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第1286話 城の人間の行く末
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選別に時間がかかってるな。ほぼ100パーセントで、獣人を犯したり殺したりしているとか、頭がおかしいんじゃねえか? 戦争行って現地人をレイプしまくってるどっかの国みたいだな。他国を非難する前に自分達の行為を胸に刻めよ!
って、何でこんな事思い出したんだ?
そんな事よりこの後の事を考えないとな。
残りは、女騎士にメイドや女文官か、残りは何人だ? 城の中には1294人いて、484人の男騎士に349人の男文官……残りは、461人か? 王族が11人だから450人って事か。
メイドを含む数だから多いのか少ないのかわからんが、気にしてもしょうがないな。
次に俺の前に連れてこられたのは、女騎士62人だった。女性王族の警護を考えると少ないよな?
「戦争以外で獣人を殺したり、なぶりものにした事があるか?」
男と同じように質問してみた。
「亜人をどのようにあt……アガァァァァッ!!!」
「前にも言ったが、俺の質問にはイエスかノーかだと言ったよな? あまり面倒を増やさないでくれるかな? もう1度聞くよ? 戦争以外で獣人を殺したり、なぶりものにした事があるか?」
「グッ……ヒューヒュー……無い」
魔法が反応した。女騎士も同じような事をしているのか? とりあえずもう1度太腿を刺しニコに運ばせる。
それにしても、男は気絶しまくってたのに、こいつは普通に起きてたな。女性だから痛みに強いのかな?
残りの61人にも同じ質問をしていく。3人が行為には参加していなかったようだが、新人だったため参加が許されていなかっただけだと男文官からの告げ口があった。情報を教えたのだから、見逃してくれ! とか見苦しい事を言ってやがる。
そして、女文官34人は全員なぶりものにしていた事が分かった。
意外な事に、メイドは誰1人として行為には参加していなかった。そう言う事が行われている事は知っていたようだけどね。
メイドも八つ当たりで鞭で叩かれる事もあったし、獣人の死体を片付けていたのは、メイドだったみたいだしな。メイドは、違う場所に運んで保留だな。後で妻たちの意見も聞いてみるか。
「さて最後になったが、クソの役にも立たない王族の皆さんですが、覚悟はよろしいですかな?」
「てめえ! 俺が誰だか分かってんのか? 後でどうなっても知らねえぞ!」
「少し黙っていてくれないですかね? 俺が後でどうなるか考える前に、今の自分の状況を考えた方がよろしいかと?」
「今なら許してやるから、さっさと拘束をほどけ」
「ダウト、拘束を解いた所で許すつもりは無いですよね? 仮に拘束を解いた所であなたには何もできないですよ。無能な第一王子様……プププッ」
「クソが! 何を笑って……ギャアアアア!!!」
急に悲鳴を上げたが、良く見ると上腕にナイフが刺さっていた。これは、ただの投げナイフだ。【ペイン】をかけたりすると、下手したらショック死してしまうかもしれないからな。
王族11人、王1人、王妃3人、子供7人内王子5人王女2人。
多いのか少ないのか俺には分からん!
王妃はケバケバしていてうるさかったので、スリープの魔法をかけて眠らせている。
第一王子は、甘やかされたのかでっぷりとした体に、回転の悪い頭が乗っている。いわゆる屑王子だ。
その点、第2王子は、線は細いが頭の回転は速いようで、状況を正確に判断しようと今も情報を頭の中で整理している様子だ。
第3王子は、筋骨隆々でいかにも騎士っぽい。だけど、騎士団長や将軍といったタイプではない。第1王子と大差ない頭の出来なのだ。種類的には脳筋って感じだな。
第4・第5王子は、双子のようで、見た感じまだ7~8歳と言った所か? 我が侭な所は、王子だからなのか歳からなのか判断しにくい。この世界の基準で考えれば、王子で甘やかされたからだと思う。こいつら2人は、眉間が少し陥没するくらい強烈なデコピンで黙らせている。
そして教育の所為なのか、この王子たちも全員獣人をなぶりものにしていた。
問題の王女2人だ。こいつらは世渡り上手なのか、流れに乗るのが上手いのか、現状をしっかりと把握したうえで、俺に媚を売っている。
この世界に来た頃に出会って、迫られていたら童貞を捨ててしまう位は美人だと思うが、妻と比べると、誰1人に勝てる要素は無い。だってさ、性格の悪さが顔に出てるんだもん。化粧でもごまかせないくらいにさ。
もちろんこいつらも獣人をなぶり殺しにしていたようだ。
王妃をいったん起こして質問してみたが結果は同じ、どれだけの獣人をなぶりものにしてきたんだよこいつら。
妻たちに連絡を入れ、メイドについてはどうするか聞いてみたら、城の外に追放でいいんじゃない? との事だ。放っておいても、この国が無くなれば今まで国が犯してきた罪が国民に降り注ぐだけだからとの事だ。
確かにそうだよな。一般人だからとはいっても、犠牲になった獣人も同じ一般人の方が多いはずだもんな。運が良ければ助かるかもね。って感じだな。
さて、問題は、こいつらをどうするかだな。隣の獣人の国にプレゼントでもしてやろうか? ん? それって良い考えじゃないか?
隣の国まで運ぶことが出来れば、俺が手を下す必要もない事に気付いた。でも、この子には俺が復讐しておいてやるって言ったからな……そうだな。この子の母親たちを殺した奴は、俺が直々に手を下そう。残りは全部獣人の国に送り届けてやろう。そこで地獄を味わえ!
「あの部屋の隣で獣人の女性に酷い事をしていた奴らはだれだ?」
そう質問すると、女騎士が3人、男騎士が28人、男文官14人が行為に及んでいたらしい。特に四肢が切り取られていたのは、女騎士の仕業だったらしい。こいつらは、ただじゃ済まされんな。
この45人は、ゴーストタウンに連れ帰って、死にたくても死ねない地獄の苦しみを味わってもらおう。
「そういえば、この糞みたいな国の王はいつまで寝てんだ?」
自分で顔を陥没させておいて何を! と全員が思っているが口に出していない。
「うっし、決めた。そこの文官、獣人の国はどっちにある?」
一番近くにいた文官に質問すると、西の方にあると教えてくれた。マップ先生で確認しても、間違いないし結構な大きさの国のようだ。比較的森が多いみたいだな。
「リバイアサン出て来い!」
ダンジョンから俺の足元まで空洞を作ると、そこを通って2匹のリバイアサンが現れた。
って、何でこんな事思い出したんだ?
そんな事よりこの後の事を考えないとな。
残りは、女騎士にメイドや女文官か、残りは何人だ? 城の中には1294人いて、484人の男騎士に349人の男文官……残りは、461人か? 王族が11人だから450人って事か。
メイドを含む数だから多いのか少ないのかわからんが、気にしてもしょうがないな。
次に俺の前に連れてこられたのは、女騎士62人だった。女性王族の警護を考えると少ないよな?
「戦争以外で獣人を殺したり、なぶりものにした事があるか?」
男と同じように質問してみた。
「亜人をどのようにあt……アガァァァァッ!!!」
「前にも言ったが、俺の質問にはイエスかノーかだと言ったよな? あまり面倒を増やさないでくれるかな? もう1度聞くよ? 戦争以外で獣人を殺したり、なぶりものにした事があるか?」
「グッ……ヒューヒュー……無い」
魔法が反応した。女騎士も同じような事をしているのか? とりあえずもう1度太腿を刺しニコに運ばせる。
それにしても、男は気絶しまくってたのに、こいつは普通に起きてたな。女性だから痛みに強いのかな?
残りの61人にも同じ質問をしていく。3人が行為には参加していなかったようだが、新人だったため参加が許されていなかっただけだと男文官からの告げ口があった。情報を教えたのだから、見逃してくれ! とか見苦しい事を言ってやがる。
そして、女文官34人は全員なぶりものにしていた事が分かった。
意外な事に、メイドは誰1人として行為には参加していなかった。そう言う事が行われている事は知っていたようだけどね。
メイドも八つ当たりで鞭で叩かれる事もあったし、獣人の死体を片付けていたのは、メイドだったみたいだしな。メイドは、違う場所に運んで保留だな。後で妻たちの意見も聞いてみるか。
「さて最後になったが、クソの役にも立たない王族の皆さんですが、覚悟はよろしいですかな?」
「てめえ! 俺が誰だか分かってんのか? 後でどうなっても知らねえぞ!」
「少し黙っていてくれないですかね? 俺が後でどうなるか考える前に、今の自分の状況を考えた方がよろしいかと?」
「今なら許してやるから、さっさと拘束をほどけ」
「ダウト、拘束を解いた所で許すつもりは無いですよね? 仮に拘束を解いた所であなたには何もできないですよ。無能な第一王子様……プププッ」
「クソが! 何を笑って……ギャアアアア!!!」
急に悲鳴を上げたが、良く見ると上腕にナイフが刺さっていた。これは、ただの投げナイフだ。【ペイン】をかけたりすると、下手したらショック死してしまうかもしれないからな。
王族11人、王1人、王妃3人、子供7人内王子5人王女2人。
多いのか少ないのか俺には分からん!
王妃はケバケバしていてうるさかったので、スリープの魔法をかけて眠らせている。
第一王子は、甘やかされたのかでっぷりとした体に、回転の悪い頭が乗っている。いわゆる屑王子だ。
その点、第2王子は、線は細いが頭の回転は速いようで、状況を正確に判断しようと今も情報を頭の中で整理している様子だ。
第3王子は、筋骨隆々でいかにも騎士っぽい。だけど、騎士団長や将軍といったタイプではない。第1王子と大差ない頭の出来なのだ。種類的には脳筋って感じだな。
第4・第5王子は、双子のようで、見た感じまだ7~8歳と言った所か? 我が侭な所は、王子だからなのか歳からなのか判断しにくい。この世界の基準で考えれば、王子で甘やかされたからだと思う。こいつら2人は、眉間が少し陥没するくらい強烈なデコピンで黙らせている。
そして教育の所為なのか、この王子たちも全員獣人をなぶりものにしていた。
問題の王女2人だ。こいつらは世渡り上手なのか、流れに乗るのが上手いのか、現状をしっかりと把握したうえで、俺に媚を売っている。
この世界に来た頃に出会って、迫られていたら童貞を捨ててしまう位は美人だと思うが、妻と比べると、誰1人に勝てる要素は無い。だってさ、性格の悪さが顔に出てるんだもん。化粧でもごまかせないくらいにさ。
もちろんこいつらも獣人をなぶり殺しにしていたようだ。
王妃をいったん起こして質問してみたが結果は同じ、どれだけの獣人をなぶりものにしてきたんだよこいつら。
妻たちに連絡を入れ、メイドについてはどうするか聞いてみたら、城の外に追放でいいんじゃない? との事だ。放っておいても、この国が無くなれば今まで国が犯してきた罪が国民に降り注ぐだけだからとの事だ。
確かにそうだよな。一般人だからとはいっても、犠牲になった獣人も同じ一般人の方が多いはずだもんな。運が良ければ助かるかもね。って感じだな。
さて、問題は、こいつらをどうするかだな。隣の獣人の国にプレゼントでもしてやろうか? ん? それって良い考えじゃないか?
隣の国まで運ぶことが出来れば、俺が手を下す必要もない事に気付いた。でも、この子には俺が復讐しておいてやるって言ったからな……そうだな。この子の母親たちを殺した奴は、俺が直々に手を下そう。残りは全部獣人の国に送り届けてやろう。そこで地獄を味わえ!
「あの部屋の隣で獣人の女性に酷い事をしていた奴らはだれだ?」
そう質問すると、女騎士が3人、男騎士が28人、男文官14人が行為に及んでいたらしい。特に四肢が切り取られていたのは、女騎士の仕業だったらしい。こいつらは、ただじゃ済まされんな。
この45人は、ゴーストタウンに連れ帰って、死にたくても死ねない地獄の苦しみを味わってもらおう。
「そういえば、この糞みたいな国の王はいつまで寝てんだ?」
自分で顔を陥没させておいて何を! と全員が思っているが口に出していない。
「うっし、決めた。そこの文官、獣人の国はどっちにある?」
一番近くにいた文官に質問すると、西の方にあると教えてくれた。マップ先生で確認しても、間違いないし結構な大きさの国のようだ。比較的森が多いみたいだな。
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ダンジョンから俺の足元まで空洞を作ると、そこを通って2匹のリバイアサンが現れた。
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