946 / 2,518
第946話 危険な奴ら?
しおりを挟む
15階の途中で今日は野営をする事になった。食事も終わり、くつろいでいる最中に俺は通ってきた11階から14階までの事を思い出していた。
11階の魔物は、ゴブリンやコボルト、獣系の魔物がいなくなり、オークの上位種とオーガが出てきた。Lvは今までと同じで4~5程上がっている。9階より魔物は強くなっているが、亜人だけなので9階より戦闘がしやすい気もする。
12階は11階と同じ、オークの上位種とオーガで、Lvが11階より4~5程上がっている。
13階に入ると、狼系の上位種シャドーウルフやホワイトウルフといった、何とかウルフというのがいろんな種類出てくるようになった。他にもクマ系の魔物も出始めた。この階には亜人系の魔物は存在せずに獣系の魔物だけだったな。
14階は13階と同じで、Lvだけが上がっていた。
そして今いる15階は、全く敵が出てこないのだ。ボスがいるわけでもなく1階のようにただただ通路と部屋があるだけの迷路だった。なので階段のある1つ手前の部屋で野営をしているのだ。
1階から14階まで順調に通路が広くなっていたのに、ここに来てまた1階と同じくらいの広さになっていたので、困惑している。このダンジョンは本当に意味が分からない。規則性があるようで全くない……いや、下に進むにつれてLvが4~5あがってるな。それくらいだろうか?
「シュウ、分からない事を考えても答えは出ないわよ。そんな事に使う時間があったら休みなさい」
俺が難しい顔をしていると、リンドからそう声をかけられた。俺の考えている事はバレバレだな。まぁリンドの言う通りだし、悩むのは止めて気分転換にサウナにでも入ってこよう。
リラックスした状態でベッドに潜り込み日が明ける。
「さて、今日は16階からだな。1階毎に大分広くなっているから、最短距離が分かっても時間がかかるようになってくるな。無理をしないように進んでいこう」
16階に降りると、通路の広さが14階よりちょっと広い位になっていた。この階はどんな魔物が出てくるんだろうな? 魔物の気配はするんだけど、
「みんな! 昆虫系の魔物がでてきたよ! Lvは……65!」
ソフィーからの報告が入る。ここにきて昆虫系、ファーストコンタクトは、カマキリ系の魔物のようだ。2メートル程のカマキリが通路の向こうから現れたのだ。デカい、そしてデカすぎてキモイ。
弓を撃ったメアリーが、
「矢は角度によっては弾かれますね。そして胸にあたる部分は、矢では少し刺さるのが精いっぱいだと思います」
何か一気に魔物が硬くなったようだ。昆虫系は、人間サイズ変換するとかなりヤバいっていうからな。実際にそこまで大きくなれる昆虫は、今は存在しないんだけどね。
もともと硬い皮を持っているカブトムシが、もし人間のサイズで存在したら、装甲車なんて目じゃない存在になるという説があるらしい。
実際にそこまで大きかったら、自重で動けなくなるという話だ。実際はどうなんだろう? そこまで大きくなるように進化したのなら、動けるんじゃないかとも思う。ただ、普通のサイズの性能そのままに大きくなれるのだとしたら、人類が絶滅しそうだ。
っと、いかんいかん。目の前には実際に動く人間よりでかいサイズの昆虫が、魔物として存在しているのに現実逃避をしている場合じゃない!
シュリがカマキリの前に立ち攻撃を防いでいる。カマキリの鎌は腕を伸ばしてから、折りたたむ際に引っ掛けるので、今までの魔物と大きく違う攻撃である。そのせいか、シュリが受け止め辛そうにしている。
それにしても、あの鎌……刃物みたいに鋭くねえか? あれは危険だぞ。16階から下は樹海で戦うより大変かもしれないな。樹海はAランクでも、奥まで進もうと思わないレベルの魔物の強さなのに、それより厄介となると、これ以上は潜れる冒険者がほとんどいなくなるな。
順調にレベルを上げていても、こいつには同レベルで人間が勝てるとは思わんな。集団でボコれば何とかなるかもしれないが……
俺がそんな事を考えている間にも、色々攻撃を試しているようだ。
斬撃系は効果が薄いようだ。と言っても、武器の性能とレベル差によって、簡単に切り裂いているように見えるのだが、実際はそうでもないらしい。
刺突系に関しては、矢のように弾かれる事はないけど、思うように体に突き刺さらないらしい。でも普通に突き刺さってるけどな! あれでもうまく刺さっていないようだ。
ジャイアントセンチピート……デカいムカデはこんなに硬くなかった気がするけど、カマキリはどうしてこんなに硬いんだ? あいつはデカいだけあって、予想以上にタフだったけどな。
色々実験が終わったのか、ピーチがライムに指示をして魔法で攻撃を始めた。土や風魔法の効果は薄いようだ。氷に関しては、動きが遅くなるが決定打とは言い辛い。それに対して、火魔法は効果絶大で予想通りといった感じだ。
昆虫系には火魔法が効くようなので、魔法組を中心に攻撃をしていくようだ。
次に出てきたのは、クモ系の魔物でサイズは1メートル位なのだが、数が多かった。20匹くらい一気に襲ってきて、自由自在に通路を飛び回り尻から糸を出していた。正直、地球〇衛軍に出てくるクモの化け物を彷彿とさせる動きだった。
そんなクモも火で焼き払われたけどな。って、そういえばクモって昆虫じゃないけど、この世界の大雑把なくくりでは一緒だったりするのかな?
その後に出てきたのは、クモであのゲームを思い出したら出てくると思った。アリ系の魔物だ。サイズはクモよりちょっと大きかったが、動きが早いうえに強靭なあご……噛みつかれたらヤバいな。そんな危険な奴らも、火魔法の前には敵では無かった。
あれ? この階から来れる冒険者が減るとか言ってたけど、そこそこの火魔法を使える魔法使いが2~3と壁役や斥候役、ヒーラーがいれば……結構美味い狩場になるんじゃないか? 昆虫系の素材って防具としては、結構優秀って話も聞くしな。
16階には、カマキリ・クモ・アリの3種類の魔物がいて、17階はその3種類のLvが上がっただけだった。
18階にはいると、カマキリ・クモ・アリの3種類に加え、ハニービーとテントウムシが追加された。どっちも火魔法に弱く、簡単に進めるがハニービーは俺も飼っているので、あいつ等とは違うと分かっていても、少しだけ心が痛む。
19階は、18階の5種類に加え、怖れていたカブトムシが現れた。カブトムシもいろんな種類のものが出てきた。カブトムシマニアだったら、よだれを垂らして喜んだかもしれないな。
特にやばかったのは、ヘラクレスオオカブトだな。角がランスみたいに尖っててビビったよ。おまけにかなり硬くて、アリスでも折るのに苦労していた。でも、やっぱり火魔法に弱かった。
何かゲームみたいだな。
11階の魔物は、ゴブリンやコボルト、獣系の魔物がいなくなり、オークの上位種とオーガが出てきた。Lvは今までと同じで4~5程上がっている。9階より魔物は強くなっているが、亜人だけなので9階より戦闘がしやすい気もする。
12階は11階と同じ、オークの上位種とオーガで、Lvが11階より4~5程上がっている。
13階に入ると、狼系の上位種シャドーウルフやホワイトウルフといった、何とかウルフというのがいろんな種類出てくるようになった。他にもクマ系の魔物も出始めた。この階には亜人系の魔物は存在せずに獣系の魔物だけだったな。
14階は13階と同じで、Lvだけが上がっていた。
そして今いる15階は、全く敵が出てこないのだ。ボスがいるわけでもなく1階のようにただただ通路と部屋があるだけの迷路だった。なので階段のある1つ手前の部屋で野営をしているのだ。
1階から14階まで順調に通路が広くなっていたのに、ここに来てまた1階と同じくらいの広さになっていたので、困惑している。このダンジョンは本当に意味が分からない。規則性があるようで全くない……いや、下に進むにつれてLvが4~5あがってるな。それくらいだろうか?
「シュウ、分からない事を考えても答えは出ないわよ。そんな事に使う時間があったら休みなさい」
俺が難しい顔をしていると、リンドからそう声をかけられた。俺の考えている事はバレバレだな。まぁリンドの言う通りだし、悩むのは止めて気分転換にサウナにでも入ってこよう。
リラックスした状態でベッドに潜り込み日が明ける。
「さて、今日は16階からだな。1階毎に大分広くなっているから、最短距離が分かっても時間がかかるようになってくるな。無理をしないように進んでいこう」
16階に降りると、通路の広さが14階よりちょっと広い位になっていた。この階はどんな魔物が出てくるんだろうな? 魔物の気配はするんだけど、
「みんな! 昆虫系の魔物がでてきたよ! Lvは……65!」
ソフィーからの報告が入る。ここにきて昆虫系、ファーストコンタクトは、カマキリ系の魔物のようだ。2メートル程のカマキリが通路の向こうから現れたのだ。デカい、そしてデカすぎてキモイ。
弓を撃ったメアリーが、
「矢は角度によっては弾かれますね。そして胸にあたる部分は、矢では少し刺さるのが精いっぱいだと思います」
何か一気に魔物が硬くなったようだ。昆虫系は、人間サイズ変換するとかなりヤバいっていうからな。実際にそこまで大きくなれる昆虫は、今は存在しないんだけどね。
もともと硬い皮を持っているカブトムシが、もし人間のサイズで存在したら、装甲車なんて目じゃない存在になるという説があるらしい。
実際にそこまで大きかったら、自重で動けなくなるという話だ。実際はどうなんだろう? そこまで大きくなるように進化したのなら、動けるんじゃないかとも思う。ただ、普通のサイズの性能そのままに大きくなれるのだとしたら、人類が絶滅しそうだ。
っと、いかんいかん。目の前には実際に動く人間よりでかいサイズの昆虫が、魔物として存在しているのに現実逃避をしている場合じゃない!
シュリがカマキリの前に立ち攻撃を防いでいる。カマキリの鎌は腕を伸ばしてから、折りたたむ際に引っ掛けるので、今までの魔物と大きく違う攻撃である。そのせいか、シュリが受け止め辛そうにしている。
それにしても、あの鎌……刃物みたいに鋭くねえか? あれは危険だぞ。16階から下は樹海で戦うより大変かもしれないな。樹海はAランクでも、奥まで進もうと思わないレベルの魔物の強さなのに、それより厄介となると、これ以上は潜れる冒険者がほとんどいなくなるな。
順調にレベルを上げていても、こいつには同レベルで人間が勝てるとは思わんな。集団でボコれば何とかなるかもしれないが……
俺がそんな事を考えている間にも、色々攻撃を試しているようだ。
斬撃系は効果が薄いようだ。と言っても、武器の性能とレベル差によって、簡単に切り裂いているように見えるのだが、実際はそうでもないらしい。
刺突系に関しては、矢のように弾かれる事はないけど、思うように体に突き刺さらないらしい。でも普通に突き刺さってるけどな! あれでもうまく刺さっていないようだ。
ジャイアントセンチピート……デカいムカデはこんなに硬くなかった気がするけど、カマキリはどうしてこんなに硬いんだ? あいつはデカいだけあって、予想以上にタフだったけどな。
色々実験が終わったのか、ピーチがライムに指示をして魔法で攻撃を始めた。土や風魔法の効果は薄いようだ。氷に関しては、動きが遅くなるが決定打とは言い辛い。それに対して、火魔法は効果絶大で予想通りといった感じだ。
昆虫系には火魔法が効くようなので、魔法組を中心に攻撃をしていくようだ。
次に出てきたのは、クモ系の魔物でサイズは1メートル位なのだが、数が多かった。20匹くらい一気に襲ってきて、自由自在に通路を飛び回り尻から糸を出していた。正直、地球〇衛軍に出てくるクモの化け物を彷彿とさせる動きだった。
そんなクモも火で焼き払われたけどな。って、そういえばクモって昆虫じゃないけど、この世界の大雑把なくくりでは一緒だったりするのかな?
その後に出てきたのは、クモであのゲームを思い出したら出てくると思った。アリ系の魔物だ。サイズはクモよりちょっと大きかったが、動きが早いうえに強靭なあご……噛みつかれたらヤバいな。そんな危険な奴らも、火魔法の前には敵では無かった。
あれ? この階から来れる冒険者が減るとか言ってたけど、そこそこの火魔法を使える魔法使いが2~3と壁役や斥候役、ヒーラーがいれば……結構美味い狩場になるんじゃないか? 昆虫系の素材って防具としては、結構優秀って話も聞くしな。
16階には、カマキリ・クモ・アリの3種類の魔物がいて、17階はその3種類のLvが上がっただけだった。
18階にはいると、カマキリ・クモ・アリの3種類に加え、ハニービーとテントウムシが追加された。どっちも火魔法に弱く、簡単に進めるがハニービーは俺も飼っているので、あいつ等とは違うと分かっていても、少しだけ心が痛む。
19階は、18階の5種類に加え、怖れていたカブトムシが現れた。カブトムシもいろんな種類のものが出てきた。カブトムシマニアだったら、よだれを垂らして喜んだかもしれないな。
特にやばかったのは、ヘラクレスオオカブトだな。角がランスみたいに尖っててビビったよ。おまけにかなり硬くて、アリスでも折るのに苦労していた。でも、やっぱり火魔法に弱かった。
何かゲームみたいだな。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる