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第1245話 同じでも侮れない
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ごはん! ごはん! と、はしゃぎだした娘たちを落ち着かせながら、キッチン馬車の前に準備されたスペースに移動する。
椅子だと娘たちの転落が怖いので、固めのエアーマットを敷き詰めつなぎ目を無くすために、絨毯を敷いている。そこに横長の机が並べられている。
娘たちは、各母親の膝の上に収まり、机の上に置かれている食事に目が釘付けになっている。それに、涎を垂らさんばかりの表情をするのは、どうなのだろうか? 元気があっていいか。
いただきます。の挨拶をすると、娘たちは母親にとってほしい物を指さして取り分けてもらっている。
だけど俺は、準備された物に手を付けるわけにはいかない。
「では、ご主人様。準備させていただいた赤身肉のサーロインステーキを焼かしていただきます」
そう言って、牧草だけ育った牛から切り分けた赤身のサーロインを目の前で焼き始めた。
俺の目の前には、簡単な物しか準備されていなかったため、手を付けられなかったというのが正しいだろう。もう、焼く準備まで整えているのに、他の物に目移りをさせるわけにはいかないだろう。
つうか、この赤身肉が焼ける音とにおいがヤバい。どれだけヤバいかと言えば、美味い美味いと取り分けてもらった食事を食べていた娘たちが、焼ける音とにおいが届くと振り向いて食事を止める位ヤバい。
まだ焼き始めたばかりなので焼き目などは分からないが、鉄板の上で焼かれている肉の塊が神々しく見えて来た。
焼いてくれているスカーレットの話では、美味しさだけ言えばダンジョン農園で飼育している牛の方が美味いと言っていたが、それとは別に今の状況が期待値を上げてくれていると思う。
おいおい、娘たちよ、食事を止めて肉を見つめ過ぎだ。とってもらった食事はしっかり食べるんだぞ!
「生でも食せる品質ですので、仕上げに入ろうと思います」
塊の肉の表面に焼き目をつけたスカーレットがそんな事を言う。生で食べれるとはいえ、中はタダの生だろ? 特別な下ごしらえをしたわけでもないただの肉の周りを焼いただけ?
と思ったら、手早くスライスを始めた。
えっ! なんで? せっかく塊で焼いたのに、食い応えはある薄さではあるが、どうするんだ?
切り分けているスカーレットの隣で、アマレロが切り分けたスライスされた肉を鉄板の上に並べていた。下にした面に軽く火が通るとすぐにひっくり返している。
それなら初めからスライスした状態で焼けばよかったんじゃないか? と思っていると、アマレロからお皿を出すようにお願いされたので、準備されていたお皿を差し出す。そこに焼けたお肉が乗せられた。その上にスライスされ水さらしした薄切り玉ねぎを乗せて来た。
これをくるんでポン酢を少しつけて食べて下さいとの事だった。
「うまぁ! なるほどな。たたきとは違うけど、半生で美味い! こういう食べ方があったんだな」
ただの焼肉とは違って半生位の状態で食べているので、肉の味がダイレクトに口の中に広がりその後に玉ねぎの辛みと爽やかさが口の中に広がりマッチする。別に大した調理法では無いので、この肉自体が美味いんだろうな。ダンジョン農園でなくてもクオリティーが高いな。
そんな俺の様子を観察するように見ていた娘たちも食べたいと騒ぎ出したので、アマレロが娘たちのためにお肉を準備している。
俺が食べた肉を半分にして、同じようにタマネギを乗せ巻いてから爪楊枝を刺し、娘たちのお皿に置いていく。娘たちはポン酢ではなく、タルタルソースをつけてもらっていた。
タルタルソースはどうなんだ? お肉じゃなくてタルタルソースが美味いんじゃないか? 話を聞くと、あのタルタルソースには、粒マスタードが入っているようでドンドン食べたくなってしまうらしい。
娘たちは、味が気に入ったのかお代わりを催促している。っていうか、この歳で味覚ってここまで発達している物なんだろうか?
俺も追加で2枚食べさせてもらった。次に出てきたのは、ソーセージだった……え~粒マスタードの時にソーセージは食べたぞ? しかも、同じように粒マスタードが準備されていた。
いや、確かに美味かったからもう1回食べても美味いだろうけど、もう少し違う食べ方をしたいかな。
しっかりと焼かれていて、さっき食べたソーセージより少し太くボリュームがある感じだ。
まぁ出された物なので、同じようなものとはいえ食べないという選択肢はないか。意を決してソーセージを口に運ぶ。
パリッ
「んんっ! え? 何で? さっきと同じようにソーセージを食べたのに、さっき食べたソーセージより全然うまいんだけど! どういうことだ?」
さっき食べたのとは、食感も味も全然違ったのだ。見た目がほとんど同じなのに、何でここまで味が違うんだ?
「不思議ですよね。先程食べて頂いた物は、一般的に出回っている物です。そんな物でもここで作った粒マスタードで食べれば美味しかったのです。その粒マスタードを使って、ここで手作りしたソーセージで食べれば、革命が起きるわけです」
食べ比べをしていないのに、ここまで明確に違いが分かるって、このソーセージもかなりの物ってことだな。
「さすがに、ダンジョン農園産の物に比べると1ランクや2ランクは落ちてしまいますが、今まであったソーセージであれば、比べ物にならない程美味しい物ができているんですよ」
と、説明してくれた。
確かに素材や作り方で味が変わる事は知っているけど、ディストピア産の物とそうでは無い物ってここまで味の違いがあるとは思っていなかった。ゼニスがディストピア産の物はいくらあっても足りない! って言っていたのはこういう事なのか……
その後もこのエリアで採れる肉をシンプルに焼いた物を色々出してくれた。
色々な部分を出してくれたので、それだけで満腹になってしまった。口直しでサラダとかを食べていたが、ほぼ肉だけでお腹がいっぱいになってしまった。
娘たちも同じ物を食べたうえで、最初にとってもらった物も食べてたな。まぁ俺と同じサイズではないから同量食べたわけでは無いが、よく食うな。子供ってこんなに食べるもんだったか?
さすがにみんな食べ過ぎたようなので、食休みで木陰にマットを敷いて軽く休む事にした。
娘たちは母親にマットの上に降ろしてもらうと、俺の元に駆け寄ってきてくっつくようにして眠り始めた。いっぱい食べたからな眠くなったのだろう。俺も一緒に少し眠るか。妻たちにしばらくしたら起こすようにお願いして眠りについた。
椅子だと娘たちの転落が怖いので、固めのエアーマットを敷き詰めつなぎ目を無くすために、絨毯を敷いている。そこに横長の机が並べられている。
娘たちは、各母親の膝の上に収まり、机の上に置かれている食事に目が釘付けになっている。それに、涎を垂らさんばかりの表情をするのは、どうなのだろうか? 元気があっていいか。
いただきます。の挨拶をすると、娘たちは母親にとってほしい物を指さして取り分けてもらっている。
だけど俺は、準備された物に手を付けるわけにはいかない。
「では、ご主人様。準備させていただいた赤身肉のサーロインステーキを焼かしていただきます」
そう言って、牧草だけ育った牛から切り分けた赤身のサーロインを目の前で焼き始めた。
俺の目の前には、簡単な物しか準備されていなかったため、手を付けられなかったというのが正しいだろう。もう、焼く準備まで整えているのに、他の物に目移りをさせるわけにはいかないだろう。
つうか、この赤身肉が焼ける音とにおいがヤバい。どれだけヤバいかと言えば、美味い美味いと取り分けてもらった食事を食べていた娘たちが、焼ける音とにおいが届くと振り向いて食事を止める位ヤバい。
まだ焼き始めたばかりなので焼き目などは分からないが、鉄板の上で焼かれている肉の塊が神々しく見えて来た。
焼いてくれているスカーレットの話では、美味しさだけ言えばダンジョン農園で飼育している牛の方が美味いと言っていたが、それとは別に今の状況が期待値を上げてくれていると思う。
おいおい、娘たちよ、食事を止めて肉を見つめ過ぎだ。とってもらった食事はしっかり食べるんだぞ!
「生でも食せる品質ですので、仕上げに入ろうと思います」
塊の肉の表面に焼き目をつけたスカーレットがそんな事を言う。生で食べれるとはいえ、中はタダの生だろ? 特別な下ごしらえをしたわけでもないただの肉の周りを焼いただけ?
と思ったら、手早くスライスを始めた。
えっ! なんで? せっかく塊で焼いたのに、食い応えはある薄さではあるが、どうするんだ?
切り分けているスカーレットの隣で、アマレロが切り分けたスライスされた肉を鉄板の上に並べていた。下にした面に軽く火が通るとすぐにひっくり返している。
それなら初めからスライスした状態で焼けばよかったんじゃないか? と思っていると、アマレロからお皿を出すようにお願いされたので、準備されていたお皿を差し出す。そこに焼けたお肉が乗せられた。その上にスライスされ水さらしした薄切り玉ねぎを乗せて来た。
これをくるんでポン酢を少しつけて食べて下さいとの事だった。
「うまぁ! なるほどな。たたきとは違うけど、半生で美味い! こういう食べ方があったんだな」
ただの焼肉とは違って半生位の状態で食べているので、肉の味がダイレクトに口の中に広がりその後に玉ねぎの辛みと爽やかさが口の中に広がりマッチする。別に大した調理法では無いので、この肉自体が美味いんだろうな。ダンジョン農園でなくてもクオリティーが高いな。
そんな俺の様子を観察するように見ていた娘たちも食べたいと騒ぎ出したので、アマレロが娘たちのためにお肉を準備している。
俺が食べた肉を半分にして、同じようにタマネギを乗せ巻いてから爪楊枝を刺し、娘たちのお皿に置いていく。娘たちはポン酢ではなく、タルタルソースをつけてもらっていた。
タルタルソースはどうなんだ? お肉じゃなくてタルタルソースが美味いんじゃないか? 話を聞くと、あのタルタルソースには、粒マスタードが入っているようでドンドン食べたくなってしまうらしい。
娘たちは、味が気に入ったのかお代わりを催促している。っていうか、この歳で味覚ってここまで発達している物なんだろうか?
俺も追加で2枚食べさせてもらった。次に出てきたのは、ソーセージだった……え~粒マスタードの時にソーセージは食べたぞ? しかも、同じように粒マスタードが準備されていた。
いや、確かに美味かったからもう1回食べても美味いだろうけど、もう少し違う食べ方をしたいかな。
しっかりと焼かれていて、さっき食べたソーセージより少し太くボリュームがある感じだ。
まぁ出された物なので、同じようなものとはいえ食べないという選択肢はないか。意を決してソーセージを口に運ぶ。
パリッ
「んんっ! え? 何で? さっきと同じようにソーセージを食べたのに、さっき食べたソーセージより全然うまいんだけど! どういうことだ?」
さっき食べたのとは、食感も味も全然違ったのだ。見た目がほとんど同じなのに、何でここまで味が違うんだ?
「不思議ですよね。先程食べて頂いた物は、一般的に出回っている物です。そんな物でもここで作った粒マスタードで食べれば美味しかったのです。その粒マスタードを使って、ここで手作りしたソーセージで食べれば、革命が起きるわけです」
食べ比べをしていないのに、ここまで明確に違いが分かるって、このソーセージもかなりの物ってことだな。
「さすがに、ダンジョン農園産の物に比べると1ランクや2ランクは落ちてしまいますが、今まであったソーセージであれば、比べ物にならない程美味しい物ができているんですよ」
と、説明してくれた。
確かに素材や作り方で味が変わる事は知っているけど、ディストピア産の物とそうでは無い物ってここまで味の違いがあるとは思っていなかった。ゼニスがディストピア産の物はいくらあっても足りない! って言っていたのはこういう事なのか……
その後もこのエリアで採れる肉をシンプルに焼いた物を色々出してくれた。
色々な部分を出してくれたので、それだけで満腹になってしまった。口直しでサラダとかを食べていたが、ほぼ肉だけでお腹がいっぱいになってしまった。
娘たちも同じ物を食べたうえで、最初にとってもらった物も食べてたな。まぁ俺と同じサイズではないから同量食べたわけでは無いが、よく食うな。子供ってこんなに食べるもんだったか?
さすがにみんな食べ過ぎたようなので、食休みで木陰にマットを敷いて軽く休む事にした。
娘たちは母親にマットの上に降ろしてもらうと、俺の元に駆け寄ってきてくっつくようにして眠り始めた。いっぱい食べたからな眠くなったのだろう。俺も一緒に少し眠るか。妻たちにしばらくしたら起こすようにお願いして眠りについた。
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