1,125 / 2,518
第1125話 無重力殺法?
しおりを挟む
ハーピータイプの人造ゴーレムは、一言で言うと人間には真似できない攻撃の仕方をしていた。
ケンタウロスタイプなら、ウォーホースに重武装させて騎士が同じような装備を持てば、似たような事は出来る。
アラクネタイプなら、動きはまねできなくても基本は後衛の魔法使いなので、杖を複数持っていれば行う事も可能だ。天井からの攻撃とかも、身体能力を上げるか魔導具でもあれば簡単にできる。少なくとも俺もできる攻撃だ。
ラミアタイプに限っては、ジャンルは違うが尻尾のまき付き等は、鞭でも代用できると言っていいだろう。手が2本の代わりに、片手が鞭で片手と両足があくので、まぁ似た事は出来る。
それに比べてハーピータイプは、格闘や双剣なのだが……俺でもマネできる動きではない。力の強いシュリでも、器用な双剣使いのチェルシーでも無理な動きだ。
近い動きをできるとしたら、先程送り出した6本腕のスケルトンだけど……あいつ等でもこの動きはマネは難しいだろう。
初めの内は、納得するような攻防だった。全身が堅いので羽を使い相手の攻撃を受け止め、羽をブラインドにする事によって、双剣や格闘での攻撃を当てやすくしている。これだけなら、盾と剣を持てばできない事もない。
次第に動きがおかしくなってきたのだ。ガードに使った羽をダンジョンの床などに差し込み、その羽を強引に動かして体を移動させたり、同じように床に刺すのだが、ガードとは違い自分の後ろに刺していて、予備動作も無しに急加速して攻撃したりしている。
ここまでなら、もしかしたら出来るかもしれないが、その後の動きだけは何をどうやってもマネできないのではないかと思う。
羽が盾代わりになるのはもちろん、盾という事はある程度鈍器として使えるという事だ。格闘で距離を詰めている際に、不意打ちで羽で強打したりもしているのだ。まず俺には腕が足りない。
羽の遠心力や地面に突き刺した羽の力で強引に体を動かして、攻撃に使える部位を両手両足と片羽の5ヵ所を使う事ができるのだ。
現実的に人だと頑張っても両手片足の3ヵ所で、その内2ヵ所くらいが効果的に動かして効果がある範囲だと思う。ジャンプ中に両手両足を使った攻撃と言うのもできなくないが、今回はしっかりと体勢をコントロールできている状態と言う意味でだ。
それだと片足でもコントロールできていると言えるかは微妙であるが、羽に関しては突き刺せていたり遠心力で、的確なボディーコントロールをしているのが分かるのだ。恐るべし。
ゲームやマンガの世界だね。7つのボールを集めて願いを叶える龍が出てくる漫画の舞〇術状態で、自在に両手足片羽が使えている感じなのだ。本当にありえんだろ!
「バザール、俺には飛べないはずの人造ゴーレムが、飛んで攻撃しているように見えるんだけど……気のせいか?」
「偶然でござるな。某もそのように見えているでござるよ」
「ふっふ~ん。私も意外だったんだけどね。見た目的に着けたのは否定しないけど、元々人造ゴーレムでノウハウのある形に羽をつけただけだから、自分で動かしているうちにああいう使い方を覚えたみたいなのよね。初めは盾みたいな使い方をしている内に、進化していったみたいな?」
「自動学習機能恐るべしだな……それであいつらを黙ってたのって、何か理由はあるのか?」
「え? 特にないよ。驚かせたかっただけ!」
胸を張ってドヤ顔でそう言ってきたので、魔力弾をこめかみに打ち込んどいた。それにしてもこのスキル便利だな。威力調整は簡単だし、離れている人にも突っ込める! 何より他の魔法みたいに、目に見えない所がいいよね!
魔力の存在がそこにあるっていうのは分かるから、完璧に隠せるわけじゃないけどな。
「痛いわね! その何か飛ばすのやめてよね!」
「指弾だ! すごいだろ! 指の力だけで空気をはじいて飛ばす!」
そのセリフを聞いて綾乃は目をパチクリさせたが、近くにいたミリーから魔力弾と言うスキルだと聞いて、牙をむいて俺にかかってきたが、俺は近くで寝そべっていたダマを抱き上げて前に出し盾にする。
急に起こされて抱き上げられたと思ったら、ガルルルっと言わんばかりの顔をして、飛び込んでくる綾乃が目の前にいたため、両手両足の肉球アタックをくらって目を回した。
「ダマよ! よくやった!」
『主殿……酷いですにゃ。急に起こしたかと思えば、よくわからず怒っている綾乃殿の前に突き出すなんて……賠償を要求するにゃ!』
「わかったわかった。ブラッシングと肉球マッサージでいいか? 後、おやつにはお前の大好物、熟成赤身肉のステーキを出してやるから許してくれ」
『……今回だけですにゃ!』
少し考えて冷静を装ってはいるが、念話を伝えた後に『ジュル』みたいな涎をすする音を出すな!
そんな事をしている間にも、異形の人造ゴーレムの快進撃は続いている。
「あれ? いつの間にか7階にたどり着かれているでござる!」
バザールの言葉で自分達のダンジョンの様子を見ているテレビに目を向けた。言葉の通り、いつの間にか3~6階の超立体型ダンジョンを攻略されていた。しかも、近道まで発見されてしまっていたのだ。
「それにしても、今回はダンジョンバトルの進みが早いな」
「それは、護る側の魔物が少ないからでござるよ。守る側が不利とは言わないでござるが、少数精鋭の魔物を持っているみたいでござるから、このルールを提案してきたのではござらんか?」
「そんなもんなのかな? まぁ次は、森エリアのトラップゾーンか、人には有効でも魔物には有効なのだろうか? 気になる所だな」
「そうでござるな。基本的にこの階は、人間用のトラップを流用しているでござる。典型的な落とし穴やロープ、トラバサミの様なものでござるからな。ただし、それに使われている素材を考えなければでござるが……」
そもそも、罠って人が狩猟するために編み出した技術の1つじゃなかったか? それなのに、ダンジョンのスキルには人間用として認識されているんだよね。まぁ、ダンジョンバトルでもしない限り魔物が、ダンジョンに攻めてくることなんてないから、そんなもんなのかな?
使われている素材がっていうけど、設置したトラップって類似品を準備すれば、取り換え可能だったからさ、それならできるだけ頑丈にするのは普通だろ? アダマンコーティングできる人が3人もいるんだしな、やらない手はない!
この中で一番かわいそうなのは……トラバサミか? 一度ひっかかったら抜け出せたとしても、足の1本は使えなくなるからな、最悪殺せば次を送り込めるか?
そう考えると、ロープで宙吊りの場合は、その魔物が死ぬ事がないから、バトルに影響を一番与えるかもしれないけどな。
ケンタウロスタイプなら、ウォーホースに重武装させて騎士が同じような装備を持てば、似たような事は出来る。
アラクネタイプなら、動きはまねできなくても基本は後衛の魔法使いなので、杖を複数持っていれば行う事も可能だ。天井からの攻撃とかも、身体能力を上げるか魔導具でもあれば簡単にできる。少なくとも俺もできる攻撃だ。
ラミアタイプに限っては、ジャンルは違うが尻尾のまき付き等は、鞭でも代用できると言っていいだろう。手が2本の代わりに、片手が鞭で片手と両足があくので、まぁ似た事は出来る。
それに比べてハーピータイプは、格闘や双剣なのだが……俺でもマネできる動きではない。力の強いシュリでも、器用な双剣使いのチェルシーでも無理な動きだ。
近い動きをできるとしたら、先程送り出した6本腕のスケルトンだけど……あいつ等でもこの動きはマネは難しいだろう。
初めの内は、納得するような攻防だった。全身が堅いので羽を使い相手の攻撃を受け止め、羽をブラインドにする事によって、双剣や格闘での攻撃を当てやすくしている。これだけなら、盾と剣を持てばできない事もない。
次第に動きがおかしくなってきたのだ。ガードに使った羽をダンジョンの床などに差し込み、その羽を強引に動かして体を移動させたり、同じように床に刺すのだが、ガードとは違い自分の後ろに刺していて、予備動作も無しに急加速して攻撃したりしている。
ここまでなら、もしかしたら出来るかもしれないが、その後の動きだけは何をどうやってもマネできないのではないかと思う。
羽が盾代わりになるのはもちろん、盾という事はある程度鈍器として使えるという事だ。格闘で距離を詰めている際に、不意打ちで羽で強打したりもしているのだ。まず俺には腕が足りない。
羽の遠心力や地面に突き刺した羽の力で強引に体を動かして、攻撃に使える部位を両手両足と片羽の5ヵ所を使う事ができるのだ。
現実的に人だと頑張っても両手片足の3ヵ所で、その内2ヵ所くらいが効果的に動かして効果がある範囲だと思う。ジャンプ中に両手両足を使った攻撃と言うのもできなくないが、今回はしっかりと体勢をコントロールできている状態と言う意味でだ。
それだと片足でもコントロールできていると言えるかは微妙であるが、羽に関しては突き刺せていたり遠心力で、的確なボディーコントロールをしているのが分かるのだ。恐るべし。
ゲームやマンガの世界だね。7つのボールを集めて願いを叶える龍が出てくる漫画の舞〇術状態で、自在に両手足片羽が使えている感じなのだ。本当にありえんだろ!
「バザール、俺には飛べないはずの人造ゴーレムが、飛んで攻撃しているように見えるんだけど……気のせいか?」
「偶然でござるな。某もそのように見えているでござるよ」
「ふっふ~ん。私も意外だったんだけどね。見た目的に着けたのは否定しないけど、元々人造ゴーレムでノウハウのある形に羽をつけただけだから、自分で動かしているうちにああいう使い方を覚えたみたいなのよね。初めは盾みたいな使い方をしている内に、進化していったみたいな?」
「自動学習機能恐るべしだな……それであいつらを黙ってたのって、何か理由はあるのか?」
「え? 特にないよ。驚かせたかっただけ!」
胸を張ってドヤ顔でそう言ってきたので、魔力弾をこめかみに打ち込んどいた。それにしてもこのスキル便利だな。威力調整は簡単だし、離れている人にも突っ込める! 何より他の魔法みたいに、目に見えない所がいいよね!
魔力の存在がそこにあるっていうのは分かるから、完璧に隠せるわけじゃないけどな。
「痛いわね! その何か飛ばすのやめてよね!」
「指弾だ! すごいだろ! 指の力だけで空気をはじいて飛ばす!」
そのセリフを聞いて綾乃は目をパチクリさせたが、近くにいたミリーから魔力弾と言うスキルだと聞いて、牙をむいて俺にかかってきたが、俺は近くで寝そべっていたダマを抱き上げて前に出し盾にする。
急に起こされて抱き上げられたと思ったら、ガルルルっと言わんばかりの顔をして、飛び込んでくる綾乃が目の前にいたため、両手両足の肉球アタックをくらって目を回した。
「ダマよ! よくやった!」
『主殿……酷いですにゃ。急に起こしたかと思えば、よくわからず怒っている綾乃殿の前に突き出すなんて……賠償を要求するにゃ!』
「わかったわかった。ブラッシングと肉球マッサージでいいか? 後、おやつにはお前の大好物、熟成赤身肉のステーキを出してやるから許してくれ」
『……今回だけですにゃ!』
少し考えて冷静を装ってはいるが、念話を伝えた後に『ジュル』みたいな涎をすする音を出すな!
そんな事をしている間にも、異形の人造ゴーレムの快進撃は続いている。
「あれ? いつの間にか7階にたどり着かれているでござる!」
バザールの言葉で自分達のダンジョンの様子を見ているテレビに目を向けた。言葉の通り、いつの間にか3~6階の超立体型ダンジョンを攻略されていた。しかも、近道まで発見されてしまっていたのだ。
「それにしても、今回はダンジョンバトルの進みが早いな」
「それは、護る側の魔物が少ないからでござるよ。守る側が不利とは言わないでござるが、少数精鋭の魔物を持っているみたいでござるから、このルールを提案してきたのではござらんか?」
「そんなもんなのかな? まぁ次は、森エリアのトラップゾーンか、人には有効でも魔物には有効なのだろうか? 気になる所だな」
「そうでござるな。基本的にこの階は、人間用のトラップを流用しているでござる。典型的な落とし穴やロープ、トラバサミの様なものでござるからな。ただし、それに使われている素材を考えなければでござるが……」
そもそも、罠って人が狩猟するために編み出した技術の1つじゃなかったか? それなのに、ダンジョンのスキルには人間用として認識されているんだよね。まぁ、ダンジョンバトルでもしない限り魔物が、ダンジョンに攻めてくることなんてないから、そんなもんなのかな?
使われている素材がっていうけど、設置したトラップって類似品を準備すれば、取り換え可能だったからさ、それならできるだけ頑丈にするのは普通だろ? アダマンコーティングできる人が3人もいるんだしな、やらない手はない!
この中で一番かわいそうなのは……トラバサミか? 一度ひっかかったら抜け出せたとしても、足の1本は使えなくなるからな、最悪殺せば次を送り込めるか?
そう考えると、ロープで宙吊りの場合は、その魔物が死ぬ事がないから、バトルに影響を一番与えるかもしれないけどな。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる