1,171 / 2,518
第1171話 状況は動く
しおりを挟む
簡易シェルター型ダンジョンに戻ってくると、ある意味お決まりの光景が目に入って来た。
俺の娘たちを中心に、ミリーの家族が黄色い声を上げていた。
可愛いのは分かるけど、あまり騒がないでくれよな。その中で一番落ち着いていたのは、一番下のミリーの妹だろう。今まで自分より下の子がいなかったため、自分よりちっちゃい子が目の前にいて、お姉さんの自覚みたいな感じで落ち着いているような気がした。
我が娘たちは、黄色い声を無視しているかのように、3人で遊んでいる。いつものようにじゃれ合っているだけなんだが、何か楽しそうなんだよな。ミーシャのケモミミに手が伸びそうになると、ケットシーがインターセプトをして自分に興味を持たせていた。
猫の姿なのにマジで有能過ぎる!
俺たちが帰って来た事に気付くと、改めて挨拶をする事になった。一度に12人もの名前を覚えられるわけが無い。嫁達と初めて会った時も、顔と名前が一致するまでに時間がかかった物だ。
さて、戦闘に介入したため、予想以上に時間が経っていた。今から出発しても、たいして移動できずに野営する事になるので、今日はこのまま簡易シェルター型ダンジョンで休む事になった。
12人も増えてしまったため、スペースが足りなかったので、新しくミリーの家族のためにいくつか部屋を作成した。いつの間に出来たのか? と疑問に思ってはいたようだが、魔法ってすげーで片付くあたり誤魔化す必要が無くて楽でいい。
まぁ、会ってから一番うるさかったのは、夕食の時だろう。今まで見た事も無いような料理が出てきて、それがビックリするくらい美味しかったとなれば、騒がしくなってもしょうがないよね。
シルキー達が準備してくれたのは、唐揚げやフライドチキンだった。俺が好きな鶏なのは嬉しかったが、ミリーの家族に好き嫌いが無いのか確認を取ったか心配になるくらいに鶏が多かった。
ミリーの両親に話を聞いてみたら、好き嫌いを言えるような環境ではないし、お肉なんてなかなか食べられないからこんなに食べても良かったのか、食べ終わってから不安になってしまったくらいだったとの事。
そういえば、この世界って食肉って言うと魔物が中心なんだよな。初めてオークの肉を食べた時はおっかなびっくりだったけど、想像以上に美味かったから、見た目の事とか忘れて食ってたよな。
魔物の肉が取れる場所が近ければ肉は比較的安く手に入るが、近くに食肉になる魔物の住処が無ければなかなか食べられる物ではない。それでも、商人が運んでくるので割高でも食べる事は出来たのだろう。
マップ先生で調べた所、サラディルの街の近くには魔物の領域は無く、一番近いので隣街のさらに向こう側にあった。
ディストピアやゴーストタウンでは、野菜の方が割高になっているから忘れてた。割高の理由は、ディストピアとゴーストタウンでは理由が違うんだけどね。
ディストピアの場合は、単純に野菜が美味いのだ。他の街から持ってきて安く売っても売れないくらいに野菜が美味い。他にも、肉ダンジョンからの産出量が多いので、供給過多なのだ。なので、肉と野菜を比べると野菜の方が割高になる。
それに対してゴーストタウンの場合は、分かりやすく野菜の供給量が少ないため肉より野菜が高くなるのだ。バザールが頑張って生産してはいるが、需要に追い付いていない。だから、ディストピアからも輸入しているため野菜が高くなってしまう。
ちなみに、バザールの作った野菜とディストピアの野菜は、食べ比べれば分かるくらいに味は違うが、普通に食べる分には美味しいので、ディストピア産の野菜よりは早く売れる傾向にある。
ミリーの兄弟は、夕食を食べ過ぎてうーうー苦しんでいたので、部屋に連れて行きすでに横になっている。ミリーの両親から話を聞いたのは、この時だった。
しばらく話をした後に、子どもたちが心配だからと割り当てられた部屋に移動していた。
好きなだけ食べていいって言ったけど、苦しくて倒れるまで食べるのはどうなのだろうか? リバースしなかっただけマシだとは思うが、今度からは量をきちんと決めてから出すべきだな。
シルキーに話をした所、同じ事を考えていたので、しばらくはランチプレートのような物で、1人ずつに量を決めて渡すようにするとの事だった。さすがにそんなお皿は準備していなかったので、召喚してほしいと言われて人数より多めに召喚している。
ちなみに、シルキーが召喚してほしいと言ったランチプレートは、仕切りがあるタイプの物だ。大きめの皿に盛りつけて出すタイプもあるようだが、料理の汁が他の料理につかないように小さな仕切りのついた皿をチョイスいている。
日本のお店なら、汁の多い物は小鉢で出している所もあるのだが、キレイに盛り付けれるなら小鉢である必要は無いのだ。
俺個人としては、仕切りの無いランチプレートは反対派である。食べれば味が混ざるのだが、初めから混ざる事が前提になって出されるのは、お店の料理としてどうなのか? と思う。家で食べる分には気にしないのだから、単なる我が侭な意見ではあるけどね。
妻たちは、順番でお風呂に入っているみたいだ。俺のお風呂の時間はまだ後になりそうなので、マップ先生をながめている。
「おぉ?」
思わず声が出てしまった。
色を変えてマークしている真紅の騎士団の団員50人程と、奴隷になった裏切り者200人が、街道をそれて国境側に移動していたのだ。そして、その先には他の街の兵士が野営をしている場所だった。
裏切り者から聞いた、今回の戦争を引き起こした貴族の兵士なのだろうか? 鬼人も近くにいたので連絡をとってみると、その野営地の映像を送ってきてくれた。明かりが一切外に漏れていない。
街の比較的近くでこれは不自然だよな……ここまで徹底して光を漏らさないようにしている所を見ると、こいつらも裏切り者で間違いなさそうだ。
相手は500人近くいるようだけど、奴隷になった裏切り者も精鋭だったらしいのでレベルは高い。数は半分だが問題なく制圧できる戦力差だろう。
マップ先生をよく見ると、最前線にいない王国の兵士が結構いるな。これ全部裏切り者か? かなりの数の貴族が加担しているんだな。王国大丈夫か?
俺の娘たちを中心に、ミリーの家族が黄色い声を上げていた。
可愛いのは分かるけど、あまり騒がないでくれよな。その中で一番落ち着いていたのは、一番下のミリーの妹だろう。今まで自分より下の子がいなかったため、自分よりちっちゃい子が目の前にいて、お姉さんの自覚みたいな感じで落ち着いているような気がした。
我が娘たちは、黄色い声を無視しているかのように、3人で遊んでいる。いつものようにじゃれ合っているだけなんだが、何か楽しそうなんだよな。ミーシャのケモミミに手が伸びそうになると、ケットシーがインターセプトをして自分に興味を持たせていた。
猫の姿なのにマジで有能過ぎる!
俺たちが帰って来た事に気付くと、改めて挨拶をする事になった。一度に12人もの名前を覚えられるわけが無い。嫁達と初めて会った時も、顔と名前が一致するまでに時間がかかった物だ。
さて、戦闘に介入したため、予想以上に時間が経っていた。今から出発しても、たいして移動できずに野営する事になるので、今日はこのまま簡易シェルター型ダンジョンで休む事になった。
12人も増えてしまったため、スペースが足りなかったので、新しくミリーの家族のためにいくつか部屋を作成した。いつの間に出来たのか? と疑問に思ってはいたようだが、魔法ってすげーで片付くあたり誤魔化す必要が無くて楽でいい。
まぁ、会ってから一番うるさかったのは、夕食の時だろう。今まで見た事も無いような料理が出てきて、それがビックリするくらい美味しかったとなれば、騒がしくなってもしょうがないよね。
シルキー達が準備してくれたのは、唐揚げやフライドチキンだった。俺が好きな鶏なのは嬉しかったが、ミリーの家族に好き嫌いが無いのか確認を取ったか心配になるくらいに鶏が多かった。
ミリーの両親に話を聞いてみたら、好き嫌いを言えるような環境ではないし、お肉なんてなかなか食べられないからこんなに食べても良かったのか、食べ終わってから不安になってしまったくらいだったとの事。
そういえば、この世界って食肉って言うと魔物が中心なんだよな。初めてオークの肉を食べた時はおっかなびっくりだったけど、想像以上に美味かったから、見た目の事とか忘れて食ってたよな。
魔物の肉が取れる場所が近ければ肉は比較的安く手に入るが、近くに食肉になる魔物の住処が無ければなかなか食べられる物ではない。それでも、商人が運んでくるので割高でも食べる事は出来たのだろう。
マップ先生で調べた所、サラディルの街の近くには魔物の領域は無く、一番近いので隣街のさらに向こう側にあった。
ディストピアやゴーストタウンでは、野菜の方が割高になっているから忘れてた。割高の理由は、ディストピアとゴーストタウンでは理由が違うんだけどね。
ディストピアの場合は、単純に野菜が美味いのだ。他の街から持ってきて安く売っても売れないくらいに野菜が美味い。他にも、肉ダンジョンからの産出量が多いので、供給過多なのだ。なので、肉と野菜を比べると野菜の方が割高になる。
それに対してゴーストタウンの場合は、分かりやすく野菜の供給量が少ないため肉より野菜が高くなるのだ。バザールが頑張って生産してはいるが、需要に追い付いていない。だから、ディストピアからも輸入しているため野菜が高くなってしまう。
ちなみに、バザールの作った野菜とディストピアの野菜は、食べ比べれば分かるくらいに味は違うが、普通に食べる分には美味しいので、ディストピア産の野菜よりは早く売れる傾向にある。
ミリーの兄弟は、夕食を食べ過ぎてうーうー苦しんでいたので、部屋に連れて行きすでに横になっている。ミリーの両親から話を聞いたのは、この時だった。
しばらく話をした後に、子どもたちが心配だからと割り当てられた部屋に移動していた。
好きなだけ食べていいって言ったけど、苦しくて倒れるまで食べるのはどうなのだろうか? リバースしなかっただけマシだとは思うが、今度からは量をきちんと決めてから出すべきだな。
シルキーに話をした所、同じ事を考えていたので、しばらくはランチプレートのような物で、1人ずつに量を決めて渡すようにするとの事だった。さすがにそんなお皿は準備していなかったので、召喚してほしいと言われて人数より多めに召喚している。
ちなみに、シルキーが召喚してほしいと言ったランチプレートは、仕切りがあるタイプの物だ。大きめの皿に盛りつけて出すタイプもあるようだが、料理の汁が他の料理につかないように小さな仕切りのついた皿をチョイスいている。
日本のお店なら、汁の多い物は小鉢で出している所もあるのだが、キレイに盛り付けれるなら小鉢である必要は無いのだ。
俺個人としては、仕切りの無いランチプレートは反対派である。食べれば味が混ざるのだが、初めから混ざる事が前提になって出されるのは、お店の料理としてどうなのか? と思う。家で食べる分には気にしないのだから、単なる我が侭な意見ではあるけどね。
妻たちは、順番でお風呂に入っているみたいだ。俺のお風呂の時間はまだ後になりそうなので、マップ先生をながめている。
「おぉ?」
思わず声が出てしまった。
色を変えてマークしている真紅の騎士団の団員50人程と、奴隷になった裏切り者200人が、街道をそれて国境側に移動していたのだ。そして、その先には他の街の兵士が野営をしている場所だった。
裏切り者から聞いた、今回の戦争を引き起こした貴族の兵士なのだろうか? 鬼人も近くにいたので連絡をとってみると、その野営地の映像を送ってきてくれた。明かりが一切外に漏れていない。
街の比較的近くでこれは不自然だよな……ここまで徹底して光を漏らさないようにしている所を見ると、こいつらも裏切り者で間違いなさそうだ。
相手は500人近くいるようだけど、奴隷になった裏切り者も精鋭だったらしいのでレベルは高い。数は半分だが問題なく制圧できる戦力差だろう。
マップ先生をよく見ると、最前線にいない王国の兵士が結構いるな。これ全部裏切り者か? かなりの数の貴族が加担しているんだな。王国大丈夫か?
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる