505 / 2,518
第505話 バザールの暴走
しおりを挟む
追加のドッペルを召喚してから、二週間が経過した。
「スプリガンのみんな、ドッペルの様子はどう?」
「そうですね、元々ご主人様が憑依していた個体と一緒に冒険していた個体が、中心となってパワーレベリングしてますね。かなりレベルが上がってますね。二週間後には問題なく仕上がると思います」
大丈夫っぽいな。そういえば、
「バザール!」
「主殿、どうしたでござるか?」
「ダンジョンバトルって続けてる?」
「もちろんでござる! 今回でござるが格下なようで、もうそろそろ決着がつくのではないかと思うでござる。それにしても陸地での骨ゲーターでござるか? あれはやばいでござるな。強いのは噛みつきだけだと思ってたでござるが、あの尻尾は凶悪でござった。
鎧着た亜人の身体を尻尾でないだら、綺麗に鎧が引き裂かれてたでござる。某は絶対に相対したくないでござる」
打撃系に弱い骨系のアンデッド。お前、骨ゲーターと同類じゃん! お前にもアダマンコーティングしてやろうか? チラッ……
「主殿、某は絶対にアダマンコーティングとやらは、しないでくださいでござる! 人間で言うと全身にピッタリとした、ゴム手袋のような物をする感じに近いでござる。某も強くなれるかなと思い、鉄でコーティングを試した時に偉い目にあったでござる」
「全身にゴム手袋か……それは嫌だな、人間だったらさらに汗をかくから、不快指数MAXだな。汗が出ない、呼吸を必要としないとはいえ厳しいな」
「そうでござるよ、知能の低い奴らは大丈夫かもしれないでござるが、某みたいに頭のいいアンデッドには厳しいのでござる!」
バザールがモニターの中の骨ゲーターを見てそう発言すると、映っていた骨ゲーターが、どこにあるか分からないカメラを見て、尻尾をバンバンして威嚇している。
「おぃおぃ、骨ゲーター達が怒ってるぞ!」
「しばらくは近くに行けないでござるな。まぁダンジョンバトルが終わらなければ、会う事もないでござるが……骨のくせにこういう事は、よく覚えているでござるからな」
「お前も骨だけどな」
「ボーンジョークでござるよ。アンデッドはなった時点で、魔石にすべての記憶などが蓄積されていくでござるから、ある一定のランク以上のモノは、それなりの知識を持つでござる。それでも亜人系の魔物に比べれば、比べるのがおこがましい位のバカ共でござるが」
「ほらほら、そんなこと言ってるから、また骨ゲーターが怒ってるぞ! それにしてもだ、ここに来て意外な事実が判明したな。魔物って脳じゃなくて、魔石に記憶なんかが蓄積されるんだな。てっきりアンデッドは、脳みそがないから馬鹿だと思ってたわ」
「そういう主こそ、骨ゲーターたちが怒っているでござるよ。主殿の言っている通り脳みそがないから、馬鹿なのは間違いないでござる。パソコンで言えば、脳がCPUの代わりで魔石がハードディスクといった感じでござろうか?
大きめの脳がある亜人系の魔物は比較的賢いでござる。アンデッドは脳がないから、全身の骨で辛うじてCPUの役目を果たすため、書き込み速度が遅くて馬鹿なのである!」
「何となくわかりやすいな。Lvが上がれば、体や脳の性能が上がるから、賢くなるってことか? 骨ゲーターたちが怒ってるから、今度牛乳風呂にでもつからせてやるか?」
どうやって聞いているのか分からないが、骨ゲーターたちが狂喜乱舞している。そんなに牛乳風呂って嬉しいのか? ネタで言ってみたつもりなのにな。後さ、お前ら全身コーティングされているのに、浸かっても意味あるのか?
そんなことを考えるていると、顎を上下にふっている。分かったから、ダンジョンバトルが終わったら、牛乳風呂用意してやるから頑張ってくれ。
おぃ! ちょっと待て! お前ら防衛のメンバーだろ? 何で階段を下りてるんだ?
「主殿、何をしたでござるか?」
「いやちょっとな。ダンジョンバトルが終わったら、牛乳風呂を用意するって心の中で思ったら、急に骨ゲーターたちが走り出してな……」
「カルシウムでも欲しいのでござるか? 某も牛乳風呂と言われると、こう、なんていうでござるか? 体の中じゃなくて、骨の芯から疼くものがあるでござるな」
「お前もか? お前は自分で準備しろよ? この前牛たちから搾れば、自分で入れた牛乳風呂ができるんだしな」
「っ! ちょっと用事を思い出したので、帰らせていただくでござる。主殿、頭に乗っている手は何でござるか?
ちょっ! 骨なのに痛い! 割れて脳みそが出ちゃうでござる! あっ! 脳みそ元から無いんだった、ってちが~~~~う! 痛いでござる! 離してほしいでござる! 牛たちが某を待っているでござる!」
今どういう状況かと言うと、聖拳を発動してバザールの頭蓋骨を鷲づかみにして、思いっきり力を入れている。せめて俺がいなくなるまで待て!
『おぉ! 骨っ子がアイアンクローをくらってるわね。あれ本当に痛いのよ。今思い出しても痛いわ。おかしな事に、あの時のあなたってまだレベル一だったわよね? 何で神である私が痛がったのかしら? レベルの上がった今やられたら、本当に中身が出ちゃうかもね!』
ってか何でお前は俺に話しかけられるんだ?
『え? DBSの部屋にいるからに決まってるじゃない、そこなら声を届かせることもできるわよ』
そうだったのか……迂闊だった。確かにチビ神に関係する場所だから、届いても不思議じゃないな。
「ちょっと、主殿っ! そろそろ骨がやばい音を上げているでござる! ミシミシとか、メキメキとかやばい音がしているでござる!!」
「おっと、すまんすまん。牛乳風呂を作るのは、問題ないがこのダンジョンバトルが終わってからにしろ。骨ゲーターたちのスピードを考えれば、明日の朝には最前線まで到着するだろ? そっからコアルームまで一日かからんだろ。明日にはきっと終わるから、お前は今日ここに残れ」
「そんな殺生な! 牛乳風呂が……こうなれば! 【眷属強化】 これで進行速度が上がるでござ~~、あいたっ! 主殿何するでござる?」
「お前が率先してダンジョンバトルを早めに終わらせたら、他のダンマスのブラックリストに登録されるかもしれないだろ? ちょっとは考えろ! 今回は許すけど、次はやめろよ」
今回のダンジョンバトルは、暴走した骨ゲーターが夜の間にコアルームまでたどり着き、ダンジョンバトルが終わった。
「スプリガンのみんな、ドッペルの様子はどう?」
「そうですね、元々ご主人様が憑依していた個体と一緒に冒険していた個体が、中心となってパワーレベリングしてますね。かなりレベルが上がってますね。二週間後には問題なく仕上がると思います」
大丈夫っぽいな。そういえば、
「バザール!」
「主殿、どうしたでござるか?」
「ダンジョンバトルって続けてる?」
「もちろんでござる! 今回でござるが格下なようで、もうそろそろ決着がつくのではないかと思うでござる。それにしても陸地での骨ゲーターでござるか? あれはやばいでござるな。強いのは噛みつきだけだと思ってたでござるが、あの尻尾は凶悪でござった。
鎧着た亜人の身体を尻尾でないだら、綺麗に鎧が引き裂かれてたでござる。某は絶対に相対したくないでござる」
打撃系に弱い骨系のアンデッド。お前、骨ゲーターと同類じゃん! お前にもアダマンコーティングしてやろうか? チラッ……
「主殿、某は絶対にアダマンコーティングとやらは、しないでくださいでござる! 人間で言うと全身にピッタリとした、ゴム手袋のような物をする感じに近いでござる。某も強くなれるかなと思い、鉄でコーティングを試した時に偉い目にあったでござる」
「全身にゴム手袋か……それは嫌だな、人間だったらさらに汗をかくから、不快指数MAXだな。汗が出ない、呼吸を必要としないとはいえ厳しいな」
「そうでござるよ、知能の低い奴らは大丈夫かもしれないでござるが、某みたいに頭のいいアンデッドには厳しいのでござる!」
バザールがモニターの中の骨ゲーターを見てそう発言すると、映っていた骨ゲーターが、どこにあるか分からないカメラを見て、尻尾をバンバンして威嚇している。
「おぃおぃ、骨ゲーター達が怒ってるぞ!」
「しばらくは近くに行けないでござるな。まぁダンジョンバトルが終わらなければ、会う事もないでござるが……骨のくせにこういう事は、よく覚えているでござるからな」
「お前も骨だけどな」
「ボーンジョークでござるよ。アンデッドはなった時点で、魔石にすべての記憶などが蓄積されていくでござるから、ある一定のランク以上のモノは、それなりの知識を持つでござる。それでも亜人系の魔物に比べれば、比べるのがおこがましい位のバカ共でござるが」
「ほらほら、そんなこと言ってるから、また骨ゲーターが怒ってるぞ! それにしてもだ、ここに来て意外な事実が判明したな。魔物って脳じゃなくて、魔石に記憶なんかが蓄積されるんだな。てっきりアンデッドは、脳みそがないから馬鹿だと思ってたわ」
「そういう主こそ、骨ゲーターたちが怒っているでござるよ。主殿の言っている通り脳みそがないから、馬鹿なのは間違いないでござる。パソコンで言えば、脳がCPUの代わりで魔石がハードディスクといった感じでござろうか?
大きめの脳がある亜人系の魔物は比較的賢いでござる。アンデッドは脳がないから、全身の骨で辛うじてCPUの役目を果たすため、書き込み速度が遅くて馬鹿なのである!」
「何となくわかりやすいな。Lvが上がれば、体や脳の性能が上がるから、賢くなるってことか? 骨ゲーターたちが怒ってるから、今度牛乳風呂にでもつからせてやるか?」
どうやって聞いているのか分からないが、骨ゲーターたちが狂喜乱舞している。そんなに牛乳風呂って嬉しいのか? ネタで言ってみたつもりなのにな。後さ、お前ら全身コーティングされているのに、浸かっても意味あるのか?
そんなことを考えるていると、顎を上下にふっている。分かったから、ダンジョンバトルが終わったら、牛乳風呂用意してやるから頑張ってくれ。
おぃ! ちょっと待て! お前ら防衛のメンバーだろ? 何で階段を下りてるんだ?
「主殿、何をしたでござるか?」
「いやちょっとな。ダンジョンバトルが終わったら、牛乳風呂を用意するって心の中で思ったら、急に骨ゲーターたちが走り出してな……」
「カルシウムでも欲しいのでござるか? 某も牛乳風呂と言われると、こう、なんていうでござるか? 体の中じゃなくて、骨の芯から疼くものがあるでござるな」
「お前もか? お前は自分で準備しろよ? この前牛たちから搾れば、自分で入れた牛乳風呂ができるんだしな」
「っ! ちょっと用事を思い出したので、帰らせていただくでござる。主殿、頭に乗っている手は何でござるか?
ちょっ! 骨なのに痛い! 割れて脳みそが出ちゃうでござる! あっ! 脳みそ元から無いんだった、ってちが~~~~う! 痛いでござる! 離してほしいでござる! 牛たちが某を待っているでござる!」
今どういう状況かと言うと、聖拳を発動してバザールの頭蓋骨を鷲づかみにして、思いっきり力を入れている。せめて俺がいなくなるまで待て!
『おぉ! 骨っ子がアイアンクローをくらってるわね。あれ本当に痛いのよ。今思い出しても痛いわ。おかしな事に、あの時のあなたってまだレベル一だったわよね? 何で神である私が痛がったのかしら? レベルの上がった今やられたら、本当に中身が出ちゃうかもね!』
ってか何でお前は俺に話しかけられるんだ?
『え? DBSの部屋にいるからに決まってるじゃない、そこなら声を届かせることもできるわよ』
そうだったのか……迂闊だった。確かにチビ神に関係する場所だから、届いても不思議じゃないな。
「ちょっと、主殿っ! そろそろ骨がやばい音を上げているでござる! ミシミシとか、メキメキとかやばい音がしているでござる!!」
「おっと、すまんすまん。牛乳風呂を作るのは、問題ないがこのダンジョンバトルが終わってからにしろ。骨ゲーターたちのスピードを考えれば、明日の朝には最前線まで到着するだろ? そっからコアルームまで一日かからんだろ。明日にはきっと終わるから、お前は今日ここに残れ」
「そんな殺生な! 牛乳風呂が……こうなれば! 【眷属強化】 これで進行速度が上がるでござ~~、あいたっ! 主殿何するでござる?」
「お前が率先してダンジョンバトルを早めに終わらせたら、他のダンマスのブラックリストに登録されるかもしれないだろ? ちょっとは考えろ! 今回は許すけど、次はやめろよ」
今回のダンジョンバトルは、暴走した骨ゲーターが夜の間にコアルームまでたどり着き、ダンジョンバトルが終わった。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
クラス転移で裏切られた「無」職の俺は世界を変える
ジャック
ファンタジー
私立三界高校2年3組において司馬は孤立する。このクラスにおいて王角龍騎というリーダーシップのあるイケメンと学園2大美女と呼ばれる住野桜と清水桃花が居るクラスであった。司馬に唯一話しかけるのが桜であり、クラスはそれを疎ましく思っていた。そんなある日クラスが異世界のラクル帝国へ転生してしまう。勇者、賢者、聖女、剣聖、など強い職業がクラスで選ばれる中司馬は無であり、属性も無であった。1人弱い中帝国で過ごす。そんなある日、八大ダンジョンと呼ばれるラギルダンジョンに挑む。そこで、帝国となかまに裏切りを受け─
これは、全てに絶望したこの世界で唯一の「無」職の少年がどん底からはい上がり、世界を変えるまでの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カクヨム様、小説家になろう様にも連載させてもらっています。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる