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第1375話 知らなかった苦労
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娘たちが寝ている間は、みんな思いおもいに過ごしていた。そして目が覚めると、いきなりトップギアに入ったかのように動き始める。子どもってオンとオフの切り替えが本当にすごいな。
早く次の部位を捌くところが見たいと騒ぎ出したので、ブラウニーに予定を確認する。そうすると、そろそろ起きる頃だと分かっていたようで、すでに準備が進んでいるとの事だ。
午後一番は、牛タンだ! そしてデカすぎるだろ。若干引くレベルの牛タンだ。
「まず始めにすることは……」
3人のブラウニーたちが牛タンを持ち上げて、大きなまな板に牛タンの上部、人間で言えば味を感じる味覚がある部分を叩きつけている。平らにすることによって捌きやすくなるのだとか。そういうものなのか?
続いては牛タンのサイドの皮を剥いでいく。皮が硬いので少し厚めに剥いているのだとか。見る見るうちに捌いていく様を見て、目を丸くしている俺たち。
牛タンの皮が剥き終わるまでに2分チョッとくらいではないだろうか? だけど今回は見学をしてもらうのでかなり遅く、普段はこの倍位のスピードで捌くのと言っていた。器用に2人で捌いている様子は驚愕だった。
捌くと意外にキレイなんだな。大きな牛タンの横で小さい牛タンが2個捌かれている。これは何なのだろうか? と思ったが、小さいと思っているこの牛タンがスタンダードの大きさらしい。
では何故2種類かといえば、片方が和牛でもう片方が輸入牛、どうやら比べるために召喚して捌いてくれているようだ。
それにしても輸入牛の方は、赤黒く何か血や汁が出てて汚く見える。それに比べて和牛の方は明るい赤色、ピンクっぽく見える。魔物を掛け合わせた大きい牛タンは、その2つの中間っぽい感じかな? 何というか、キレイな赤身という感じだな。
和牛の方がピンクっぽく見えるのは脂、サシが入っているからだそうだ。カロリーが高い理由はこれか。良く動かす部位だと思っていたので、こんなに脂があるとは思っていなかった。
輸入牛の場合、和牛と違ってわざと脂がのるように育てないので、脂は比較的少ないのだとか。それでもカロリーが高いと言われるのは、それだけ脂が入っているということなのかな?
タン下を外して切り分けて行くようだ。ダンジョン農園牛のタンは大きすぎるので普段なら4分の1くらいにして切るのだが、見比べるために大きい状態で切ってくれるそうだ。
「あれ? 輸入牛だけ凍ってない? シャリシャリ聞こえる気がするんだけど」
「お気付きになりましたか? 取り寄せた資料によると、輸入牛は凍った状態で運ばれるそうです。そして溶かし過ぎるとドリップ……えっと、細胞膜が壊れて汁が多く出てしまうそうです。焼肉屋で凍ったまま出てくるのは、基本的に輸入牛で凍った状態から焼いた方が、美味しく食べられるからと書いてありました」
へ~そういうものなのか。
和牛はタン下を外して少し成形をした後に切り分けていたが、輸入牛とダンジョン農園牛は筋をとるために、左右の中ほどにある白っぽいところにV字に切り込みを入れて、その部分を引っ張りながら刃をあてて削いでいた。
和牛は気にならないけど、他の2つはあの筋が気になるので切り取っているようだ。
次に気になったのが、和牛とダンジョン農園牛は成型時断面が四角っぽいのだが、輸入牛は断面がドーム状になるようになっていた。
この違いは和牛と説明してくれた。切り分けた後のタンをみて、タン下が付いていた方に2ヵ所ちょっと穴が開いていたのだ。どうやらそこが血管だったようだ。そして和牛とダンジョン農園牛は綺麗なのに対し、輸入牛は血管に血が残っている。血合いがあるため、切り取らないと不味いらしい。
牛タンを食べる文化は日本が中心であり、海外で屠殺されるときにはあまり気にされない部位なので、血が残ってしまうのだとか。日本ではどうなっているのか分からないですが、とブラウニーが言っていた。
俺が焼肉屋で食べていたのは、色合いに輸入牛の方だったのかな? でも、普通に美味しかったけどな……と思っていたら、化学調味料を使っており多少誤魔化している部分があるんだってさ。
ちょっとショックに思ったが、よくよく考えたら美味しく食べるための努力なんだから、ショックを覚える必要は無いと思い直した。
牛タンを食べるために結構な苦労があるんだな。
次に連れて行かれたのは、お肉お肉している部位がいっぱい並べられているところだ。
各お肉の説明を聞いてみたが、違いがよく分からん。見ただけで説明できるとか、本当にすごいな。
ほとんど脂の部位を見せられて、ここがカルビになる部分と言われて驚いた。カルビって脂がいっぱいあるイメージだったけどこんなにあるんだ。
トモバラとかいう部位らしいが、言われてもどこらへんか分からん!
と思ったら、絵を持ち出してどの部分だと説明してくれた。トモバラは場所的にはだいたいお腹あたりだと教えてくれた。各部位の名前を教えてもらったが、こんなにいろんな種類があるとは思ってもいなかった。
そして話を聞いている内に昔のことを思い出していた。
ヒレと聞いて尻尾に近い部分だと思っていたことだ。人間に例えれば、腰より少し上あたりだろうか?そういう意味ではももとかの方が尻尾に近い部位になるな。
ちなみに俺が勘違いしていた理由だが、ヒレときいて魚を思い浮かべていたのだ。しかも何故か尾びれをイメージしており、牛ヒレも同じだと勘違いしていたのだ。親にそれを話した時に笑われた覚えがあるな。
何て懐かしいことを思い出していたら、頭を撫でられる感覚と肩を撫でられる感覚があった。
「「「とーたん、いいこいいこ」」」
どうやら娘たちに昔のことを思い出して、懐かしがっていることを気づかれてしまったようだ。娘たちに心配させるなんて、親として良くないよな。
母親の3人は、首を傾げているが俺に近づくように言われて近くに来たようだな。
こういう部分は子どもの方が敏感に感じ取るのかな?
午後も時間いっぱいいろんな部位を捌くところを見学させてもらった。
魚は捌いた事あるけど、体の大きい動物って捌くの大変なんだな。改めて実感した。そして後で監視機能で見た映像で更に強くそう思うようになった。
切り分けている人たちって本当にすごいんだな。
早く次の部位を捌くところが見たいと騒ぎ出したので、ブラウニーに予定を確認する。そうすると、そろそろ起きる頃だと分かっていたようで、すでに準備が進んでいるとの事だ。
午後一番は、牛タンだ! そしてデカすぎるだろ。若干引くレベルの牛タンだ。
「まず始めにすることは……」
3人のブラウニーたちが牛タンを持ち上げて、大きなまな板に牛タンの上部、人間で言えば味を感じる味覚がある部分を叩きつけている。平らにすることによって捌きやすくなるのだとか。そういうものなのか?
続いては牛タンのサイドの皮を剥いでいく。皮が硬いので少し厚めに剥いているのだとか。見る見るうちに捌いていく様を見て、目を丸くしている俺たち。
牛タンの皮が剥き終わるまでに2分チョッとくらいではないだろうか? だけど今回は見学をしてもらうのでかなり遅く、普段はこの倍位のスピードで捌くのと言っていた。器用に2人で捌いている様子は驚愕だった。
捌くと意外にキレイなんだな。大きな牛タンの横で小さい牛タンが2個捌かれている。これは何なのだろうか? と思ったが、小さいと思っているこの牛タンがスタンダードの大きさらしい。
では何故2種類かといえば、片方が和牛でもう片方が輸入牛、どうやら比べるために召喚して捌いてくれているようだ。
それにしても輸入牛の方は、赤黒く何か血や汁が出てて汚く見える。それに比べて和牛の方は明るい赤色、ピンクっぽく見える。魔物を掛け合わせた大きい牛タンは、その2つの中間っぽい感じかな? 何というか、キレイな赤身という感じだな。
和牛の方がピンクっぽく見えるのは脂、サシが入っているからだそうだ。カロリーが高い理由はこれか。良く動かす部位だと思っていたので、こんなに脂があるとは思っていなかった。
輸入牛の場合、和牛と違ってわざと脂がのるように育てないので、脂は比較的少ないのだとか。それでもカロリーが高いと言われるのは、それだけ脂が入っているということなのかな?
タン下を外して切り分けて行くようだ。ダンジョン農園牛のタンは大きすぎるので普段なら4分の1くらいにして切るのだが、見比べるために大きい状態で切ってくれるそうだ。
「あれ? 輸入牛だけ凍ってない? シャリシャリ聞こえる気がするんだけど」
「お気付きになりましたか? 取り寄せた資料によると、輸入牛は凍った状態で運ばれるそうです。そして溶かし過ぎるとドリップ……えっと、細胞膜が壊れて汁が多く出てしまうそうです。焼肉屋で凍ったまま出てくるのは、基本的に輸入牛で凍った状態から焼いた方が、美味しく食べられるからと書いてありました」
へ~そういうものなのか。
和牛はタン下を外して少し成形をした後に切り分けていたが、輸入牛とダンジョン農園牛は筋をとるために、左右の中ほどにある白っぽいところにV字に切り込みを入れて、その部分を引っ張りながら刃をあてて削いでいた。
和牛は気にならないけど、他の2つはあの筋が気になるので切り取っているようだ。
次に気になったのが、和牛とダンジョン農園牛は成型時断面が四角っぽいのだが、輸入牛は断面がドーム状になるようになっていた。
この違いは和牛と説明してくれた。切り分けた後のタンをみて、タン下が付いていた方に2ヵ所ちょっと穴が開いていたのだ。どうやらそこが血管だったようだ。そして和牛とダンジョン農園牛は綺麗なのに対し、輸入牛は血管に血が残っている。血合いがあるため、切り取らないと不味いらしい。
牛タンを食べる文化は日本が中心であり、海外で屠殺されるときにはあまり気にされない部位なので、血が残ってしまうのだとか。日本ではどうなっているのか分からないですが、とブラウニーが言っていた。
俺が焼肉屋で食べていたのは、色合いに輸入牛の方だったのかな? でも、普通に美味しかったけどな……と思っていたら、化学調味料を使っており多少誤魔化している部分があるんだってさ。
ちょっとショックに思ったが、よくよく考えたら美味しく食べるための努力なんだから、ショックを覚える必要は無いと思い直した。
牛タンを食べるために結構な苦労があるんだな。
次に連れて行かれたのは、お肉お肉している部位がいっぱい並べられているところだ。
各お肉の説明を聞いてみたが、違いがよく分からん。見ただけで説明できるとか、本当にすごいな。
ほとんど脂の部位を見せられて、ここがカルビになる部分と言われて驚いた。カルビって脂がいっぱいあるイメージだったけどこんなにあるんだ。
トモバラとかいう部位らしいが、言われてもどこらへんか分からん!
と思ったら、絵を持ち出してどの部分だと説明してくれた。トモバラは場所的にはだいたいお腹あたりだと教えてくれた。各部位の名前を教えてもらったが、こんなにいろんな種類があるとは思ってもいなかった。
そして話を聞いている内に昔のことを思い出していた。
ヒレと聞いて尻尾に近い部分だと思っていたことだ。人間に例えれば、腰より少し上あたりだろうか?そういう意味ではももとかの方が尻尾に近い部位になるな。
ちなみに俺が勘違いしていた理由だが、ヒレときいて魚を思い浮かべていたのだ。しかも何故か尾びれをイメージしており、牛ヒレも同じだと勘違いしていたのだ。親にそれを話した時に笑われた覚えがあるな。
何て懐かしいことを思い出していたら、頭を撫でられる感覚と肩を撫でられる感覚があった。
「「「とーたん、いいこいいこ」」」
どうやら娘たちに昔のことを思い出して、懐かしがっていることを気づかれてしまったようだ。娘たちに心配させるなんて、親として良くないよな。
母親の3人は、首を傾げているが俺に近づくように言われて近くに来たようだな。
こういう部分は子どもの方が敏感に感じ取るのかな?
午後も時間いっぱいいろんな部位を捌くところを見学させてもらった。
魚は捌いた事あるけど、体の大きい動物って捌くの大変なんだな。改めて実感した。そして後で監視機能で見た映像で更に強くそう思うようになった。
切り分けている人たちって本当にすごいんだな。
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