1,367 / 2,518
第1367話 幸せ空間
しおりを挟む
目が覚めると娘たちの重さだけではなく、他の重みも感じた。しかもモフモフしている。腕が娘たちに占拠されていて動かせないので、目を開いて見てみると、
4匹のケットシーが娘たちと俺の間にできた谷間に埋まっている。っと、頭の上にもモフモフがいると思ったらハクが丸まっていて、その中にニコが鎮座している。
モフモフにプニプニに娘たち、最高の癒しの空間だな。
だけど、目が覚めてしまいどうすればいいのだろうか? と悩んでしまった。娘たちが起きるまではこのままかな?
暇だったので、ハンモックをユラユラと揺らしていたら、不自然に揺れている事が気になったのかカエデが様子を見に来た。
「なるほど、シュウが目覚めて動けないからハンモックを揺らして遊んでたわけね」
「いや、遊んでいたわけじゃないけど、目が覚めて動けないのは正解だな。幸せ空間をわざわざ崩す必要もないから、揺れていた感じだよ」
「本当にこの娘たちは、シュウのことが好きよね。もし日本だったらこの娘たちが、シュウが心配している父親嫌いになるのかしら?」
「そうならないで欲しいと思うけど、日本人特有の風習みたいな物だと聞いた事があるけどね。それでも父親が好きな娘だって少なくはないって話も聞いたっけな」
「この娘たちがシュウを嫌いになんてなるとは思えないわね。いないときなんかは毎日『いつ帰ってくるの?』とか『今日はお話しできる?』とか、シュウのことをずっと聞いているわよ。後、秘密にしていてって言われていたけど、シュウがいない時は寂しいのか、あなたのベッドで寝てることがあるわよ」
「マジか! シルキーやブラウニーたちがキレイにしてくれているはずなのに、猫の毛があったりしたのは、娘たちがケットシーと一緒に猫を連れて来てたってことか? てっきり猫たちだけで寝に来ているかと思ってたよ」
「ケットシーなら毛が抜けないから良いって言ったんだけど、猫たちもついていっちゃってね。あの娘たちがいると一緒に寝ちゃうんだよね」
娘たちにつられて猫たちも一緒に寝ているのか。さぞかし幸せ空間なんだろうな。
「別にいけない事してるわけじゃないし……あっ、できればその様子をこっそり写真にとっておいてよ」
「分かったわ。今度はいつ寝ることになるか分からないけど、写真にとっておくわ」
「そうだ、カエデ。お昼寝とかでは一緒に寝ることはあるけど、夜ってあまり一緒に寝ないじゃん? 一緒に寝てあげた方がいいかな?」
「それは必要ないんじゃないかな? 一緒に遊んであげたり、お昼寝したりしてあげれば十分だと思うわ。一緒にお風呂に入りたいとも言ってたわね。シュウに洗ってもらうと何か気持ち良いんだってさ」
「そっか、今日は一緒にお風呂に入ろうかな」
「そうしてあげて。起きたら海岸で一緒に遊んであげてほしいな。娘たちが楽しみにしてたからね。水着も一緒に選んで、とーたんに見せるんだって言ってたわよ」
娘たちが父親に水着を見せる? どういう心境なのだろうか? 可愛い服を見せるような物かな?
「そっか。それにしても、あの爺さんたちはまだ飲んでるのか? 寝る前と変わらず酒を飲んで騒いでるみたいだけど」
「私もお酒は好きだけど、あそこまでは飲めないわね。水のように度の高い酒をカパカパ飲んでるからね」
あの爺さんたちは本当に元気だな。
カエデが離れてから20分後にウルの目が覚めて、俺と目を合わせると照れたように隣にいたブルムを強く抱きしめていた。
ウルに強く抱きしめられたブルムが目を覚まして、ウー姉どうしたの? と言いながらギューッと抱きしめ返していた。このときに顔を擦り付ける仕草をされてくすぐったかったのか、ウルは笑い出してしまう。
その声にミーシャとスミレが目を覚まして、ウルとブルムが遊んでいるのを見て、俺を乗り越えて2人に突撃しワチャワチャし始めた。
その際に押しのけられたケットシーたちは、何もなかったかのように俺の体の上に舞い戻って来た。お前たちは別に戻ってこなくてもいいのだが。
どうやら完全に目が覚めたようで、ハンモックから降りると騒ぎ始めた。ハンモックから地面までそれなりの距離があるので、娘たちだけでは降りられないようだ。俺が寝ている間に目が覚めたらどうするつもりだったんだ? 俺を起こしたのかな?
1人ずつバンザイのポーズで両手を持ってあげて、ジャンプするようなイメージでハンモックから飛び降りるサポートをした。ステータスだけを見れば、こんな距離落ちた所で怪我すらしないんだけど、もし顔をぶつければ痛いものは痛いからな。
4人が降りると俺が降りるのも待たずに母親の方へ駆け出して行った。
「4人とも、この後は砂浜にでも行こうと思うから、着替えがあったら着替えておいで」
と声をかけると、目に見えて喜んでいるのが分かった。カエデ、いい仕事したな!
一時は、かなり残念な娘になっていたけど、いつの間にか落ち着いて少し褐色の黒髪美人になったよな。所々で残念な香りが出ているのは仕方がないかもしれないけど。
俺も着替えた方がいいかな? ハワイアン柄のハーフパンツタイプの水着を召喚して、羽織れるようにチャック付きのラッシュガードを一緒に召喚する。
さすがに外で真っ裸になるのは気がひけたので、近くのトイレに入ってささっと着替える。
準備完了だな!
そのまま娘たちが走っていった方向、母親たちのいる方へ向かう。そこにはテントが準備されていた。
これはちょっと間違えたかな?
テントの中から娘たちが可愛い声を上げて着替えているのが想像できるような声が聞こえる。
『そういえば、シュウ君の水着って用意したかしら?』
『してないわね。自分たちやこの娘たちの水着を選ぶのに夢中で忘れてたわ』
『『『えー! とーたんの水着ないの? 一緒に遊べない?』』』
『お父さんなら大丈夫。きっと準備してる』
どうやら最悪の事態は回避できたみたいだ。それより、この娘たち3人はどうしてこうも声が揃うのだろうか? 本当にすごいシンクロ率だよな。
ブラウニーが準備していた椅子に座ってみんなが出てくるのを待つ事にした。
4匹のケットシーが娘たちと俺の間にできた谷間に埋まっている。っと、頭の上にもモフモフがいると思ったらハクが丸まっていて、その中にニコが鎮座している。
モフモフにプニプニに娘たち、最高の癒しの空間だな。
だけど、目が覚めてしまいどうすればいいのだろうか? と悩んでしまった。娘たちが起きるまではこのままかな?
暇だったので、ハンモックをユラユラと揺らしていたら、不自然に揺れている事が気になったのかカエデが様子を見に来た。
「なるほど、シュウが目覚めて動けないからハンモックを揺らして遊んでたわけね」
「いや、遊んでいたわけじゃないけど、目が覚めて動けないのは正解だな。幸せ空間をわざわざ崩す必要もないから、揺れていた感じだよ」
「本当にこの娘たちは、シュウのことが好きよね。もし日本だったらこの娘たちが、シュウが心配している父親嫌いになるのかしら?」
「そうならないで欲しいと思うけど、日本人特有の風習みたいな物だと聞いた事があるけどね。それでも父親が好きな娘だって少なくはないって話も聞いたっけな」
「この娘たちがシュウを嫌いになんてなるとは思えないわね。いないときなんかは毎日『いつ帰ってくるの?』とか『今日はお話しできる?』とか、シュウのことをずっと聞いているわよ。後、秘密にしていてって言われていたけど、シュウがいない時は寂しいのか、あなたのベッドで寝てることがあるわよ」
「マジか! シルキーやブラウニーたちがキレイにしてくれているはずなのに、猫の毛があったりしたのは、娘たちがケットシーと一緒に猫を連れて来てたってことか? てっきり猫たちだけで寝に来ているかと思ってたよ」
「ケットシーなら毛が抜けないから良いって言ったんだけど、猫たちもついていっちゃってね。あの娘たちがいると一緒に寝ちゃうんだよね」
娘たちにつられて猫たちも一緒に寝ているのか。さぞかし幸せ空間なんだろうな。
「別にいけない事してるわけじゃないし……あっ、できればその様子をこっそり写真にとっておいてよ」
「分かったわ。今度はいつ寝ることになるか分からないけど、写真にとっておくわ」
「そうだ、カエデ。お昼寝とかでは一緒に寝ることはあるけど、夜ってあまり一緒に寝ないじゃん? 一緒に寝てあげた方がいいかな?」
「それは必要ないんじゃないかな? 一緒に遊んであげたり、お昼寝したりしてあげれば十分だと思うわ。一緒にお風呂に入りたいとも言ってたわね。シュウに洗ってもらうと何か気持ち良いんだってさ」
「そっか、今日は一緒にお風呂に入ろうかな」
「そうしてあげて。起きたら海岸で一緒に遊んであげてほしいな。娘たちが楽しみにしてたからね。水着も一緒に選んで、とーたんに見せるんだって言ってたわよ」
娘たちが父親に水着を見せる? どういう心境なのだろうか? 可愛い服を見せるような物かな?
「そっか。それにしても、あの爺さんたちはまだ飲んでるのか? 寝る前と変わらず酒を飲んで騒いでるみたいだけど」
「私もお酒は好きだけど、あそこまでは飲めないわね。水のように度の高い酒をカパカパ飲んでるからね」
あの爺さんたちは本当に元気だな。
カエデが離れてから20分後にウルの目が覚めて、俺と目を合わせると照れたように隣にいたブルムを強く抱きしめていた。
ウルに強く抱きしめられたブルムが目を覚まして、ウー姉どうしたの? と言いながらギューッと抱きしめ返していた。このときに顔を擦り付ける仕草をされてくすぐったかったのか、ウルは笑い出してしまう。
その声にミーシャとスミレが目を覚まして、ウルとブルムが遊んでいるのを見て、俺を乗り越えて2人に突撃しワチャワチャし始めた。
その際に押しのけられたケットシーたちは、何もなかったかのように俺の体の上に舞い戻って来た。お前たちは別に戻ってこなくてもいいのだが。
どうやら完全に目が覚めたようで、ハンモックから降りると騒ぎ始めた。ハンモックから地面までそれなりの距離があるので、娘たちだけでは降りられないようだ。俺が寝ている間に目が覚めたらどうするつもりだったんだ? 俺を起こしたのかな?
1人ずつバンザイのポーズで両手を持ってあげて、ジャンプするようなイメージでハンモックから飛び降りるサポートをした。ステータスだけを見れば、こんな距離落ちた所で怪我すらしないんだけど、もし顔をぶつければ痛いものは痛いからな。
4人が降りると俺が降りるのも待たずに母親の方へ駆け出して行った。
「4人とも、この後は砂浜にでも行こうと思うから、着替えがあったら着替えておいで」
と声をかけると、目に見えて喜んでいるのが分かった。カエデ、いい仕事したな!
一時は、かなり残念な娘になっていたけど、いつの間にか落ち着いて少し褐色の黒髪美人になったよな。所々で残念な香りが出ているのは仕方がないかもしれないけど。
俺も着替えた方がいいかな? ハワイアン柄のハーフパンツタイプの水着を召喚して、羽織れるようにチャック付きのラッシュガードを一緒に召喚する。
さすがに外で真っ裸になるのは気がひけたので、近くのトイレに入ってささっと着替える。
準備完了だな!
そのまま娘たちが走っていった方向、母親たちのいる方へ向かう。そこにはテントが準備されていた。
これはちょっと間違えたかな?
テントの中から娘たちが可愛い声を上げて着替えているのが想像できるような声が聞こえる。
『そういえば、シュウ君の水着って用意したかしら?』
『してないわね。自分たちやこの娘たちの水着を選ぶのに夢中で忘れてたわ』
『『『えー! とーたんの水着ないの? 一緒に遊べない?』』』
『お父さんなら大丈夫。きっと準備してる』
どうやら最悪の事態は回避できたみたいだ。それより、この娘たち3人はどうしてこうも声が揃うのだろうか? 本当にすごいシンクロ率だよな。
ブラウニーが準備していた椅子に座ってみんなが出てくるのを待つ事にした。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる