612 / 2,518
第612話 また厄介事がきた
しおりを挟む
土木組の子たちに遊び終わった後に、勉強も大切だけど、みんなで体を動かす事も大切だと言ったが、どこまでみんなに響いたのだろうか? 自立しなきゃいけないのはわかるけど、君たちの年代でしかできない事を、楽しんでもらいたいと思う。
俺の妻たちも俺に染まって、休む時はしっかり休むし、遊ぶ時は遊ぶ、仕事する時は仕事をすると、メリハリをつけてくれているので、これがディストピアに広まってくれるといいなと思う。
日が明けてメギドから、採取された地竜モドキの血が届いたので、さっそく魔法薬に加工する。その情報をどこから聞きつけたのか、バザールと綾乃が見学に来た。
「ニ人も気になるのか?」
「そうでござるよ! 今までドロップ品以外の加工を、しようとした文献は無いでござるから、気になるでござるよ!」
「私の能力でも、ドロップ品基準の物しか生み出せないから、まだ生きている魔物の素材加工は気になる所だよ」
「よし、とりあえず魔法薬を作ってみるか!」
何度も作った回復ポーションを、同じように作っていく。
一時間後……
「本当にできないな……」
「本当にできないね……」
「できないでござるな……」
俺が作っても綾乃が作っても成功しないのだ。不純物の所為かとも考えてこしてみたりしたが、それでもできないのだ。
「簡単に考えられる事として、純粋にドロップ品の血と直接抜き出した血は、何かしらの成分が違うとか、ドロップ品じゃないとレシピに適合しないとか、そもそも作る事も出来ないって感じか?
DPがあったり魔物の領域があれば、いくらでも増え続ける魔物から、直接取った素材で薬とかが作れたら、もう誰かが実験してるよな……今回の実験は失敗だな」
『あんた、変な事してるわね。魔物から直接とった血を、加工しようとしてるの? 馬鹿なことするわね。魔物って基本的に毒があるのよ。いえ違うわね、魔素とでも呼べばいいのかな?
魔物でないモノたちにとっては毒なのよ。ランクが高くなればなるほど、魔素が多くなるから危ないわよ。でもドロップ品には魔素は無いわ。魔石になった時に結晶化するか、結晶化しなかった時は周囲に溶け込むのよ。
だから今持ってるそれ、間違っても飲んじゃだめよ。あ、隣の骨人間なら問題ないかもね。じゃあね~』
「……まじか~、今チビ神から連絡があって……」
チビ神から連絡があった内容を、簡単に教えた。
「危なかったわね、でも確かにあんたは魔物なんだから、魔素を取り込んでも問題ないけど、血液をそのまま口から飲んでも、骨だからこぼれるわね」
「いくら体が魔物に変化したとはいっても、さすがに魔物の血をそのままは飲みたくないでござるよ」
くだらない雑談をしてから解散となった。
「せっかく無理行って採取してもらったのに、そもそも加工自体無理だったなんてな。その可能性はあると考えていたけど、実際に直接言われるとへこむもんだな。今までが結構順調にいってただけにへこむな」
愚痴りながら自分の部屋に戻って、本でも読んでリフレッシュでもしようと考えて、ダンジョン農園にある工房を後にした。
お昼まで新作の本を読んでいたが、食事の準備ができたと、ブラウニーの一人が呼びに来たので食堂へ向かう。食堂に入るといつもと様子が違うと感じて、首をかしげる。
違和感はすぐにわかった。年少組と土木組がいつも食べている場所に、いないための違和感だったようだ。どうしたのか聞くと、一週間くらいは年少組の子たちと、お昼はダンジョンの中で食べるとの事だった。
ダンジョンと言っても、昨日鬼ごっこをしたような危険のないダンジョンで、訓練を兼ねた遊びをするのだと言って、昼食は朝の残りを包んでもらっているようだ。
しっかり遊んでるようで、うれしい限りだ。ダンジョンの中で遊ぶって、どういう事だろうな? 来週になったら聞いてみるか? せっかくみんなが楽しんでるのに、俺が色々聞いて台無しにするのも良くないので、危険もないから放置することにした。
昼食を食べて、することがなかったので身体でも動かそうと、街の中に作っていたグランドへ足を運ぶ。簡単に言えば、陸上競技場のようなものだ。四〇〇メートルのレーンが準備されており、内側の芝生の所はサッカーができるようになっている。
こっちは利用者が多いのだが、これとは別に野球場をつくっているが、そちらの方はあまり利用がない。理由はよくわからないが、初めに教えたスポーツがサッカーだったからだろうか? ただ走るトラックはそれはそれで人気があり、今も四十人程の人が走っている。
俺はサッカーは上手くないので、ストレッチをしてから軽く走ろうとしていた。が、街内放送で俺の事を呼ぶグリエルの声が聞こえた。
『シュウ様、大事な用事があるので、至急連絡してください!』
大事な用事ね。俺小型魔導無線持ってるのに、何でそれに……って収納の腕輪の中じゃ、鳴ったかなんてわかるわけないよな。イカンイカン、携帯電話を携帯しない人と同じになってしまうな。
魔導無線機でグリエルに連絡を入れると、大至急グリエルの執務室まで来てほしいとの事だった。
ちなみに今日の俺のお供は、スライムたちである。足元をカラフルなスライムたちが、コロコロ転がっている。
グリエルに呼びだしをくらったので、急いでグリエルの執務室へ向かった。
「あぁっ! シュウ様! よかったです。早速報告させていただきます。ミューズの門に配置していたリビングドールが、撃破されました」
「えっ?」
あのリビングドールは、並のSランク冒険者でもそう簡単にやられないはずなんだけど……
「相手は何人だ?」
「一人です。門番達の目撃情報を聞く限り、おそらく聖国所属のトリプル冒険者だと思います」
「聖国の差し金か?」
「そこはわかりませんが、教皇の判断という事はおそらく無いと思います。あれだけボコボコにされたのですから、またああいう風にされたがるわけないですよ。
ミューズで起こった事をはじめとして、上層部の徹底抗戦論を教皇も抑えきれなくなったか、教皇の知らない所で派遣されたか、その冒険者が独自の判断で攻めてきたかの、どれかではないでしょうか?」
「多分そうだよな。確認しておかないとな……勇者ではないけど、ちょっとレベル高すぎじゃねえか?
六九七ってさ。俺のレベルが今五ニ一なのに、一七〇以上高いし、こいつのスキル軒並みLv十なんですけど……トリプルの冒険者って、明らかに強さの桁が違うんだが。どうするか……」
「それを決めるために、シュウ様に来てもらったんです」
「だよな、スキルを見る限り、シュリを中心として戦えば問題ないと思うけど、いきなり戦うのはリスクが高いしな。ダンジョンに入ってもらって、DPで強化した魔物をあててみるか」
そういって準備を始める。
俺の妻たちも俺に染まって、休む時はしっかり休むし、遊ぶ時は遊ぶ、仕事する時は仕事をすると、メリハリをつけてくれているので、これがディストピアに広まってくれるといいなと思う。
日が明けてメギドから、採取された地竜モドキの血が届いたので、さっそく魔法薬に加工する。その情報をどこから聞きつけたのか、バザールと綾乃が見学に来た。
「ニ人も気になるのか?」
「そうでござるよ! 今までドロップ品以外の加工を、しようとした文献は無いでござるから、気になるでござるよ!」
「私の能力でも、ドロップ品基準の物しか生み出せないから、まだ生きている魔物の素材加工は気になる所だよ」
「よし、とりあえず魔法薬を作ってみるか!」
何度も作った回復ポーションを、同じように作っていく。
一時間後……
「本当にできないな……」
「本当にできないね……」
「できないでござるな……」
俺が作っても綾乃が作っても成功しないのだ。不純物の所為かとも考えてこしてみたりしたが、それでもできないのだ。
「簡単に考えられる事として、純粋にドロップ品の血と直接抜き出した血は、何かしらの成分が違うとか、ドロップ品じゃないとレシピに適合しないとか、そもそも作る事も出来ないって感じか?
DPがあったり魔物の領域があれば、いくらでも増え続ける魔物から、直接取った素材で薬とかが作れたら、もう誰かが実験してるよな……今回の実験は失敗だな」
『あんた、変な事してるわね。魔物から直接とった血を、加工しようとしてるの? 馬鹿なことするわね。魔物って基本的に毒があるのよ。いえ違うわね、魔素とでも呼べばいいのかな?
魔物でないモノたちにとっては毒なのよ。ランクが高くなればなるほど、魔素が多くなるから危ないわよ。でもドロップ品には魔素は無いわ。魔石になった時に結晶化するか、結晶化しなかった時は周囲に溶け込むのよ。
だから今持ってるそれ、間違っても飲んじゃだめよ。あ、隣の骨人間なら問題ないかもね。じゃあね~』
「……まじか~、今チビ神から連絡があって……」
チビ神から連絡があった内容を、簡単に教えた。
「危なかったわね、でも確かにあんたは魔物なんだから、魔素を取り込んでも問題ないけど、血液をそのまま口から飲んでも、骨だからこぼれるわね」
「いくら体が魔物に変化したとはいっても、さすがに魔物の血をそのままは飲みたくないでござるよ」
くだらない雑談をしてから解散となった。
「せっかく無理行って採取してもらったのに、そもそも加工自体無理だったなんてな。その可能性はあると考えていたけど、実際に直接言われるとへこむもんだな。今までが結構順調にいってただけにへこむな」
愚痴りながら自分の部屋に戻って、本でも読んでリフレッシュでもしようと考えて、ダンジョン農園にある工房を後にした。
お昼まで新作の本を読んでいたが、食事の準備ができたと、ブラウニーの一人が呼びに来たので食堂へ向かう。食堂に入るといつもと様子が違うと感じて、首をかしげる。
違和感はすぐにわかった。年少組と土木組がいつも食べている場所に、いないための違和感だったようだ。どうしたのか聞くと、一週間くらいは年少組の子たちと、お昼はダンジョンの中で食べるとの事だった。
ダンジョンと言っても、昨日鬼ごっこをしたような危険のないダンジョンで、訓練を兼ねた遊びをするのだと言って、昼食は朝の残りを包んでもらっているようだ。
しっかり遊んでるようで、うれしい限りだ。ダンジョンの中で遊ぶって、どういう事だろうな? 来週になったら聞いてみるか? せっかくみんなが楽しんでるのに、俺が色々聞いて台無しにするのも良くないので、危険もないから放置することにした。
昼食を食べて、することがなかったので身体でも動かそうと、街の中に作っていたグランドへ足を運ぶ。簡単に言えば、陸上競技場のようなものだ。四〇〇メートルのレーンが準備されており、内側の芝生の所はサッカーができるようになっている。
こっちは利用者が多いのだが、これとは別に野球場をつくっているが、そちらの方はあまり利用がない。理由はよくわからないが、初めに教えたスポーツがサッカーだったからだろうか? ただ走るトラックはそれはそれで人気があり、今も四十人程の人が走っている。
俺はサッカーは上手くないので、ストレッチをしてから軽く走ろうとしていた。が、街内放送で俺の事を呼ぶグリエルの声が聞こえた。
『シュウ様、大事な用事があるので、至急連絡してください!』
大事な用事ね。俺小型魔導無線持ってるのに、何でそれに……って収納の腕輪の中じゃ、鳴ったかなんてわかるわけないよな。イカンイカン、携帯電話を携帯しない人と同じになってしまうな。
魔導無線機でグリエルに連絡を入れると、大至急グリエルの執務室まで来てほしいとの事だった。
ちなみに今日の俺のお供は、スライムたちである。足元をカラフルなスライムたちが、コロコロ転がっている。
グリエルに呼びだしをくらったので、急いでグリエルの執務室へ向かった。
「あぁっ! シュウ様! よかったです。早速報告させていただきます。ミューズの門に配置していたリビングドールが、撃破されました」
「えっ?」
あのリビングドールは、並のSランク冒険者でもそう簡単にやられないはずなんだけど……
「相手は何人だ?」
「一人です。門番達の目撃情報を聞く限り、おそらく聖国所属のトリプル冒険者だと思います」
「聖国の差し金か?」
「そこはわかりませんが、教皇の判断という事はおそらく無いと思います。あれだけボコボコにされたのですから、またああいう風にされたがるわけないですよ。
ミューズで起こった事をはじめとして、上層部の徹底抗戦論を教皇も抑えきれなくなったか、教皇の知らない所で派遣されたか、その冒険者が独自の判断で攻めてきたかの、どれかではないでしょうか?」
「多分そうだよな。確認しておかないとな……勇者ではないけど、ちょっとレベル高すぎじゃねえか?
六九七ってさ。俺のレベルが今五ニ一なのに、一七〇以上高いし、こいつのスキル軒並みLv十なんですけど……トリプルの冒険者って、明らかに強さの桁が違うんだが。どうするか……」
「それを決めるために、シュウ様に来てもらったんです」
「だよな、スキルを見る限り、シュリを中心として戦えば問題ないと思うけど、いきなり戦うのはリスクが高いしな。ダンジョンに入ってもらって、DPで強化した魔物をあててみるか」
そういって準備を始める。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる