964 / 2,518
第964話 意外な物を発見する
しおりを挟む
42階に来て3度目の戦闘が終了した。
出てくる魔物は、雪ウサギ、イエティ、アイスバードの3種だけだったのだが、毎回攻め方が違ったのだ。
一番初めは、イエティのブレスと氷の塊の投擲攻撃が中心だったが、2度目はイエティの近接戦からのアイスバードの氷の雨が中心だった。
しかもこの2戦目のアイスバードの氷の雨、質が悪い事にイエティを巻き込む事が前提の攻撃だったのだ。イエティのタフさを利用した戦術に苦戦させられた。
俺たちが攻撃を防げばイエティにも当たらなくなる。放っておくと俺たちにも攻撃が当たり、行動に支障が出てしまう。面倒な事に防げば、防いでいる相手を中心に狙ってくるのだから本当に質が悪い。戦略的と言われれば確かにその通りなのだが……
3戦目は、意外に戦闘の中心が雪ウサギだったのだ。始めはアイスバードの氷の雨攻撃から始まり、イエティが足元の積もっている雪を巻き上げ視界をさらに悪くして、雪ウサギが下から攻撃してくる。
アイスバードとイエティの攻撃に意識を集中していると、雪ウサギに狙われて穴に足をとられたりと本当に面倒だった。
「集団によって攻撃の仕方が違うって珍しいよな。知能が高い個体が多いのかな? 40階以上と比べて力押しじゃなくなってきた。魔物って本来こんな戦い方するんだっけ?」
「シュウ君、忘れてるかもしれないけど、シュウ君のダンジョンにも知能の高い魔物は多いでしょ? ダンジョンインダンジョンって呼んでいた中にいる魔物は、ここの魔物に比べてもっと質が悪いわよ。攻撃だけじゃなく罠だって使って、私たちを翻弄してきたからね」
む? 自分のダンジョンにも確かに頭のいい魔物がいたのを、ミリーに言われて思い出した。しかもそいつらは、俺がダンジョンと一緒に直接召喚しているので、俺の知識の一部を持っていたりするから、同じLvの魔物に比べるとはるかに強かったと聞いている。
そう考えると、知能が高い魔物もいれば戦術くらい考えるか。
「私的には、イエティの衝撃耐性が高すぎるのが困るわ。私の鈍器じゃどうにもならないんだもん。レベルが3倍以上離れているのに、有効打が与えられないっておかしいわよあの魔物!」
鈍器、ハンマー系しか使えないリンドがプンプンと怒っている。一応他の武器スキルも持っているのだが、ハンマーを使っていた期間が長すぎて、スキルがあっても他の武器は上手く扱えていないのだ。運動音痴がステータスが上がっても、運動が上手くならないような物かな?
そんな事もあってか、戦闘後の栄養補給でやけ食いしているように見える。食べ過ぎて戦闘に支障をきたすなよ?
案の定、フラグの回収は早かった。
4度目の戦闘は、1回目に近い戦闘スタイルだったのだが、イエティのブレスと氷の投擲、アイスバードの氷の雨、最後に雪ウサギまで遠距離攻撃をしてきたのだ。しかも魔法で、後ろ足で蹴るような仕草をしてそこを起点に風魔法を使ってきたのだ。空気の弾丸だった。
そして、その戦闘中に食べ過ぎたリンドの動きが精細さを欠いて、腹部に空気の弾丸をくらってしまって、リバースをしてしまったのだ。レベル差があってそこまでダメージになるわけじゃないはずなのに、リバースするってどれだけ食ったんだよ。
固まっているとこっちが何もできなくなってしまうので、散開して各人が自分の判断で魔物を倒しに行って戦闘が終わった。
あ、すぐに復活したリンドがキレて、雪ウサギがモグラたたきみたいに殲滅されていた。あまりにも気迫がすごすぎて、同じ雪ウサギを狙っていた他のメンバーが、ひいてしまう位の気迫だったようだ。
42階では、合計5回の戦闘をして次の階に降りる事になった。かかった時間は、2時間ちょっと……上の階の倍くらいの速度で進む事が出来ていた。戦闘が無ければもう30~40分は早く到着できていたかもしれない。
時間だけ見れば短いが、ダンジョン自体の殺意は高くなってきている。40階までは食材が出ていたのだが、41階以下には今の所食材が出ていない。イエティはともかく雪ウサギとアイスバードは、肉がドロップすれば食べれると思うのだが、そもそもドロップしない魔物なのだ。
マグマの危険性に比べれば、雪山の吹雪は即死の攻撃力は無いけど、食材が無く極寒の世界、これって踏破するのかなり難しくなってないか?
43階も出てくる魔物は変わらなかったが、敵の数が増えていた。上の階では5回だったのが、この階では7回になっていた。攻撃の仕方のヴァリエーションに変化は無かった。
1回目と4回目の戦術は本当は同じだったのだが、先に雪ウサギを仕留めてしまったので、ちょっと違うように感じていただけだった。なので、3種類の攻撃パターンを状況によって、選んでいるような感じだった。
戦い辛かった。
本日は45階への階段を見つけた所で休憩する事にした。一番の理由は、よくわからないが温泉を見つけたので入る事にしたのだ。ただ熱かったので、野営地コンテナのお風呂に引き込んでから適温に冷やして入っている。
源泉の方で温泉卵を作ろうと思ったけど、熱すぎてただのゆで卵になった時は笑ってしまった。熱いってわかっていて茹でれば、普通はゆで卵になる事くらい分かるのに、温泉を見つけて浮かれ過ぎていた。
まぁ無駄にするわけにはいかないので、シルキーに渡して特製タルタルソースにしてもらった。
もちろん夕食には、そのタルタルソースをつけて食べるチキン南蛮は美味かったな。
ちなみに特製タルタルソースには、タマネギではなくらっきょを使ってもらっている。たまねぎやピクルスだと俺の好みでは無いので、らっきょをチョイスしている。もちろんそのらっきょも、ちょっと甘くした酢に漬けているので、家のタルタルソースは甘めなのだ。
明日の間食の食事に、チキン南蛮とタルタルソースを使ったサンドイッチが出てくると言っていたので、俺のテンションは無駄に上がっている。これから寝なきゃいけないのにな。
次の日は、朝風呂をしてから朝食を食べて出発した。
そして、45階は44階とはちょっと様子が変わっていた。
出てくる魔物は、雪ウサギ、イエティ、アイスバードの3種だけだったのだが、毎回攻め方が違ったのだ。
一番初めは、イエティのブレスと氷の塊の投擲攻撃が中心だったが、2度目はイエティの近接戦からのアイスバードの氷の雨が中心だった。
しかもこの2戦目のアイスバードの氷の雨、質が悪い事にイエティを巻き込む事が前提の攻撃だったのだ。イエティのタフさを利用した戦術に苦戦させられた。
俺たちが攻撃を防げばイエティにも当たらなくなる。放っておくと俺たちにも攻撃が当たり、行動に支障が出てしまう。面倒な事に防げば、防いでいる相手を中心に狙ってくるのだから本当に質が悪い。戦略的と言われれば確かにその通りなのだが……
3戦目は、意外に戦闘の中心が雪ウサギだったのだ。始めはアイスバードの氷の雨攻撃から始まり、イエティが足元の積もっている雪を巻き上げ視界をさらに悪くして、雪ウサギが下から攻撃してくる。
アイスバードとイエティの攻撃に意識を集中していると、雪ウサギに狙われて穴に足をとられたりと本当に面倒だった。
「集団によって攻撃の仕方が違うって珍しいよな。知能が高い個体が多いのかな? 40階以上と比べて力押しじゃなくなってきた。魔物って本来こんな戦い方するんだっけ?」
「シュウ君、忘れてるかもしれないけど、シュウ君のダンジョンにも知能の高い魔物は多いでしょ? ダンジョンインダンジョンって呼んでいた中にいる魔物は、ここの魔物に比べてもっと質が悪いわよ。攻撃だけじゃなく罠だって使って、私たちを翻弄してきたからね」
む? 自分のダンジョンにも確かに頭のいい魔物がいたのを、ミリーに言われて思い出した。しかもそいつらは、俺がダンジョンと一緒に直接召喚しているので、俺の知識の一部を持っていたりするから、同じLvの魔物に比べるとはるかに強かったと聞いている。
そう考えると、知能が高い魔物もいれば戦術くらい考えるか。
「私的には、イエティの衝撃耐性が高すぎるのが困るわ。私の鈍器じゃどうにもならないんだもん。レベルが3倍以上離れているのに、有効打が与えられないっておかしいわよあの魔物!」
鈍器、ハンマー系しか使えないリンドがプンプンと怒っている。一応他の武器スキルも持っているのだが、ハンマーを使っていた期間が長すぎて、スキルがあっても他の武器は上手く扱えていないのだ。運動音痴がステータスが上がっても、運動が上手くならないような物かな?
そんな事もあってか、戦闘後の栄養補給でやけ食いしているように見える。食べ過ぎて戦闘に支障をきたすなよ?
案の定、フラグの回収は早かった。
4度目の戦闘は、1回目に近い戦闘スタイルだったのだが、イエティのブレスと氷の投擲、アイスバードの氷の雨、最後に雪ウサギまで遠距離攻撃をしてきたのだ。しかも魔法で、後ろ足で蹴るような仕草をしてそこを起点に風魔法を使ってきたのだ。空気の弾丸だった。
そして、その戦闘中に食べ過ぎたリンドの動きが精細さを欠いて、腹部に空気の弾丸をくらってしまって、リバースをしてしまったのだ。レベル差があってそこまでダメージになるわけじゃないはずなのに、リバースするってどれだけ食ったんだよ。
固まっているとこっちが何もできなくなってしまうので、散開して各人が自分の判断で魔物を倒しに行って戦闘が終わった。
あ、すぐに復活したリンドがキレて、雪ウサギがモグラたたきみたいに殲滅されていた。あまりにも気迫がすごすぎて、同じ雪ウサギを狙っていた他のメンバーが、ひいてしまう位の気迫だったようだ。
42階では、合計5回の戦闘をして次の階に降りる事になった。かかった時間は、2時間ちょっと……上の階の倍くらいの速度で進む事が出来ていた。戦闘が無ければもう30~40分は早く到着できていたかもしれない。
時間だけ見れば短いが、ダンジョン自体の殺意は高くなってきている。40階までは食材が出ていたのだが、41階以下には今の所食材が出ていない。イエティはともかく雪ウサギとアイスバードは、肉がドロップすれば食べれると思うのだが、そもそもドロップしない魔物なのだ。
マグマの危険性に比べれば、雪山の吹雪は即死の攻撃力は無いけど、食材が無く極寒の世界、これって踏破するのかなり難しくなってないか?
43階も出てくる魔物は変わらなかったが、敵の数が増えていた。上の階では5回だったのが、この階では7回になっていた。攻撃の仕方のヴァリエーションに変化は無かった。
1回目と4回目の戦術は本当は同じだったのだが、先に雪ウサギを仕留めてしまったので、ちょっと違うように感じていただけだった。なので、3種類の攻撃パターンを状況によって、選んでいるような感じだった。
戦い辛かった。
本日は45階への階段を見つけた所で休憩する事にした。一番の理由は、よくわからないが温泉を見つけたので入る事にしたのだ。ただ熱かったので、野営地コンテナのお風呂に引き込んでから適温に冷やして入っている。
源泉の方で温泉卵を作ろうと思ったけど、熱すぎてただのゆで卵になった時は笑ってしまった。熱いってわかっていて茹でれば、普通はゆで卵になる事くらい分かるのに、温泉を見つけて浮かれ過ぎていた。
まぁ無駄にするわけにはいかないので、シルキーに渡して特製タルタルソースにしてもらった。
もちろん夕食には、そのタルタルソースをつけて食べるチキン南蛮は美味かったな。
ちなみに特製タルタルソースには、タマネギではなくらっきょを使ってもらっている。たまねぎやピクルスだと俺の好みでは無いので、らっきょをチョイスしている。もちろんそのらっきょも、ちょっと甘くした酢に漬けているので、家のタルタルソースは甘めなのだ。
明日の間食の食事に、チキン南蛮とタルタルソースを使ったサンドイッチが出てくると言っていたので、俺のテンションは無駄に上がっている。これから寝なきゃいけないのにな。
次の日は、朝風呂をしてから朝食を食べて出発した。
そして、45階は44階とはちょっと様子が変わっていた。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる