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第1322話 忘れていた事
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俺は普段使わない部屋、ダンジョン農園内に作った建物に向かう。
もともとは何のために作ったんだっけな? 家で過ごすのが気まずくなったり、ゆっくりした記すための避難場所として作ったんだっけな?
少し改装したりしているが、くつろげるスペースだな。
人間をダメにする巨大ビーズクッションを置いてある。これっていいんだよね。何というか、スライムとは別で体にフィットするのが素晴らしい。
足の位置を高くして寝転ぶような形で、巨大ビーズクッションに埋まる。
近くでは、俺の護衛としてついて来ていたダマが小さいサイズで丸まって、ビーズクッションに埋もれている。シエルは何でひっくり返ってビーズクッションの上にいるんだ? で、グレンは何処にいるんだ?
あたりを見渡してみたが、グレンだけが見当たらない。
「お~い、グレン。いるか?」
「クェ~」
ビーズクッションの中から声が、埋もれているようだ。なんというか、みんなもここに染まって来たな。
俺もビーズクッションに埋もれながら、使い捨て用のゴブリン隊の編成を考えていた。
ゴブリンナイトは、タンク型。ゴブリンソードマンは、スピード系アタッカー。ゴブリンウォーリアーは、パワー系アタッカー。ゴブリンアーチャーは、遠距離物理。ゴブリンメイジは、魔法使い。ゴブリンプリーストは、回復役。
基本はこの6種類か、ナイト2、ソードマンとウォーリアーで3、アーチャーとメイジで3、プリースト2で10匹かな?
小隊編成だとさすがに10人は多いな。バランス的には、基本の6種を1匹ずつでもいいかな? 6匹で1小隊かな? で、小隊を指揮するのは……いや、小隊長がいないのは拙いな。
じゃぁ、タンクは絶対に必要だろ。ソードマンとウォーリアーの代わりにジェネラルか? アーチャー、メイジ、プリーストが1匹ずつで5匹がベターか?
6匹の小隊5個で30匹で1中隊、1中隊4つで1大隊、合計で120匹が1セットって感じでいいか?
っとなると、上位種のジェネラルをわざわざ小隊に1匹は意味ないか? 中隊で1匹で十分だな。残りの小隊長4匹はソードマンとウォーリアーを2匹ずつでいいか? で、4中隊の1匹をキングに代えれば、ゴブリン軍団の完成か。
100匹にキングが1匹とか、どれだけ贅沢軍団なのやら。
Lvは400でいいか? ジェネラルは500で、キングは600って所か? ジェネラルとキングの眷属強化スキルもUPさせておけば、最弱のゴブリンでもLvを上げて集団にすれば、勇者だって倒せる!
ダンマスが出て来ても大丈夫!
最悪、リバイアサン達に協力をしてもらえば、大丈夫なはず。
そういえば、元々いた方のリバイアサンの名前を付けるの忘れてたな。シェリルたちや娘たちに何かいい名前を考えてもらわないとな。
タブレットをポチポチしてシェリルの端末に呼びかける。
『ほ~い! ご主人様どうしたの?』
『あっ! とーたんがいる! みんな! とーたんがいるよ!』
シェリルの端末に連絡したのにネルが出て、近くにいた娘たちがネルに見せて! と飛びつき体をゆすっている。今日は、年少組の皆が娘たちと一緒にいるのかな?
「シェリルの端末だよな? まぁちょうどいい。みんなに元々いたリバイアサンの名前を付けてもらいたいんだけど、いいかな?」
『りばいあさん? ネルママ、りばいあさんって何?』
『ミーちゃん、リバイアサンって言うのはね、メグちゃんの事だよ』
『えーメグちゃんはメグちゃんだよ! りばいあさんなんて名前じゃないよ!』
『ん~ミーちゃんは獣人さんだよね? 名前はミーシャ、種族が獣人って事なんだよ。メグちゃんに当てはめると、メグちゃんが名前で、リバイアサンが種族になるんだよ』
『そうなの? ウー姉は分かる?』
ウルはミーシャの視線を受けて、コクコクと頷いている。
ってか、もうすでに名前があった!
「ネル、元々いたリバイアサンをメグちゃんって呼んでいるのか?」
『そうですけど……名前が無かったので、みんなで考えて名付けました。一緒に遊ぶのに名前がないと不便だから、ダメだったですか?』
「知らなかったな。別に、名前を付けてもらう予定だったから問題ないさ。名前つけてたらな教えてほしかったな。ってか、俺に合わせて名前で呼んでなかったのか?」
『そうだよ。私たちと一緒にいる時は、メグちゃんって呼んでるんだ。ご主人様が新しく名付けるまでの暫定的な名前でした』
「いや、メグちゃん自身は嫌がってないんだろ? ならそのままメグちゃんでいいよ。他の妻たちも知ってるか?」
『知ってるよ。ウーちゃんが来てから、メグちゃんがよく遊びに来るから名前を呼んでたら、定着した感じかな?』
「俺以外知ってるんだ、ちょっと疎外感……」
『とーたん、元気だちて!』
ミーシャがそう言って、満面の笑みを浮かべている。その隣にはスミレとブルムもいて、同じように満面の笑みを浮かべている。表現するなら、ニパッ! って感じだろうか?
時々したったらずな感じになるのがまた可愛い。
「ミーシャ、ありがとね」
『『ミーちゃんばっかずるい!』』
「ごめんごめん、スミレもブルムもありがとね」
そう言うと、3人そろってニパッと笑ってくれた。それで満足したのか、興味が他にそれたのか3人でどこかへ駆け出して行った。
『3人共元気がいいですね』
「歳は全然違うけど、シェリル・イリア・ネルの3人も娘たちみたいに元気いっぱいだったと思うぞ」
『そうですか?』
「そうだよ。ネルは知らないかもしれないけど、シェリルとイリアは、ダンジョン農園の階段を駆け上って競争してた事もあるんだぞ。そこにネルが加わって、何をするにも3人一緒、元気だったと思うけどな」
『昔話されると恥ずかしいですね』
画面の向こうで少しモジモジしているネルは、なんか新鮮で可愛かった。他にも昔話をしていると、戻って来たシェリルとイリアに「恥ずかしい話はしないで!」と、怒られてしまった。
3人共ずっと一緒ではなく、途中からネルが加わる形だったからな。その前の事を知らなかったんだな。画面越しに3人が姦しくしていると、昔を思い出すな。
もともとは何のために作ったんだっけな? 家で過ごすのが気まずくなったり、ゆっくりした記すための避難場所として作ったんだっけな?
少し改装したりしているが、くつろげるスペースだな。
人間をダメにする巨大ビーズクッションを置いてある。これっていいんだよね。何というか、スライムとは別で体にフィットするのが素晴らしい。
足の位置を高くして寝転ぶような形で、巨大ビーズクッションに埋まる。
近くでは、俺の護衛としてついて来ていたダマが小さいサイズで丸まって、ビーズクッションに埋もれている。シエルは何でひっくり返ってビーズクッションの上にいるんだ? で、グレンは何処にいるんだ?
あたりを見渡してみたが、グレンだけが見当たらない。
「お~い、グレン。いるか?」
「クェ~」
ビーズクッションの中から声が、埋もれているようだ。なんというか、みんなもここに染まって来たな。
俺もビーズクッションに埋もれながら、使い捨て用のゴブリン隊の編成を考えていた。
ゴブリンナイトは、タンク型。ゴブリンソードマンは、スピード系アタッカー。ゴブリンウォーリアーは、パワー系アタッカー。ゴブリンアーチャーは、遠距離物理。ゴブリンメイジは、魔法使い。ゴブリンプリーストは、回復役。
基本はこの6種類か、ナイト2、ソードマンとウォーリアーで3、アーチャーとメイジで3、プリースト2で10匹かな?
小隊編成だとさすがに10人は多いな。バランス的には、基本の6種を1匹ずつでもいいかな? 6匹で1小隊かな? で、小隊を指揮するのは……いや、小隊長がいないのは拙いな。
じゃぁ、タンクは絶対に必要だろ。ソードマンとウォーリアーの代わりにジェネラルか? アーチャー、メイジ、プリーストが1匹ずつで5匹がベターか?
6匹の小隊5個で30匹で1中隊、1中隊4つで1大隊、合計で120匹が1セットって感じでいいか?
っとなると、上位種のジェネラルをわざわざ小隊に1匹は意味ないか? 中隊で1匹で十分だな。残りの小隊長4匹はソードマンとウォーリアーを2匹ずつでいいか? で、4中隊の1匹をキングに代えれば、ゴブリン軍団の完成か。
100匹にキングが1匹とか、どれだけ贅沢軍団なのやら。
Lvは400でいいか? ジェネラルは500で、キングは600って所か? ジェネラルとキングの眷属強化スキルもUPさせておけば、最弱のゴブリンでもLvを上げて集団にすれば、勇者だって倒せる!
ダンマスが出て来ても大丈夫!
最悪、リバイアサン達に協力をしてもらえば、大丈夫なはず。
そういえば、元々いた方のリバイアサンの名前を付けるの忘れてたな。シェリルたちや娘たちに何かいい名前を考えてもらわないとな。
タブレットをポチポチしてシェリルの端末に呼びかける。
『ほ~い! ご主人様どうしたの?』
『あっ! とーたんがいる! みんな! とーたんがいるよ!』
シェリルの端末に連絡したのにネルが出て、近くにいた娘たちがネルに見せて! と飛びつき体をゆすっている。今日は、年少組の皆が娘たちと一緒にいるのかな?
「シェリルの端末だよな? まぁちょうどいい。みんなに元々いたリバイアサンの名前を付けてもらいたいんだけど、いいかな?」
『りばいあさん? ネルママ、りばいあさんって何?』
『ミーちゃん、リバイアサンって言うのはね、メグちゃんの事だよ』
『えーメグちゃんはメグちゃんだよ! りばいあさんなんて名前じゃないよ!』
『ん~ミーちゃんは獣人さんだよね? 名前はミーシャ、種族が獣人って事なんだよ。メグちゃんに当てはめると、メグちゃんが名前で、リバイアサンが種族になるんだよ』
『そうなの? ウー姉は分かる?』
ウルはミーシャの視線を受けて、コクコクと頷いている。
ってか、もうすでに名前があった!
「ネル、元々いたリバイアサンをメグちゃんって呼んでいるのか?」
『そうですけど……名前が無かったので、みんなで考えて名付けました。一緒に遊ぶのに名前がないと不便だから、ダメだったですか?』
「知らなかったな。別に、名前を付けてもらう予定だったから問題ないさ。名前つけてたらな教えてほしかったな。ってか、俺に合わせて名前で呼んでなかったのか?」
『そうだよ。私たちと一緒にいる時は、メグちゃんって呼んでるんだ。ご主人様が新しく名付けるまでの暫定的な名前でした』
「いや、メグちゃん自身は嫌がってないんだろ? ならそのままメグちゃんでいいよ。他の妻たちも知ってるか?」
『知ってるよ。ウーちゃんが来てから、メグちゃんがよく遊びに来るから名前を呼んでたら、定着した感じかな?』
「俺以外知ってるんだ、ちょっと疎外感……」
『とーたん、元気だちて!』
ミーシャがそう言って、満面の笑みを浮かべている。その隣にはスミレとブルムもいて、同じように満面の笑みを浮かべている。表現するなら、ニパッ! って感じだろうか?
時々したったらずな感じになるのがまた可愛い。
「ミーシャ、ありがとね」
『『ミーちゃんばっかずるい!』』
「ごめんごめん、スミレもブルムもありがとね」
そう言うと、3人そろってニパッと笑ってくれた。それで満足したのか、興味が他にそれたのか3人でどこかへ駆け出して行った。
『3人共元気がいいですね』
「歳は全然違うけど、シェリル・イリア・ネルの3人も娘たちみたいに元気いっぱいだったと思うぞ」
『そうですか?』
「そうだよ。ネルは知らないかもしれないけど、シェリルとイリアは、ダンジョン農園の階段を駆け上って競争してた事もあるんだぞ。そこにネルが加わって、何をするにも3人一緒、元気だったと思うけどな」
『昔話されると恥ずかしいですね』
画面の向こうで少しモジモジしているネルは、なんか新鮮で可愛かった。他にも昔話をしていると、戻って来たシェリルとイリアに「恥ずかしい話はしないで!」と、怒られてしまった。
3人共ずっと一緒ではなく、途中からネルが加わる形だったからな。その前の事を知らなかったんだな。画面越しに3人が姦しくしていると、昔を思い出すな。
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