1,091 / 2,518
第1091話 こいつはなんだ?
しおりを挟む
「おや? 一気に雰囲気が変わったな。マッピングした物を見た感じで変わるのは分かってたけど、ここまで変わると正直びっくりするよな」
マッピング済みの地図を見て、広い空間になっていたのは分かっていた16階。それがこんな形だとは思わなかった。
そこは見渡す限りの草原となっている。鶏系の魔物が3~7匹程度集まっているのが、確認できる程度に開けている。
「これなら不意打ちもないですし、上のオークよりは弱くなってますね。あの鳥の魔物はお肉をドロップするタイプの魔物なので、鶏肉に困る事は無いでしょう。オークも肉を落とすのであれですが、食用としては獣の方が美味しいですからね」
体質の関係もあってよく食べるシュリが、お肉について評価している。
オーク肉を食べていると聞いた時はビビってたけど、普通に豚肉だったからな。特売で売られている豚肉くらいの味はしているので、量産される肉としてはレベルが高いだろう。それに鶏肉が追加される。
少なくとも1つの都市が賄える位には肉の産出に問題はなさそうだ。
「そういえばこの魔物と戦った事ないけど、オークよりは弱いのか?」
「ご主人様のダンジョンにもいるのに戦った事ないんですか? あの鳥の魔物は、素早いですが四足歩行の獣型に比べると見劣りしますし、機動力にも難がありますね。ただ鳥と言うだけあって多少飛ぶことができますが、飛んでしまえば普通の鳥のように自在に飛べないのでいい的になりますね」
オークに比べれば力もなく、飛びぬけて早いわけでもないようだ。オークのエリアを突破できるなら、問題なく倒せるだろうとの評価だ。
「ここまでの様子を見てれば、新人にも使えて肉の生産もあるから、街を作った判断は間違いじゃなさそうだね。とりあえず、それだけが救いかもしれないね」
18階に差し掛かったところで昼食になったので、とれたての鶏肉を調理してみる事にした。
「あっ、なんかこれ昔に食べた覚えがあるな」
「ダンジョン農園の牧場エリアができる前までは、この鳥の魔物のお肉が中心だったので、覚えがあるのかもしれませんね」
なるほど、覚えがあるわけだ。ん? よく鶏肉の味なんて覚えてたな、我ながら恐るべし!
「何か納得しているようですが印象に残っているのは、それだけ牧場エリアのお肉が美味しすぎたからではないでしょうか?」
シュリのセリフにみんなが頷いている。この鶏肉も不味いわけでは無いのだが、みんなの共通する思いのようだ。
昼食も終わり、腹ごなしで近くの鳥の魔物を一蹴して進んでいく。見渡しのいいフロアなので、一直線で進む事もできる簡単なフロアだな。なんて思いながら進んでいくと、急にネルがしゃがんであたりを調べ始めた。
「ご主人様! ここら辺の草、雑草かと思ったら所々に薬草があります! 魔法薬にも使える薬草も多くありそうです!」
ネルに言われて俺も確認して見ると、多くは無いが確かに薬草があった。魔法薬にも使える魔力を含んだ薬草も結構ある。
「そういえば、薬草って綾乃のスキルかDP、ダンジョン農園以外では、樹海とかでしか採取できてなかったな。そう考えると、このダンジョンってあたりか?」
「一応繊維ダンジョンでも薬草系は取れるよ! あそこは植物系の魔物が多いから、ドロップもダンジョンの中にも生えてるんだよ!」
そうなのか。適当に作ったり、条件付けたランダム作成がほとんどだったからな。何が取れるか正確に分かってなかったりするんだよな。
「でも、採取できる人が単独でここまで来るのは厳しいよな。ちょっともったいない気もするな~」
1階から採取できる物だったら、集団で入って助け合いながら採取できるのに、本当に残念だな。
とれる物を一応確認しながら、メモしていく。
「思ったより色々な種類が取れるの! でもそのせいか、1つ1つの量が少ないね」
シェリルがそう言って、この階にある薬草の種類と量について評価をしていた。確かに、種類が多いのはありがたいが、量が無いのは厳しいな。まぁ肉が取れるから、薬草がたくさんとれなくてもいいんだけどな。
その後は何もなく20階まで、すぐに踏破できた。
「ご主人様。そういえば、ボスがいないね!」
20階に到達してもボスがいなかったのだ。それに強い個体と思える魔物もいないので、ボスがいないダンジョンなのだろうか? チビ神の話だとコアもないしそう言う事もあるかな?
俺のダンジョンも基本中ボスなんてほとんどいないから、あんまり気にしてなかったけど年少組は他のダンジョンに潜るイコールボス戦がある物だと考えているようで、それがないことに微妙に不満顔になっている。
そして、先行させていたウィスプが45階で止まってしまった。マッピングされた地図を見ても、ボスらしき魔物がいそうな場所が無い。年少組からしたら不完全燃焼で終わりそうだ。
21階に入ると、森だった。1フロアタイプだから草原をイメージしていたのに、森だったのでちょっとビックリした。
「ご主人様。この階は、羊がいるみたいです」
へ~、羊の魔物って毛を刈るあいつ以外は見た事ないけど、どんな感じの魔物なのだろうか? 期待をして羊の魔物の所へ向かう。
「え~」
見てすぐにその声が出てしまったのはしょうがないだろう。だってさ、どう見ても羊じゃなくて山羊の魔物じゃん。
フォルムは違うんだけど、俺が知っているバフォメットをデフォルメして丸めて、羊のモコモコの毛皮を着ているのだ。まぁ山羊と言ったのは、山羊の角があるからな。
「これって、羊なのか?」
「違うの? だって羊さんみたいにモコモコしてるよ?」
「山羊とも言えないけど、羊とも言えないかな?」
山羊って何? みたいな事を言われたので、説明をしようと思ったが説明する言葉を持っていなかったので、DPで図鑑を取り出して羊と山羊の違いを分かる範囲で話した。
「確かに羊じゃないのですね、でも山羊でしたっけ? それとも違う気がします」
「この魔物は何でしょうね?」
魔物なので普通に俺たちに攻撃をしてきているのだが、タンク陣に体当たりを止められ、蹴飛ばしても止められ、若干はぁはぁしている。しかも途中からバフォメットみたいに2足歩行みたいに立つのだが、モコモコが立ってるだけで迫力が全くない。
なんかかわいいとまで言われて、どうにも敵になりきれていない。
魔物と戦闘中何だけど、この緩んだ空気どうすっかな。
マッピング済みの地図を見て、広い空間になっていたのは分かっていた16階。それがこんな形だとは思わなかった。
そこは見渡す限りの草原となっている。鶏系の魔物が3~7匹程度集まっているのが、確認できる程度に開けている。
「これなら不意打ちもないですし、上のオークよりは弱くなってますね。あの鳥の魔物はお肉をドロップするタイプの魔物なので、鶏肉に困る事は無いでしょう。オークも肉を落とすのであれですが、食用としては獣の方が美味しいですからね」
体質の関係もあってよく食べるシュリが、お肉について評価している。
オーク肉を食べていると聞いた時はビビってたけど、普通に豚肉だったからな。特売で売られている豚肉くらいの味はしているので、量産される肉としてはレベルが高いだろう。それに鶏肉が追加される。
少なくとも1つの都市が賄える位には肉の産出に問題はなさそうだ。
「そういえばこの魔物と戦った事ないけど、オークよりは弱いのか?」
「ご主人様のダンジョンにもいるのに戦った事ないんですか? あの鳥の魔物は、素早いですが四足歩行の獣型に比べると見劣りしますし、機動力にも難がありますね。ただ鳥と言うだけあって多少飛ぶことができますが、飛んでしまえば普通の鳥のように自在に飛べないのでいい的になりますね」
オークに比べれば力もなく、飛びぬけて早いわけでもないようだ。オークのエリアを突破できるなら、問題なく倒せるだろうとの評価だ。
「ここまでの様子を見てれば、新人にも使えて肉の生産もあるから、街を作った判断は間違いじゃなさそうだね。とりあえず、それだけが救いかもしれないね」
18階に差し掛かったところで昼食になったので、とれたての鶏肉を調理してみる事にした。
「あっ、なんかこれ昔に食べた覚えがあるな」
「ダンジョン農園の牧場エリアができる前までは、この鳥の魔物のお肉が中心だったので、覚えがあるのかもしれませんね」
なるほど、覚えがあるわけだ。ん? よく鶏肉の味なんて覚えてたな、我ながら恐るべし!
「何か納得しているようですが印象に残っているのは、それだけ牧場エリアのお肉が美味しすぎたからではないでしょうか?」
シュリのセリフにみんなが頷いている。この鶏肉も不味いわけでは無いのだが、みんなの共通する思いのようだ。
昼食も終わり、腹ごなしで近くの鳥の魔物を一蹴して進んでいく。見渡しのいいフロアなので、一直線で進む事もできる簡単なフロアだな。なんて思いながら進んでいくと、急にネルがしゃがんであたりを調べ始めた。
「ご主人様! ここら辺の草、雑草かと思ったら所々に薬草があります! 魔法薬にも使える薬草も多くありそうです!」
ネルに言われて俺も確認して見ると、多くは無いが確かに薬草があった。魔法薬にも使える魔力を含んだ薬草も結構ある。
「そういえば、薬草って綾乃のスキルかDP、ダンジョン農園以外では、樹海とかでしか採取できてなかったな。そう考えると、このダンジョンってあたりか?」
「一応繊維ダンジョンでも薬草系は取れるよ! あそこは植物系の魔物が多いから、ドロップもダンジョンの中にも生えてるんだよ!」
そうなのか。適当に作ったり、条件付けたランダム作成がほとんどだったからな。何が取れるか正確に分かってなかったりするんだよな。
「でも、採取できる人が単独でここまで来るのは厳しいよな。ちょっともったいない気もするな~」
1階から採取できる物だったら、集団で入って助け合いながら採取できるのに、本当に残念だな。
とれる物を一応確認しながら、メモしていく。
「思ったより色々な種類が取れるの! でもそのせいか、1つ1つの量が少ないね」
シェリルがそう言って、この階にある薬草の種類と量について評価をしていた。確かに、種類が多いのはありがたいが、量が無いのは厳しいな。まぁ肉が取れるから、薬草がたくさんとれなくてもいいんだけどな。
その後は何もなく20階まで、すぐに踏破できた。
「ご主人様。そういえば、ボスがいないね!」
20階に到達してもボスがいなかったのだ。それに強い個体と思える魔物もいないので、ボスがいないダンジョンなのだろうか? チビ神の話だとコアもないしそう言う事もあるかな?
俺のダンジョンも基本中ボスなんてほとんどいないから、あんまり気にしてなかったけど年少組は他のダンジョンに潜るイコールボス戦がある物だと考えているようで、それがないことに微妙に不満顔になっている。
そして、先行させていたウィスプが45階で止まってしまった。マッピングされた地図を見ても、ボスらしき魔物がいそうな場所が無い。年少組からしたら不完全燃焼で終わりそうだ。
21階に入ると、森だった。1フロアタイプだから草原をイメージしていたのに、森だったのでちょっとビックリした。
「ご主人様。この階は、羊がいるみたいです」
へ~、羊の魔物って毛を刈るあいつ以外は見た事ないけど、どんな感じの魔物なのだろうか? 期待をして羊の魔物の所へ向かう。
「え~」
見てすぐにその声が出てしまったのはしょうがないだろう。だってさ、どう見ても羊じゃなくて山羊の魔物じゃん。
フォルムは違うんだけど、俺が知っているバフォメットをデフォルメして丸めて、羊のモコモコの毛皮を着ているのだ。まぁ山羊と言ったのは、山羊の角があるからな。
「これって、羊なのか?」
「違うの? だって羊さんみたいにモコモコしてるよ?」
「山羊とも言えないけど、羊とも言えないかな?」
山羊って何? みたいな事を言われたので、説明をしようと思ったが説明する言葉を持っていなかったので、DPで図鑑を取り出して羊と山羊の違いを分かる範囲で話した。
「確かに羊じゃないのですね、でも山羊でしたっけ? それとも違う気がします」
「この魔物は何でしょうね?」
魔物なので普通に俺たちに攻撃をしてきているのだが、タンク陣に体当たりを止められ、蹴飛ばしても止められ、若干はぁはぁしている。しかも途中からバフォメットみたいに2足歩行みたいに立つのだが、モコモコが立ってるだけで迫力が全くない。
なんかかわいいとまで言われて、どうにも敵になりきれていない。
魔物と戦闘中何だけど、この緩んだ空気どうすっかな。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる