝ているので、わける必要があるかどうかは謎だけどね。
オムツをつけていたら今度は、シンラが泣き出してしまい、慌ててシオンのオムツをつけて、落ちないようにしてからシンラのところへ向かう。
こっちもトイレをしたようだ。ケットシーがしきりにシンラのお尻を嗅いでいるので、間違いない。
シンラを抱きかかえて移動する。そしてシンラには悪いが、シオンの服だけ着せてからオムツ交換を始める。
「3人そろって仲がいいというべきか。みんな、うんちしよったな」
苦笑をしながら、シンラの下半身を洗っていく。男と女でやはり違うもんだな。ブラウニーたちも言っていたが、女の子は女の子でひだに注意しなきゃいけないけど、男の子は男の子で息子がついているので、太腿と接する部分などキレイに洗わないとかぶれや炎症の原因になってしまう。
そして水分も残りやすく、汗もかきやすいので、清潔にサラサラにしておいてあげないと、すぐに赤くなってしまうのだとか。
一生懸命シンラの世話をしていると、プラムの泣き声が聞こえてきた。
なんで? さっきおトイレ終わったよね? 赤ちゃんってそんなにペースが速いのか?
シンラもオムツの着用までは終わっていたので、隣でバタバタ手足を動かしていたシオンを抱いてプラムの下へ向かう。
到着する前には、ケットシーがあやしてくれていて泣き止んでいるが、原因が分からない。臭いをかいでいるわけでもないし、ご飯の準備をしろともいってこない。ただただ、身を寄せて抱き着かれている。
プラムをベッドに寝かせて、しばらく2人の面倒をケットシーたちに見ていてもらう。俺はいそいそと戻って、シンラの服を着せてベッドに戻ってくると、2人の間で寝ていたケットシー2匹が場所を譲るように動き出した。
抱き着くものがなくなったのか、プラムとシオンが「あー」とか「だー」と声を上げる。
もしかして、抱き枕的な存在がないことに不満で泣いてたのか?
2人の間にシンラを置くと、満足そうに2人はシンラに抱き着いた。ってか、この位の赤ちゃんって横向いて寝るもんなのか? 首を傷めないようになのか、スライムたちがフォローしているので大丈夫なのかな?
それにしても、シンラよ。すでに、尻に敷かれているな。女姉妹が怖くて、色々押し付けられそうになったら、俺のところに逃げてくるんだぞ。
しばらく、3人だ「あうあう」「あだあだ」喋っているような感じで、声を上げていたが、気付いたら3人とも寝ていた。
男親は娘を溺愛するって言うけど、既に6人もいると息子の方を溺愛したりするようになるのだろうか? それとも初めての男の子なので、妻たちが甘やかすのだろうか?
道を外さずに、まっすぐ元気に育ってほしいな。まあ、外道になるというのであれば、俺が肉体言語で止めるぞ。体罰とか躾としてはやりすぎ、って言われるかもしれないけど、単なるいたずらとかじゃなくて、犯罪やそれに近い行為をした場合に限ってだけどね。
ドラマや小説でも、親が権力者とか社会的立場が強いと、悪いことをしてももみ消したりできるからって、いけないことをためらいもなくやるような奴がいるからな。そんな人間にはなってほしくないぞ。
俺が言わなくても、妻たちが俺より先に止めるか? それともシルキーたちが、本気の説教をするだろうか? どちらにしても、悪さをすればすぐにお仕置きが待っているのは、間違いなさそうだな。
気になるのは、女姉妹たちにいじめられて、性格がひねくれないかどうかが心配ってところだな。
おっと、確か妻たちに……プラムとシオンの位置をたまに交換してやってほしいって言ってたな。
プラムとシオンの2人は、抱き着いたり離れたりするので結構体を動かしているが、シンラは2人に挟まれて身動きが取れない状態が続いているが、大丈夫なのだろうか? 起きている時は、3人で体を動かしているから問題ないか?
さっきお尻を洗った時に確認したが、蒙古斑はあったけど赤くなったりはしてなかったな。それにしても、唯一俺の子どもだってよく分かる特徴だよな。日本人などの黄色人種に良く見られる特徴って言われている、原因不明の症状だったはず。
ミーシャは尻尾があったので俺がいうまで誰も気づいてなかったし、スミレもブルムも母親の血を継いでいるのか、産まれたときから少し肌が黒かったから、気にしてなかったみたいなんだよな。
そして下の子たちも同じように、蒙古斑ができているから、俺の特徴を引き継いだって思えるよ。出産を手伝ってくれたおばさんたちも、妻たちに聞かれてビックリしてたもんな。この世界では、蒙古斑はないらしいからな。
変なところで繋がりを感じたな。
キレイになったので、少し乾かしてからベビーパウダーを薄くつけて、新しいオムツをつけてあげる。
我が家の御姫様は、にっこにこで抱き上げている俺の顔を叩いてくる。ベビーベッドにもどると、シンラとシオンが起きていて、少し不安そうな顔をしていた。慌てて駆け寄ると、プラムを見つけて笑顔になった。プラムがいなくなって心配していたのかな?
いつも3人一緒にいるから、1人でもいなくなるとさすがに心配だということだろう。何かを理解しているわけじゃないけど、仲の良いことは素直に嬉しいな。
プラムのおトイレで3人が起きてしまったな。3人を並べて横にさせる。
並んでいる順番は、シンラが真ん中で、左がプラム、右がシオンといった感じだ。
いつもいる位置にプラムがいなかったのか、シンラが特に心配している感じだったな。それに対してシオンは、プラムがいないことにちょっと不満そうな顔をしていたが、抱き枕にしているシンラがいるのでそこまでではなさそうだった。
シンラよ。姉妹たちからだが、モテモテだな! 両手に花だぞ! って、言ってみたけど、今の俺の状況を考えると、姉妹たちにこき使われそうな気がするな。強く生きるんだぞ! お父さんは味方だからな!
なんて勝手にシンラの未来を想像して、励ましていた。
それにしても、3人とも起きちゃったな。いつもの流れなら、少しすれば寝るはずだけど……少し遊んでみるか?
なんて考えていたら、シオンが泣き始めた。何事かと思ったが、ケットシーがすぐに原因を教えてくれた。どうやら、シオンも排泄をしてしまったようだ。
プラムと同じように、便が緩く少し量が多めだったので、シャワーでキレイに洗ってから拭き取り、少し乾かしてベビーパウダーをつけてあげる。一応、一人ひとりに専用のベビーパウダーを準備している。抱き着いて寝ているので、わける必要があるかどうかは謎だけどね。
オムツをつけていたら今度は、シンラが泣き出してしまい、慌ててシオンのオムツをつけて、落ちないようにしてからシンラのところへ向かう。
こっちもトイレをしたようだ。ケットシーがしきりにシンラのお尻を嗅いでいるので、間違いない。
シンラを抱きかかえて移動する。そしてシンラには悪いが、シオンの服だけ着せてからオムツ交換を始める。
「3人そろって仲がいいというべきか。みんな、うんちしよったな」
苦笑をしながら、シンラの下半身を洗っていく。男と女でやはり違うもんだな。ブラウニーたちも言っていたが、女の子は女の子でひだに注意しなきゃいけないけど、男の子は男の子で息子がついているので、太腿と接する部分などキレイに洗わないとかぶれや炎症の原因になってしまう。
そして水分も残りやすく、汗もかきやすいので、清潔にサラサラにしておいてあげないと、すぐに赤くなってしまうのだとか。
一生懸命シンラの世話をしていると、プラムの泣き声が聞こえてきた。
なんで? さっきおトイレ終わったよね? 赤ちゃんってそんなにペースが速いのか?
シンラもオムツの着用までは終わっていたので、隣でバタバタ手足を動かしていたシオンを抱いてプラムの下へ向かう。
到着する前には、ケットシーがあやしてくれていて泣き止んでいるが、原因が分からない。臭いをかいでいるわけでもないし、ご飯の準備をしろともいってこない。ただただ、身を寄せて抱き着かれている。
プラムをベッドに寝かせて、しばらく2人の面倒をケットシーたちに見ていてもらう。俺はいそいそと戻って、シンラの服を着せてベッドに戻ってくると、2人の間で寝ていたケットシー2匹が場所を譲るように動き出した。
抱き着くものがなくなったのか、プラムとシオンが「あー」とか「だー」と声を上げる。
もしかして、抱き枕的な存在がないことに不満で泣いてたのか?
2人の間にシンラを置くと、満足そうに2人はシンラに抱き着いた。ってか、この位の赤ちゃんって横向いて寝るもんなのか? 首を傷めないようになのか、スライムたちがフォローしているので大丈夫なのかな?
それにしても、シンラよ。すでに、尻に敷かれているな。女姉妹が怖くて、色々押し付けられそうになったら、俺のところに逃げてくるんだぞ。
しばらく、3人だ「あうあう」「あだあだ」喋っているような感じで、声を上げていたが、気付いたら3人とも寝ていた。
男親は娘を溺愛するって言うけど、既に6人もいると息子の方を溺愛したりするようになるのだろうか? それとも初めての男の子なので、妻たちが甘やかすのだろうか?
道を外さずに、まっすぐ元気に育ってほしいな。まあ、外道になるというのであれば、俺が肉体言語で止めるぞ。体罰とか躾としてはやりすぎ、って言われるかもしれないけど、単なるいたずらとかじゃなくて、犯罪やそれに近い行為をした場合に限ってだけどね。
ドラマや小説でも、親が権力者とか社会的立場が強いと、悪いことをしてももみ消したりできるからって、いけないことをためらいもなくやるような奴がいるからな。そんな人間にはなってほしくないぞ。
俺が言わなくても、妻たちが俺より先に止めるか? それともシルキーたちが、本気の説教をするだろうか? どちらにしても、悪さをすればすぐにお仕置きが待っているのは、間違いなさそうだな。
気になるのは、女姉妹たちにいじめられて、性格がひねくれないかどうかが心配ってところだな。
おっと、確か妻たちに……プラムとシオンの位置をたまに交換してやってほしいって言ってたな。
プラムとシオンの2人は、抱き着いたり離れたりするので結構体を動かしているが、シンラは2人に挟まれて身動きが取れない状態が続いているが、大丈夫なのだろうか? 起きている時は、3人で体を動かしているから問題ないか?
さっきお尻を洗った時に確認したが、蒙古斑はあったけど赤くなったりはしてなかったな。それにしても、唯一俺の子どもだってよく分かる特徴だよな。日本人などの黄色人種に良く見られる特徴って言われている、原因不明の症状だったはず。
ミーシャは尻尾があったので俺がいうまで誰も気づいてなかったし、スミレもブルムも母親の血を継いでいるのか、産まれたときから少し肌が黒かったから、気にしてなかったみたいなんだよな。
そして下の子たちも同じように、蒙古斑ができているから、俺の特徴を引き継いだって思えるよ。出産を手伝ってくれたおばさんたちも、妻たちに聞かれてビックリしてたもんな。この世界では、蒙古斑はないらしいからな。
変なところで繋がりを感じたな。
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